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Yamareco

記録ID: 3150908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

【宮之浦岳】最高の展望をありがとう!(白谷雲水狭〜新高塚小屋〜永田岳〜宮之浦岳〜淀川登山口〜紀元杉バス停)

2021年05月02日(日) ~ 2021年05月03日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
27:05
距離
29.5km
登り
2,629m
下り
2,016m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:54
休憩
0:41
合計
5:35
11:08
4
11:12
11:13
9
11:22
11:25
23
11:48
11:51
10
12:01
12:04
14
12:18
12:24
7
12:31
12:33
9
12:42
12:44
35
13:19
13:20
51
14:11
14:13
22
14:35
14:43
57
15:40
15:49
6
15:55
15:56
47
2日目
山行
7:41
休憩
1:55
合計
9:36
4:37
48
5:25
5:26
25
5:51
5:59
35
6:34
6:37
49
7:26
7:43
41
8:24
8:29
18
8:47
9:45
12
9:57
9:59
70
11:09
11:13
3
11:16
11:16
22
11:38
11:41
10
11:51
11:55
7
12:02
12:05
64
13:09
13:15
36
13:51
13:52
21
14:13
紀元杉バス停
無理しないで早いペース歩くことが計算できると、行動の選択肢が広がっていいなあ、とつくづく感じました。
私のペースであれば、周囲の景色を見渡す余裕もありますし、初日に新高塚小屋まで行くことができたおかげで、翌日に永田岳まで足を延ばすことができ、宮之浦岳でもまったりとした時間を過ごすことができました。
このペースであれば、1泊2日でも無理はありません。
天候 ◆1日目
晴れ→曇り→雨・あられ
天気予報では雨の予報はなかったのですが、まあ、屋久島らしい天気なのか。

◆2日目
終日快晴!
空気も澄んでいて、このうえないコンディションでした。
ただ、朝の冷え込みはきつく、この時期にして登山道が凍っている個所もありました。
南国の暖かなイメージはぶっ飛びました。
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車 飛行機
自宅から鹿児島までは車。
前日に開聞岳、霧島山に登ってから国分で前泊。

◆行き
◇鹿児島空港〜屋久島空港
JAL3741
08:45 鹿児島空港
09:25 屋久島空港

◇屋久島空港〜白谷雲水狭
元々、バスでのアクセス予定でしたが、飛行機の遅れ、荷物の回収遅れ、空港売店・環境案内所でガス缶売り切れによりバスに間に合わず。
近くのガス缶を売っているところ(SOMES)からタクシーでのアクセス。
屋久島空港は待ちのタクシーも少ないということで、要注意。
30分程度で5,500円でした。
白谷雲水狭手前から、かなりの台数の路駐。
タクシーの運転手の方も、この日は多いと言っていました。

◆帰り
◇紀元杉バス停〜屋久島空港
屋久島交通 合庁前行き
14:55 紀元杉
15:58 合庁前

屋久島交通 永田行き
16:35 中央
16:44 空港
友人から、合庁前から10分ほど歩いたところにある蕎麦屋を紹介されて、そちらに。
が、確認せずに行ったら店が空いていない・・・
合庁前に戻っても間に合わないと思っていたところ、先のバス停に行けば間に合いそうだったので先回りで、なんとかセーフ。
バスに乗っていた周りの人は不思議に思っていたに違いない。

◇屋久島空港〜鹿児島空港
JAL3756
19:00 屋久島空港
19:35 鹿児島空港
コース状況/
危険箇所等
登山道は全体によく整備されていると思います。
迷うようなところも特になし。
岩場も多いですが、花崗岩(らしいの)で多少、濡れているくらいでは滑ることもありませんでした。
凍っている場合は除きますが・・・

◆白谷雲水狭〜新高塚小屋
・白谷雲水狭入口はかなりの密状態。
・辻峠を過ぎるとだいぶ人も減ります。
・トロッコ道は歩きやすいのですが景色も変わらず、長いのでちょっと飽きます。
・大株歩道に入ると、さらに人が減ります(時間的な話もあったのかも)。
 14:30過ぎにウィルソン株のところですれ違った日帰りっぽい方もいました。
 遅い下山になりますが、無事に下山できたのでしょうか。
 って、逆に私も無事に小屋に着けたのかと思われているに違いない。

