石転び沢↑・北股・門内・梶川尾根↓ 新潟百名山No.33/34
- GPS
- 10:29
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,975m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
天候 | 快晴→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石転び沢 アプローチの登山道で、少しわかりにくいところがある。 主稜線 問題なし。8割は夏道 梶川尾根 梶川峰ー清水の区間で残雪の着き方がすごい嫌らしい。登りではそれほど恐怖感はないだろうが、下りの際は滑ったら谷まで一直線のようなところをトラバースしたりするところもあるので怖かった。 |
写真
感想
飯豊の石転び沢に登ってきました。ピストンで石転び沢を降りようかなと思いましたが、上部を下るのも少し怖かったので、周回コースで降りることにしました。梅花皮小屋から門内岳まで主稜線を縦走し、梶川尾根か丸森尾根を降りようかで悩んだ末に、地神山への登り返しが少し嫌だな〜って思ったので今回は梶川尾根を降りました。
◯駐車場ー飯豊山荘
チャリがあった方が時間短縮にもなりますし、何より下山後に楽ができます。
◯飯豊山荘ー温身平
林道歩き。雪もなし。
◯温身平ー石転び沢出合
温身平を過ぎてすぐに残雪が出てきます。玉川の砂防ダムを越えると本格的に登山道らしくなってきますが、沢筋に残ったデブリで進行方向がよくわからなくなっちゃうところが何箇所かありました。地図上、水場の表記のあるところでは夏道はおそらくトラバースをするんでしょうが、残雪でどうにもその進路は取れなそうだったので、上部から巻きました。しばらく進んで、滝沢出合を過ぎたあたりで雪渓に乗り移り、石転び沢を目指しました。出合まできて、まっすぐ進むと門内沢、左に折れると石転び沢です。ここのど真ん中の特等席で軽めの朝食をとりました。
◯石転び沢出合ー梅花皮小屋
100%雪の上を進みます。目標にしやすい岩場などがたくさんあるので、「あそこまで20で」みたいな感じで、細かく目標を定めながら登りました。上部に行くにつれて斜度は急になりましたが、意外とすぐに小屋に着きました。
◯梅花皮小屋ー北股岳
半分夏道、半分雪という感じです。石転び沢を登った直後にこの登りは結構応えましたが、最後の急登だ!と思い頑張りました。先程までとは違い、左側には新潟側の景色、背後には飯豊本山から遠くには尾瀬や越後三山まで見えているので、気分が上がります♪ 梅花皮小屋の水は出ているようですが、どこにあるのか自分は見つけられませんでした笑笑
◯北股岳ー門内岳ー扇ノ地神
北股から門内の間は所々ですが花も咲き始めていました。夏の使者のハクサンイチゲが、一輪だけまだ赤ちゃんですが花を咲かせていたのを見つけられたのは嬉しかったです。門内岳を過ぎて、門内小屋のすぐ下あたりで残雪から水が流れていたので、ペットボトルに給水させてもらいました。冷たくて美味しかったです。
◯扇ノ地神ー梶川峰
ほぼ全て雪の上です。この区間は広い尾根が続くので楽しい尾根歩きでした。この後大変なことになるとも知らずに、、
◯梶川峰ー水場ー湯沢峰
夏道と残雪が交互に出てきます。ストックじゃとても心許なくピッケルは必携だと思います。アイゼンもあればいいですが、つぼ足でもなんとか。朝とか雪が硬く締まっていたらアイゼンは絶対いりますし、そもそもそんな時にここ通れるかなという感じでした。あと、虫がとても多くて、集中力が削がれます。虫除けネットだったり、ハッカスプレーとか持っていった方がいいです。残雪はありますが、とてもシリセードとかできるような角度じゃないし、止まる保証がない場所が多かったので自分はやる勇気は出ませんでした笑 湯沢峰への最後の登り返が地味に辛かったです。
◯湯沢峰ー梶川尾根登山口(飯豊山荘)
この区間は雪は全くなくなります。初めて使う尾根なので、どんななのかは全く分からない状態で降りましたが、急だなーとは思いました。まだ何百メートルも標高差あるのに真下にゴールの飯豊山荘があるのが見えた時はこの尾根やばいなぁって思いました。
今日飯豊の中部に入山していたのは日帰りが5組8人と、泊まりが1組いたようです。大きな山域だけあってほぼ人には会わずでした。そんな中でも、1組だけ途中3回も会ったパーティーがいました。地元が同じということもあってお話も盛り上がり、最後に飯豊山荘で会ったので、駐車場まで一緒にお話ししながら歩かせてもらいました。あの3kmも話しながら歩くとすぐですね😊
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