六甲山 (芦屋川〜高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩〜六甲山頂〜宝塚)

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 21.2km
• 登り: 1,530m
• 下り: 1,509m

コースタイム

8:20 阪急 芦屋川駅
8:45 高座の滝
8:55 ロックガーデン
9:20 風吹岩
10:00 雨ヶ峠
10:15 本庄橋
10:40 一軒茶屋 10:50
10:55 山頂前の小屋 11:25
11:30 六甲山頂
11:45 トンネル
11:50 車道からの分かれ
13:00 舗装路との交差（大谷乗越？）
13:45 塩尾寺
14:15 宝塚温泉（ナチュールスパ宝塚）

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

よく整備されていて歩きやすい道です。道標もしっかりありますので、地図を見ながら進めば迷うことは無いでしょう。六甲山頂を過ぎて車道からの分かれ道は、我々が取ったルート以外にも何本か宝塚方面への道がありました。事前に調べておいたほうが無難かも。

写真

7/6 7:53

やってきました、阪急 芦屋川。

7/6 7:52

本日のパーティは3隊長（H隊長,A隊長,K隊長）＋隊員10名、合計13名の大所帯です。
阪急組は一足先に到着。JR組を待ちます。

7/6 8:01

JR組が列車トラブルで30分ほど遅れる旨、連絡ありました。
パーティ規模を少し小さくすべく、H隊長,Nk隊員,Hr隊員,Iw隊員、それに記録係のhiro4さん5名が先発隊として出発。
先発隊：「先行ってコーヒー沸かしとくわ」
後発隊：「ちょりんす、ちょりんす」

7/6 8:22

K隊長におごっていただいた缶コーヒ（ちょりんす）を飲んで待っていると、遅れていたJR組も到着。
先発のH隊に遅れること20分、K隊長,A隊長率いる後発隊も出発！
後発隊はK隊長,A隊長,Ig隊員,Y隊員,Ns隊員,F隊員,S隊員,記録係のワタシの8名なり。

7/6 8:24

高座の滝・ロックガードゥン方面にGO！

7/6 8:26

右に折れて橋を渡ります。
電車の窓から見る空は良いお天気だったのですが、高級雨具を持つA隊長の呪いか、見る見る曇天に変わっていきます。

7/6 8:35

固定資産税の高そうな高級住宅街を進んでいきます。
我々：「ワシらの家よりちょっとだけ大きいな！」
(もちろん強がりです)

7/6 8:36

しばらくいくと街並みが途切れ、山の中に入ります。

7/6 8:43

道端にはプレ高座の滝（高座の滝ではありません）。

7/6 8:44

市ヶ原でおなじみの、花札の絵みたいな いのしし の看板が。
いのしし：「おじさん遊んで遊んでっ！！」
おじさん：「わぉ！」
（お約束です）

7/6 8:44

ここからロックガーデンなんでしょうか。滝の茶屋とあります。
いきなり瓶ビールを美味そうに飲んでる おじい連 がいたりして、これから山頂を目指すアルピニスト達？の心をボッキボキに折りにかかります。

7/6 8:45

ビールは後の楽しみにして、予定通り山頂を目指します。（あたりまえですが）
悔し涙をぬぐうF隊員。（ちなみにF隊員はビールは飲みません）

7/6 8:46

高座の滝（ココやったかしら？）が出現。
蒸し暑さ満開のなか、チラ見で余裕の通過はご存知サブスリーランナーのNs隊員。壊れかけのザックから高級アウトレットザックにパワーUP済。

7/6 8:48

味のあるコース案内図（by兵庫登山会）。
キャッスルウォールとかはバーバーモジャの様に見えなくもないですが、絵心あり。
一般サラリーマンの我々は一般コースへ。

7/6 8:49

蒸し暑さ200％の中、一般サラリーマン登山隊は岩道を登ります。
一般サラリーマン：「会社の言いなりにはなりたくないっ！！」
（誰もそんなこと言ってません）

7/6 8:52

鎖場も登場。
A隊長：「先週、雪彦山で鍛えてきたんやっ！俺に続けっ！！」
120％鎖を信頼して登るA隊長（マネをしないで下さい）を冷ややかな眼で見つめるサブスリーランナーNs隊員。

