笠取山 - 涼を求めて、久しぶりの2000m越えでした。が、


- GPS
- 09:15
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 9:11
06:34 将監登山道入口
06:58 七ツ尾根分岐
08:16 将監峠
08:48 山の神土
09:28 西御殿岩
10:28 唐松尾山
11:18 P2044
(この間に昼食40分)
12:52 笠取山(東)
13:38 水干
14:25 黒エンジュ
15:10 馬止
15:28 中島川橋
天候 | 薄曇り一時雨のち晴れ (下山後に雨になりました) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さいたま市から、圏央道青梅IC利用で延々青梅街道を進み、約3時間かかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して、案内板が充実しており、問題ないでしょう。道もよく整備されています。 ただ、笠取山周辺ではいろんな道が入り組んでいるので、案内板の表記と自分の目的地を正しく一致させる必要があります。私の場合、最終目的地の中島川橋と案内板に表記されている中島川口が、果たして同じ場所を指すのかが少し不安でしたが、所々にある案内地図によって、同じであることを確認し安心しました。 <中島川橋 〜 将監登山道入口> 20分ほどの舗装道歩きです。 <将監登山道入口 〜 将監峠> 将監小屋に続く道は、ずっと車も通れる林道です。 林道途中に七ツ尾根を通り牛王院平に進む分岐があります。(案内はありません。) 七ツ尾根の道は、笹を刈り取った歩きやすい道です。 七ツ尾根の途中に、将監小屋に続く林道に繋がる分岐があります。(案内はありません。) <将監峠 〜 山の神土> 問題ありません。 <山の神 〜 西御殿岩> 崩落場所を3ヵ所くらい通りますが、注意すれば問題ありません。 西御殿岩へは、本ルート最も注意を要する道と思われますが、注意すれば問題ありません。 <西御殿岩 〜 唐松尾山> 尾根筋を通りましたが、低木が煩わしいです。踏み跡はあります。 唐松尾山が本ルートの最高点(2109m)です。 <唐松尾山 〜 笠取山> 唐松尾山からの下りでは、ピークの右側から左側に移る場所がありますが、右に下る踏み跡につられて進めなくなるので注意が必要です。 <笠取山 〜 水干> 西側を回りましたが、少し戻って東側から向かった方が、早いかもしれません。 笠取山からの下りは、ザレていて滑りやすいです。 <水干 〜 中島川橋> 案内板も十分で、道も整備されており、問題ありません。 |
写真
感想
随分前から候補に挙げていた笠取山。登山口までが遠いので躊躇していましたが、3連休の中日なら早朝に出発でき、翌日は休めるということで決行することにしました。
カーナビにセットした作場平に到着したものの、思っていたほどの駐車スペースが無くトイレもなかったのですが、準備をしてスタートです。天気が不安定らしいので大丈夫かなぁ、と空を見上げながら歩き始めてまもなく渡った橋の名称を見て驚愕しました。「中島橋」?え?天気の不安が吹っ飛びました。
そうです。私がナビにセットした作場平の場所は、実は中島川橋だったのでした。こんなんで、よく山歩きなんかやってられるなぁ>俺。
ま、前半に歩くつもりだった舗装道歩きの一部が後半に移っただけだと思えば、大した問題ではない、とこの時は思いましたが、結果的にはむしろ超ラッキーでした。
将監登山道入口から登り始めましたが、これ舗装ではないけれど車道じゃないですか。耐えられず、途中で七ツ尾根に進みました。が、その途中で東に延びる分岐があったので、将監峠に寄りたいこともあって進みましたが、相変わらずの車道に出てガッカリ。仕方なくそのまま将監峠まで歩きました。
将監峠は開けた草原のような場所で気持ちが良くのびのびできましたが、車道歩きのマイナス面を考えると、個人的には七ツ尾根をまっすぐ登り、将監峠には寄らない選択でも良かったと思いました。
特に目的にしていたわけではない西御殿岩は、岩峰で高度感があり360度の展望で最高に良かったです。ただ、標高は2075mなのですが、ほとんど無風で残念ながら涼しさは感じられませんでした。
P2044と黒槐山の中間辺りに、南に開けた場所があったので昼食にしました。ところが、休みはじめには良かった天気が、食べ終わる頃に少し涼しくなってきたなぁと思ったら急な雨になり、慌てて大木の下に移動し、雨具を付けさせられました。ホント山の天気はわからないなぁ、と思いながら歩き出したら、ものの15分ほどでまた晴れてきたので、またすぐザックカバー以外を外すことになりました。
笠取山には、東の最高点(1953m)と、山梨百名山の標柱がある西との2つのピークがあります。予想に反しどちらにも人がいませんでしたので、自分を入れた写真を撮ることができましたが、下山する頃には作場平からと思われる数名が賑やかに登ってくるのが見えました。セーフ。
下山路は、当初はヤブ沢峠経由で作場平を予定していたのですが、車を中島川橋に置いてしまったのと、なぜか今日は身体が重く足の裏が痛いこともあり、地図を確認するとちょうど中島川橋に通じるルートがあったので、これ幸いと変更しました。実は下山後に完全な雨になったので、その点でもこの幸運には本当に感謝です。
ココから中島川橋までは特筆すべきことはありません。
