丸川峠〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜石丸峠〜上日川峠〜登山口
- GPS
- 05:46
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
8:14 登山口
8:23 丸川・上日川分岐
9:34 丸川峠
10:31 大菩薩嶺
10:45 雷岩(昼食〜11:10)
11:23 賽の河原
11:25 親不知ノ頭
11:30 大菩薩峠
11:42 熊沢山
11:49 石丸峠
12:29 小屋平
12:55 上日川峠
13:29 千石茶屋
13:34 丸川・上日川分岐
13:50 大菩薩の湯
天候 | 曇り(下山、入浴後雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
山梨貸切バス:大菩薩嶺登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に不明瞭なところはありません。 今回はハイキングで計画したのですが、装備の都合上?トレランになりました。 丸川峠分岐から丸川峠までは結構な急登があり、走れる部分は2割程度? 大菩薩嶺からは、足下の石ころというか岩と、雨上がりの笹のねと地面に気をつければ基本走れます(私はジョギング程度のスピードなので) |
写真
装備
個人装備 |
笛(鈴) 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1 ペットB 500ml
ティッシュ 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
湯 1 テルモス420ml
時計 1
非常食 1 甘いの
帽子 1
入浴用着替え 1
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット 1
GPS 1
カメラ 1
ガイド地図 1
1/25,000地形図 1
|
感想
今回関東遠征二回目、当日朝東京を出発しその日のうちに大阪まで帰れる日本100名山ということで大菩薩嶺に富士山を見に行くことにしました。
塩山駅に7時22分着、7時35分の山梨貸切バスで、登山口に向け出発。乗客は4人、私も含め3人が登山目的のようです。
定刻8時2分に大菩薩嶺登山口に到着。山域の案内図を確認し、トイレを済ませ出発。相変わらずガスがかかってどこが目指す山やら分からない状態。
今回は荷物の関係で(仕事の都合で)トレッキングシューズはかさばったため、トレランシューズを選択し、なのでデイパックもトレラン用。舗装された林道をジョギングでスタート。6月1日のしまなみ海道ウルトラ遠足以来、約一ヶ月ぶりの運動です。慎重にスタート。
10分ほどゆっくりジョギングしていると、丸川峠分岐の駐車場です。標準歩行時間の70%前後を目安にしていたので、ほぼ予定通り。駐車場を抜け、緑のなかを下っていきます。しばらくは舗装がひび割れたような林道をゆっくり登ります。
案内板が現れ、ここから、やっと登山道のようです。いきなりの急登です。
久しぶりの運動と言うことと、今回手違いで、朝ご飯が食べれなかったこと、昼ご飯におにぎり(米)が調達できなかったこと、いつもの行動食であるチョコを調達しなかったこともあり、エネルギーの早期枯渇を警戒し(要は体も山行きのための準備も怠ったので)ゆっくり歩き始めました。汗をかかないよう、呼吸が乱れないよう。
ゆっくり歩くと周りの景色もゆっくり見ることができます。6月末ですが、昨日の雨のせいか緑がとても鮮やかです。これで、ガスがなかったら最高なのですが。
10分くらいして、先行する方を1人追い越しました。基本急登なのですが、時々平らな部分があります。つい、駆け足で登ります。一気に汗が噴き出します。
何度か急登と平坦部を繰り返し、まわり道の表示。結構な急登です。ぼちぼち丸川峠までの最後の急登か?でも、駐車場からは50分弱、ちょっと早いかな?