◆新高塚小屋〜永田岳〜宮之浦岳
・朝にかなり冷え込んでいたため、平石岩屋から上部は凍っている個所が出てきました。
 私は一回、滑って転びました。
・平石岩屋から上部は森林限界越えの稜線歩きでもあります。
 非常に気持ちのよい区間。
 これだけ南の山なのに、森林限界が低いというのが不思議です。
・永田岳直下は急な大きな岩のロープ場。
 ロープを頼らないと登ることができないと思います。
 クサリの方が安心感があるのですが、屋久島はなぜかすべてロープ。
・宮之浦岳直下は岩場。
 山頂は人多し。

◆宮之浦岳〜紀元杉バス停
・宮之浦岳からしばらく、気持ちのよい森林限界上の稜線歩きが続きます。
 平石岩屋からこの区間が最高の稜線歩きでした。
 一方でこの区間、すれ違いが多いのと、水が出ている個所があり滑る個所が多いのと、展望が良くて止まることが多いのとで、コースタイム以上に時間がかかりました。
・花之江河は一息つくには絶好のポイント。
・淀川登山口から紀元杉バス停は舗装路歩きです。
 表記では1.7kmの30分でした。
その他周辺情報 ◆観光案内所
空港建物を出て、左手に歩いて1分のところにあります。
事前情報ではこちらでガス缶販売しているということでしたが、この日は全部売れてしまって在庫なしということ。
ホームセンター(SOMES)にガス缶の在庫を確認してくれたり、タクシーを手配してくれたりと至れり尽くせりでした。
ありがとうございました。
帰りには登山協力金1,000円を支払い、ガス缶を回収していただきました。

◆SOMES屋久島店
屋久島空港から歩いて5分くらいのところにあるホームセンター。
県道沿いはコインランドリーと飲食店で、ひと区画山側に登ったところがホームセンター。
店内でのガス缶の場所は、少し、わかりづらいところに。
店員さんに伺って、ようやくガス缶を発見しました。

◆新高塚小屋
GWとはいえ、今年は空いているかと思っていたら、密でした・・・
16:40頃の到着時点でぎっしりで、いったんは外でのツェルト泊を覚悟。
通路スペースにちょうどひと区画分の空きがあったので、そこに滑り込み。
外のテントを数えたところ、夕方時点で30張近くありました。
遅めの到着の方もいたので、最終的には30張を超えていたかもしれません。
混雑が予想される期間中は、早め到着か、念のためのテントまたはツェルト持参が必須だと思います。

