雨乞岳・御在所岳(杉峠・コクイ谷)
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●武平峠登山口は,道のガードレールの間に表示有り。出だしの杉林は,いろいろな方向への踏み跡やテープがあり,間違い易い。地図を確認しながら西へトラバースして行く。東や北方向は,御在所岳に向かってしまう。登山道は,赤テープや標識があり分かりやすい。沢谷峠まではアップダウンが多い。 ●雨乞岳から杉峠までは,ササ原の尾根道から急斜面を降りる。杉峠からイブネ方面へは,踏み跡はしっかりある。標識は分かりにくい。 ●千種街道は,快適な街道。随所に案内標識有り。 ●コクイ谷は,踏み跡や赤テープ,赤のペンキを慎重にたどって行く。途中,何か所か支谷があり,地図を良く見て,進む谷を間違えないように。特に,最後の黒谷を越えてから左の沢谷へ行くところに注意。標識は有る。 ●群界尾根から御在所岳方面は,沢谷峠から尾根筋まで,特にマークがないが踏み跡を頼りに乗り上げる。尾根に乗ってからは,標識はないが踏み跡は確か。途中,武平峠方面からの道が合流するので注意。基本的には,上へ上へ登っていけば良い。 ●御在所から武平峠は,御在所山頂部分の舗装路から登山道に入る所と,登山道に入ってすぐを,直進ではなく右へ曲がることだけ注意。浮き石の多いガレた急斜面が多く,短いが気をつかう。 |
写真
感想
今回は,偵察がメインなので,写真をほとんど撮っていません。歩くことに専念しました。
昨年より,鈴鹿を登り始めたのですが,「イブネ・クラシ」「鈴鹿の秘境・・・」などと言う単語を良く聞きました。どこにあるのだろうと調べてみたら,結構遠い。しかし,私の中では,イブネという単語は,伝説となっていました。
イブネに行くにはどうしたら良いのか,自分なりに調べてみて,雨乞岳を越えて,杉峠からイブネに入り,帰りはコクイ谷を遡行したら,日帰り可能と判断しました。しかし,杉峠どころか,雨乞岳にさえ行ったことがない。おまけに,ガイドブックやネットで調べてみると,コクイ谷は道迷い多発で,今は廃道になっているらしい。不安感がどんどん高まります。
そこで,今回は杉峠付近の偵察と,コクイ谷を迷わずに戻れるのか?全体の時間はどれくらいかかるのか?を中心に歩いてみることにしました。雨乞岳には行ったことがないので,セブンマウンテンの5つ目をゲット。あわよくば,一気にイブネまで!と都合の良い計画を立ててみました。
雨乞岳までは,一番最初で少し迷いそうになりましたが,後は順調に山頂まで行けました。
杉峠までも順調でした。ここからが失敗です。杉峠を少し上がって開けた所を「杉峠の頭」と勘違いし,もう少し行ったら「佐目峠分岐」なので右へ行くと考え,しばらく進んだ所で,標識もないのにいきなり右折してしまいました。踏み跡もわずかながらあり,赤テープも一部ありました。しかし,ここは1本南の尾根だったようです。道をロストし,元の場所に戻ってきました。どうやら,ここが杉峠の頭で佐目峠分岐はもう少し進むようです。一瞬,行こうかと思いましたが,コクイ谷が心配だったので,今日はイブネはあきらめコクイ谷へ向かいました。
神崎川上流付近の千種街道は,雰囲気が良く,新緑もきれいで,気持良く歩けました。ところどころ,かつての町や鉱山跡もあり,少し探検してみました。
いよいよ,コクイ谷到着。やはり,標識には廃道となっているし,道迷い多発,初心者は入るなとか,いろいろ書いてありました。ここは,あわてず昼食にして,用意万端出発します。実際に歩いてみると,赤テープや赤ペンキやケルンやかすかな踏み跡があり,また要所には小さいながら標識もあり,慎重にルートを探しながら歩けば,迷わずクラ谷分岐まで出ることができました。
ホッとしたのと,時間があったので,沢谷峠から郡界尾根を登って御在所岳まで行き,御嶽大権現で今日の無事を感謝してお参りしてきました。
イブネには行けませんでしたが,今日の目的は達成できました。次はイブネを目指します。
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