栂池-白馬大池-小蓮華山-栂池
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
3:30自宅-7:50栂池中央駐車場8:10-8:15栂池ゴンドラ-8:45栂池ロープウェイ-8:52栂池ヒュッテ9:00-10:20天狗原10:30-10:50雪渓-11:40白馬乗鞍岳12:10-白馬大池
二日目
4:50白馬大池-5:35船越ノ頭5:40-6:30小蓮華山6:45-7:52白馬大池9:45-10:10白馬乗鞍岳10:30-11:00雪渓-11:39天狗原-12:50栂池ヒュッテ(お昼ご飯)13:40-14:00栂池ロープウェイ14:10-14:15栂池ゴンドラ14:40-14:45駐車場-19:19自宅
天候 | 2日共快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html 中央駐車場1日300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7月20日からゴンドラは夏時間運行 登山指導センターが、ゴンドラ前で登山届と記載内容の指導があります。 栂池ヒュッテにも登山ポストあり(村営センターと売店との間が登山口、そこにポストあります) 天狗原手前に「雪棚」一部あり。 白馬乗鞍岳取付きから雪渓斜度はかなりキツイです。 栂池ヒュッテにて貸アイゼンあり。 雪渓には虎ロープあり。 その他は危険なところもなく快適な登山道です。 白馬大池から小蓮華山も危険なところはなし。ただし風が吹くとふきっさらしで体感温度はかなり下がります。 |
写真
感想
6月は3回の山行。梅雨時の八ヶ岳を満喫。
さて、7月はどこに行こうかな?
直前まで決められないまま、前日というか夜に決定するという始末。
候補は
1.鳳凰三山テント泊、もしく日帰り
2.北岳・仙丈ケ岳
3.西穂岳テント泊
4.白馬大雪渓小屋泊
嫁さんは、鳳凰三山がいいとしきりに言っておりました。
が、結果的に白馬大池でワンルームマンションでまったり過ごす事に決めました。
今回は約一年ぶりとなるテント泊。出足は鈍かったです(^^;
直前に決めたものですから、荷物も二人してダブってしまったり、嫁さん用に用意していたものを嫁さんがザックから出してしまっていたり(^^;
私たちのテントは、ノースフェイスダットポール2DL
このテントは好きなんですが、でかい重い。今の最新版や軽量化山岳テントと比べて見劣りがするかもしれません。ただいまだにカタログモデルです。
また、ケチったというかやってみないとわからないものですが・・シュラフも化繊とダウンを決める時、安いものを選択。これが背負って何時間もあるまには正直コタエマス(T T)
また、僕は安物買の銭失いというか・・クッカーもなぜか色々と同じようなものを買ってしまうみたいです。これは重いとか形が気に入らないとかで、結局並べる5セットくらいあるんです。バーナーも気がつけば4個。あほです・・
最初から高いものを一つ買って長い事使えばいいんでしょうけどね。反省・・・
結局、使わないのは売るわけでもないんです。箪笥の肥やしになるよりはと思い、家の中で使ってみたり、日帰り山行に使ってみたりしておりますが・・最初は白い目で見ていた嫁さんも、時々家で、コーヒーを入れるのにバナーと山用のコップなど使っております(^^/
さて本題。
今回は本当にゆったり計画で大満足な結果でした。
途中の雪渓(白馬乗鞍岳)は斜度があるものですから、下から見ると荷物がある分バランスが取れるか心配でした。(特に下りが)
アイゼンは6本爪を持参していましたが、直前で車においてきました。
栂池ヒュッテで聞いてみると、できれば持って行ったほうがいいとの事。先週も登りきれないというか恐怖心で引き返した人が何人もいたそうです(ノーアイゼン者)
まぁなんとかなるでしょ。
話は戻しますが、20日からゴンドラは夏時間。当日は登山センターの人が登山届をその場で書かせて、内容をチェックしていました。ご苦労様です!!
(8:00頃は中央駐車場もまだ空いていましたが、下山時は満車)
天狗原までに一部雪田がありますが快適な登山道です。ただ1年ぶりのテント装備は少しコタエマス・・しかも睡眠は3時間未満。自宅からは4時間半。まぁ天空のワンルームマンションが待っています。ユックリ行きましょう!!
