続滋賀イチ♪その44 藪漕ぎ祭で滋賀県境踏破!! 土蔵岳・左千方・安蔵山
- GPS
- 12:44
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,750m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
滋賀ラウンドトレイルのコースを参考に滋賀一周を踏破したのは昨年5月31日。
滋賀一周♪最終章!!その27
https://yamap.com/activities/6520660
それから約1年、滋賀県境を一周する「続滋賀イチ♪」を本日踏破!!
こうして踏破できたのも、週末に快く送り出してくれた家族、一緒に歩いてくれたヤマッパーのごりさん、DARTSさん、「いいね」を押してくれる山友のお陰である。
また何よりも、GPS機能を備えたヤマップ、ヤマレコの山アプリは最大の武器となった。
関わっていただいた、皆様にこの場をお借りして感謝申し上げる。
滋賀イチに勇気を与えてくれたものがあと二つある。
それが以下の2冊の冊子だ。
1つは、「滋岳連創立30周年記念 県境山なみの足跡」。
昨年12月、信楽の朝宮を縦走していた時、「滋賀県山岳連盟創立30周年記念事業 県境全山縦走登山」と書かれたプレートを発見した。
とても気になったので、町内の滋岳連理事T村さんにそのことを伝え、何かしらの記録集が残ってないか確認したところ、出てきたのが上記の冊子である。
冊子の中には、昭和57年9月19日〜昭和58年5月8日にかけ、県内の各山岳会に割り当てられたコースを「リレー登山」の形式で、県境を繋いだ記録が書かれてある。
「栃ノ木峠〜上谷山」「与野〜岩尾山〜御斉峠」は未踏とあり、「あとがき」には、「縦走率80%」「どんどん記録を書きかえることによって山岳文化を育てていただけるよう期待」とある。
じゃ、その期待を勝手に背負っちゃえ!!と勝手に思っちゃった🎵
2つ目は、「近畿分水嶺踏査」である。
縦走していた時、「ラウンド琵琶湖滋賀県境縦走2005」と書かれたプレートを発見した。
つけて歩いたのは、ネットで調べてみると「重廣 恒夫」さんという方であることが分かった。
この方びっくり、エベレストの他、世界の山々の「初登頂」記録を持つ有名な登山家である。
記録や経歴からして、重廣さんが「滋賀イチ」を踏破された初めての方と思われる。
日本山岳会関西支部を通じて重廣さんと連絡をとることができ、メールで滋賀イチをしていることなどを説明した所、重廣さんの滋賀県境縦走の一部の記録と、表紙の「近畿分水嶺踏査」を送ってくれたのである。本当にありがとうございました。
私の年齢や感謝の気持ちをメールで送ると、返信の中に「前途洋々ですね、頑張ってください」とエールをくれた。重廣さんのお年からすると、53歳の年齢は「前途洋々」のようだ。
私は「もう50歳」と、年齢や健康を考え登山を始めた。「まだ50歳」と考え方ひとつ変えるだけで、「挑戦」できることの大切さを重廣さんに教わった。
ヤマップやヤマレコを調べていると、「滋賀県境1周」の記録を残した人は誰一人いない。なら、その第1人者になれるチャンスは私にあると思い県境を行く続滋賀イチを決意した。
さて、今回の「土蔵岳・左千方・安蔵山」コースは、滋賀の秘境であり、縦走するには「冬季限定」と言われている。冬季しか行けないと思っていたが、重廣さんや「近畿分水嶺踏査」を行った関西支部の方々は、冬季以外にチャレンジされていた。しかも地図とコンパス、テントを担いでである。
ちょうどその一部がヤマレコに記録されていたのを見つけた。
2011年10月22日「登谷出合〜戸谷〜土蔵岳〜猫ヶ洞〜大岳〜田戸」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146666.html
かなり、藪や笹に悩まされていることが伺える。
また、重廣さんからの情報では、「石楠花の藪に悩まされた」との情報をいただいた。
冬季に縦走されたヤマッパーshimoさんの記録から、ブナ林がかなりあることが伺える。
【奧美濃】江美国境尾根縦走
https://yamap.com/activities/10015958
【奧美濃】霧氷??江美国境尾根縦走
https://yamap.com/activities/10168797
ヤマレコユーザーの yamaneko0922さんもこの冬季に縦走されている。
横山岳〜神又峰〜三国岳〜安蔵山☆山毛欅の回廊から霧氷の江美国境稜線へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2953320.html
これらの情報から、今回のコースは以下の3つを楽しもうと思った。
・新緑のブナ林を満喫
・新緑の藪漕ぎを楽しむ
・石楠花を楽しむ。
である。
結果はいかに!続きはレポで!!
コメント
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こんばんは
この雪のない時期、ヤブの中、すごいですね。
このルート序盤の土蔵岳と終盤の谷山・安蔵山だけは登りました。(谷山・安蔵山は前日でした)
それ以外の山は、私のレベルではたどり着ける山と思ってないのですが、それを一日でというのは素晴らしいです。
1枚目の本は知りませんでした。今度、図書館で調べてみます。
個人的に参考として、たまに図書館で借りていた本があります(もう必要ないかもしれませんが)
「県境踏査記録集 創立30周年記念」-滋賀山友会/編集 2006年3月
こちらは、ルートも載っており、参考になりました。
y_yoneさん🎵おーきに(o^-')b !
湖北の山行レポはヤマップにはなかなか上がってなくて、ヤマレコのyoneさんをはじめてとするユーザーさんのコースを、何度も何度も眺めておりました。
ホントにありがとうございました。
藪漕ぎのコースでしたが、行った人にしか見られない景色がそこにあります。
死なない程度に、チャレンジして行きたいですね🎵
またどこかの山でお会いしましょう🎵
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