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Yamareco

記録ID: 311422
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

八経ヶ岳と双門

2013年06月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:00
距離
22.9km
登り
2,271m
下り
2,270m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:50熊渡−5:15カナビキ谷分岐−6:30ナメリ坂−7:20高崎横手出合−8:35八経ヶ岳−9:20弥山小屋−10:15狼平避難小屋−双門コース−15:25金引橋−15:50熊渡
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道309号線、熊渡に駐車し発・着
コース状況/
危険箇所等
熊渡には駐車場はありませんが、道路沿いにスペースがあります。
7〜8台停められるでしょうか。

双門への分岐には特に標識等ありません。
きっちり間違えてしまいました。

カナビキ谷はひたすらの登りです。
と云うことは復路では只々下りになります。
登山路はしっかりしており、危険なところはありません。

ナメリ坂から弥山辻までは基本稜線歩きになり、快適な道です。
八経ヶ岳から弥山小屋、狼平はアップダウンするものの特に危険な場所はありません。

双門コースは思いの外ハードでした。
テープマーク、ケルン等でコースは分かり易いですが、粘土質で滑り易い箇所があり何度か転倒しました。
梯子、鎖、鉄製杭等を設置してくれているので安心して通れました。
鉄製の渡橋が不安定で今にも外れそうな物もありますので注意が必要です。
熊渡からスタート!
2013年06月17日 04:52撮影 by  DSC-WX10 , SONY
6/17 4:52
熊渡からスタート!
今日もいい天気です。
2013年06月17日 07:17撮影 by  DSC-WX10 , SONY
6/17 7:17
今日もいい天気です。
時々視界が開けて周りが見渡せます。
2013年06月17日 07:47撮影 by  DSC-WX10 , SONY
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6/17 7:47
時々視界が開けて周りが見渡せます。
100名山29座目登頂!
2013年06月17日 08:48撮影 by  DSC-WX10 , SONY
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6/17 8:48
100名山29座目登頂!
弥山小屋前に広がる国見八方睨へは苔街道が続きます。
2013年06月17日 09:22撮影 by  DSC-WX10 , SONY
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弥山小屋前に広がる国見八方睨へは苔街道が続きます。
狼平避難小屋から双門へと入りました。
2013年06月17日 10:21撮影 by  DSC-WX10 , SONY
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6/17 10:21
狼平避難小屋から双門へと入りました。
この滝の横で水分補給完了。
2013年06月17日 14:03撮影 by  DSC-WX10 , SONY
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6/17 14:03
この滝の横で水分補給完了。
弥山川の下流は伏流していました。
2013年06月17日 15:21撮影 by  DSC-WX10 , SONY
6/17 15:21
弥山川の下流は伏流していました。
行きはここで間違って真っ直ぐ進んでしまいました。
2013年06月17日 15:31撮影 by  DSC-WX10 , SONY
6/17 15:31
行きはここで間違って真っ直ぐ進んでしまいました。

感想

奈良県、大峰山系の八経ヶ岳を登ってきました。
レンタカーで前日の夜に出発し、国道309号線熊渡で車中泊です。
熊渡には標識等無く、行き過ぎてしまい川迫ダムで気付き引き返しました。
道路が少し広くなっており、多分ここやろと駐車して早速ビールでひとり宴会開始です。

翌朝4時20分に目覚ましで起き、準備を整え50分にスタートしました。
薄らと雲が掛かっていますがいい天気です。
林道を快適に歩いていたんですが、ぼんやりしていたのでいつの間にか斜面を登り出しています。
おかしいな?と思いつつそのまま進んでしまいカナビキ谷を登るはめになりました。
割と急な斜面をほぼ100パーセントの登りです。
これは下るのはしんどいな、とこの時は自分を納得させたんですが・・・。

いつも通りに汗をまき散らしてナメリ坂から高崎横手、レンゲ道へと進みましたがこちらは稜線歩きの気持ちのいい道です。
弥山辻から少し登ると八経ヶ岳に到着。
100名山29座目の登頂です。
山頂には何やら茶色い生き物が!
もしかして熊!?と思いきや大きな犬でした。
先客の女性がレトリバーらしき犬と休んでいました。

私も少し休んでから弥山小屋へと下り周辺を散策、小屋でコーラでも飲もうか、と玄関に廻るも「しばらく留守にします」との看板が出ており扉も閉まっていました。
仕方なくそのまま狼平へ向かいます。

狼平避難小屋からは行きで通るはずだった弥山川、双門です。
しかし、“上級コース下山禁止”の看板が・・・。
まあ時間もあるしゆっくり行こう、と下り始めました。

最初は渡渉を繰り返しますが、テープマークをしっかりしてくれており渡渉箇所にはケルンを積んでくれていますので順調に歩きます。
途中昼食を含む休憩をいつもよりしっかり取りましたが段々と足が重くなってきました。
疲労具合に比例して汗の量も増え、飲み水が見る見る減ってきます。
沢沿いやからいつでも補給できるやろ、と高を括っていましたが滝を大きく巻いたりするので水から遠ざかる時があり、残りはボトルに二口程度となりました。
ようやく再び沢に出て貪るように水を飲みボトルにも補給しました。

喉を潤し元気いっぱいにリスタート!
のはずやったんですが足の重さはそのままでした。
踏ん張りが効かず、土の斜面を下る時に足下が滑り、その度に尻餅を着いてしまいます。
依然汗は止まらず、全身ずくずくで泥だらけの体を沢で洗いながら下り続けようやく広い河原に出てきました。
途端に流れが伏流してしまい水の無い河原を歩きます。

林道に這い上がった時はヨレヨレで、そこから車までヨタヨタとした足取りで歩きました。
なんとか無事に熊渡に到着し本日の山歩きを終えました。

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コメント

八経ケ岳 山頂でラブラドールと一緒に居ました。
先日はどうも。
八経ケ岳の山頂で茶色のラブラドールと居た者です。
復路は双門ルートで無事に下りられたんですね。
私はあれから明星ヶ岳→狼平を経て西口トンネルに戻ろうかと計画しておりましたが予想以上の暑さで、手持ちの水分も不安でしたのでそのまま愛犬と下山しました。

いつか私も双門ルートに挑戦してみたいです^^
2013/6/23 14:51
こんにちは
コメントありがとうございます。
あの時はほんまにビックリしたんですよ!
さすがに熊、とは思いませんでしたが・・・。

ワンちゃんと登山って素敵ですね!
おとなしくて賢そうやから一緒に行けるんかな?
下りで引っ張られたりしたら怖そうやけど。

あの後絶好調やった足が徐々に重たくなり、最後はグダグダになってようやく帰りつきました。
やっぱり山はなめたらあきませんね。
2013/6/26 15:29
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