白山 白川郷平瀬から転法輪谷
- GPS
- 11:44
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 2,642m
- 下り
- 2,627m
コースタイム
天候 | 晴れのち午後2時ころから雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
平瀬の林道入り口ゲートから白山公園線はアスファルト舗装の道路。 小石等の落下物多し、自転車はパンクに注意が必要。 |
その他周辺情報 | 道の駅に隣接した「しらみずの湯」 大人700円 |
写真
感想
graveltreckは白山の「東面大地」経由のスキー登山にまだ行けていない、昨年一度挑戦したが雪がなくて撤退している。
山頂からの滑走動画です
こちらは360度天球動画です
こちらは下部樹林帯の360度天球動画です
tooruohさんにLINEで白山に行きませんかと問い合わせたら、この天気の悪いGWに体を持て余していたそうで、二つ返事で同行決定。
「3時半に出発しましょうか?」と問いかけたら、「2時半出発です。」と・・・ww
待ち合わせ場所と出発点は同じ道の駅飛騨白山。
自宅を午前0時に出発して、道の駅には1時40分ころ到着。すぐに準備を始めると、ほどなくしてtooruohさん到着。
約束の2時半にスタートするが、ここから14kmは自転車を使ってのアプローチになる。
一生懸命ペダルを回して2時間ほどのアルバイト、これ強烈です、登山前に足が売り切れます。
しかし、graveltreckのMTBは電動なので疲れません、tooruohさんは自力でアプローチに拘りますが、私には何の拘りもありません(笑)
アスファルト道路から尾根を一つ乗越すと湿地に降りる。ここからは雪がほぼ繋がってシール歩行が出来る。時々雪切れするが板は履いたままで行けた。
途中で後続に追い越されたおかげで、ルートに迷うことは無くなった。
彼らのトレースを辿れば、googleMAPより正確な地図になる。
しかし、彼らは速すぎてあっという間に引き離されてしまった。
こんな時が痛切に歳を感じる一瞬だ。
白山御前峰の頂上部はガスに隠れて見えないが、tooruohさんが居るので山頂につく頃にはガスはとれるはずだ。
太陽が顔を出しているので、graveltreckから見える景色は最高だ。
転法輪谷はgraveltreckが想像していた以上に雄大で、氷河に削られたかのようなU字型の谷は数百メートルも有ろうかという幅を持っていて、ここに来た登山者を包み込むかのような優しさを見せてくれる。
山頂直下の東面の級とを急登をブーツだけで登りきり、昨晩降った雪のおかげで真っ白に化粧した山頂へ到着。
20cm以上もある新雪を踏んで、tooruohさんと喜びを分かち合った。
北西の風は強く気温も低いので、山頂の奥社へお参りをしたら早々に下山。
山頂脇で板を履き、硬くてガリガリの斜面を横滑りで標高を落として、少し下の北斜面へドロップ。
北斜面は昨晩の雪が積もっているが、東から南向きは積もらず飛ばされた様で氷化斜面がむきだしだった。
モナカのおかげで板が回しにくい、数度しりもちをつきながら斜度の緩む下部まで我慢の滑走。
山頂から10数分で台地上の平坦地へ到着。
ここらでカップラーメンを食べようと話していたが、相変わらず風が冷たく当たるので、もう少し標高を下げて風裏に隠れようとtooruohさんと協議。
通称コブラツリーというこの界隈ではすっごく有名な枯れ木を通りすぎて、もう少し下でラーメンタイム。
サーモスのお湯は一度沸かし直して、熱々のカップラーメンを食べる!graveltreckが唯一持ってる拘りがこれだ。(笑)
あとは取付きの藪まで、木の枝と格闘しながら滑り降りウイペットを斜面に刺しながらクライムダウンでアスファルトに降り立ち、MTBで冬季ゲートまで。
途中で雨が降り出したが、大きく濡れることなく車へ帰着。
tooruohさん、今日はほとんど世話になりっぱなしでした、ありがとうございました。
イマイチな天気でGW突入となったが、行き先に悩んでいた。そんな折、graveltrekさんから白山へ東面台地から登りませんかとのお誘い。それは良い、そうしましょう!と平瀬の道の駅からMTBでスキーを担いで出発した。
graveltrekさんはハイパワーのEMTB!!こっちはロートルパワーMTBだ(汗)。脚を温存したくて、あまり無理をしないようにペダルを漕いだが、引っ張られる形で予定よりは早く取付点に到着できた。
薮コギをして台地に乗り上げると、イメージしていたより雪は少なかったが、シール歩行開始。所々、雪が切れているがまあ、許容範囲内。昨日の雨で心配だった雪面の縦溝もほとんどなく、転法輪谷に入ると上部は新雪で真っ白になっていた。途中、4人の山スキーヤーに追い抜かれたが、その先頭の方はヤマレコでよく拝見しているo36さんだったようだ。すごい勢いで抜かれてあっという間に御前峰へのスカイラインを上り詰めていた。ただただ、嘆息するしかないのだが、アラカンコンビはマイペースで山頂を淡々と目指すのみだ。
ガスで覆われていた山頂もいつの間にか青空に映え、我々も山頂までのステップを追った。今回は軽量化でアイゼンは持ってこなかったが、ステップがあったのとキックステップが気持ち良く刻めたので問題は無かった。graveltrekさんは呆れていたが、結果オーライという事にしておいて下さい。
御前峰からの展望はいつも雄大だ。霊峰と讃えられる理由が分かる。達成感を十分味わったら山頂からスキー滑降だ。先に降りて行ったスキーヤーのアドバイスを受け東面台地に滑り込み、緊張と悦楽を味わいながらターンを刻み転法輪谷に落ちて行く。疲れた脚には少し重く感じる雪であったが、解放感に満ち溢れた転法輪谷は素晴らしい。高度を落とすと重めのザラメ雪になって行くが、気持ち良く滑り降りることができ、楽しさに疲れも一気に吹き飛んだ。
斜度も落ち着いたところで休憩したが、優しいgraveltrekさんはtooruohの分のカップラーメンも用意していてくれていた。五臓六腑に染み渡る優しいカップラーメンであった、ありがとうございました。
後はすったもんだしながらも雪を繋ぎ、取付口まで戻り、道の駅までMTBダウンヒルを楽しんだ。道の駅となりに温泉施設もありそのまま直行、完璧な一日(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する