砂御前山→鳴谷山 〜素晴らしいお花畑〜 [石川県 白山市]
- GPS
- 05:37
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根は藪こぎなので、ダニチェックは怠らずに。 |
写真
感想
5月も末になり、今月だけでかなりの山を登ったせいか、疲れもピークに達している。
なので縦走とかハードなのはやめて『ハイキング』として登るために鳴谷山をした。
険しい林道の終点に駐車場があり、俺の車でぎりぎり停められたくらいに多かった。
登山道にありつくと落ち着いた傾斜の中で泥濘っぽくなっては終ったミズバショウを見つつ進んで行く。
すると突然通行止めになり『おいおい…』となるが、行ってみると大規模な倒木で流石に通れない事を理解して少し考える。
右を見ると藪の急坂に踏跡があり、そこから強引に巻いて登山道に復帰した。
その後にあまり見慣れない岩の平面でのトラバースを通過すると、残雪での泥濘渡渉と難易度高い箇所をやり過ごす。
その先には今回のメインディッシュであるリュウキンカとミズバショウのお花畑だ。
素晴らしいお花畑に足止めされて暫く見とれて写真取り放題だ。
お花見を経て尾根に登り切る手前で砂御前山に取り付けそうな薄い踏跡を見つけたので入る。
想像通りの藪漕ぎで足元も不安定な箇所が多くバリエーションに相応しい。
途中展望が開けるとこれから登る鳴谷山に雲に隠れた白山から伸びる両白山地の景色が見れ、素晴らしい景色だ。
藪の急登をやり過ごして砂御前山に辿り着くも、四方藪なので展望はなく地味な山頂だ。
しかも藪漕ぎでマダニが2匹付いていたが、噛まれる事はなくデコピンした。
砂御前山から鳴谷山の登山道に戻り、藪漕ぎから開放されて快適な尾根歩きを堪能できる、そういう想いを裏切るかの様に同じ藪漕ぎが続くし、更に泥濘まで加わっているのだから質が悪い。
藪漕ぎは長い区間で行われた後、途中ミズバショウを見てからちょっとした急坂登りを経て、やっと開けた登山道になった所で山頂だ。
山頂からの景色で非常に残念だったのは、ホントに間近にある白山が雲に隠れていた事だ。
この雲は恐らく御前峰も包んでいるだろうから、待っても取れることはないだろう。
その他は石徹白の山々や赤兎山など拝めるながら、同じヤマレコユーザーさんと会話したりして有意義な時間を過ごせた。
道は一本しかないのでピストンで再び藪漕ぎをしながらの下りになるが、驚いた事に続々と登ってくる人とのすれ違いがあって、80人くらいは居ただろう。
こんなにも人気の高い山だった事を初めて知った。
すれ違いの人たちとも笑い合って会話出来たのは非常に良かって、藪漕ぎと泥濘での苦痛もなくなって楽しくなっていた。
リュウキンカとミズバショウを再び拝めて満足して見納めて下りきった。
あんなに沢山の人とすれ違っただけあって、駐車場は愚か、林道の両脇に巧みに駐車している光景は新鮮だった。
登山道は色々特殊な部分があるし、泥濘も嫌だと感じるが、だからこそミズバショウがあんなに咲いているのだ。
素敵なお花畑を見れたし、この山の魅力を十二分に感じれる山行で非常に満足した。
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