今年も来ました!恒例の大天荘カレーとスイカの銀ブラ&先週とは大違いのピーカン常念!
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,407m
コースタイム
6/30 4:15大天荘→6:08常念小屋6:28→7:14常念岳山頂7:21→7:51常念小屋8:10→10:19一の沢登山口
天候 | 6/29 晴後曇 6/30 晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り 常念登山口→しゃくなげ荘(タクシー4,300円) しゃくなげ荘→中房(乗合バス、1200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房〜合戦小屋まで:積雪無し 合戦小屋〜燕山荘:若干雪あり。最後はまだ冬ルートから。 燕山荘→大天井分岐:若干雪あり。ところどころ冬ルート 大天井岳:夏道まだ開通していません。ピッケル無いと危険です。 冬道は雪無しで問題なく登れますので、必ず直登して下さい。 (雪が見えたらおかしいと思って下さい) 夏ルートの整備状況は、大天荘のHPで確認を! 大天荘→常念:1箇所積雪あり。早朝は軽アイゼン要。(ツルツルなため) 常念往復:問題なし 常念→一の沢:雪渓あるがノーアイゼンで可。下部はルートが沢状態になっており、渡渉多い。 |
写真
感想
毎年恒例の大天荘小屋開け初日宿泊。
今年は天気予報もイマイチであり、先週、常念〜蝶ヶ岳の常念山脈行ったばかりであるので、どうしようかと思っていた。
が、やはりまた小屋開けに向かってしまいました。
小屋開けに行くのは4年連続。その前ちょっと途切れていたけど8回目位?
毎度毎度で芸は無いが、スイカとインディアンランチカレーを食べなければ、夏が始まらないような気もするので、ついつい・・・。
ということで、飽きもせずまた中房へ向かう。本当はしゃくなげ荘に駐車したかったが、まだオンシーズンでないため始発乗合バスが7時と遅い。これでは中房に着くのは8時になってしまう。今日は午後から雷雨の可能性があり、午前中には行動終了させて大天荘に着いていたいので、やむなく車で中房直行。6時の時点で第一駐車場はガラガラ。予報が悪いから登山者が少ないのかなとこのときは思った。(が、後からそうではなかったことが判明。)
さて、この前ここから反対側の有明山に行ったばかりであるが、今日はいつも通り合戦尾根へ。なんと青空も見えてテンションアップ!
そして今日は大変調子がいい。もう2ヶ月近く不調が続いていたが、今日は妻に遅れることなくついていける。ベンチ毎に20分ペースで登ってあっという間に合戦小屋。今日から発売開始の恒例のスイカにかぶりつく。何度食べても最高に美味しい!ここから先もスイカバワーで、やや残雪残る尾根を快調に進み、中房から2時間40分で燕山荘に到着!!ベスト記録に近いか?体重は減っていないものの、復調したか?
このところずっとよれよれ歩きが続いていただけに、妻も「今日は普通に歩けて良かったね!」と嬉しそう。「でも、合戦尾根は何といっても歩きやすいからね〜」と、水をさされましたが・・・。
槍は隠れていたが、燕山荘からの裏銀座の山並みはいつ見ても良い。燕岳の東側はガスが押し寄せてなかなか面白い景観になっている。まだコマクサはちらちら程度であるがたくさんの花が咲いていてカラフル。
しかし大天井方面は灰色の雲が押し寄せてきている。表銀座で雷に逢うのは勘弁して欲しいので、すたこら進む。結局、燕山荘から大天井岳までの表銀座では誰にも遭わず貸し切りの銀ブラであった。雲は多いもののそれなりの景色は見えた。
夏道はまだ雪渓ありで通れないところもあり、所々アップダウンの多い冬道の稜線を行く。いわゆるフラットな「表銀座漫遊」の稜線歩きを楽しむにはもうあと1週間か10日後位からになるであろう。
大天井岳の冬道直登に入り、ガレ岩を落石させぬよう登る。
はい、今年もまた来ました大天井岳!半年ぶり。
しかしガスガスになったため、大天荘のインディアンランチカレー目指して、まっしぐらに下る。
そして今年の一番客GET!S支配人に温かく出迎えて頂きました。まだ11時半前であり普通だったら常念まで行けるが、今日はここでまったりするのとスタンプカード溜めるために泊まる目的なので、早速お目当てのインディアンランチカレーを注文!いや、相変わらず美味しいです!
