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Yamareco

記録ID: 3217214
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

小鹿野町・招福毘沙聞天さん〜胡桃差峠〜851峰〜毘沙門山

2021年05月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.4km
登り
724m
下り
715m

コースタイム

日帰り
山行
5:19
休憩
0:44
合計
6:03
8:42
45
9:27
18
一対の大岩
9:45
25
鉄塔線下
10:10
8
鉄塔157号
10:18
10:25
20
胡桃差峠
10:45
10:56
78
851峰
12:14
12:40
55
毘沙門山
13:35
15
壊れ作業小屋
13:50
40
鉄塔154号
14:30
15
県道282号
14:45
天候 ☀ ・最低/最高気温  (熊谷: 13.2/27.5 ℃)
            (秩父: 11.9/25.8 ℃)
   ・昼間の時間: 14:23 (日出:4:28 日入:18:51)
   
・28日の気象[全国] : 気象人
https://kishojin.weathermap.jp/diary_detail.php?date=2021-05-28
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 秩父市(旧吉田町)の、県道282号を行きます。
 合角ダムを左に見て 更に上流に行き、小鹿野町に入ります。
 「平成の水百選」に選ばれている「毘沙門水」が左側に。
ここの 吉田川沿いの県道282号に、車を止めさせて
いただきました。
コース状況/
危険箇所等
◎ 毘沙門水付近の県道282号線の起点が,約355m ⇒ 毘沙門山が
997m。標高差642mの,特に920mコンター部からは、危険で
スリルのある 岩稜の眺望の良いマイナーコースです。
  20世紀後半の、石灰岩採掘現場最上部の、言わば"人工岩稜"
 部分もあり、人工的ザレ場や、危険な腐食 鋼製柵脇の登り降りで
 あり、細心の注意が必要です。

 ・毘沙門水から、大指及び三ヶ原方面へ抜ける「胡桃差峠」へ
 向け,胡桃差沢沿いを入って行きます (鉄塔157号方面ですが、
 巡視路ではありません)。
  この沢沿いのルートは荒れているとの、地元の方の話でしたが
 やや荒れている部分も確かにありましたが、意外にも踏み跡もあり
 赤マーキングも付いていて、ほぼ右岸沿いに登っていきます。
 ・鉄塔線下付近からは、沢沿いは ルート不明瞭で、空を仰ぐと
鉄塔線が樹間から見えるので、鉄塔へ向け、はっきりしている
小尾根へ。
  鉄塔157号が ほぼ700mなので、ここから「胡桃差峠」に向け
明瞭でフラットなトラバース道を「峠」へ向けて。

 ・稜線上の「胡桃差峠」が約705m。そして 尾根を西進し851峰。
  木々の間から少し毘沙門山が見えました。
  続いて920mコンターから いよいよ主岩稜となり、核心部です。

後の説明は省略して、他の方のレコや 私の画像で 危険な状況を
 判断してください。
  この素晴らしくも危険な「岩稜〜東峰」を経て,毘沙門山(西峰)
 に到着。
  奥秩父〜奥武蔵〜西上州の山々が、ぐる〜り360度の
大パノラマ。4/26日に引き続き、大展望を満喫。

 ・<復路>は、長合沢の頭(実際は巻く)から 北への急降を経て、
 鉄塔154号へ向かう。
  ここから少し東進してから 長合沢へ降るのが一般的なのですが
 このまま「地理院地形図」の破線部分を東進して下りました。
  途中 やや不明瞭で、注意が必要です。
 
