翁山
- GPS
- 06:41
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 969m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 晴れ。風強い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
吹越峠までは、電力会社の作業道を歩くこととなります 吹越峠から、登りらしい登りを超えた後は、稜線歩きとなります ハリマ小屋からの道との分岐点までは、藪っぽいところもありますが、取り立てて危険個所はありませんでした |
写真
装備
個人装備 |
スパークリングウォーター500mm×2
カップラーメン
サーモス350mm
トレイルミックス
バームクーヘン
キャップ
耳あて
長袖シャツ(秋用)
マウンテンジャケット
メリノウール
長パンツ
靴
ゲイター
チェーンスパイク
靴下
ザック(1ブラックダイヤモンド_NITRO22L)
グローブ
タオル
熊鈴
時計
iPhone
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
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感想
なかなか天候に恵まれない連休ですが、お誘いもあり、東北100名山の翁山に登ってきました
正直、全く知らない山ですが、山形では名の知られた山のようで、麓には山小屋が整備されるなど地元の方に親しまれているようです
行ってみて思ったのですが、宮城側からだと直接の登山道があるわけでもなく、山自体も里からずっと離れているため、なじみが薄く感じます 一方で、山形側は今回登った登山道のように人里にも迫っているために、身近に感じるのかもしれません
そもそも、全般的に奥羽山脈に対して、山形側の方が人里の距離が近い気がします
最上川を中心に耕地を広げつつも、西側は葉山などの山に囲まれ、限りある土地を奥羽山脈に対してもぎりぎりまで伝っていくのに対して、宮城側はまずは平野がありきで山へ伝っていっている気がします
宮城の方が恵まれた土地と言うことになろうかと思いますが、山への意識は山形の方が高い気がします
前段が長くなりましたが、早速登山口へ
と言っても、今回は登山口と言うよりかは、電力会社の作業道を通って、まずは峠を目指すことになります この峠ですが、昔は田代街道と言う立派な峠道で、峠には道標もあったりして、歴史を感じます
なるほど、遠くから見ると峠部分のみ標高が低いというか山が引っ込んでいます
昔の人はこれを見逃さず、街道として整備したのでしょう
峠に到着すると、広い平地に大きな鉄塔が立っています 今は人ではなく、電気が往来している様子
ここから、北に向かって奥羽山脈を北上します
まずは、吹越山へ 200mほどの登りを越え、稜線に出ると、風が強く吹いています さすが吹越
あまり人は通らないのか、道は荒れ気味 迷うことはないですが、枝が顔にあたったりして、腰を低くして進むところも多くありました
吹越を過ぎるとようやく、翁山が姿を現します
これがなかなか遠い この荒れ気味のコンディションで、あそこまでかぁと思いながらも、進んでいくと、左手の先に大きな山塊が
見事な葉山と月山が並んで見守ってくれています 葉山がこんなに立派な山だとは思わなかった 月山のたおやかな峰とは対照的で余計に際立ちます
風が強く吹く中、葉山と月山に励まされながら、翁山山頂到着
歩いてきた稜線の向こうに、船形山や泉ヶ岳も望むことができました
また、北側には栗駒山や神室連峰など1,000mの山とは思えない展望が広がっていました
帰路は、山菜の季節だけに、コシアブラなどを探しながらゆっくりと下山
成果はあまりありませんでしたが、見事なタラの芽を採ることができました
歴史ある峠歩きと、多くの山を望むことができ、宮城と山形の繋がりも多く感じた充実した山行となりました
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