満腹して本を読みながらまったり。予想に反して雨にもならないので散歩に出かけたりして、現実離れした雲上の世界を楽しむ。ここまでは毎年のことであるが、例年と違ったのは午後になって、どんどん宿泊者が現れたこと。ここ数年ずっとここの小屋開けの日に来ているが、いつも宿泊客は5〜6人の一桁台であった。昨年は15〜16人いて随分多くなったなぁと思っていたが、今年はなんと30人〜40人は来て、相部屋は満員に!天気予報もイマイチであったのにビックリである。
それだけ人気になったのは小屋の為には喜ぶべきであるが、もう静かな語らいとかはあまり望めそうもないと思うと、ちょっぴり残念な気も・・・。
しかし、知り合いの山仲間にも偶然出会えたりして、楽しい時間を過ごすことができました。
さて、明日はどうしようか?何しろ車を中房に置いてしまっている。ピストンがお金がかからないが、晴れれば常念まで縦走したい。晴れた常念には最近ごぶさたしているし。何しろ先週も常念周回したばかりであるが、「雨&ガス」だったし。でも、タクシーで中房まで戻るとなると軽く万札は飛ぶであろう。それもやむなしかとも思ったが、少しでも安く上げるには、しゃくなげ荘までタクシーで、そこから乗合バスで中房に戻るというプランを妻が提案してきた。
ということで、「しゃくなげ荘発中房温泉行き11:05」のバスに乗ろうと目論み、逆算。登山口からしゃくなげ荘までタクシー30分とみて、10:30に常念登山口にいたい。常念乗越からは、2時間15分あれば下りれるとして、余裕をみて2時間半で8時に乗越から下山。常念往復に1時間半で6時半。大天荘から常念まで2時間として、食事・休憩時間を入れて4時スタートを目標とする。
そして、天気が悪ければ、おとなしく表銀座を戻る、と。
そして、小屋開きおふるまいの赤ワイン付きの夕飯を美味しく頂いていたら、窓の外に6〜7人の若者グループの姿が。この時期だから6時近くてもまだ明るいが、まだ誰か遅れている人を待っているようだ。怪我でもしたのか?と思っていたが、話を聞いたら、大天井直下の夏道を来てしまい、雪渓の急斜面のトラバースで立ち往生してしまったとのこと。幸いにも山頂からその様子を目撃したK氏(常連客のガイドさん)が見つけ、助けに下りて行ったとのこと。あのトラバース道をピッケル無しに歩くのはかなり無謀というか危ないというか・・・。何はともあれ無事でよかったが・・・。
大天井は冬道から来ればピッケルは要らないであろう思ったが妻は持参してきていた。「重いだけなのに。オーバースペックだよ」と妻をからかったりしていたが、やはり装備は十分な方が良いなと実感。
翌朝。快晴の気配。予定していたより若干遅めの4時15分に出発。
既に槍が浮かび上がっている。
そして、日の出。素晴らしすぎて何もいえないほど神々しい。朝日に槍が輝き、まだ誰も歩いていない稜線を進む。貸切で気持ち良すぎである。
途中の雪渓の残るところは、朝早いため、ツルツルのアイスバーンになっていた。最初は横着してアイゼンつけずに行けるかと思ったが、ツルツル過ぎて装着しなければ無理でした。もう少し日が登ってきたら緩むのであろうが・・・。アイゼン騒動で若干時間をロスしたが予定どおり常念乗越。
ここで素晴らしい景色を満喫しながら朝ごはん。そして常念までピストン。本当は常念から三股に下りるルートの方が好きであるが、先週歩いたばかりであるし、そっちから下りると時間がちょっと読めないので。
安曇野側から雲が上がり始めてきたので、ガスらないうちに山頂へ行ってこよう。
青空に映える常念は先週とは大違いである。
ここで槍穂の眺めを満喫!!
大キレットの長谷川ピークまでクッキリ見える。いついつまでもここに座っていたいが、後ろ髪を引かれる思いで下山。
常念乗越で再度休憩し、2時間20分後のタクシーを予約して下山にかかる。途中まだかなり雪渓が残っており、下部の登山道は渡渉を繰り返す沢状の道となっていた。
うーむ、しかし、先週までの不調はどこへという感じで今日は調子がいい。乗越からの下山は前を行く妻が遅すぎると感じて、「調子悪いの?」と聞いたほど。妻が、「いつもと同じだよ。若干渡渉が多くて滑るから少しゆっくりかもしれないけど。」とのこと。確かに2時間10分で下りて来たのでいつも通りではあった。
そして、タクシーに乗り、しゃくなげ荘へ。ここから乗合バスにゆられて中房へ。
最後の〆は有明荘の温泉満喫!(クラブ燕山荘会員価格で半額で入れます。)
帰りの中央道では50分間の事故渋滞にハマッたが、今年もインディアンランチカレーとスイカを食し、素晴らしい景色を満喫し、山での知り合いとの出会いも嬉しく、「ザ・ナツヤマ」を満喫した楽しい週末となりました!
そして、全く再現性の無い体調はこのまま復調するのか?それともこの週末だけの限定仮想復調だったのか?次の週末がたいへん不安である。
おまけに来週は、温度・湿度とも急上昇といっているではないですか〜。
これはやはり、今回だけの調子良さに終わる気がする・・・・^^;。
土曜の天気がどっちつかずで、私の方は予定の一泊山行をやめて日曜の日帰りにしてしまいました…。
支配人はお元気でしたか?
それにしても小屋開けの日に満員だなんて信じられない!