天狗原から見上げる雪渓は、どうでしょう? ざっと見ても100mもないとみて取れます。(登山者が雪にカラフル)
天狗原から登山道分岐は、雪渓から出てくる雪解け水の影響で、登山道が一部小川になってますから足元は十分注意。
雪渓到着時はみなさんアイゼン装着準備中。私たちは黙々と登り始めます。
嫁さんが小さいうえに、ザックがふだんよりでかい事と重さがあります。少々心配ですが、キックステップにて順調に行きますが、下山者とのすれ違いで渋滞発生。
途中から虎ロープがあり、登りも下りもみなさん頼りにしてます。そのお蔭で嫁さんもゆっくりとアイゼンなしでも登り切りました。
嫁さん、白馬乗鞍岳に到着時、荷物の重さとか行程が辛かったのではなく雪渓で緊張したようで少々疲れておりました。でも、白馬乗鞍岳から白馬三山が見え、また大池の景色をみたら元気満々。ただ近くに見える大池山荘は思った以上に時間がかかります。(大岩ゴロゴロ)
山荘到着時、まだお昼でしたがテントはすでに10張りくらいあります。ここは30張りと聞いてましたが、今日はどのくらいになるんだろう? 山側に張りたかったんですが、すべて設置済み。池に近いところが空いてるので設営。で、テン場のお金を支払に行った嫁が戻ってきて、看板に指わ差します。
あっ!! 荷揚げヘリの到着があり、朝8時には撤収の事
で、半分組みあがったテントをもって移動します・・
その後山荘でドライカレーのお昼を頂き、夕飯まで本当にまったりです。ただテント中は熱い!! 外に出ると日蔭は気持ちいいんでが、日差しが痛い!!
でもなんだかんだとテントの全室にシートを敷き、昼寝したり続々と到着する登山者たちを見ていると、あっと言う間に夕方。こんなゆったりした時間を過ごしたのは久々です。夕食前の大池に映る山の影と月と夕焼け。最高です!!
17時半頃には食事をして、日が暮れるまで山を眺めながらコーヒータイム。
こんな事なら本でももってくけばよかったかな?
ふと気が付くと、テントは30張り近くに。本日は大盛況のテン場。
早々と20時には就寝。22時頃今まで子守唄だった小屋の発電機の音と、テン場でのみなさんの会話がやみました。トイレに起き出し、ふと見上げる夜空。星が近い!!
翌朝は3時30分に起床。夜明けのポタージュを飲み「小蓮華山」へ出発。
アタックザックにカッパと水・行動食のみ。ザックが軽い(^^/
ゆっくりとあたりが明るくなり、独特な山容の戸隠連峰が見え、テン場からみる船越の頭で見えなかった「小蓮華山」が見えてきました。
船越の頭から見たかった「坂の上の雲」が見えてきます。まさにスカイライン!!
テンション上がりまくりです。花や景色をおさめたくて写真を撮りたいんですが、ガスがかかる前に小蓮華山へ行きたい!! コースタイム2時間。実際は1時間30分くらいで到着。ガスどころか、絶景が待っていました!! 大池からの縦走者・白馬からの縦走者で混雑しだしたのは、僕たちが到着して10分位でしょうか?
槍も剣もお出迎え。僕的には山容が白馬より、雪倉のほうがステキに見えました。
復路は写真と風景を楽しみながら進みます。
猿倉の駐車場と雪渓が見え、その奥には八ヶ岳とびょこんと富士山が見えます。
山荘では、8時には荷揚げヘリが来るそうで、テントが飛ばされないように注意がありました。ユックリおりてきましたが荷揚げヘリには間に合いました。
爆音とともにヘリ到着。風は大したことがなく、テントも飛ばされることもなく朝食の準備。ヘリからの荷物を山荘の人たちが一生懸命に移動してます。そんな中をのんびり朝ごはん。ご苦労様です。
テントの撤収とピンバッチを購入後、名残惜しいんですが下山開始。嫁さんはもう一泊してもいいなんて言いますが・・家で待つ、らんたろう(キジトラ猫)もいる事なんで下山。白馬乗鞍岳まで戻ってくる、ヘリが剣方面へ飛んでいきます。荷揚げ用とは違う小型です。なにかあったんでしょうか?
白馬乗鞍岳で嫁の様子が変です。理由はロープウェイのチケットがない!!!
えぇぇぇ! 探せど見つかりません。もしかして、テントの編み棚??
ザックに入れたテントを出します・・ありました(^^;
出したて事は仕舞わなければなりません・・せっかくきれいに入れたのに・・
その後ぼぼイッキに栂池ヒュッテまで下山。そのお蔭でエネルギー不足に。
嫁さんとヒュッテで「野イチゴソフト」を注文。その後、胃に火が付きました。
ヒュッテで「ソースかつ丼」を平らげロープウェイに乗車。ヒュッテでもそうでしたが、観光客の方々が多い事多い事。そんな中で僕たちの大型ザック。さぞ邪魔でしたでしょうね(^^; 超満員のロープウェイつらかった・・
無事駐車場まで到着し、どこかでお風呂と思いましたが、そのままほぼノンストップ帰宅。家につくと「らんたろう」が拗ねてました。しっかりスキンシップと片づけはほどほどにして早々就寝。おがで本日は5時に起きました(^^;;;;
今日はテントやザック、寝袋と写真出しに行くのでユックリできそうにないかな?
まぁとっても充実してた3連休です。
小型へりですが、朝の新聞で剣にて滑落をしりました。ご冥福をお祈りいたします。
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