若葉の山毛欅(ブナ)の森を歩く、谷山〜安蔵山(余呉トレイル)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 988m
- 下り
- 991m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道285号菅並〜中河内間は、工事通行止めです。田戸では、中河内方面、通行止めの鎖が張ってます。 中河内からは通行止め地点までは通れるようで、帰りに軽トラやバイクなど何台も見ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■奥川並・八幡神社跡〜谷山 とりつきの神社を探してうろうろしました。神社はおもったより登ったところにありました。道は小灌木・下生えの中、古い道が続いています。ピンクテープも続いてます。P708あたりから山毛欅(ブナ)の森もあり気持ちいいです。 ■谷山〜安蔵山 谷山から安蔵山の間、薄い道・獣道が続いています。テープは見当たりませんでした(少しピンクテープ付けました)。 ちょうど中間点あたりが、余呉トレイルマップでブナ森広場となっているところですが山毛欅が気持ちいいですが、シャクナゲも少しありました。 ■安蔵山〜尾羽梨・日吉神社跡 安蔵山の手前に大きな山毛欅があり、ああたどり着いたと思いました。安蔵山の三角点付近には、昔祠があったとのことで、2本の杉の木が生えていて、場違いな感じでよくわかります。 安蔵山〜尾羽梨はピンクテープがずっと続いていて標高600mくらいまで下るのはとても楽でした。おおむね今の時期どこでも歩けるのもありますが。 しかしだんだんテープも少なくなり、ハイイヌガヤとかユキツバキで道が分かりにくくなります。何度が道を外しました。日吉神社近くなると急の下りで、尾根も痩せて、厳しかったです。 ■この山域は、クマがいます。今回はクマ鈴4連装、ミュージックプレイヤーで音ならしながら歩きました。登山ルートにはマダニがいます。スパッツの装着、ダニ除けは必須です。イカリジンやディート配合のものを使用しましょう |
写真
感想
先週、カナ山から鳥越峠を歩きました。その中で、鳥越峠に近くなったところで、山毛欅の森があり、山毛欅の若葉の中、とても気持ちよかったです。
やっぱり山毛欅の森は気持ちいいなと思い、今週は以前から行きたいと思っていた余呉トレイルの谷山から安蔵山のルートに行ってきました。安蔵山は2年前の秋に訪れたところで、山毛欅の森が気持ちよく、若葉のころ行ってみたいと思っていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1670178.html
なかなか奥深い地であり、県道も通行止めとなっていてどうかと思ったんですが、田戸までは通れるとのことで、そこから歩いてみました。林道では花がたくさん咲いていました。秋に咲くジンジソウに似たハルユキノシタ。滋賀では高時川上流に咲く花なのだそうです。帰ってきてから調べて、初めて知りました。
奥川並に到着し、谷山めざします。谷山へは古い掘られた道が続いていました。途中からは山毛欅の森となり、新緑の中、気持ちよく歩けました。テープも適宜あり、安心して歩けました。山頂近くは少しヤブっぽくなりますが、何とか山頂到着。山頂にはいろいろなマークや名板がありました。谷山山頂には、傷を負った大きな山毛欅がありました。昔に雷にでもあったのでしょう。大きくえぐられた幹でありながら、とても力強く青葉をつけていました。ほかにも大きな山毛欅がいっぱいでした。
谷山からは安蔵山を目指します。こちらのルートは、特にテープもない状態でしたが、獣道がずっと続いていて、それを辿りました。ちょうど安蔵山との中間点あたり、余呉トレイルマップでブナ森広場と記載しているところがあり、少し手前からシャクナゲもあって、ヤブっぽいかと思いましたが、それほどでもなく、大きな山毛欅がたくさんあり、気持ちのいいところでした。
安蔵山近くまで獣道が続きますが、安蔵山近くではまた少しヤブっぽくなり道がなくなりますが、山頂まではもう少し、大きな山毛欅に立ち寄りながら登っていくと安蔵山です。安蔵山山頂にも大きな山毛欅がいっぱい。一番大きな山毛欅は、谷山方面の下ったところの山毛欅でしょうか。安蔵山には、昔お堂がありその前に杉の木が並んでいたと草川氏の本にあります。確かに山頂三角点のところに杉の木が立っていて、山頂の目印になっていました。
安蔵山から下りますが、前回は田戸の近くの梯子から登り、尾根に出るまで苦労した記憶があります。1年前に、谷山から安蔵山をyamanekoさん夫妻とhanabanaさんが歩かれていて、最後の日吉神社の手前で苦労されたとのことですが、雪もない今の時期、がんばればなんとかなるかと思い尾羽梨方面へ。こちらも今の時期、山毛欅の気持ちいい森が続きます。こちらにはピンクテープも続いていて助かりましたが、終盤は少なくなって、少し道迷いしました。細い尾根で気を使いました。田戸からのルート、尾羽梨のルートどちらがいいのか微妙な感じです。
田戸から奥川並に林道を歩いていた時、道端でトチノキを見かけました。この余呉高時川の源流域では、トチの巨樹があるとのことです。昔、新聞に載っていて、興味深く読んだ記憶があります。
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/102248.html
https://www.sankei.com/west/news/151003/wst1510030019-n1.html
トチノキ巨木の森を守るの本によると、小原、田戸、奥川並に巨木群があるそうです。あと、奥土倉にも。
調べてみると、churabanaさんが、小原には何度か来られているようです。
churabanaさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1004863.html
昨年は伊吹山上平寺越えや奥土倉のトチを見にいきましたが、churabanaさんレコを参考にさせていただいて、また、この山域を訪れたいと思います。
今回の山歩きについては、yamanekoさん・hanabanaさんのレコ、参考にさせていただきました。ありがとうございました。
参考にさせていただいたレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2201474.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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yoneさんこんばんは
相変わらずマニアックなルートと落ち着いたレコで和やかな気持ちになります
昨日ハナさんと横山マイナールート歩いて来ました
yoneさんのテープ助かりました
しかし登山道と言うより獣道でダニまみれ!なんでこのルート選ぶのか?不思議ですが、もうハナさんはヤマレコの貴重な華なのですね
ハナさんと一緒に歩くならダニくらいで文句を言うなみたいな感じでしょうか笑
しかし、本気で最後の激下りは命懸けの境地でした
詳細はレコ見て下さい
こんばんは
レコ見ました。横山岳のヤブ山マイナールートの周回、お疲れさまでした。
hanabanaさん、コロナの折、ひとに会わないルートを選ばれたのではないでしょうか。
今の時期、横山岳メインルートの白谷本流とか、一年で一番人が多いころと思います。
・・・
とここまで書きましたが、やっぱり、赤線つなぎでいろんな尾根を制覇が目的ですかね。
この時期ダニは怖いし、クマもいるところだし、でもヒルがいないだけましなのかな?
鈴鹿はそろそろ危なそうですね。
続きは、レコにコメントします。
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