大天井岳 （一の沢より） 強風の苦行

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 29:29
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,146m
• 下り: 2,146m

コースタイム

7/6
05:45　ヒエ平駐車場
06:04　ヒエ平登山口
07:07　王滝ベンチ
09:06　最終水場
09:58　常念乗越
13:25　大天荘

7/7
05:23　大天荘
05:31　大天井岳山頂
05:40　大天荘
08:00　常念乗越
08:35　最終水場
10:12　王滝ベンチ
11:00　ヒエ平登山口
11:15　ヒエ平駐車場

天候

雨、強風、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヒエ平登山口手前1.2kmに登山者用駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

一の沢登山道の胸突八丁の手前の雪渓は滑りやすいので注意。アイゼンは不使用。
最終水場手前の雪渓は、かなり崩れかけており危険。
雨の日は、登山道は川のようになっているので注意が必要。
一部橋が崩れており渡るのに注意が必要。

写真

7/6 5:43

ヒエ平駐車場　
前の晩に到着し車中泊
朝5時半でほぼ満車

7/6 5:44

駐車場から登山口まで約1km

7/6 5:47

冷沢小屋
無人の小屋のようです。

7/6 5:53

途中路肩に駐車スペースもありました。

7/6 6:03

ここより先は一般車駐車禁止

7/6 6:04

ヒエ平登山口

7/6 6:04

きれいなトイレもあります。

7/6 6:11

登山口

7/6 6:11

こんな感じからスタート

7/6 6:15

岩がごろごろした所が多い。

7/6 6:23

山ノ神

7/6 6:24

いたるところ、登山道に水が流れています。

7/6 6:32

こんな丸太橋がいくつもかかっています。

7/6 6:34

ほぼつら位置

7/6 6:34

古池

7/6 6:34

古池です

7/6 7:04

一の沢のすぐ脇を通ります。下山時は増水しており、通れずすぐ上の巻き道を通りました。

7/6 7:06

いたるところにある丸太橋

7/6 7:07

王滝ベンチ

7/6 7:07

これが王滝ではなさそうです。

7/6 7:29

エボシ沢
一息入れるにはいい場所です。

7/6 7:29

エボシ沢の階段

7/6 7:30

一の沢

7/6 7:55

前常念岳かな？

7/6 8:06

一の沢沿いを進む

7/6 8:09

いたるところにある丸太橋

7/6 8:13

ミヤマカラマツ

7/6 8:39

一つ目の雪渓です。
意外としっかりとしてましたが、そろそろ危なくなるかも

7/6 8:40

意外と長い距離　アイゼンは不要でした。

7/6 8:47

壊れかけた階段

7/6 8:47

振り返るとこんな感じ

7/6 8:57

胸突八丁付近

7/6 9:03

最終水場手前の雪渓
中央付近を右から左に渡ります。
もうそろそろ崩れそうです。
下山時右側の雪渓が割れてちょっと危険でした。

7/6 9:06

ここで、水を1.5L給水。
ザックが重くなった瞬間。
ここから急登

7/6 9:23

第一ベンチ　あと800m

7/6 9:35

第二ベンチ　あと500m

7/6 9:43

第三ベンチ　あと300m

7/6 9:45

サンカヨウ

7/6 9:45

エンレイソウ

7/6 9:54

常念岳と雪渓

7/6 9:58

常念乗越
ここに出た瞬間、強風！！！
素晴らし景色はどこ？？

7/6 9:58

強風に耐えながら常念小屋へ
マイケルジャクソンの45°前傾姿勢で進む。

7/6 9:59

強風でもテント組
これから行く大天井岳方面

7/6 9:59

常念岳

7/6 9:59

常念小屋

7/6 10:01

常念小屋

常念小屋はライブカメラがあり、PCもフリーで使える。天候を確認。

7/6 11:30

晴れていたら、最高なんですが、
スゴイ強風！！

7/6 11:36

コマクサが咲き始めていました。

7/6 11:45

雪渓

7/6 11:53

ここで小休止

7/6 11:53

東天井岳に向かう登山道

7/6 12:26

斜面に雪が残っています。

7/6 12:29

アイゼンは不要

7/6 12:31

こんなかんじ

7/6 12:32

大天井岳はこちら

7/6 12:32

晴れていれば・・・

7/6 12:59

きのこみたいな岩

7/6 12:59

がすがす

7/6 13:18

やっと大天荘が見えてきた。

7/6 13:25

槍方面分岐

7/6 13:26

相変わらずの強風。雨も本降りになり始めた。
テン泊だったが、悪天候のため小屋泊に変更

7/6 14:07

こんな感じ。
柱と柱の間の定員が6名
どうやって寝るのでしょう。
今回は人が少なかったので、息子と2名で一区画

7/6 14:26

夕飯まで時間があるので、ポップコーン作成。

7/6 15:58

ほどなくいつものアルファー米と焼き鳥缶

7/7 21:34

小屋到着後に小屋裏の残雪で冷やした金麦で乾杯。

7/6 18:28

常念岳と大天井岳のバッチ

7/7 5:23

7日の朝。
相変わらずの強風と雨

7/7 5:24

大天井岳はすぐ小屋の裏