7/6 8:54

微妙な空模様の展望ポイントに到着。
A隊長召喚（？）の雨雲が迫ります。

7/6 8:55

A隊長：「今日は高級雨具を持ってこんかったんや。先を急ぐぞ！」
Ns隊員「アイアイサー」

7/6 9:00

鉄塔が出現。
写真はいかにも高座の滝を目指すような絵になってますが、風吹岩方面を目指します。

7/6 9:00

展望ポイントその2。すっかり曇天に覆われました。
キャメラマンK隊長：「なんも見えやーせん」

7/6 9:04

強烈な湿度の中、じりじりと登り続けます。

7/6 9:05

下りの岩場。
ちなみに写真はミスコースより復帰中のA隊長の巻。

7/6 9:06

引き続き風吹岩方面を目指します。

7/6 9:10

鉄塔その2。
先週の雪彦山に引き続いて早くから汗ダルマと化しているワタシは早くもバテ気味。

7/6 9:10

鉄塔の真下に入って宇宙よりもたらされる電波系の力の充電を試みます。（できませんでした）

7/6 9:15

展望スポットその3。

7/6 9:15

正直者にしか見えない絶景が広がります。← もちろん見えません

7/6 9:16

「いやいや、まいりましたなぁ。」
「誰のせいでこんな天気に？」
「もちろんA隊長でしょう。」
「わっはっはっ！！」

7/6 9:18

ええ感じの道。

7/6 9:19

ムシムシする中を歩き続けて、ようやく風吹岩に到着。

7/6 9:21

展望ゼロ。
「いやいや、まいりましたなぁ。」
「誰のせいでこんな天気に？」
「もちろんA隊長でしょう。」
「わっはっはっ！！」

7/6 9:25

気を取り直して、雨ヶ峠・六甲最高峰方面を目指します。

7/6 9:41

しばらく進むとゲートが出現。越えていきます。
（ちゃんと閉めました）

7/6 9:56

雨ヶ峠に到着。小休止。

7/6 9:57

何度も禁煙を失敗しているヘビースモーカーIg隊員、たまらず一服。

7/6 9:57

「好天＆歩きやすい道」を前提に履いてきた靴底の磨り減った赤サロモン。ぬかるみつつある道に不安を覚えます。
暑さによるバテ対策として、安スパッツもなし、上着は半袖で来ましたが、既に身にまとう物全てが脱水前の洗濯物状態のワタシ。

7/6 10:09

更に進んで渡渉ポイント。
抜群の平衡感覚で飛び石を渡るサッカー選手Ig隊員。（ただしヒザ悪し）

7/6 10:09

住吉道で六甲最高峰を目指します。

7/6 10:10

Y隊員：「本庄橋方面はコチラでおま」
白々しいそぶりで案内するサラリーマンランナーのY隊員。
ワタシの学校の先輩でもあります。

7/6 10:11

雨なのか、雲の中なのか。
濡れた橋を渡ります。
ここが本庄橋と思いきや…

7/6 10:12

本庄橋跡が登場。
とりあえずの証拠写真を撮りますが、バテバテのワタシには、どれが何なのかわかりません。

7/6 10:12

濡れた階段をヒーヒー言いつつ一段一段登って行きます。
眼は既に（× ×）←こんな状態。

7/6 10:14

広場に出ました。
視界悪し。
カラダ臭し。（←ワタシだけ？）

7/6 10:15

一軒茶屋、山頂方面に進みます。
しかし、"ドヒワリ"とは？
"どアホ"とかの親戚？

ではありませんね。
"土樋割"と書く地名の様です。（いま調べました）

7/6 10:18

広場を後にして、苦しい階段を登っていきます。
前方を軽やかに登るのはヒットポイントのぜんぜん減らないNs隊員。
猛然と追いかけるのはサッカー選手のIg隊員。

7/6 10:40

一軒茶屋に到着。
山頂を目前に "先発するH隊が見えた！" ということで、健脚キャメラマンK隊長,サラリーマンランナーY隊員,ボルダリンガーS隊員,ヒットポイントの全く減らないサブスリーランナーNs隊員は一足先に山頂を目指します。

7/6 10:50

A隊長,Ig隊員,ワタシは、遅れるF隊員を待つことを口実に一軒茶屋にとどまり小休止。
高級赤シャツから高級白Tシャツに着替えてさっぱりのA隊長。
しばらくして道の奥から亡霊のようになったF隊員が現れました。貴乃花 鬼の形相。

7/6 10:52

F隊員と無事に合流。A隊長率いる しんがり隊 は最後の力を振り絞り、山頂へと続く心臓破りのマルマル坂を登ります。

7/6 11:18

先発の皆は山頂前の東屋で昼食準備に取り掛かっていました。
しんがり隊の我々が追いついて、ようやく全員揃って昼食タイム。
本日はメンバ多数につきA隊長の生卵入りラーメンは無し（13人とかやと、生卵かついでくるよりニワトリをかついでくるべき？)。
H隊長謹製の美味しいコーヒーも、今回はパーコレーターでなく、袋煮出し対応。（それでも疲れた身体にしみわたり美味）
ここまでずっと蒸し暑かったのですが、さすがに山頂付近に止まっていると、風が吹けば少し肌寒い位。