 もう下の県道や家が チラホラ見えだしてから「合角ダム・藤倉
雨量観測所」脇を通ります。これより前、廃屋が何軒か散見され、
かっては集落があったものと思われます。
 犬を連れた地元の方に会いました。イノシシが出没するそうです。
 県道282号線の池原に出て(赤い橋)、車「毘沙門水」まで僅か。
毘沙門水脇の
「招福毘沙聞天」
さん。
水の元を訪れる人の
幸福を願っている
そうですから、
毘沙門山への登山
&下山時には是非
手を合わせてね。
2021年05月28日 08:43撮影 by  SH-M12, SHARP
12
5/28 8:43
毘沙門水脇の
「招福毘沙聞天」
さん。
水の元を訪れる人の
幸福を願っている
そうですから、
毘沙門山への登山
&下山時には是非
手を合わせてね。
基本的には、胡桃差沢
直脇のコース。
毘沙門水脇から
鬱蒼とした
胡桃差沢沿いに
入って行く。
水源の沢!?
2021年05月28日 08:52撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 8:52
基本的には、胡桃差沢
直脇のコース。
毘沙門水脇から
鬱蒼とした
胡桃差沢沿いに
入って行く。
水源の沢!?
ここまでマーキング
あれど、作業道が
多数あり、迷う。
沢のほぼ左岸側の
沢の直近をいく
やがて、一対の
大岩脇を
通る
2021年05月28日 09:26撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 9:26
ここまでマーキング
あれど、作業道が
多数あり、迷う。
沢のほぼ左岸側の
沢の直近をいく
やがて、一対の
大岩脇を
通る
2年前の台風豪雨に
より,所々ルートが
崩壊している
2021年05月28日 09:31撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 9:31
2年前の台風豪雨に
より,所々ルートが
崩壊している
ちょうど真上を
仰ぎ見ると,鉄塔の
線下だった。
上流へはルート
不明瞭につき、
沢を離れて、
157号鉄塔へ向け
小尾根を登る。
2021年05月28日 09:58撮影 by  SH-M12, SHARP
5/28 9:58
ちょうど真上を
仰ぎ見ると,鉄塔の
線下だった。
上流へはルート
不明瞭につき、
沢を離れて、
157号鉄塔へ向け
小尾根を登る。
700mコンター付近
157号鉄塔から
ほぼフラットに
胡桃差峠へ向かう
2021年05月28日 10:13撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 10:13
700mコンター付近
157号鉄塔から
ほぼフラットに
胡桃差峠へ向かう
途中、鉄パイプに
丸太が架けられて
おり、鉄塔巡視路
用に補修か!?
2021年05月28日 10:15撮影 by  SH-M12, SHARP
4
5/28 10:15
途中、鉄パイプに
丸太が架けられて
おり、鉄塔巡視路
用に補修か!?
「胡桃差峠」地点
705mぐらい。
2021年05月28日 10:19撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 10:19
「胡桃差峠」地点
705mぐらい。
稜線を
851峰へ向かう
2021年05月28日 10:42撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 10:42
稜線を
851峰へ向かう
851峰地点
2021年05月28日 10:47撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 10:47
851峰地点
900mコンターを
超え、段々東稜の
核心部に
入って行く。
2021年05月28日 11:19撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 11:19
900mコンターを
超え、段々東稜の
核心部に
入って行く。
920mを超えると
稜線が美しい。
まだ自然である。
2021年05月28日 11:20撮影 by  SH-M12, SHARP
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5/28 11:20
920mを超えると
稜線が美しい。
まだ自然である。
右側の奇岩と
両神山を見る。
2021年05月28日 11:23撮影 by  SH-M12, SHARP
7
5/28 11:23
右側の奇岩と
両神山を見る。
右側の奇岩と
両神山を見る。
2021年05月28日 11:25撮影 by  SH-M12, SHARP
7
5/28 11:25
右側の奇岩と
両神山を見る。
コデマリ越しに
両神山を見る
2021年05月28日 11:27撮影 by  SH-M12, SHARP
4
5/28 11:27
コデマリ越しに
両神山を見る
荒々しい採掘跡の
東峰・人工岩壁面。
両神山を見る
2021年05月28日 11:32撮影 by  SH-M12, SHARP
10
5/28 11:32
荒々しい採掘跡の
東峰・人工岩壁面。
両神山を見る
稜線ネット際の
激しい下降
2021年05月28日 11:36撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 11:36
稜線ネット際の
激しい下降
当時の囲い鋼製
ネットは、今は
激しい下降用?。
2021年05月28日 11:38撮影 by  SH-M12, SHARP
4
5/28 11:38
当時の囲い鋼製
ネットは、今は
激しい下降用?。
東峰からの激しい
下降途中より見る
荒々しい東峰の
威容!?。
この直下が、当時
ダンプが入った
"採掘広場"。
2021年05月28日 11:38撮影 by  SH-M12, SHARP
6
5/28 11:38
東峰からの激しい
下降途中より見る
荒々しい東峰の
威容!?。
この直下が、当時
ダンプが入った
"採掘広場"。
鋼製ネット脇の
登り。慎重に!!
2021年05月28日 11:41撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 11:41
鋼製ネット脇の
登り。慎重に!!
鉄柵沿いの
人工的ザレ場を
直下の殺伐とした
"広場"を見ながら
