権現山 - 今日の大ボケは神の思し召しか!?
- GPS
- 08:13
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:10
07:42 平野田休養村
08:10 初戸BS
09:42 P992
10:12 雨降山
10:27 和見分岐
10:36 ナベワリ沢ノ嶺
10:45 大窪沢ノ頭
10:56 大ムレ権現
11:00 権現山(休憩)
11:30 扇山分岐
11:49 オクノ沢ノ嶺
12:08 麻生山(昼食)
12:54 尾名手峠
13:16 三ツ森北峰(休憩)
13:35 鋸尾根分岐
13:45 P1200
14:05 大寺山
14:27 P1207
14:44 P1098
15:10 廃道分岐
15:55 平野田休養村
天候 | 濃霧のち曇り (下山後晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
初めに自転車で初戸BSまで移動してから山行をスタートし、終了後に回収しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<平野田休養村から初戸BS> 田和BSが最高地点となる峠越えの道です。自転車利用の場合は覚悟してください。 <初戸BSからの取り付き> 初戸BSから初戸橋を通り民家の間を抜けて進みますが、案内板がしっかりありますので、それに従って行けば問題ありません。 <初戸登山口から大寺山> 一般登山道で案内板もあり問題ないでしょう。 <大寺山からの尾名手尾根> 一般登山道ではないため、整備はされていませんが、廃道への分岐までは踏み跡も十分です。(廃道分岐から阿寺沢までの道は未踏のため状況は不明) 廃道分岐から平野田へのルートは踏み跡不明瞭で、国土地理院地図にあるP769付近で合流できるはずの破線ルートも判別できません。地図読み、コンパス、またはGPSが必須です。 |
写真
感想
今日は(も?)、権現山を通るプチ縦走を計画したはずだったのに、あり得ない大ボケをかましてしまい、プチプチ縦走になってしまいました。
前日までは、用竹BSからスタートし、雨降山を通過し、権現山で折り返し、戻った雨降山からは、初戸BSに下る計画だったが、雨降山と権現山を往復するのが気に入らず、権現山から更に西に進み、三ツ森北峰、大寺山を経由し、平野田に抜けるルートに変更したのだった。
縦走気分を味わえるし、大寺山から平野田に至るVルートも魅力だったので、このルートを思い付いた時は、我ながら「いいジャン!」と大満足だった。時間的には3時間ほど長くなり9時間ほどになるが、まぁ何とかなるだろうと。
予定よりだいぶ遅れて、スタート地点の用竹BSに到着。駐車できそうな場所を探すが見当たらなかったので、ゴール地点の平野田休養村に向かった。この時点で、自転車は、スタート前に利用することに決定。
車で平野田休養村に向かいながら、道路のアップダウンの状況を確認したが、期待に反し、峠越えの道だったのでガックリ。約2Kmくらいを自転車で登ることを覚悟した。
平野田休養村に駐車し、自転車で用竹BSに向かう。峠の田和BSまでは無理せず、半分くらいは自転車を押して歩いたが、そこから先はほとんど漕ぐこともなく快調に下った。
数分ほど下ると、「あったあった、ここか。」初戸BSそばに権現山の案内板を発見。そばのガードレール支柱に自転車を括り付け、いざロングコースのスタートだ。既に時刻は8時を回っているので、あまりのんびりはしていられない。
案内板に従い民家の間を通って山に取り付き、地形図を見ながら1時間半くらい登った頃、ルートを間違えているはずはないのに、周辺の状況がどうも地形図と合わない。地形図を見ながらの歩きで距離感を掴むのはかなり難しいので、そもそも現在地の認識が誤っているのだろうとは思ったが、念のため、ここまで利用を控えていたGPSで確認してみることにした。
時間的には二本杉山付近だと思われるが、GPSに表示された近くのウェイポイントはP992。P992???