7/7 5:24

小屋の右側より、奥に大天井岳が見えます。

7/7 5:31

10分ほどで山頂

7/7 21:32

三角点タッチ
随分と飛び出ている三角点。

7/7 5:31

大天井岳　2922m
半端無く風が強い。

7/7 5:32

頂上のほこら

7/7 5:37

ビールを冷やした残雪

7/7 5:59

晴れていたら絶景の稜線

7/7 6:00

強風と雨、そして稜線

7/7 6:02

ミネズオウ

7/7 6:16

ぜったいにリベンジしなきゃ！！

7/7 6:25

東天井岳直下の小屋跡

7/7 7:43

常念小屋

7/7 8:01

常念小屋のテン場

7/7 8:35

最終水場の先にある雪渓
向こう岸の雪渓が割れて危険な状態。
団体さんがザイルを張ってました。
真中が崩れるのも時間の問題。
落ちたら一の沢

7/7 8:43

一の沢

7/7 8:51

橋が崩れていました。

7/7 9:29

濁流です。

7/7 10:12

水の量がすごい

7/7 10:12

やっと王滝ベンチ

7/7 10:29

スゴー

7/7 10:29

登山道も川のようです

7/7 10:59

登山口に到着

7/7 10:59

ここにきて始めて日が差してきた。

7/7 11:15

駐車場に到着です。

撮影機器：

Optio WG-2 GPS ペンタックス

感想

TTdonald

今日は息子と二人で、テン泊しようと大天井岳に行ってきました。
金曜日の夜に出発し、ヒエ平駐車場に着いたのが深夜1時ごろ。
すでに7〜8台くらい停まっていました。

土日は天気が良くなるとの予想だったのに、朝起きると雲行きがあやしい。
とりあえず出発。
すぐに雨がポツポツを降り出し、レインウェアーを装着。
常念乗越までに雪渓があり、最終水場手前は雪解けが進んでおり、崩壊するのは時間の問題。
渡っている途中で崩壊したら、一の沢に落っこちます。
下山時は、一部亀裂が入り、少し危険な状態でした。
ちょうど、団体さんがザイルを張っていたので、使わせていただきました。
ありがとうございました。

常念乗越にでた瞬間、突風でテンションダウン。
とりあえず常念小屋で一服し、いざ大天井岳に向かう。

途中の稜線は、半端無い強風で、なんども体が持って行かれ、苦行を強いられました。
マイケルジャクソンの前傾姿勢見たいに歩いていました。

大天荘に到着したタイミングで、雨が本降りに変わり、スゴイ嵐状態。
テントをあきらめ、小屋泊りに変更。
その後もテン泊で受付された方も、小屋泊に変更され、結局テン泊者はいませんでした。
小屋泊者も少なく、広々と寝ることができた。
天気は最悪だったけど、夜は息子と二人でゆっくりと酒を酌み交わすことができた。
ちなみに大天荘のブログにもその様子が載ってます。
http://daitenso.blog68.fc2.com/blog-entry-497.html

夜中、雨と風の音がすごく、テン泊だったら寝れなかっただろうなぁ。
予期せぬ出費だけど、安全を買ったと思えば安いもんですね。
素泊まり一人\5600です。
二人分出したから、\11200　(;_;)

翌日にザックを小屋に置き、大天井岳の三角点タッチ。
風も昨日に負けないくらい強く、雨は昨日よりも激しくなっている。
余裕が無くいつものドナルドは登場できず。

雨脚が強く、一の沢からの下山が心配される。
こんな天気なので、常念岳はパスして、下山。
昨年悪天候で常念岳をパスしているので、今回が2度目のパス。
いつになったら常念岳に行けるのでしょう。（もう常念岳のバッチは買ったんですけど。。）

下山時、登山道は川のようになっており、ほとんどが水浸し。
雪渓が崩れかけていたことや、橋が崩れていたりとハプニングはあったが、
心配するほどの事は無く、無事に下山できた。

大天井岳のテン場も常念岳もリベンジしなきゃ！！

コメント

roku

修行、お疲れ様でした。
強風の中、
マイケルジャクソンの45度前傾状態での歩行、
かなりレベルの高い修行でしたね。
その上、テン泊も諦め、絶景もなしとは…
凄い荒れ模様だったようですね。
黒百合ヒュッテの強風どころじゃない？
ご無事で何よりです。

葉っぱの大きなお花は「エンレイソウ」かも。
私の篭ノ登山のレコに写真があります。

ポップコーンは美味しくできましたか

TTdonald

rokuさん
雪渓が割れないように、ムーンウォーク歩行もしましたよ
マイケルのダンスは登山でも役に立ちます
rokuさんも試してみたらどうですか

風は、黒百合を超えていたかも
もしテントを張っていたら、「僕のあのテントはどうしたんでしょうね。・・・」となりそう

エンレイソウですね、ありがとう！！
山でのポップコーンは難しいですね

nori0210

おっと、ポップコーン！
下界は死ぬほど暑かった土日でしたが、
山の上はどこも大荒れだったみたいですね？

大天荘のテン場は景色も良いですが、
あの場所ですから、晴天でも凄い風ですよね？
ちょっと風が強かったら、小屋泊が正解だと思います。

また、常念辺りの稜線、意外や残雪が多くてビックリです。
情報助かりました〜。

大天荘ブログのdonaldさん、ナイスショト ！
ポップコーンの出来栄え、見たかった〜

TTdonald

nori0210さん
家に帰ってきたら、スゴイ暑さにビックリ
すっかり梅雨明けしていて驚きでした。

風が強いと黒百合を思い出してしまいますね

ブログの写真は、カメラ目線をぐっと抑えてました

ポップコーンは不発が多く、若干焦げてしまいました。でもフライパンに穴開けてませんからね