【大菩薩連嶺の縦走】柳沢峠〜大菩薩嶺〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山


- GPS
- 09:00
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:52
天候 | 1日目:晴れ→雪→曇りと強風 2日目:晴れ、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 13:15すずらん昆虫館前〜13:45甲斐大和駅(栄和交通甲斐大和行きバス) |
写真
感想
ずっと行きたかった大菩薩嶺にようやく。せっかく行くなら小屋に泊まってゆっくり楽しみたいと思い、介山荘一泊の縦走してきました。
1日目は塩山駅から落合行きバスで、柳沢峠下車。ここからいくつもの峠を経由して大菩薩嶺へ向かいます。
柳沢峠から六本木峠の道はとても歩きやすい。ブナの道として整備されていて、起伏がそれほどなく、高原の森林歩きを楽しめます。新緑や紅葉の時期は素晴らしいと思います。
六本木峠から丸川峠までは、辺り一面が苔むした岩場を進みます。緑が気持ちいい。
鶏冠山を通り過ぎるくらいで、前方に大菩薩嶺が見えてきます。この時点で標高はそれなりにありますがそれでも、堂々とした佇まい。そして結構遠く感じます。
しばらく進んで急に開けたところが丸川峠。ここに丸川山荘もあります。
ここからいよいよ大菩薩嶺目指します。徐々に肌寒くなり、足元には霜、そして氷も。ずいぶん冷えるなと思ってたらパラパラと雪が降ってきました。ひたすら歩いた先に、よくガッカリされる大菩薩嶺山頂があります。ここでお昼ごはんにして、雷岩からの眺めを見に行きました。ただ、雷岩だけでなく雷岩から介山荘までの稜線全体が見どころですね。
風が冷たいし強いし、雪も降ってるので早々に山荘へ。お土産をたくさん買って生姜湯で温まりました。夕暮れ時は夕陽を眺めに。これも風が強くて寒かった!そうそう、ここからの夜景はすごいです。夜景より星空派ですが、それでも宝石箱のように煌めく甲府と首都圏の眺めは凄かった。
2日目は早起きして朝日。首都圏側から上がってくる朝日を見送ったら、雷岩まで散策。この時も風は強かったけど、富士山や南アルプスは雲がはれてました。
夜もそうでしたが、山の上でしっかりしたごはんが食べられるのは幸せです。朝ごはんを食べて山に備えます。
まずは小屋の裏手から熊沢山を経由し石丸峠へ。石丸峠に降りる場所の眺めが素晴らしいです。はるか下ったところに石丸峠があり、そこから右手へゆるやかに稜線が続き、小金沢山、富士山と続く眺め。この開放感のある稜線歩きと眺めが大菩薩連嶺の最大の楽しみです。
この前も来た石丸峠を過ぎ、小金沢山へ向かいます。その途中にひっそりある天狗棚山の岩からの眺めが、このコースでは随一の眺めです。天気が良くて風がなければここで休憩も最高だと思います。
気持ちのいい笹原歩きは一旦終わり、森に入ります。ここから小金沢山までは思ったよりハード。
岩場と森を頑張って進んだら、秀麗富嶽十二景の2番、小金沢山到着。富士山方向の眺めは抜群、山頂は広々としています。
本日最後の目的地、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ。山頂手前の一旦草原になるところは、ちょっとした秘境感があって好きです。ゆるやかに登った先がこちらも十二景の2番、牛奥ノ雁ヶ腹摺山です。周りの木々が少ないからか、小金沢山より広々としていて気持ちいいです。富士山方向も、向かう先が急に下っていてその先に稜線と山々なので、様になる景色です。
ゆっくりお昼ごはんを食べたら、すずらん昆虫館へ下ります。ちなみに昆虫館からの登りは相当ハードだと思います。標高差で言えば約600mですが、下った感じはそれ以上にキツそうでした。グラフを見ればわかると思います。
アイスコーヒーをいただきバス待ち。ここはなぜかほっこりする雰囲気で、また来たくなりました。
GWだからか、バスは臨時便が出るほどでした。混雑してそうなのでやまと天目山温泉はパスして帰路へ。
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