しかし、また平らな道で思わず走りかけたのですが、きれいな花がいっぱい。先月買ったオリンパスのスタイラスTG625。マクロ、超マクロ撮影を試みますが、ピントが・・・。結局人間の目にまさるレンズシステムはないのか・・・。(マニュアルを読まなければ・・・)
9時30分過ぎ、いきなり丸川荘です。二時間のところ70分弱で到着。カメラで手こずった時間を除くと一時間ほどか。この付近、花が一杯です。
浮き浮きしながら登りかけます。白いガスの向こうには、ホントは、泰然とした富士山が何気なく、しかし、当然のごとく鎮座しているはず・・・・。
夢想しながら登ること約5分、緩やかな登りに変わり、緑に引き込まれるようにジョグ開始。すばらしい!の一言です。ガスはどんどん深くなっていきますが、その分、緑もより真の緑になって。
ぐるぐる道がまわりはじめると、急登が始まり、そして、鋭角に曲がる頃、鈴の音と人の話し声、表ルートからのトレランと思われる4・5人の男性です。余裕やなぁ、笑いながら走り下っていきます。
気がついたら、大菩薩嶺山頂!他の方のレコとか山の本の通り全然眺望はありません。しかし、良い雰囲気です。ミニ3脚をセットして自分撮り。そのうち、雷岩方面からご夫婦づれがの登ってこられ、シャッターを押してくださいました。良い記念です、ありがとうございました。
雷岩方面に下ります。ちょっと石はごろごろしてるけど、なぜか登り?下り?みたいな感じでルートが複数有って、登ってこられる方と鉢合わせするようなことはありません。
ほどなく、雷岩。南側に眺望が開けています、が、真っ白なキャンバス、また、富士山を思い描きます。
今日はトレラン仕様なのでコンロはありません。4時に歌舞伎町のカプセルホテルのレストランで入れて貰ったテルモスのお湯でカップ麺を作り、背中で暖めたビールで、まずは登頂を祝して、小さく「乾杯!」。
直登ルートの真正面に座ったせいか、後から後から、沢山の方が登ってきます。ほんとに老若男女、様々な方たちが数珠つなぎのように登ってきます。雷岩付近はあっという間に、登山者で一杯です。
ビールも飲んだし、カップ麺も食べたし、夢想の富士山も満喫したので、雨に降られないうちに下山しようと、30分弱の休憩でスタートです。
ガスで視界があまり利かないのでよく分かりませんが、大菩薩峠方面への下りも、どうも沢山の登山者のようです。人の話し声や笑い声が沢山聞こえます。踏み跡は複数あるので、一部を除いては登りの方との離合で立ち止まることはありません。
右手のガスの大きな白いキャンバスに富士山や南アルプスの峰峰を思い浮かべながら順調に下っていきます。ルートもしっかりしているし、歩いてもジョギングしても楽しい道です。
親不知ノ頭や賽の河原、いずれも沢山の人です。あちこちに人の塊ができて、ちょうど昼時と言うこともありとても賑やかです。
雷岩から20分ほどで大菩薩峠に到着。記念に写真を撮って、個々も沢山の人なので、水分の補給のみで出発。登り際、小さな白い花を見つけたので写真を撮っていると、熊沢山方面から下ってきた方が、イチゴの花だと教えてくれました。
10分ほど登ると熊沢山です。巻き道なので山頂には行きませんが、今日は登っても真っ白だし。しばらくすると、笹原のなかの急下りです。今日は着替えのなかに替えのパンツが無いので、滑って泥だらけになるわけにはゆきません。笹の葉を避け、粘土質の地面には慎重に足を置き、ちょこちょこ下っていると、石丸峠です。
ここから鋭角に南西方面に向けゆっくり走り出します。今回、逆回りのコースも考えたのですが、左回りにして正解だったようです。大菩薩嶺からもそうでしたが、裂石までの殆どのコースが走れます。一部石ころとか、笹とか、急な下りとかありますが、私程度のジョギングペースであれば問題ありません。
石丸峠からも気持ちよく下り、沢山の花にであいました(いつものとおり、名前は分かりません。花の本を買ったので後で調べてみようと思います)。
ただ、1箇所渡渉する部分があり、案内板通りに走ったつもりがちょっと、それたみたいで、流れのなかの石が小さいような、多少離れすぎているような・・・。いろいろ思いましたが、えいやっと、渡り始めました。しかし、いくらゆっくりとは言え下りで足が疲れていたのでしょう。一生懸命バランスをとりましたが、結局、両足とも水没。しばらくそのまま走りましたが、足が重いのと、靴の中の水がぐちゅぐちゅと気持ちが悪いので、靴を脱ぎ、ソックスを絞り・・・。大休止をしました。
で、周りをよく見ると、登山道もそうですが、木立もしっかりと手入れされ、美しい山です。こんなところを歩けるなんて、なんて幸せなんでしょう!
などといっていると、上日川峠を過ぎ、石丸峠登山口まで下り、気がつけば丸川峠分岐です。
ここから先の、登山口までの舗装路が意外と長かった。やっぱり道は、土の道が一番です。
大菩薩の湯でゆっくりと汗を流し、3時のバスに乗るため缶ビール片手にバス停のベンチに座っていると急に雨が降り出しました。夕立のような強い雨でそんなに長くは降らなかったけど、やっぱり早めの下山が正解のようでした。
今回は、日程が自分で選べなかったこともあり、雨を覚悟しながらも富士山が見たい!との思い出大菩薩嶺にきました。富士山は見られなかったけど、とてもすばらしい緑の山を歩けて幸せでした。
ということで、今回も晴れ男でした!
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