◆縄文の宿まんてん(日帰り温泉)
空港から県道を渡って目の前。
日帰り入浴の貸しタオル付きで1,600円。
◆1日目
白谷雲水狭の登山口から出発!
2021年05月02日 11:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 11:05
◆1日目
白谷雲水狭の登山口から出発!
すぐに癒しの空間。
2021年05月02日 11:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 11:10
すぐに癒しの空間。
岩場を登っていきます。滑ることもなく、歩きやすい。
2021年05月02日 11:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 11:12
岩場を登っていきます。滑ることもなく、歩きやすい。
気持ちのよい流れを見ながら歩みを進めます。
2021年05月02日 11:13撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 11:13
気持ちのよい流れを見ながら歩みを進めます。
とにかく水はたっぷり。
2021年05月02日 11:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 11:16
とにかく水はたっぷり。
さつき吊り橋。
2021年05月02日 11:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 11:21
さつき吊り橋。
吊り橋の上からの景色。きれいなのですが、どうにも吊り橋は苦手なので、あまり景色を眺めることもなく、さっさと進みます。
2021年05月02日 11:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 11:22
吊り橋の上からの景色。きれいなのですが、どうにも吊り橋は苦手なので、あまり景色を眺めることもなく、さっさと進みます。
くぐり杉。くぐりませんでしたが。あちこちの杉に、こうした名前が付けられていました。
2021年05月02日 11:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
5/2 11:48
くぐり杉。くぐりませんでしたが。あちこちの杉に、こうした名前が付けられていました。
もののけの森の辺り。だいぶ苔むしています。
2021年05月02日 11:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 11:58
もののけの森の辺り。だいぶ苔むしています。
まあ、苔むしているってことは、足元がぬかるんでいることも多いということですね。
2021年05月02日 12:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 12:17
まあ、苔むしているってことは、足元がぬかるんでいることも多いということですね。
「かみなりおんじ」だそうな。
2021年05月02日 12:18撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 12:18
「かみなりおんじ」だそうな。
辻峠。ここで休憩している人多し。
私もここでお昼ご飯にしようと思い、準備をしてから水分はポカリしかないことに気が付く・・・
しょうがないので、そのままザックをデポして太鼓岩へ。
2021年05月02日 12:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:20
辻峠。ここで休憩している人多し。
私もここでお昼ご飯にしようと思い、準備をしてから水分はポカリしかないことに気が付く・・・
しょうがないので、そのままザックをデポして太鼓岩へ。
太鼓岩からの宮之浦岳は残念な感じ。
2021年05月02日 12:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:34
太鼓岩からの宮之浦岳は残念な感じ。
向かって左、南側の山はなんとか。
2021年05月02日 12:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:34
向かって左、南側の山はなんとか。
ちなみにヘタレなもんで、これより先には行くことができず。
2021年05月02日 12:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:34
ちなみにヘタレなもんで、これより先には行くことができず。
辻峠からはいったん、下っていきます。
2021年05月02日 12:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:47
辻峠からはいったん、下っていきます。
なんか、全体に杉がでかすぎてスケールがよくわからん。
2021年05月02日 13:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:15
なんか、全体に杉がでかすぎてスケールがよくわからん。
楠川分れ。
2021年05月02日 13:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:21
楠川分れ。
楠川分れから先はトロッコ道。
2021年05月02日 13:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:21
楠川分れから先はトロッコ道。
ながーいトロッコ道。
2021年05月02日 13:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 13:23
ながーいトロッコ道。
この辺りで少し雨がポツリポツリと・・・
2021年05月02日 13:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:26
この辺りで少し雨がポツリポツリと・・・
周りに水が多いのは相変わらず。せせらぎの音に癒されます。
2021年05月02日 13:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:37
周りに水が多いのは相変わらず。せせらぎの音に癒されます。
たまに展望が開けます。
2021年05月02日 14:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 14:10
たまに展望が開けます。
大楠歩道の入口。ここでトロッコ道は終わり。
2021年05月02日 14:13撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 14:13
大楠歩道の入口。ここでトロッコ道は終わり。
大楠歩道に入ると再び山道。この辺りで雨が本降りになってきて、レインウェアを着込みます。
2021年05月02日 14:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 14:15
大楠歩道に入ると再び山道。この辺りで雨が本降りになってきて、レインウェアを着込みます。
ウィルソン株。人がいるとは思わずに株の中に入って、声をかけられてびっくりした・・・
ハート形に見えるのは、株に入って右側の狭いところにかがんで。
雨で暗くなっており、フラッシュをたかないと撮影できず。
2021年05月02日 14:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
5/2 14:40
ウィルソン株。人がいるとは思わずに株の中に入って、声をかけられてびっくりした・・・
ハート形に見えるのは、株に入って右側の狭いところにかがんで。
雨で暗くなっており、フラッシュをたかないと撮影できず。
ガスガスだし、雨だし、風も強くなってくるし、しまいにゃあられまで降ってくるし。
とりあえず新高塚小屋まで頑張ります。
2021年05月02日 15:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 15:19
ガスガスだし、雨だし、風も強くなってくるし、しまいにゃあられまで降ってくるし。
とりあえず新高塚小屋まで頑張ります。
新高塚小屋に到着!
中はかなりの密状態でした・・・
2021年05月02日 16:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 16:45
新高塚小屋に到着!
中はかなりの密状態でした・・・
◆2日目
暗いうちに新高塚小屋を出発し、明るくなってきたころの1枚。
2021年05月03日 05:02撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:02
◆2日目
暗いうちに新高塚小屋を出発し、明るくなってきたころの1枚。
夜明け前の宮之浦岳は雲もなくいい感じ。
2021年05月03日 05:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:22
夜明け前の宮之浦岳は雲もなくいい感じ。
上の方には月。
2021年05月03日 05:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:23
上の方には月。
だいぶ明るくなってきた東の空。
2021年05月03日 05:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:26
だいぶ明るくなってきた東の空。
永田岳も見えてきました。
2021年05月03日 05:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:28
永田岳も見えてきました。
日の出。すでに太陽が昇りきった後でしたが、素晴らしい光景でした。
2021年05月03日 05:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:36
日の出。すでに太陽が昇りきった後でしたが、素晴らしい光景でした。
咲いている時期であればものすごくきれいであろう、シャクナゲの道。
2021年05月03日 05:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:38
