荒川三山・赤石岳 〜南アの大きさを知った山旅〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 3,150m
- 下り
- 3,147m
コースタイム
[14日] 6:00千枚小屋-6:55千枚岳-8:40悪沢岳-9:45中岳非難小屋-10:05前岳-11:15荒川小屋11:35-12:10大聖寺平-13:50小赤石岳-14:30赤石岳-14:35赤石岳避難小屋
[15日] 5:35赤石岳避難小屋-8:30赤石小屋9:05-12:15椹島
天候 | [13日]曇り一時雨 [14日]曇り時々晴れ時々ガス [15日]雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路も同様に椹島からPまで送迎バス。 ※ 7/13-11/初旬は、畑薙夏期臨時Pがバスの乗降地。 詳細は東海フォレストのサイト参照 http://www.t-forest.com/alps/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
[椹島-千枚小屋] 特に危険箇所等なし [千枚小屋-千枚岳-悪沢岳-荒川小屋] 千枚岳から丸山方面へ向かう際、最初だけ急な下りの岩場がある。 悪沢岳山頂直下、大きな岩を乗り越える箇所は雨で濡れているときには慎重に。 荒川小屋手前に雪渓1箇所あるが、あと数日もすれば消えそうなほど。 [荒川小屋-小赤石岳-赤石岳] 荒川小屋の先にも雪渓があるがステップが切られている。 [赤石岳-赤石小屋] 融雪が進み崩壊しそうな雪渓がある。通過箇所が掘られている。 [赤石小屋-椹島] 特に危険箇所等なし |
写真
感想
初めての南ア南部。
あまり天気予報がよろしくなく、直前まで決行するか否か悩みましたが、
連休でないとなかなか足を踏み入れられないエリアなので、
思い切って出発しました。
さすが海の日3連休!
畑薙ダム手前の臨時駐車場は、5時すぎに到着した時点で
既に半分以上埋っておりました。
事前リサーチでは、混雑時は早めに臨時便が出るらしいとのことで
それを期待して列に並んでいると・・・
8時始発のところ6時頃に第一便が出てくれました。
おかげで予定より2時間ほど早く椹島を出発。
時間に余裕ができたので、のんびり歩けました。
最初の岩の急登が一番きつく、あとはじりじり標高を詰めていく感じ。
ほとんど展望はありませんが、静かな森の雰囲気を楽しみながら歩きました。
初日は千枚小屋付近まで全くといっていいほどお花がありませんでしたが
オオサクラソウの群生が出てきたら、小屋はすぐそこ。
しばらくお花を楽しんでから小屋へ上がりました。
千枚小屋のテン場は、小屋から少し先の森の中でした。
小屋は大盛況な感じでしたが、テン場はそれほどでもなく。
お天気があまりよくないからかな?
夕方、かなり強めの雨があったようですが、夕飯の支度中だったので
気になりませんでした^_^;
翌日は、東海フォレスト送迎バス利用のために小屋に宿泊しないといけないので、
予定では赤石小屋まで行こうかと思っていたのですが、
山頂直下の赤石岳避難小屋の立地もかなり魅力的で、最終日の
お天気が一番マシな感じだったので、それを期待して
山頂直下の避難小屋に泊まることにしました。
なので朝は少しゆっくりめでテン場を出発。
しかし道中お会いした方に、赤石岳避難小屋はすごく混むとの情報を伺いました。
赤石小屋に変更しようかどうしようか・・・と決めかねながらも、
ずっとずっと憧れだった稜線歩きを楽しみました。
荒川三山は、悪沢岳・中岳・前岳を指すそうなので、せっかくだからと
ルート上からはちょこっと外れていた前岳のピークも踏みにいったんですが・・・
分岐に荷物を置いて歩き出したとたん、ガスに覆われてしまい、
何も見えませんでした。。
しかし荒川・赤石周辺のお花畑は噂に違わぬ咲きっぷりで、
歩きながら既に次回はもっとお天気のいいときに・・・と考えてしまうほど。
しいて言えば、、、もうちょっと眺望があれば最高だったんだけど・・・
まぁ、二日目の予報が一番悪かったのにほとんど雨に濡れなかっただけでも
良しとしなきゃいけませんね。
小赤石岳に着いた時点で、やっぱりガスガスだったので明日の天候回復を
期待して山頂の避難小屋に泊まることに決めました!
