ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3136259
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

ワープ不発!ガチ雪山の岩木山(東北の百名山チャレンジ12/15)

2021年05月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
10.8km
登り
1,199m
下り
1,197m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
1:22
合計
6:40
距離 10.8km 登り 1,199m 下り 1,201m
9:01
9:01
12
9:13
9:14
14
9:27
9:27
21
9:49
9:52
85
11:17
11:26
39
12:06
12:12
0
12:12
12:22
6
12:27
12:33
5
12:37
12:46
8
12:54
13:09
4
13:14
13:17
7
13:25
13:30
5
13:35
13:37
32
14:09
14:20
36
14:56
14:57
19
15:15
15:15
10
15:25
15:25
7
15:32
15:32
4
15:36
15:36
1
15:37
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
嶽温泉の嶽コース登山口。登山届もここで
2021年05月03日 08:55撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 8:55
嶽温泉の嶽コース登山口。登山届もここで
稲荷神社
2021年05月03日 09:00撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 9:00
稲荷神社
数ヶ所標識あり。ただしほとんどピンテはなし
2021年05月03日 09:28撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 9:28
数ヶ所標識あり。ただしほとんどピンテはなし
この辺りから雪がでてきた
2021年05月03日 09:44撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 9:44
この辺りから雪がでてきた
晴れてくれないかな、、、
2021年05月03日 09:56撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 9:56
晴れてくれないかな、、、
この辺りから白くなってきた。
2021年05月03日 10:29撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 10:29
この辺りから白くなってきた。
スカイラインに合流。2コーナーほど舗装路を歩く
2021年05月03日 11:13撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 11:13
スカイラインに合流。2コーナーほど舗装路を歩く
合流部で振り返ると奥さんががんばって登坂中1
2021年05月03日 11:13撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
3
5/3 11:13
合流部で振り返ると奥さんががんばって登坂中1
12本爪アイゼン初装着。ピッケル練
2021年05月03日 11:44撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
4
5/3 11:44
12本爪アイゼン初装着。ピッケル練
鳥海山手前の小屋付近
2021年05月03日 12:06撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 12:06
鳥海山手前の小屋付近
叱られて立たされてるわけではありません
2021年05月03日 12:06撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 12:06
叱られて立たされてるわけではありません
岩場になりアイゼンだと怖い。爆風で吹っ飛びそう
2021年05月03日 12:30撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 12:30
岩場になりアイゼンだと怖い。爆風で吹っ飛びそう
山頂の祠
2021年05月03日 12:55撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
3
5/3 12:55
山頂の祠
ピラミッド!風が吹き荒れてる
2021年05月03日 12:55撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
4
5/3 12:55
ピラミッド!風が吹き荒れてる
岩木神社
2021年05月03日 12:55撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
3
5/3 12:55
岩木神社
山頂小屋
2021年05月03日 12:59撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 12:59
山頂小屋
やったぜ!
コジローくん、岩木山を制す
2021年05月03日 12:59撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
3
5/3 12:59
コジローくん、岩木山を制す
自然の造形美
2021年05月03日 13:15撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
4
5/3 13:15
自然の造形美
5月ですよね、、、
2021年05月03日 13:23撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 13:23
5月ですよね、、、
鳳鳴ヒュッテ。ここでレジェンドと遭遇
2021年05月03日 13:26撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 13:26
鳳鳴ヒュッテ。ここでレジェンドと遭遇
おかわり登頂に向かうレジェンド
2021年05月03日 13:29撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 13:29
おかわり登頂に向かうレジェンド
自然の造形美その2
2021年05月03日 13:32撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
3
5/3 13:32
自然の造形美その2
帰りは夏道。その入口
2021年05月03日 13:36撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/3 13:36
帰りは夏道。その入口
倒木・踏み抜きが多く歩きづらいことこの上ない
2021年05月03日 13:42撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 13:42
倒木・踏み抜きが多く歩きづらいことこの上ない
八合目トイレはスカイラインが休みだと開いてない
1
八合目トイレはスカイラインが休みだと開いてない
稲荷神社まで下りてきた
2021年05月03日 15:34撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/3 15:34
稲荷神社まで下りてきた
撮影機器:

感想

青森県最高峰の岩木山(1,625m)。津軽富士と言われ市街からの山容は悠然かつ壮大で八甲田山からもとても美しく見えた。個人的な印象では南部富士とも言われる岩手山にも重なる、一言で言うとカッコいい山。