咲いている時期であればものすごくきれいであろう、シャクナゲの道。
開けるとモルゲンの時間帯。
2021年05月03日 05:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:46
開けるとモルゲンの時間帯。
赤く染まる永田岳。
2021年05月03日 05:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:47
赤く染まる永田岳。
モルゲン平石岩屋。
2021年05月03日 05:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:48
モルゲン平石岩屋。
足元を見ると、氷が張っていました。冷え込んだとはいえ、屋久島は南国で暖かなイメージだったのですが。
2021年05月03日 05:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:48
足元を見ると、氷が張っていました。冷え込んだとはいえ、屋久島は南国で暖かなイメージだったのですが。
種子島のうえに登り切った太陽。
2021年05月03日 05:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:53
種子島のうえに登り切った太陽。
振り返ると、開聞岳に大隅半島の山々が見えていました。
2021年05月03日 05:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:54
振り返ると、開聞岳に大隅半島の山々が見えていました。
硫黄島は噴煙もはっきりと。
2021年05月03日 05:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:54
硫黄島は噴煙もはっきりと。
ロープの個所もちょいちょいと。ロープの個所であれば使わないことも多いのですが、ここはロープがないと登りづらい。
2021年05月03日 05:55撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:55
ロープの個所もちょいちょいと。ロープの個所であれば使わないことも多いのですが、ここはロープがないと登りづらい。
平石岩屋。
2021年05月03日 06:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 6:00
平石岩屋。
岩に登ったところからのモルゲン宮之浦岳。
2021年05月03日 05:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 5:58
岩に登ったところからのモルゲン宮之浦岳。
永田岳。かっこいい感じの山ですね〜
2021年05月03日 06:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 6:00
永田岳。かっこいい感じの山ですね〜
気持ちのよい稜線歩きの始まり!
2021年05月03日 06:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
5/3 6:03
気持ちのよい稜線歩きの始まり!
近くなってくると、少し歩くたびに違う姿を見せてくれます。
2021年05月03日 06:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
5/3 6:09
近くなってくると、少し歩くたびに違う姿を見せてくれます。
て、ちょっと待て。登山道一面が凍り付いていますがな・・・
再びぶっとぶ、南国のイメージ。
2021年05月03日 06:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:14
て、ちょっと待て。登山道一面が凍り付いていますがな・・・
再びぶっとぶ、南国のイメージ。
ここからはあちこち凍り付いています。
ちょうどこの後、滑ってコケました・・・
2021年05月03日 06:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:21
ここからはあちこち凍り付いています。
ちょうどこの後、滑ってコケました・・・
クマザサの藪の中を進みます。足元注意。
2021年05月03日 06:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:22
クマザサの藪の中を進みます。足元注意。
岩場のロープですが、やっぱりここも凍っているのですよね・・・
2021年05月03日 06:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:28
岩場のロープですが、やっぱりここも凍っているのですよね・・・
こんな狭い岩場で一面凍り付いていて、どないせいっつーねん(→気合と根性)。
2021年05月03日 06:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:32
こんな狭い岩場で一面凍り付いていて、どないせいっつーねん(→気合と根性)。
焼野三叉路。まずは永田岳へ。
2021年05月03日 06:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:37
焼野三叉路。まずは永田岳へ。
三叉路から少し行ったところのキャンプ適地(キャンプしていいのかは知りませんが)にザックをデポ。
2021年05月03日 06:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:41
三叉路から少し行ったところのキャンプ適地(キャンプしていいのかは知りませんが)にザックをデポ。
振り返って宮之浦岳。また後で来るよ〜
2021年05月03日 06:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 6:41
振り返って宮之浦岳。また後で来るよ〜
正面の永田岳。の、頭だけ。
2021年05月03日 06:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:42
正面の永田岳。の、頭だけ。
種子島と屋久島って、こんなに近いのね。
2021年05月03日 06:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 6:43
種子島と屋久島って、こんなに近いのね。
いったん下ってハシゴ。
2021年05月03日 06:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:48
いったん下ってハシゴ。
近くで見る永田岳は、緑と石の組み合わせがどうにもデカい箱庭っぽい。
2021年05月03日 07:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 7:00
近くで見る永田岳は、緑と石の組み合わせがどうにもデカい箱庭っぽい。
狭い場所も多し。
2021年05月03日 07:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 7:05
狭い場所も多し。
見事な自然な造形。
2021年05月03日 07:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/3 7:08
見事な自然な造形。
振り返ってこちらはでーんと構える宮之浦岳。
2021年05月03日 07:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
5/3 7:14
振り返ってこちらはでーんと構える宮之浦岳。
だいぶ大きな岩も近くに。
2021年05月03日 07:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 7:24
だいぶ大きな岩も近くに。
永田岳直下はこの岩をロープを頼って登ります。クサリでもいい気はしますが・・・
2021年05月03日 07:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 7:30
永田岳直下はこの岩をロープを頼って登ります。クサリでもいい気はしますが・・・
永田岳山頂!
誰もおらず、静かな山頂を独占です!
2021年05月03日 07:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 7:32
永田岳山頂!
誰もおらず、静かな山頂を独占です!
朝一に比べるとだいぶ霞んではきましたが、開聞岳。
2021年05月03日 07:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 7:32
朝一に比べるとだいぶ霞んではきましたが、開聞岳。
種子島。
2021年05月03日 07:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 7:33
種子島。
南東側。しばしまったりして、折り返します。
2021年05月03日 07:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/3 7:33
南東側。しばしまったりして、折り返します。
山頂直下は藪の中。藪の中をまっすぐに行けそうな気もしますが、行けません。
2021年05月03日 07:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 7:38
山頂直下は藪の中。藪の中をまっすぐに行けそうな気もしますが、行けません。
改めて山頂直下の岩場を見てみると、結構なもんだな。
2021年05月03日 07:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 7:42
改めて山頂直下の岩場を見てみると、結構なもんだな。
さて、今度は宮之浦岳へ。
2021年05月03日 07:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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さて、今度は宮之浦岳へ。
