霧の谷川岳ひとりじめ(西黒尾根〜田尻尾根)
- GPS
- 06:35
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
平日で登山者も多くないだろうと考え、西黒尾根〜谷川岳〜一の倉山〜ロープーウェイの予定で計画。(梅雨前線の雨は西から上ってきていましたが、午前中は持つだろうと)
ロープーウェイ駐車場に着いてびっくり、24〜28日まで工事の為運休との事、駐車場入れず、登った帰りはどうするか?と思案していたらアベックで登る方が見えたので聞いたみると同じコースで登るとの事、遅れて登る事にしました。
登山口の表示板を上り始め、暫くすると鉄塔の下に出ましたが生憎の曇り模様で景色は見えず。約一時間ぐらいはだらだら登りが続きましたが晴れていないのでかえって暑さはしのげて楽に登れました。樹林帯を抜け、いよいよ岩場が始まると高山植物が岩の合間にあちこち見えてきましたが、ガスっていて風も強く油断はならず。
最初の岩登りは鎖もあって、人が混んでいれば時間かかるだろうな〜と思いながらさっきの2人と一緒に登らせてもらいました。ガスっていて周りが見えないので逆に怖さが無いような・・・だけど晴れていれば絶好のロケイションなのにとがっかりしながら、黙々と登る感じでした。
時々尾根に立つと風が強く吹いてきて不安も感じながらも、這い蹲って花の写真を撮ったり、一人写真を撮ったり、誰も居ないから出来るんだな〜。
高度を確認しながら、そろそろラクダのコルに着くはずだけど? ありました。ラクダの背でした。するとラクダのコルはこの先?ありました、巖剛新道分岐。
まだまだ岩の間の登山道は続きますがとにかく景色は見えず、ひたすら歩く。左手に巨岩の残影が見えるけど、そろそろザンゲ岩のはずがな〜っと、ありましたザンゲ岩の標識。
やれやれガスでさっぱり先が見えないのに予定どうり着きました。ここでおにぎり休憩じゃ〜・・・腹減った。
ここまで登ってきて、体は冷えてないけど手袋は防水じゃないので濡れて冷たいのには参った。
暫く歩くと肩の小屋・トマの耳分岐に出ました、雪だ〜溶けずに間に合った。
ここをロープに沿って歩くと天神平からの登山道に合流、無事肩の小屋に到着しました。ところが管理人さんは下へ荷物を引き取りに行って不在の張り紙有り。
こんな雨の日にロープーウェイも運休なのに、登ってくる物好きはいないわな〜常識で考えて。
とりあえず中で立ったまま休ませてもらいました(暖かー・・・)
さて行くかと気を取り直して、トマの耳〜オキの耳へ到着。天気が良ければ一の倉山まで行くところが・・・残念。
トマの帰りに、登ってくる朝の2人と行き会い、帰りは天神平(田尻尾根から下る予定というと、それが良いとの事でした、ありがとうございました。
今日は誰もいない谷川岳の中でこの2人が居るということが心の支えでした。
帰りは熊穴沢避難小屋で休憩、田尻尾根の雨でぬかった急坂を降りてロープウェイの軌道の下に出、広い道を歩いて到着。
途中で山フキの良いのがありましたが、知っている人は取りにきているようでした。(葉っぱが散らばっていました・・・フキの煮物はうまいだな〜)
どんな天気でも山はいいな〜と実感した一日でした。
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