登る。
2021年05月28日 11:45撮影 by  SH-M12, SHARP
6
5/28 11:45
鉄柵沿いの
人工的ザレ場を
直下の殺伐とした
"広場"を見ながら
登る。
岩稜線に咲く
可憐なコデマリ
2021年05月28日 11:47撮影 by  SH-M12, SHARP
8
5/28 11:47
岩稜線に咲く
可憐なコデマリ
コデマリ越しに
武甲山〜長沢背陵を
見る。
2021年05月28日 11:50撮影 by  SH-M12, SHARP
11
5/28 11:50
コデマリ越しに
武甲山〜長沢背陵を
見る。
コデマリ越しに
長沢背陵〜雲取山を
見る
2021年05月28日 11:50撮影 by  SH-M12, SHARP
7
5/28 11:50
コデマリ越しに
長沢背陵〜雲取山を
見る
これは極自然で
美しい風景!!。
まるで石灰岩採掘
以前の自然の
毘沙門山の
ミニチュア版の
よう(〃艸〃)。
2021年05月28日 12:03撮影 by  SH-M12, SHARP
5
5/28 12:03
これは極自然で
美しい風景!!。
まるで石灰岩採掘
以前の自然の
毘沙門山の
ミニチュア版の
よう(〃艸〃)。
毘沙門山(西峰)の
絶景と
両神山を見る
2021年05月28日 12:05撮影 by  SH-M12, SHARP
10
5/28 12:05
毘沙門山(西峰)の
絶景と
両神山を見る
毘沙門山の
(西峰)直下
2021年05月28日 12:10撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 12:10
毘沙門山の
(西峰)直下
毘沙門山より
東峰越しに
武甲山を見る
2021年05月28日 12:12撮影 by  SH-M12, SHARP
5
5/28 12:12
毘沙門山より
東峰越しに
武甲山を見る
毘沙門山にて
右の△は武甲山
〜 自撮り 〜
2021年05月28日 12:26撮影 by  SH-M12, SHARP
13
5/28 12:26
毘沙門山にて
右の△は武甲山
〜 自撮り 〜
毘沙門山山頂。
三等三角点
996.8m
バックに両神山
2021年05月28日 12:33撮影 by  SH-M12, SHARP
8
5/28 12:33
毘沙門山山頂。
三等三角点
996.8m
バックに両神山
毘沙門山山頂。
バックに両神山
〜 自撮り 〜
2021年05月28日 12:33撮影 by  SH-M12, SHARP
15
5/28 12:33
毘沙門山山頂。
バックに両神山
〜 自撮り 〜
毘沙門山山頂。
三等三角点
996.8m
バックに城峯山
2021年05月28日 12:38撮影 by  SH-M12, SHARP
5
5/28 12:38
毘沙門山山頂。
三等三角点
996.8m
バックに城峯山
<復路>
振り返って
西峰の岩峰を
見る
2021年05月28日 12:44撮影 by  SH-M12, SHARP
7
5/28 12:44
<復路>
振り返って
西峰の岩峰を
見る
長合沢の頭から
コルへの急降
2021年05月28日 12:58撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 12:58
長合沢の頭から
コルへの急降
コル付近の樹木
2021年05月28日 13:06撮影 by  SH-M12, SHARP
5
5/28 13:06
コル付近の樹木
この辺は
歩き易い登山路
2021年05月28日 13:41撮影 by  SH-M12, SHARP
1
5/28 13:41
この辺は
歩き易い登山路
154号鉄塔地点を
過ぎて
奇々"木々"怪々!?
2021年05月28日 14:04撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 14:04
154号鉄塔地点を
過ぎて
奇々"木々"怪々!?
合角ダムの
藤倉雨量観測所を
右に見て下る。
2021年05月28日 14:26撮影 by  SH-M12, SHARP
2
5/28 14:26
合角ダムの
藤倉雨量観測所を
右に見て下る。
吉田川に架かる
赤い橋。
県道282号線の
池原地点に出た。
奥の赤い屋根は
お寺さんです。
2021年05月28日 14:32撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 14:32
吉田川に架かる
赤い橋。
県道282号線の
池原地点に出た。
奥の赤い屋根は
お寺さんです。
県道282号線の
旧要トンネルです
モルタル吹付が
施されており、
安全で、歩行に
ちょうど
いい感じ!!
2021年05月28日 14:39撮影 by  SH-M12, SHARP
7
5/28 14:39
県道282号線の
旧要トンネルです
モルタル吹付が
施されており、
安全で、歩行に
ちょうど
いい感じ!!
県道282号線に
止めた車が
見えてきた
2021年05月28日 14:44撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/28 14:44
県道282号線に
止めた車が
見えてきた
撮影機器:

感想

◎ 毘沙門山&毘沙門水は、昔から 小鹿野町藤倉地域 (馬上(もうえ)
地区) の 人々の暮らしを 支えてきたそうです。

 ・ 毘沙門水。この神聖なる地域の生活用水は、カルシウムや
 ミネラルが豊富な伏流水で、水源及び水汲み場の管理は、地元
「毘沙門水保存会」が大切に行っており、この住民の方々の
永続的な保全活動により、素晴らしい水環境が保たれており、
「平成の水100選」に選ばれていることはご承知のとおりです。

◎ 4/26日の、長合沢からの"一般コース"に引き続き、今度は東西
主岩稜を,東から「核心部分コース」に行ってみました。

・東西主稜の核心部は、東西約500mに及び、実にスリリングな
 独特の自然岩稜及び人工的岩稜が入り混じっておりますが、
 基本的には 石灰岩採掘跡の上部で、腐食鋼製柵脇のザレたルート。
  登り&降りには、細心の注意が必要です。
 ・神聖な「毘沙門山」に登ったら、毘沙聞天さんにお参りをして、
 コロナ過の1日も早い終息と、地域の皆さんと 自分や家族の健康を
お祈りしましょう。

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