行きには気づかなかった、永田岳が開けて見えるポイント。
2021年05月03日 08:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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行きには気づかなかった、永田岳が開けて見えるポイント。
鈴なりのアセビ。まだ寒いのに。
2021年05月03日 08:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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鈴なりのアセビ。まだ寒いのに。
ザックを回収したところで、宮之浦岳と飛行機雲と月のコラボ。
なんかいい雰囲気。
2021年05月03日 08:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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ザックを回収したところで、宮之浦岳と飛行機雲と月のコラボ。
なんかいい雰囲気。
素晴らしい展望の道を歩いていきます。
2021年05月03日 08:35撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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素晴らしい展望の道を歩いていきます。
宮之浦岳山頂には、岩場を越えていきます。
2021年05月03日 08:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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宮之浦岳山頂には、岩場を越えていきます。
宮之浦岳山頂!
2021年05月03日 08:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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宮之浦岳山頂!
先ほど登った永田岳と、奥の方には口永良部島。
2021年05月03日 09:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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先ほど登った永田岳と、奥の方には口永良部島。
歩いてきた稜線。
2021年05月03日 09:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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歩いてきた稜線。
だいぶ霞んだ開聞岳ですが、肉眼でははっきりと。
山頂で話をした方から、開聞岳まで見えるのは年に数日だと聞いてびっくり。
2021年05月03日 09:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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だいぶ霞んだ開聞岳ですが、肉眼でははっきりと。
山頂で話をした方から、開聞岳まで見えるのは年に数日だと聞いてびっくり。
種子島は目の前。
2021年05月03日 09:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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種子島は目の前。
淀川登山口の方面。
2021年05月03日 09:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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淀川登山口の方面。
ぐるっと回って南側。見えていたのはトカラ諸島だった模様。
2021年05月03日 09:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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ぐるっと回って南側。見えていたのはトカラ諸島だった模様。
360度見渡しても海というのが、なんとも不思議な気分。
2021年05月03日 09:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 9:33
360度見渡しても海というのが、なんとも不思議な気分。
山頂で1時間近くまったりと景色を堪能して、人も多くなってきたので淀川登山口に足を進めます。
2021年05月03日 09:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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山頂で1時間近くまったりと景色を堪能して、人も多くなってきたので淀川登山口に足を進めます。
にしても、素晴らしいですなあ。
2021年05月03日 09:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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にしても、素晴らしいですなあ。
自然のいたずらに感謝!
2021年05月03日 09:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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自然のいたずらに感謝!
くりあ岳。わたしゃ、登りませんでしたが。
2021年05月03日 09:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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くりあ岳。わたしゃ、登りませんでしたが。
登らなくても種子島方面の素晴らしい景色。
2021年05月03日 09:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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登らなくても種子島方面の素晴らしい景色。
前に広がる風景も素晴らしい。
2021年05月03日 10:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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前に広がる風景も素晴らしい。
そして、後ろを振り返っても素晴らしいんだな、これが。
2021年05月03日 10:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 10:09
そして、後ろを振り返っても素晴らしいんだな、これが。
どうやったらこんな岩ができあがるのか。
2021年05月03日 10:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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どうやったらこんな岩ができあがるのか。
巨神兵っぽい岩と奥に広がる雄大な海。
2021年05月03日 10:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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巨神兵っぽい岩と奥に広がる雄大な海。
振りかえって宮之浦岳。淀川登山口方面から歩くのも楽しそう。
2021年05月03日 10:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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振りかえって宮之浦岳。淀川登山口方面から歩くのも楽しそう。
楽園♪
2021年05月03日 10:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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楽園♪
振り返っても楽園♪
2021年05月03日 10:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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振り返っても楽園♪
狭いところも。
2021年05月03日 10:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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狭いところも。
鈴なりアセビに宮之浦岳。
2021年05月03日 10:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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鈴なりアセビに宮之浦岳。
だいぶ遠くに。
2021年05月03日 10:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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だいぶ遠くに。
開けた場所ではどこを見てもいい景色。
2021年05月03日 10:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 10:46
開けた場所ではどこを見てもいい景色。