>それだけ人気になったのは小屋の為には喜ぶべきであるが、もう静かな語らいとかはあまり望めそうもないと思うと、ちょっぴり残念な気も・・・。
ウ〜ン、全く同感!!複雑な気分ですね。
ご主人の体調回復がなんとも喜ばしい♪良かった良かった〜。
常念乗越での絶景モーニング、そして晴れた常念山頂!
最高だー!!
こんにちは。2週連続で・・北アとはとっても羨ましいです。 とくに夏は東京の銀ぶらより何十倍も価値があります〜ね。
私が行った5月から比べれば、完全に夏山全快ですね。
あんなに沢山 があるなんて・・・・夏も行ってみないと・・・今度は蝶まで行きたい。
大天井が小屋開けしていると1泊で行けそうです。
インディアンランチカレーって名前でそそられますが、
山小屋でナンがあるのがステキですね
きゃ〜〜〜
本気のペンさんになると怖いな〜〜〜
お手柔らかに〜〜〜
って、ここ数回の仕返しをされそうな・・・そんな恐怖が・・・
合戦小屋のスイカ、食べたことないんですよ。
いいな〜〜〜
一人だといやがらせのようなサイズだしな〜〜
(って言う以前に、スイカの時期にここへ行った事が無いだけだけど)
大天井はいつもテントなのでカレーも食べたことない。
テントでもカレーだけ食べに行けばいいのか
ここの界隈は素敵ですよね!
メインストリートをツートップで
独り占めなんて…羨ましい限りです
やっぱり夏山は泊まらないと
素晴しい眺望は望めませんね
私も御近所に居たんですけど(日曜日に)
日帰りなのでガスガスで…
明日にはアップできるか…な?
ペン夫さんの復調なによりなによりですね
支配人はお元気でしたよ!
yokoさんから既に行けないかもというお話は伺ってました、と仰っていました。
人気になったのは、やはり、支配人のお人柄もあるでしょうね
Kさんもいつも通りいらしてましたし。
夏山なら、中房から常念までは1日で余裕で行けますよ!
うちも、大天荘で泊まってスタンプためるという命題さえ無ければ、泊まらず通過してます
このナン、絶品ですよ〜。
だいぶ前に「もうこのメニューやめようかと思ってるんです」と小屋の方に言われましたが、「ぜひ続けて下さい!」と懇願してしまいました。
それからもずっと続けて頂いているので、ありがたいです
いや、先週だけの偽装復活の可能性が高いです
合戦小屋のスイカ、昨年あたりから「小ぶりカット」を発売し始めましたよ。やはり女性にはこの大きさはデカイですよね〜。
昔からの8分の1カット800円以外に、16分の1カット400円というのが「小ぶりカット」ですので、ぜひ!
大天荘はテントでもカレーでしょう
テント場のトイレ、これから建直して綺麗になるそうですので楽しみです
本当に、1日目も2日目も、見渡す限り誰もおらず、すれ違った人も1人も無く、完全に「貸切」でした
それだけに、後からたくさんお客さんが来たのにはビックリしましたが〜
泊まらなくても行けるとこですが、やはり泊まると素晴らしい景色に出会える確率は高いですよね〜。
両日とも晴れたのは朝早いうちだけでした
お近くとはどこだったのでしょうか?レコ楽しみにしています。
中房から燕山荘まで2時間40分!?
たしかコースタイムって5時間くらいじゃなかったでしたっけ…?(^_^;)
これだからヤマレコは危険がいっぱいなんだ〜
(ってか、ぺんさんのレコが危険…?)
うちはまだ表銀座歩いたことないんです。
今年の夏、行けるといいな〜
常念綺麗ですね。
僕が着いた頃には少しガスが上がってきちゃって、ちょこっと残念な風景でしたが、最後まで槍は穂先まで綺麗に見えていました。
僕は、帰ってきたら体がバキバキでした。
もうちょっと体力をつけるとします。
合戦尾根は歩きやすいですので、そんな時間かからないですよ
「スイカスイカ」と念仏唱えながら歩けば、さらに大丈夫です
表銀座は晴れていると槍まで本当に踊りながら行けますよ!中房に車を駐めていたので、槍からまた中房へ戻ってきた事もありました
まさに、「雲の上の散歩道」ですよ!
あの後、ガスの湧き具合が結構早かったですよね!
でも、安曇野側からのガスでしたので、槍方向はもうちょっと後までクリアだったようですね。
チャリで中房まで戻られたかと思いましたが、
やはり、しゃくなげ荘からバスにされましたか。
あの登りはチャリではキツそうですね。
下りならいいでしょうが・・・。
こんにちは はじめまして 同じ空間を楽しませてもらいました
夜明けより最高の天候になrましたね スイカが美味しそうで次回は燕より入山したいと思います ご夫婦での山行が楽しいレコに楽しく拝見させてもらいました。
無事の山行お疲れ様でした。
初めまして!
コメントありがとうございます。
亀レスすみません
2日目の朝晴れてよかったですよね〜
次回、スイカ、ぜひ食して下さい!
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