そんなポイントは、近くに無いぞ。改めて地形図に目を落とす。
うぉーーーーーーーー!これは・・・・・(あんぐり)
そうです。スタートしたのは間違いなく「初戸BS」でしたが、どういうわけか頭の中では、スタート予定の「用竹BS」だと思い込んでいたのです。あり得ない、あり得ない。断じてあり得ない。でも、、、あり得た。
ここまで地形図と周辺を見比べながら、「なるほど、この等高線のくねり具合は、実際にはこんな感じなわけね。」とか、「10m間隔の等高線でも、隠された起伏があるんだなぁ。」とか納得しながら歩いてきた自分が、恥ずかしいやら情けないやら。
例えるなら、新宿から西武新宿線で川越に行く予定だったのを、池袋から東武東上線に乗り、志木辺りまで間違いに全く気付かなかったようなものだ。(土地勘のない方には申し訳ない例えですが。)
不運にも発見してしまった権現山の案内板で浮かれてしまったのか、当初計画のゴール地点として「初戸BS」が印象深く頭に残っていたのか。ついさっき、用竹BS周辺で駐車場所を探したばかりなのに、更には、スタート前には、しっかりと「初戸BS」の写真まで撮っているのに。。。。。はぁー。
逆方向に進む間違いでなくて良かったよ、ったく。
とまぁ、そんなこんなで、用竹BSからスタートした場合より1時間ほど早く雨降山に到着。あ、道の方は、そんなに急登は無かったと思いますが、地道に登る感じですかね。
気を取り直して、雨降山からは尾根歩きだ。(稜線歩きと言っても良いかも知れません。)と、15分ほど歩いた場所に、あらま、ストックの一番下の部分が落ちていた。「落として気付かないわけないよなぁ。ダメになったから捨てたのかなぁ。」理由はわからないが、放置するわけにも行かず、止む無く回収したが、この後追いついた先行者が落としたものだったので返却した。気付いた時には無かったとのこと。(ホントかぁ?)その人は権現山までのピストンなので、帰りに探すつもりだったらしい。
権現山では昼食にちょうど良い時間だったが、先行者は霧のせいで眺望が無いにも関わらずスケッチ(いい趣味ジャン)をしていくというのでお別れし、麻生山での昼食とした。麻生山は、霧とは無関係に眺望なし。
麻生山までは、割と穏やかな尾根歩きだった気がするが、麻生山以降はやや起伏が激しくなった印象がある。
三ツ森北峰では、今日唯一の眺望が得られた。曇天ながらも、いつの間にか霧は晴れて、そこそこの爽快感だった。それにしても山頂の木に掛けてあった鏡にはビックリ。自分撮り用だと思われるが、一体どういう人が持って登ったんだろう。結構大きく、少なくとも3Kgくらいはあるんじゃないかなぁ。
大寺山からは尾名手尾根のVルートだ。と言ってもシッカリとした踏み跡でVルートという感じはしない。ただこのルートはこのまま踏み跡を辿ると、途中から北に延びる支尾根に入り、阿寺沢に降りるようなので、直進して平野田を目指そうとしたが、なんとその方向には明らかな侵入阻止の意思表示が。さて困った。×印の意味は、危険?禁止?尾根伝いに行けば、国土地理院の地図にある破線に合流できるんだけどなぁ。
まぁ、無理そうだったら戻ればいいさと、いつもの調子で「お邪魔しまーす。」
歩きにくさはないものの、確かに人間の踏み跡は無く、破線との合流地点付近に到着するも、道らしきものは見当たらなかったが、破線が尾根から外れる辺りに赤テープがありました。
ココからは全面的にGPS頼りで、破線を辿るように、枝が散らばるフカフカの急斜面を平野田側に下降開始。ほどなく山腹を巻くような道にぶつかった。見つけた時、この道はきっと破線の名残だろうと思ったのだが、途中からは離れていったので定かではない。いずれにしろ、今となっては破線を辿るより、この道を大切にすべきと考え進んでいくと、めでたく作業道らしき道に出ることができた。そしてスタート地点方向に進んでいくと、まさに駐車場のすぐそばに出たのだった。めでたしめでたし。
今日の教訓:スタート地点の確認を怠らないこと。(何それ?)
それにしても、ドジは無くならないなぁ。
笠取山の時もカーナビの登録地点を間違えて、予定と違う場所からスタートしてしまったし、ちょっと確認すれば見ることができたはずのグミの滝を見そびれて、2回も行くことになったし、、、
ただ、自分で言うのも変ですが、ドジのおかげで楽しめてる部分もあるような気がする。今日の場合は更に、予定通りのルートだったら、時間的に厳しかったかも知れないと思うとラッキーだったし。きっと、日頃の行いが良い私への神の思し召しなんだろう。
たぶんこの山塊、趣向を変えてリベンジすることになりそうだ。
コメント
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初戸BSや用竹BSの場所が分からなかったので
地図で調べてみてからようやく川越の例えが理解できました。
確かに西武新宿線と東上線ぐらいの誤りですね
でもその後はちゃんと計画したルートを歩けたようですので何よりでした
それにしてもあの巨大なクモの巣・・・・
くたびれて下向いて歩いていたりしたら大変ですね
僕は引っかかってしまいそうだ・・・。
hiroumiさん、こんばんは。
他人のルートの詳細までは気にしないのが普通なのに、地図で確認までして頂きありがとうございました。
自分でもびっくりの事態だったので、事の重大さを伝えたくて例えてみましたが、まぁ呆れるばかりです。
私は早朝スタートが多いので、蜘蛛には申し訳ないですがしょっちゅうですね。ストックを振り回しながら登るんですが、それでもかかります。半分あきらめてますが。
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