7/6 11:25

昼食も済んで出発の準備。
自慢の高級つえの説明をするA隊長。
A隊長：「高かったんや！」
ドーハの悲劇でヒザを痛めたIg隊員（ウソです）の下り用スペシャルパーツとして持ってきてくれました。

7/6 11:30

昼メシ喰ってヒットポイント回復。
全員揃って東屋を出発。
程なく山頂に到着。
（ラップ調に韻を踏んでみました）
曇天の山頂にご挨拶。

7/6 11:31

六甲最高峰の三角点。一応タッチしときました。
（オネエばりに小指が立ち気味）

7/6 11:32

六甲最高峰を後にし、全員そろって宝塚を目指します。

7/6 11:34

マルマル坂を下ります。雲の中にいるようです。

7/6 11:40

舗装路を進み芦屋市に入ります。

7/6 11:42

しばらく行くと、今度は西宮市に入ります。
トンネルをぬけると…

7/6 11:43

いました、999号。
アンドロメダ行き。（行きません）
写真では暗くてよくわかりませんが、既に運転席にメーテルが、運転席の後ろに車掌さんが乗っています。（乗ってません）

7/6 11:47

ワタシ以外の全員999号を無視。先に進みます。
舗装路から左に折れて山道へ。

7/6 11:48

下っていきます。
山頂を越えると、多少のアップダウンありますが、基本下りです。
13人もいたら、なんか合わせ鏡みたいな絵になってます。

7/6 12:00

宝塚方面へGO！GO！

7/6 12:00

ガサガサとした道を進みます。

7/6 12:06

人数が多いとすれ違いにも気をつかいます。
山頂方面へ向かう特急？ガールズ隊の通過待ち。
ガールズ？隊：「おおきに、おおきに」

7/6 12:16

山頂を出て1時間ほど。しんがりのK隊長から給水休憩の指示が。
隊が長いので先頭を行くH隊長に伝言で送ります。
K隊長：「前に送って下さい。"休憩しましょう。止まって下さい。"」
隊員その1：「休暇を取らせて下さい。労働組合に訴えますよ。」
隊員その2：「吸血コウモリを食べさせてあげて下さい。」
…
…
…
隊員その11：「キューピーマヨネーズを取ってやって下さい。」
H隊長：「わかった。休憩しよう。」
？？？
何はともあれ、無事 給水タイム。

7/6 12:20

給水休憩を終え再スタート。
宝塚を目指し快調に下って行きます。

7/6 12:28

道は雨？でグチャグチャですが、登りの時のような蒸し暑さもなく、カイチョーに宝塚を目指す一行。

7/6 12:32

THE NORTH FACE.
ザ、北壁。
（特に意味なし）

7/6 12:41

再び舗装路に出ました。
皆でコンタクトレンズを探している訳ではなく、たまたま下を向いている人が多い写真。

7/6 12:46

コンタクトレンズも無事見つかり（落としてませんが？）再出発。
舗装路を行きます。

7/6 12:49

ここで左に折れて、また山道に。
山道の入口にいた知らないおじさん達が何かを探している様子。
おじさん達：「コンタクトレンズを落としたんじゃ。」
我々：「ああ、そうですか。」

7/6 12:58

急な階段を下ります。
高級つえを振り回し踊る様なステップで下りていくIg隊員。

7/6 12:59

階段を下りきったところで まあまあ大きな道路を渡ります。（ここが大谷乗越？）

7/6 13:00

謎の声：「そう。ここは全山縦走路。コッチが六甲最高峰。アッチは宝塚に至る。」
我々：「どちらはんですか？」

7/6 13:01

謎の声：「葉っぱの妖精、葉っぱくんだよ。足のサイズは28cmだよ。」
我々：「ああ、そうですか。」

7/6 13:01

気を取り直して先へ。

7/6 13:14

謎の声：「そう。ここは全山縦走路。コッチが六甲最高峰。アッチは宝塚に至る。」
我々：「さっき聞いたし。」
謎の声：「そう言わずに。道標は常に確認しましょう。そして私は…」
我々：「葉っぱくんやろ。足のサイズは28cm。」
謎の声：「それは兄で、わたしは27.5cmです。」
我々：「どーでもええし。」