案内板はしっかりあるし、道は優しく十分に整備され、何というか、無味無臭で淡々とゴールしたという感じです。
今日のルートは、将監峠から笠取山までだけが、山を歩いた感じを持てました。それ以外は、車道だったり、よく整備され踏み固められた道だったり、残念ながら私が求める山道ではありませんでした。足の裏が痛くなったのは、そんな道だったからかもしれません。
笠取山周辺の整備具合は、奥多摩の三頭山に似た印象を持ちました。家族やグループでハイキングするには、安全で楽しそうに思います。
待望の笠取山でしたが、少なくともこの山を目的として登ることはもうないかなぁ。そんな山行でした。
いつもレコ拝見していますが 気になったことを
いくつか。
作業平じゃなくて 作場平ですね。
よく整備され踏み固められた道だったり、残念ながら私が求める山道ではありませんでしたと有りますが
雲取も そんな道ですので また行かれてがっかりした記録見るのが嫌なので 雲取にも行かれないほうが良いんじゃないでしょうか 笠取周辺の道よりもっと迷いようが無く もっと踏み固められ 人もうじゃうじゃですよ。
後は 熊の仕業?と書いてある 指導標の犯人は熊じゃなくて 鹿です。 奥多摩でもメチャメチャになった
指導票が有る場所がありますが 鹿が逃げるときに角が
ぶつかってああなるようです。
okutamaさん、こんにちは。
有益な情報と間違いのご指摘をありがとうございます。
公開前には、誤字脱字を私なりにチェックするのですが、思い込みがある部分は、どうしても見落とされるので、このようにご指摘を頂かないと永久に気付かないことがあります。ありがとうございました。ご指摘の間違い部分は早速訂正します。
案内板の犯人は鹿でしたか。
雲取山の情報もありがとうございます。人気の山ですから、やはりそのような状況なんですね。
さて、決して私は、笠取山周辺の状況を否定するつもりはありませんでしたが、不愉快な思いをさせてしまったとしたら、残念ですし申し訳ありませんでした。m(__)m
ただ、これは私自身の主観による感想を私自信の言葉で書かせていただいたものであり、許容されるものと考えます。しかしながら、okutamaさんのように感じられる方もいるということを思えば、もう少し柔らかい表現ができたのかもしれないので、今後は気を付けたいと思います。
雲取山は身近な百名山ですし、折角の提案ですが、たぶんいつかは登ると思います。okutamaさんの言われたように、「がっかりした記録」になるかもしれませんが、上述の通り、思ったままを書くべきと考えますので、その際はお許しください。読み手がどのように受け取るかを気にした文章では、感想と言えませんので。
ちなみに、笠取山周辺の道の状況については感想の通りですが、西御殿岩など、行って良かったと思える場所もありましたので、行かなければよかったなどと思っているわけではありませんので、その点はご安心を。
では、コメントをありがとうございました。
それと、たまにはokutamaさんの山行も公開されてはいかがですか。
書き方が悪かったかな あの素晴らしい
笠取周辺でも 少なくともこの山を目的として登ることはもうないかなぁ と思う人も居るんだなと思ったしだいでして 更に残念ながら私が求める山道ではありませんでした。と書かれていたので 特に山に拘らず 山道に拘る人なのかなと思ったので 雲取には行かない方が良いと書いたまででして 100名山という 触れ込みに拘るなら 是非行ってみてください。ただ山道は 笠取以上に踏み固められ 迷いようが無い道で 何の変化もありませんので山道としては かなりがっかりされるでしょうね。でもルートを鴨沢じゃなければ 山道も楽しいですね。でもそれこそ林道歩きが長くなりそうですけど 通行止め解除のタイミングを狙って行けば問題ないでしょうかね??
西御殿岩周辺は 笠取と違った素晴らしさが有りますよね。 あちらになると 笠取の混雑がうそのように静かですから。
kinoeさんは笠取山でしたか
私も昨年笠取山へ行きましたが、ショートコースの周回でした。
写真59 それにしても広い道 周辺に鹿はいませんでしたか? 私は目の前で鹿が登山道を横切りビックリさせられました
西御殿岩
naoking1さん、こんばんは。
先日、珍しく奥武蔵山塊で小鹿に会いましたが、それだけで、最近はお目に掛かれていません。
熊鈴のせいかもしれませんが、メジャーな登山道ではポケットに入れているので静かなはずなんですけどねぇ。
西御殿岩は良かったですよ。是非行ってみてください。
本当に360度見渡せるので、デジカメのムービーで一周撮りました。
さすがkinoeさん、僕みたいな王道コースを行かないとは、
やはり一筋縄ではいかない方ですね
でも僕も今度は唐松尾山方面までは行ってみたいとは思っています。
雲取は今度富田新道から行ってみようとも
hiroumiさん、コメントどうもです。
王道コース。いいじゃないですか。
楽しみ方は人それぞれですから、どこを歩こうが、3時間コースを10時間かけようが、楽しければいいと思いますよ。
あくまでも個人的感想ですが、唐松尾山は展望は無いので、もう一頑張りして西御殿岩までをお勧めします。
雲取山は、日帰り周回族にはルートの選択肢が少なく、なかなか手強いです。
富田新道からの雲取山、レコ楽しみにしています。
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