登山道に水が流れている個所も多し。
2021年05月03日 10:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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登山道に水が流れている個所も多し。
かかっている木が朽ちていて、ちょっと怖い。
2021年05月03日 10:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 10:57
かかっている木が朽ちていて、ちょっと怖い。
宮之浦岳が見えるのは、この辺りが最後。
2021年05月03日 10:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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宮之浦岳が見えるのは、この辺りが最後。
岩場にロープ。ここは足をかけるところもなくて、ちょっと降りづらかった。
2021年05月03日 11:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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岩場にロープ。ここは足をかけるところもなくて、ちょっと降りづらかった。
黒味岳が近くに。
2021年05月03日 11:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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黒味岳が近くに。
稜線を離れ、森林限界の下に降りてきます。
2021年05月03日 11:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 11:11
稜線を離れ、森林限界の下に降りてきます。
ちょっと開けたところ。投石岩屋の辺りかと。
2021年05月03日 11:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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ちょっと開けたところ。投石岩屋の辺りかと。
大きな岩がゴロゴロした狭い個所。
2021年05月03日 11:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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大きな岩がゴロゴロした狭い個所。
下りのロープですが、ここは足場も切ってあって降りやすい。
2021年05月03日 11:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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下りのロープですが、ここは足場も切ってあって降りやすい。
黒味岳分かれ。行きたい気持ちもありましたが、さすがに行くと帰りのバスに間に合わないのでパス。
2021年05月03日 11:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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黒味岳分かれ。行きたい気持ちもありましたが、さすがに行くと帰りのバスに間に合わないのでパス。
木々の隙間からの黒味岳。
2021年05月03日 11:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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木々の隙間からの黒味岳。
屋久島は屋久杉のイメージが強かったのですが、かなり植生が豊か。
2021年05月03日 11:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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屋久島は屋久杉のイメージが強かったのですが、かなり植生が豊か。
花之江河。休憩適地。
2021年05月03日 11:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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花之江河。休憩適地。
いったん、少し登ります。
2021年05月03日 11:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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いったん、少し登ります。
大きな枯れ木。大きなオブジェっぽい。
2021年05月03日 12:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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大きな枯れ木。大きなオブジェっぽい。
小花之江河。
2021年05月03日 12:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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小花之江河。
途中、展望所とあったので行ってみます。展望所からの黒味岳。
2021年05月03日 12:13撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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途中、展望所とあったので行ってみます。展望所からの黒味岳。
多少、雲が出てきていましたが、まだまだいい天気。
2021年05月03日 12:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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多少、雲が出てきていましたが、まだまだいい天気。
整備された階段歩き。
2021年05月03日 12:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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整備された階段歩き。
下りてくるにつれ、だいぶうっそうとしてきました。
2021年05月03日 12:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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下りてくるにつれ、だいぶうっそうとしてきました。
この橋を渡ると淀川小屋。
2021年05月03日 13:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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この橋を渡ると淀川小屋。
橋の上から流れを望む。
2021年05月03日 13:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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橋の上から流れを望む。
淀川小屋。この時間でも小屋泊と思われる方、テントを張っている方が、結構、いらっしゃいました。
2021年05月03日 13:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 13:11
淀川小屋。この時間でも小屋泊と思われる方、テントを張っている方が、結構、いらっしゃいました。
淀川小屋からも少し登り返します。もう登りはいいんだけどな・・・
2021年05月03日 13:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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淀川小屋からも少し登り返します。もう登りはいいんだけどな・・・
淀川登山口まで無事に下山。
2021年05月03日 13:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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淀川登山口まで無事に下山。
淀川登山口から紀元杉のバス停まではロード歩き。
2021年05月03日 13:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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淀川登山口から紀元杉のバス停まではロード歩き。
紀元杉バス停に到着!
終わってみれば非常に楽しい山旅でした。
2021年05月03日 14:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 14:43
紀元杉バス停に到着!
終わってみれば非常に楽しい山旅でした。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(38L) ザックカバー クッカー ガスボンベ コッヘル ご飯(4食分) 非常食 ハイドレーション レインウェア ライトダウン(上下) フリース(上下) 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル ツェルト シュラフ マット サンダル LEDランタン バッテリー
備考 シュラフ、マット持参だとツェルトでテントでも大差ないので、テントを持参した方がよかったと思います。