7/6 13:21

予防接種待ちの様な写真です。（山の中ですが）

7/6 13:32

肉離れした足が完調でないこともあり、ワタシ同様、疲労の色を隠せない黒い稲妻Nk隊員。

7/6 13:41

突然元気に。
Nk隊員：「カモナベイベー！チェケラッチョ！！」
宝塚が近づき、踊る様に山道を下ります。

7/6 13:43

Nk隊員が正気を取り戻す頃、無事山道を抜けて舗装路に。
塩尾寺に出ました。

7/6 13:45

宝塚温泉目指してもうひと踏ん張り。

7/6 13:51

ジェットストリーム3祠。

7/6 13:51

ヘアピンからショートカット道へ。

7/6 13:51

ショートカット道へ下るヘアピンコーナーから。
眼下にひろがる宝塚市街。

7/6 13:53

抜け殻の様になって山を下るA隊長。
視線の先にはヒットポイント満タンのNs隊員。

7/6 13:53

かなり住みにくそうな鳥小屋。
ビックリハウスばりの傾き。

7/6 13:54

お稲荷さんの様な所（塩尾寺休憩所？）を横目に通過。

7/6 13:58

手づくり感あふれるビミョーな看板。
（誰か行ってみて下さい）

7/6 13:59

喜びダンスを奉納する先輩Y隊員。
それを冷静に見守るNs隊員。
Y隊員：「カモナベイベー！チェケラッチョ！！」
Ns隊員：「 … 」

7/6 14:01

何とか正気を取り戻した先輩ランナーY隊員。我に返って下って行きます。

7/6 14:03

ガースー黒光り。

7/6 14:04

水がありました！！
が、人家のガレージに付、力石ばりにガマンします。

詳しいことは…
あしたのジョー 白木お嬢様 針金 トマト
で検索！（上手く出てきません）

7/6 14:04

川沿いに出て左に折れ、街を目指します。

7/6 14:07

わくわく（動物？）ランドを通過。

7/6 14:10

見えました！宝塚温泉！

7/6 14:11

ゴール目前で神からのプレゼント。
ボンネット？の開いたショベルカーを発見。
レア映像。（そうでもない？）

7/6 14:12

宝塚温泉（ナチュールスパ宝塚）到着。
お疲れさまでした。

7/6 15:16

＜おまけ＞
高槻での反省会（富士登山安全祈願祭）を待てず、宝塚温泉にて缶ビアを。
激ウマ。

7/6 15:30

＜おまけ＞
かたや、高槻反省会までガマンを貫く漢、先輩ランナーY隊員。
アイス片手に 中年おっさんとは思えない満面の笑み。

7/6 15:48

＜おまけ＞
宝塚温泉を後にして高槻に向かいます。
山から下りてきた途端に文明の利器に頼り切るアルピニスト達。

7/6 15:49

＜おまけ＞
反省会の場所の都合もあって、JRで高槻へ。

7/6 16:13

＜おまけ＞
文明の利器に群がるアルピニスト達 その2。
健脚K隊長は階段へ。

7/6 16:46

＜おまけ＞
ひとっ風呂浴びて実に爽やかな山BOY達。
高槻到着。

7/6 16:49

＜おまけ＞
ありました。ありました。
HOT！！HOT！！（藤井隆？）

先輩Y隊員の強い勧めで撮影。コメント困難！
（しかも "ニャーノ" って何？）

7/6 16:49

＜おまけ＞
この先のホルモン屋にて、富士登山関係メンバも合流して大反省会（富士登山安全祈願祭）となりました。
お疲れさまでした。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

感想

H47A

以前より行ってみたかったロックガーデンを含むコース。
雨が心配されましたが、予報では曇り。
ワタシは先週、久々の山登り（雪彦山）で大汗をかいてバテバテになったので、対策として、今回初めてスポーツドリンクを持って行きました（1L用の粉で2L作りました。いつもは水かお茶のみ）。
スポーツドリンクだけだとアレなので（アレって何？）、水500mlを2本追加。水分だけで結構な重さになり、今度は重さでバテるのではと心配に。
山頂までの登りはとても蒸し暑く、また、曇天のため展望も開けず。
またしてもバテ気味になりましたが、"小雨混じりの曇空"、"時折やや吹く風"といった天候に助けられ、何とか皆について歩き通すことができました。
ロックガーデンは機を見てリベンジしたいな。
月末の富士登山（残念ながらワタシは参加出来なくなりましたが）の安全祈願祭と銘打った高槻反省会では、飲み過ぎと山行の疲れからか、遭難者数名。
その中の1名（何を隠そうワタシ）はトイレ立てこもり遭難、Iw隊員とS隊員からなる救出隊に救出されました。（ごめんなさい＆ありがとうございました）
家に帰るまでが山登り。皆さんも山登りの後は飲みすぎに注意しましょう！