昨日登りたかったが冷たい雨だったため、八甲田山雪中行軍資料館へ。山岳遭難史で210名中199名が死亡したという類を見ない雪山遭難。映画の健さんの姿や、行軍のリーダーを務めた北大路欣也さん扮する神成大尉が吐く「天は我々を見放した」という台詞が我々には刷り込まれてる。

さて、今日もてんくらC、登山天気もDと、基本雪山に登っちゃいけない天気予報だが、平場の天気予報は曇りで、てんくらの風速も20m/sをギリ切るくらいたったので、スケジュールの都合もあり昨夜、決行決定。

というのも、八合目まで津軽岩木スカイラインという有料道路があり、さらに八合目から九合目まではリフトもあるワープが可能な至れり尽くせりの山だからである。

しかーし、津軽の神は全然甘くなかった。朝八時前にスカイラインもリフトも前日の降雪のため通行止めに!古代進「ワープできません!」。いきなりガチで下の登山口から登ることに!

夫婦で「石垣にーさん」と呼ぶKeith Richardsさんの山行記録を参考に、嶽温泉の登山口から嶽コースを進む。スタート時に一緒になったワンボックスのおにーさんがサクサク先行(速い)。

八合目までは石垣にーさん曰わく「修行」のごとく、途中までは落ち葉で滑る、途中からは雪の結構な傾斜の林間コースをひたすら黙々と登る。がんばるぞ、がんばるぞ、とつぶやきながら…。

八合目手前のスカイラインにぶち当たる直前に12本爪アイゼン装着。そこで男性お一人が先行。さらにもう下ってくる男性お二人。「八合目で風が強いので降りてきた。俺たち下りてきたからこの先、晴れるよ(笑)」と。

スカイラインはこの方々のアドバイス通り2コーナーほど舗装路を登り、やっとこさクルマで走れればスタートラインに。ここまでで、相当なエネルギーを消費…。

普段はここからリフト下を進むと「そこを歩かないで」と放送されるようだが、今日は営業してないので人っ子一人おらず、そんな放送されるはずもなく、だだしリフト下は直登するのでかなーりキツい。相当強い風を受けながらゼイゼイ…。支柱は何本あるのか、、と半目になりながら登る。

九合目の鳥海山(山形・秋田のとは別ね、こちらはとりのうみ)の小屋で少し休み、ここからは少し下って夏道に合流、雪があまりついてない岩場を進むが、まさに昨日見た雪中行軍並みの強風。こりゃ間違いなく20m/s超えてるー、身体がもってかれてるー、と耐風姿勢。一歩一歩登っていく。

奥さんは今日が12本爪が初めて。半ベソをかきながらがんばって付いてきてくれる。とにかく風が強く(ただ、降雪がなかったのでホワイトアウトはぜず、コースもわかりやすいのでそこは安心だった)、ストックがあってよかった。

鳳鳴小屋を経て、さらに岩場を登るとやっとこさ山頂小屋が見えてきて(ゆきやまあるあるで「コンディションが悪いときほど、画像がない」)爆風の岩木山山頂に。夫婦で抱き合う!やったー!!

写真撮影もそぞろに、吹っ飛ばされそうなので早々に撤収。下りの岩場はかなり怖く、風で身体がスッと軽くなったりしてバランスがとりにくい。山頂部手前で上級者の雰囲気バリバリのチェーンスパイクの男性お二人とすれ違い。

鳳鳴小屋まで下ると百沢コースから登ってきた方がアイゼンを外しデポしていて、「この先、風が強いのでをつけてくださーい」と声をかけたら「大丈夫。実は今日、一度登ってるから。足跡あったでしょ…」と言われ愕然!。本日二度目のおかわり登山をされているレジェンドに余計な声を掛けてしまい赤面!確かにこの先の岩場はアイゼンはないほうが危なくない気がするがおそるべし。

下りは夏道を。これがまたなかなか大変で倒木、踏み抜きが多くこちらも大変。登りにこっちを選択していたらさらに大変だったかも(でも、この頃になると眺望がでてきて、それはきれい!)。

八合目からはまたまた修行で雪の林間コース、落ち葉の夏道を下ってなんとか帰ってきた。朝、ご一緒した御仁は九合目で強風のため撤退されたとのこと)。雪山登山の疲労だけでなく、悪天候で気と身体をを張っていた分の疲労感と、下から登ったからこそ、あの爆風で登ったからこその達成感!

おそらく今日山頂まで登れた中で女性はうちの奥さんだけじゃないかと、ちょっと思ったのでした。すごいよね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:451人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら