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Yamareco

記録ID: 323269
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

権現山 - 今日の大ボケは神の思し召しか!?

2013年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:13
距離
19.1km
登り
1,382m
下り
1,366m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
1:53
合計
8:10
7:42
8
7:51
7:51
18
8:10
8:21
110
10:12
10:21
17
10:38
10:38
9
10:47
10:47
14
11:01
11:25
25
11:49
11:49
18
12:08
12:42
11
12:52
12:53
23
13:16
13:32
18
13:51
13:51
12
14:03
14:18
8
14:26
14:26
16
14:43
14:43
15
14:58
14:59
11
15:09
15:11
44
※ スタート直後の、平野田休養村から初戸BSまでは、自転車を利用しました。

07:42 平野田休養村
08:10 初戸BS
09:42 P992
10:12 雨降山
10:27 和見分岐
10:36 ナベワリ沢ノ嶺
10:45 大窪沢ノ頭
10:56 大ムレ権現
11:00 権現山(休憩)
11:30 扇山分岐
11:49 オクノ沢ノ嶺
12:08 麻生山(昼食)
12:54 尾名手峠
13:16 三ツ森北峰(休憩)
13:35 鋸尾根分岐
13:45 P1200
14:05 大寺山
14:27 P1207
14:44 P1098
15:10 廃道分岐
15:55 平野田休養村
天候 濃霧のち曇り
(下山後晴れ)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
平野田休養村駐車場(約20台?、無料、トイレあり)に車を置きました。
初めに自転車で初戸BSまで移動してから山行をスタートし、終了後に回収しました。
コース状況/
危険箇所等
<平野田休養村から初戸BS>
田和BSが最高地点となる峠越えの道です。自転車利用の場合は覚悟してください。

<初戸BSからの取り付き>
初戸BSから初戸橋を通り民家の間を抜けて進みますが、案内板がしっかりありますので、それに従って行けば問題ありません。

<初戸登山口から大寺山>
一般登山道で案内板もあり問題ないでしょう。

<大寺山からの尾名手尾根>
一般登山道ではないため、整備はされていませんが、廃道への分岐までは踏み跡も十分です。(廃道分岐から阿寺沢までの道は未踏のため状況は不明)
廃道分岐から平野田へのルートは踏み跡不明瞭で、国土地理院地図にあるP769付近で合流できるはずの破線ルートも判別できません。地図読み、コンパス、またはGPSが必須です。
平野田休養村の駐車場です。釣りに来ていた人に伺って、利用することに問題は無いだろう、とのことでした。写真の建物はトイレです。
2013年07月20日 07:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
7/20 7:44
平野田休養村の駐車場です。釣りに来ていた人に伺って、利用することに問題は無いだろう、とのことでした。写真の建物はトイレです。
途中にあった開店前(?)の無人直売所。「正直は一生の宝」と掲示せざるを得ないのが悲しい。
2013年07月20日 08:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:00
途中にあった開店前(?)の無人直売所。「正直は一生の宝」と掲示せざるを得ないのが悲しい。
フーフゥー、やっとのことで峠越えだ。後は用竹までほぼ下りのはず。
2013年07月20日 08:03撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:03
フーフゥー、やっとのことで峠越えだ。後は用竹までほぼ下りのはず。
峠の田和BS向かいの待合所脇にヘリポートの案内板。待合所内には置かれたばかりの今日の朝刊(山梨日日新聞)がありました。
2013年07月20日 08:04撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 8:04
峠の田和BS向かいの待合所脇にヘリポートの案内板。待合所内には置かれたばかりの今日の朝刊(山梨日日新聞)がありました。
初戸BS。近くに自転車を置いてイザ出発。(って、本当はここから登る予定ではなかった。)
2013年07月20日 08:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:12
初戸BS。近くに自転車を置いてイザ出発。(って、本当はここから登る予定ではなかった。)
案内板に従って初戸橋を渡り民家の間を進んで行く。(案内板に従って進めば大丈夫)
2013年07月20日 08:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:23
案内板に従って初戸橋を渡り民家の間を進んで行く。(案内板に従って進めば大丈夫)
登山口手前の橋からの、鶴川の景観(下流方面)
2013年07月20日 08:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:25
登山口手前の橋からの、鶴川の景観(下流方面)
主尾根に乗るまではこんな感じ。
2013年07月20日 08:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:29
主尾根に乗るまではこんな感じ。
主尾根に乗りましたが、急登は続きます。右側のケーブルは何かな?
2013年07月20日 08:42撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:42
主尾根に乗りましたが、急登は続きます。右側のケーブルは何かな?
テレビの共同アンテナでしょうか。山間部での生活も大変ですね。
2013年07月20日 08:57撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 8:57
テレビの共同アンテナでしょうか。山間部での生活も大変ですね。
少し穏やかな場所もありました。
2013年07月20日 09:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 9:02
少し穏やかな場所もありました。
私の身長なら、身体をチョット斜めにすれば、しゃがまなくても大丈夫。
2013年07月20日 09:13撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 9:13
私の身長なら、身体をチョット斜めにすれば、しゃがまなくても大丈夫。
P992付近。登山道は左を巻きますが、例によって尾根伝いに進む。この辺から霧が出てきました。
2013年07月20日 09:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 9:44
P992付近。登山道は左を巻きますが、例によって尾根伝いに進む。この辺から霧が出てきました。
巨大蜘蛛の巣。今日は何度も引っ掛かりました。
2013年07月20日 09:59撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 9:59
巨大蜘蛛の巣。今日は何度も引っ掛かりました。
初戸BSから約2時間のほぼ標準タイムで雨降山到着。予定では用竹から来るはずだったのに。(泣)
2013年07月20日 10:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:12
初戸BSから約2時間のほぼ標準タイムで雨降山到着。予定では用竹から来るはずだったのに。(泣)
観測所の案内があったので行ってみると、霧の中から電波塔(?)が浮かび上がった。これが観測所?
2013年07月20日 10:13撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:13
観測所の案内があったので行ってみると、霧の中から電波塔(?)が浮かび上がった。これが観測所?
今日は霧降山だ。
2013年07月20日 10:15撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:15
今日は霧降山だ。
右の明るい方を進みますか。
2013年07月20日 10:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:24
右の明るい方を進みますか。
明るい方。
2013年07月20日 10:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:25
明るい方。
和見分岐。
2013年07月20日 10:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:27
和見分岐。
ストックの一段目が落ちていた。気付かないわけないし、どういうこと?とりあえず回収。
2013年07月20日 10:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:29
ストックの一段目が落ちていた。気付かないわけないし、どういうこと?とりあえず回収。
たぶん、ここがナベワリ沢ノ嶺。
2013年07月20日 10:37撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:37
たぶん、ここがナベワリ沢ノ嶺。
北側が開ける場所。晴れていれば、三頭山とか見えるのかも。
2013年07月20日 10:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:41
北側が開ける場所。晴れていれば、三頭山とか見えるのかも。
P1245。
2013年07月20日 10:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:41
P1245。
たぶん、ここが大窪沢ノ頭。
2013年07月20日 10:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:44
たぶん、ここが大窪沢ノ頭。
大ムレ権現。非難小屋にもなりそう。この辺で先行者に追い付き、ストック返却。
2013年07月20日 10:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 10:56
大ムレ権現。非難小屋にもなりそう。この辺で先行者に追い付き、ストック返却。
左に巻き道もあるようです。
2013年07月20日 10:57撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 10:57
左に巻き道もあるようです。
権現山到着。右のストックが先行者のもの。お礼にと自家栽培だというスモモ(?)を頂きました。
2013年07月20日 11:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 11:14
権現山到着。右のストックが先行者のもの。お礼にと自家栽培だというスモモ(?)を頂きました。
和見からのピストンだというスモモオジサンと別れ西へ。
2013年07月20日 11:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 11:27
和見からのピストンだというスモモオジサンと別れ西へ。
権現山の巻き道(たぶん)と合流。
2013年07月20日 11:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 11:28
権現山の巻き道(たぶん)と合流。
扇山分岐。麻生山方面へ進む。
2013年07月20日 11:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 11:30
扇山分岐。麻生山方面へ進む。
ちょっと陽が射してきて、
2013年07月20日 11:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 11:35
ちょっと陽が射してきて、
いい感じ。
2013年07月20日 11:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 11:44
いい感じ。
左は長尾根への分岐と思われる。右へ。
2013年07月20日 12:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 12:05
左は長尾根への分岐と思われる。右へ。
麻生山山頂。眺望はなし。昼食にしました。蚊が少しいましたが、ハエはほとんどいない。霧のせい?
2013年07月20日 12:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 12:11
麻生山山頂。眺望はなし。昼食にしました。蚊が少しいましたが、ハエはほとんどいない。霧のせい?
山頂はこんな感じ。
2013年07月20日 12:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 12:12
山頂はこんな感じ。
三ツ森北峰目指して、再スタート。空は明るそう。
2013年07月20日 12:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 12:43
三ツ森北峰目指して、再スタート。空は明るそう。
尾名手峠。南北の道は廃道か。
2013年07月20日 12:54撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 12:54
尾名手峠。南北の道は廃道か。
岩が出てきた。
2013年07月20日 12:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 12:56
岩が出てきた。
ここは少し高さもあり、クサリがあってもおかしく無い場所。濡れていて滑るので慎重に降りた。
2013年07月20日 13:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 13:02
ここは少し高さもあり、クサリがあってもおかしく無い場所。濡れていて滑るので慎重に降りた。
枝の向こうに見えるのが三ツ森北峰か。
2013年07月20日 13:08撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:08
枝の向こうに見えるのが三ツ森北峰か。
直登のようです。
2013年07月20日 13:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 13:11
直登のようです。
途中にあった木。3ヵ所も寄生されている。
2013年07月20日 13:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:14
途中にあった木。3ヵ所も寄生されている。
頂上が見えてきました。
2013年07月20日 13:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:16
頂上が見えてきました。
左が麻生山だろう。
2013年07月20日 13:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:20
左が麻生山だろう。
なんと、自分撮り用(?)に鏡が掛けてあった。折角なので利用させてもらいました。
2013年07月20日 13:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 13:23
なんと、自分撮り用(?)に鏡が掛けてあった。折角なので利用させてもらいました。
鋸尾根分岐。さぞ、スリリングな尾根なんでしょう。あいにく私は直進です。
2013年07月20日 13:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:35
鋸尾根分岐。さぞ、スリリングな尾根なんでしょう。あいにく私は直進です。
けっこうな急斜面を降りる。
2013年07月20日 13:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:38
けっこうな急斜面を降りる。
大木。
2013年07月20日 13:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 13:40
大木。
P1200。右へカーブする感じで。
2013年07月20日 13:45撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:45
P1200。右へカーブする感じで。
チョットだけヤセ気味。
2013年07月20日 13:54撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 13:54
チョットだけヤセ気味。
大寺山到着。
2013年07月20日 14:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 14:05
大寺山到着。
ここから一般登山道を外れ、尾名手尾根を平野田方面に進みます。
2013年07月20日 14:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:05
ここから一般登山道を外れ、尾名手尾根を平野田方面に進みます。
薄いながらも踏み跡あり。低木の枝が少し煩わしいし濡れます。
2013年07月20日 14:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:19
薄いながらも踏み跡あり。低木の枝が少し煩わしいし濡れます。
P1207。左の支尾根に入らぬよう注意。
2013年07月20日 14:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:27
P1207。左の支尾根に入らぬよう注意。
自然のままが一番。
2013年07月20日 14:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:40
自然のままが一番。
P1098。ここも左に支尾根がありますが、右への踏み跡を辿ればOK。
2013年07月20日 14:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:44
P1098。ここも左に支尾根がありますが、右への踏み跡を辿ればOK。
2013年07月20日 14:49撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 14:49
祠。どっちが正面なのかわかりませんでした。
2013年07月20日 15:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
7/20 15:02
祠。どっちが正面なのかわかりませんでした。
2013年07月20日 15:10撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:10
踏み跡(左)は阿寺沢方面へ。私は平野田方面(右)に進みたいが、その方向にはハッキリと×印。危険?禁止?
2013年07月20日 15:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:11
踏み跡(左)は阿寺沢方面へ。私は平野田方面(右)に進みたいが、その方向にはハッキリと×印。危険?禁止?
お邪魔しまーす。鹿と思われる踏み跡しかありません。
2013年07月20日 15:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:27
お邪魔しまーす。鹿と思われる踏み跡しかありません。
途中で合流するはずの破線ルートの踏み跡を探しましたが見当たらず、強行進軍。
2013年07月20日 15:34撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:34
途中で合流するはずの破線ルートの踏み跡を探しましたが見当たらず、強行進軍。
GPSを頼りに破線ルートを辿っていくと、歩かれなくなって久しそうな、でも確かな道。
2013年07月20日 15:36撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:36
GPSを頼りに破線ルートを辿っていくと、歩かれなくなって久しそうな、でも確かな道。
破線ルートとも違う道を辿って行くと作業道に出ました。
2013年07月20日 15:47撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:47
破線ルートとも違う道を辿って行くと作業道に出ました。
なんとか下界に降りれたようです。
2013年07月20日 15:47撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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7/20 15:47
なんとか下界に降りれたようです。
わさび田跡らしき場所から、水が出ていたので、顔を洗いスッキリ。
2013年07月20日 15:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
7/20 15:53
わさび田跡らしき場所から、水が出ていたので、顔を洗いスッキリ。
あらビックリ、ピッタリ駐車場に出ました。今日も、妙に充実した山行でした。
2013年07月20日 15:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
7/20 15:55
あらビックリ、ピッタリ駐車場に出ました。今日も、妙に充実した山行でした。
撮影機器:

感想

今日は(も?)、権現山を通るプチ縦走を計画したはずだったのに、あり得ない大ボケをかましてしまい、プチプチ縦走になってしまいました。

前日までは、用竹BSからスタートし、雨降山を通過し、権現山で折り返し、戻った雨降山からは、初戸BSに下る計画だったが、雨降山と権現山を往復するのが気に入らず、権現山から更に西に進み、三ツ森北峰、大寺山を経由し、平野田に抜けるルートに変更したのだった。
縦走気分を味わえるし、大寺山から平野田に至るVルートも魅力だったので、このルートを思い付いた時は、我ながら「いいジャン!」と大満足だった。時間的には3時間ほど長くなり9時間ほどになるが、まぁ何とかなるだろうと。

予定よりだいぶ遅れて、スタート地点の用竹BSに到着。駐車できそうな場所を探すが見当たらなかったので、ゴール地点の平野田休養村に向かった。この時点で、自転車は、スタート前に利用することに決定。
車で平野田休養村に向かいながら、道路のアップダウンの状況を確認したが、期待に反し、峠越えの道だったのでガックリ。約2Kmくらいを自転車で登ることを覚悟した。

平野田休養村に駐車し、自転車で用竹BSに向かう。峠の田和BSまでは無理せず、半分くらいは自転車を押して歩いたが、そこから先はほとんど漕ぐこともなく快調に下った。
数分ほど下ると、「あったあった、ここか。」初戸BSそばに権現山の案内板を発見。そばのガードレール支柱に自転車を括り付け、いざロングコースのスタートだ。既に時刻は8時を回っているので、あまりのんびりはしていられない。

案内板に従い民家の間を通って山に取り付き、地形図を見ながら1時間半くらい登った頃、ルートを間違えているはずはないのに、周辺の状況がどうも地形図と合わない。地形図を見ながらの歩きで距離感を掴むのはかなり難しいので、そもそも現在地の認識が誤っているのだろうとは思ったが、念のため、ここまで利用を控えていたGPSで確認してみることにした。
時間的には二本杉山付近だと思われるが、GPSに表示された近くのウェイポイントはP992。P992???
そんなポイントは、近くに無いぞ。改めて地形図に目を落とす。

うぉーーーーーーーー!これは・・・・・(あんぐり)

そうです。スタートしたのは間違いなく「初戸BS」でしたが、どういうわけか頭の中では、スタート予定の「用竹BS」だと思い込んでいたのです。あり得ない、あり得ない。断じてあり得ない。でも、、、あり得た。

ここまで地形図と周辺を見比べながら、「なるほど、この等高線のくねり具合は、実際にはこんな感じなわけね。」とか、「10m間隔の等高線でも、隠された起伏があるんだなぁ。」とか納得しながら歩いてきた自分が、恥ずかしいやら情けないやら。
例えるなら、新宿から西武新宿線で川越に行く予定だったのを、池袋から東武東上線に乗り、志木辺りまで間違いに全く気付かなかったようなものだ。(土地勘のない方には申し訳ない例えですが。)

不運にも発見してしまった権現山の案内板で浮かれてしまったのか、当初計画のゴール地点として「初戸BS」が印象深く頭に残っていたのか。ついさっき、用竹BS周辺で駐車場所を探したばかりなのに、更には、スタート前には、しっかりと「初戸BS」の写真まで撮っているのに。。。。。はぁー。
逆方向に進む間違いでなくて良かったよ、ったく。

とまぁ、そんなこんなで、用竹BSからスタートした場合より1時間ほど早く雨降山に到着。あ、道の方は、そんなに急登は無かったと思いますが、地道に登る感じですかね。

気を取り直して、雨降山からは尾根歩きだ。(稜線歩きと言っても良いかも知れません。)と、15分ほど歩いた場所に、あらま、ストックの一番下の部分が落ちていた。「落として気付かないわけないよなぁ。ダメになったから捨てたのかなぁ。」理由はわからないが、放置するわけにも行かず、止む無く回収したが、この後追いついた先行者が落としたものだったので返却した。気付いた時には無かったとのこと。(ホントかぁ?)その人は権現山までのピストンなので、帰りに探すつもりだったらしい。

権現山では昼食にちょうど良い時間だったが、先行者は霧のせいで眺望が無いにも関わらずスケッチ(いい趣味ジャン)をしていくというのでお別れし、麻生山での昼食とした。麻生山は、霧とは無関係に眺望なし。
麻生山までは、割と穏やかな尾根歩きだった気がするが、麻生山以降はやや起伏が激しくなった印象がある。

三ツ森北峰では、今日唯一の眺望が得られた。曇天ながらも、いつの間にか霧は晴れて、そこそこの爽快感だった。それにしても山頂の木に掛けてあった鏡にはビックリ。自分撮り用だと思われるが、一体どういう人が持って登ったんだろう。結構大きく、少なくとも3Kgくらいはあるんじゃないかなぁ。

大寺山からは尾名手尾根のVルートだ。と言ってもシッカリとした踏み跡でVルートという感じはしない。ただこのルートはこのまま踏み跡を辿ると、途中から北に延びる支尾根に入り、阿寺沢に降りるようなので、直進して平野田を目指そうとしたが、なんとその方向には明らかな侵入阻止の意思表示が。さて困った。×印の意味は、危険?禁止?尾根伝いに行けば、国土地理院の地図にある破線に合流できるんだけどなぁ。

まぁ、無理そうだったら戻ればいいさと、いつもの調子で「お邪魔しまーす。」
歩きにくさはないものの、確かに人間の踏み跡は無く、破線との合流地点付近に到着するも、道らしきものは見当たらなかったが、破線が尾根から外れる辺りに赤テープがありました。

ココからは全面的にGPS頼りで、破線を辿るように、枝が散らばるフカフカの急斜面を平野田側に下降開始。ほどなく山腹を巻くような道にぶつかった。見つけた時、この道はきっと破線の名残だろうと思ったのだが、途中からは離れていったので定かではない。いずれにしろ、今となっては破線を辿るより、この道を大切にすべきと考え進んでいくと、めでたく作業道らしき道に出ることができた。そしてスタート地点方向に進んでいくと、まさに駐車場のすぐそばに出たのだった。めでたしめでたし。

今日の教訓:スタート地点の確認を怠らないこと。(何それ?)

それにしても、ドジは無くならないなぁ。
笠取山の時もカーナビの登録地点を間違えて、予定と違う場所からスタートしてしまったし、ちょっと確認すれば見ることができたはずのグミの滝を見そびれて、2回も行くことになったし、、、
ただ、自分で言うのも変ですが、ドジのおかげで楽しめてる部分もあるような気がする。今日の場合は更に、予定通りのルートだったら、時間的に厳しかったかも知れないと思うとラッキーだったし。きっと、日頃の行いが良い私への神の思し召しなんだろう。

たぶんこの山塊、趣向を変えてリベンジすることになりそうだ。

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コメント

川越の例えが僕にはわかりやすい
初戸BSや用竹BSの場所が分からなかったので
地図で調べてみてからようやく川越の例えが理解できました。
確かに西武新宿線と東上線ぐらいの誤りですね


でもその後はちゃんと計画したルートを歩けたようですので何よりでした

それにしてもあの巨大なクモの巣・・・・
くたびれて下向いて歩いていたりしたら大変ですね
僕は引っかかってしまいそうだ・・・。
2013/7/24 9:34
埼玉県人限定でしょうか!?
hiroumiさん、こんばんは。

他人のルートの詳細までは気にしないのが普通なのに、地図で確認までして頂きありがとうございました。
自分でもびっくりの事態だったので、事の重大さを伝えたくて例えてみましたが、まぁ呆れるばかりです。

私は早朝スタートが多いので、蜘蛛には申し訳ないですがしょっちゅうですね。ストックを振り回しながら登るんですが、それでもかかります。半分あきらめてますが。
2013/7/24 21:17
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