感想

元々の予定は南九州の山巡りで、阿蘇山、霧島山、開聞岳、天気次第で九重山、由布岳、高千穂峰辺りを予定。
天気に合わせた行動をしたかったのと、コロナ下での人との接触を減らすため、車中泊とテント泊での山巡り。

遠征前にふと、宮之浦岳のレコを見ていると、鹿児島からであれば1泊2日で行けるのではないかと気づく。
遠征中に、宮之浦岳登頂日の天気がよさそうな日に合わせて、乗りたい飛行機に往復とも空席があることに気づく。
それが2日前の04/30の晩。
車中泊、テント泊だったため、遠征に必要な装備はすべて揃っている。
思わず、ポチっと飛行機を予約・・・
合わせて空港に近い国分でのホテルも予約・・・
かくして、(行きたい気持ちはあったものの)予定外の宮之浦岳山行でした。

◆1日目
行きの飛行機は、事前に気流が悪いということでのアナウンス。
小さいプロペラ機ということもあるのでしょうが、揺れること揺れること。
理屈的に大丈夫とは思っていても、生きた心地がしなかった・・・

屋久島空港に着いたのは20分遅れ。
さらに荷物が出てくるのにも時間がかかったため、予定していたバスに間に合わず。
さらに空港でガス缶が売り切れですと・・・
観光案内所で近くのホームセンター(SOMES)を教えていただき、SOMESでガス缶購入。
観光案内所の方がSOMESまでタクシーを手配してくださり、タクシーで白谷雲水狭入口へ。

着いたのはちょうど11:00で、バス組とさほど変わらず。
タイミング的に非常に混雑していたところを出発します。

歩き始めから、とにかく周りに水が豊富。
これは植物が育つというのがよくわかる。
植物が多く、水が多いということは日が差し込まずに苔むした雰囲気でもあり。
癒しの空間を進みます。
歩きやすいし、人気があるというのもよくわかる。

歩き始めたころにはいい天気だったのが、いつの間にやら雲が多く。
太鼓岩に行ったころには、残念ながら宮之浦岳は雲の下・・・
辻峠を過ぎて下り始めると、それまでは多かった人が一気に少なくなります。
辺りもよりうっそうとした雰囲気に。
この辺りでポツリと雨が落ちてきましたが、パラつく程度。

トロッコ道は、4kmほど続くダラダラとした登りの歩きやすい道。
日帰りでの縄文杉ツアーと思われる方々と、多くすれ違いました。
この区間では屋久シカとも遭遇。

ちょうど大株歩道に入った直後に雨が本格的に・・・
雨の予報はなかったんだけどなぁ。
まあ、1ヶ月に35日雨が降るという屋久島ですし、これもまた屋久島だということでしょう。
ここから先はレインウェアを着込んで進みます。

ウィルソン株では誰もいないと思って中に入ったら、声をかけられてびっくり。
写真を撮るときには入って右の隅っこにかがむ必要があるので、入ったときに人がいるのがわかりづらいのですよね・・・

縄文杉は展望台を登っての見学。
大きさに圧倒されましたが、もうスケールがわからん。
この頃になるとレンズが曇ったり濡れたりで、写真はうまく取れず。
晴れているタイミングでまた来たいものです。

高塚小屋まで来ると、雨のほかに上の方で風が音を立てています。
雨はともかく、風が嫌だったので高塚小屋に泊まる選択肢も考えましたが、翌日の行動を考えると新高塚小屋まで行っておきたい。
風が強ければ引き返すことも視野に入れながら、新高塚小屋に進みます。