そして赤石小屋への分岐へ。
するとなんと「本日、赤石岳避難小屋は大変な混雑が予想されるので、
元気な人は赤石小屋へ!」的な看板が。
でも、、、なんだか空模様も怪しくなってきたし、それに明日の眺望も・・・
と、諦めの悪い私たちは、混雑覚悟でそのまま避難小屋へ向かいました。
途中で、管理人さんとすれ違いました。
これからさっきの看板を回収するのだそうで。
管理人さんが戻るまで小屋前で待ってから、受付完了。
到着時には、まだ15名ほどしかいないと思っていたけど、
最終的には60名近くになったそうです。(定員30名)
私達は2階の特別室(笑 という名の、冬季の玄関先を使わせていただきました。
すきま風はやや強く、大広間よりも室温5~10℃くらい低いけれど、
ドアを閉めれば個室で、テントと同じくらいのスペースは確保できるし
荷物の整理整頓が苦手な私達にとっては最適だったかもしれません^_^
夕方にはちらっと景色も眺められたし、
小屋のおかみさんが吹くハーモニカに合わせて宿泊客皆で歌を歌ったりと
楽しい時間でお酒も進み・・・
当時は酔って最高な気分でしたが、翌日の下山ではひどい二日酔いに苦しむはめに。
期待した最終日の朝は、雨の音で目を覚ました時点で諦めました。。
おまけに予備コンタクトが1日分足りなかったのと、予備メガネが
ケースしかなかったため、足元にかなりの不安を覚えながら
慎重に慎重に下山しました・・・
2000m一気に下ること自体がおそらく初めてだったのに、
裸眼で二日酔いのおまけつき。。。
当分、下りはもういいやっていう気持ちでいっぱいです(汗
きょこさんこんにちは!
南アルプス登山お疲れ様でした。
相変わらずタフなコース選択すごいですね
昨年、私の両親が同じルートを歩いており、私もひそかに狙っているのですが、椹島まで行くのが大変そうで未だ実行できていません
森の木々の感じと富士山の眺めの良さが南アルプスらしくて良いですね
しかし、二日酔い&テント泊の重い装備で2000メートルの下りって凄すぎます
本当にお疲れ様でした
悪沢の下り岩場で、行き違いましたね。
南南ア、ゴールデンルート、お疲れさまでしたぁ。
もう少し、天気が良ければ、、、、。
また行きますかね。
今回初めて、このエリアに足を踏み入れました〜。
というか登山目的で東名高速に乗ること自体が初めてのような気がします。
hissyさんのご両親も山やってらっしゃるんですね^_^
蛙の子は蛙、ですね♪
かくいう私も小さい頃から父に連れられて山歩きしてました。
一山越えるのがかなり大変で、縦走って感じではなくて
下山して別の山に登る感覚でしたよ。
椹島まで行くのも、正直大変でした!!
そして下山も大変でした。。。まぁ自業自得なんですけど・・・
でも長いお休みが取れたら行ってみる価値のあるエリアと思います!
私もはまりそうです
コメントいただきありがとうございます!
レコ拝見させていただきました。
北岳レコもかなり熟読して参考にさせていただいておりました。まさかその方たちとすれ違っていたとは!
「行きのバスでご一緒でしたね」って声かけさせていただいたのが私です。
今回が初めての南ア南部でしたので、まずはオーソドックスな
ルートを歩いてみましたが、また行きたくなりました♪
ricalojpさん達は7回目でしたか!大先輩ですね!
またどこかの山でお会いしたら、お声かけさせていただきますね!
お声かけていただいたので、レコをみてそうかなと思って。
私が北岳のレコで、恥ずかしながら「花のないコマクサ」と勘違いした株が、キタダケヨモギだったのがわかったのは、kyoko_kさんのレコを見てだったんです。
お花、詳しいですね。
教えてください。
いやいや、とんでもございません。
お花は去年までほとんどの花を「お花」と総称して呼んでました(汗
でも山で出会うお花に嬉しくなったり、健気な姿に励まされたりするうちに
名前が知りたくなって、現在少しずつではありますが名前を覚えている段階です。
まだ マークが取れませんので間違い等多々あるかと思われます。
見つけたら教えてくださいませ
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