結局、ずっと風の音は強かったものの、樹林帯の中だったため風はさほどでもなく。
無事に新高塚小屋に到着。
が、中に入るとかなりの密状態・・・
通路に最後のスペースが空いていたので、そちらに滑り込み。
念のためツェルトは持ってきていましたが、冷え込む予報の日でもあり、小屋に入り込めたのは良かった・・・

早めに晩ごはんを食べて、早めに就寝。
もっとも、通路だったこともあり、人の動きが気になってうつらうつらと。
まあ、こればかりはしょうがない。

◆2日目
早い方が動き始めたのが03:00過ぎ。
しばらくはうつらうつらしていましたが、寝たのが早かったため、私も03:30には目がぱっちりと。
ゴロゴロしていてもしょうがないので、起きて朝食を取って出発の支度をはじめます。

元々は05:00の出発予定でしたが、20分ちょっと早い出発。
ナイトハイクはあまり好きではないのですが、登山道はしっかりしているという事前情報を信じて先に進みます(実際に暗いうちでも歩きやすい道でした)。

途中で日の出を拝むことができるかとも思っていましたが、樹林帯の中だったため、さすがにムリでした。
でもまあ、登り切った後ではありましたが、素晴らしい日の出を拝むことはできました。
ちょうど平石岩屋の辺りで森林限界を越えたところでモルゲン宮之浦岳に、モルゲン永田岳。
いいタイミングで素晴らしい景色を拝むことができました。

平石岩屋を過ぎると、だいぶ足元が凍っています。
確かに標高は高いですし、4月に霧氷のレコも見ていましたが、GWの時期に登山道が凍り付いているとは思わず。
いくら暖かな南国と言っても、山はやっぱり山ですね〜
できるだけ凍り付いていないところを選びながら進みますが、それでも滑るのは滑る。
溶けてくれるまでの時間帯が今回の核心部。

足元に気を付けながら進んで、まずはザックをデポして永田岳へ。
近くまで行くと緑の山に岩をいくつも突き立てたように見える、なかなか面白い感じの山。
山頂直下の急な岩場を越えて、誰もいない狭い山頂へ。
展望も最高で、3日前に登った開聞岳も見えていました。
近くには噴煙を上げている硫黄島も。
なんとも贅沢な時間。
永田岳への道は、行きも帰りもすれ違う人も少なく。
ぜひ足を伸ばすべきかと思いますし、行かないのはもったいないと思います。

戻ってからは宮之浦岳へ。
永田岳とは違って、こちらは雄大な山容。
山頂についたタイミングでは、先着7〜8名。
開聞岳、種子島、永田岳、硫黄島とぐるっと最高の展望!
天気がよいタイミングを狙ってきて、バッチリ!
いったん、一通りの展望を楽しんだ後に、早めのお昼ご飯。
食後はコーヒーを楽しんで、また山頂をプラプラとしながら展望を楽しみます。

そうこうしているうちに、かなり人が増えてきました。
結局、山頂で1時間近くプラプラしていたので、人も多くなってきたし下山しようかというタイミングで話をした方によると、開聞岳が見えるのは年に数回だということ。
後から調べたら宮之浦岳から開聞岳は約90km。
この程度の距離であれば見えてまったく不思議はないのですが、海をまたいでおり湿度も高いので見えづらいということか。
私は宮之浦岳は初めてでしたので、当たり前の開聞岳かと思っていましたが、絶好の日に登ることができたようです。
感謝!

下山開始してからもしばらくは景色のよい稜線歩き。
どこを見ても素晴らしい展望で、最高の楽園の稜線歩きでした。

森林限界の下に降りてからは、意外なほどに豊かな屋久島の植生に癒されながらの山歩き。
下山時まで天気もよく、気持ちのよい山歩きを楽しむことができました。

1日目に雨・あられにやられはしましたが、これもまた屋久島らしさのひとつ。
2日目の大展望も含めて考えると、屋久島の魅力を思う存分に堪能できたのかと思います。
再訪したいと思う反面、また来てもこれだけの条件に恵まれることもないと思うと、心の中と記録にしまっておく方がよいのではないかとも。
う〜ん、なんとも悩ましい・・・

今回の南九州遠征
04/30 開聞岳、霧島山
05/01 山の天気がイマイチだったため観光(鵜戸神宮、桜島)
05/02〜03 ★宮之浦岳
05/04 霧島山

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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