ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 324887
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳(天狗岳〜ニュウ〜縞枯山、蓼科山)

2013年07月19日(金) ~ 2013年07月21日(日)
 - 拍手
yo_shun その他30人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:54
距離
35.3km
登り
2,520m
下り
1,961m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(19日)
14:00渋の湯−15:00パノラマコース分岐−15:35唐沢鉱泉との分岐−16:30黒百合ヒュッテ
(歩行時間:2時間30分、歩行距離:5km)

(20日)
4:30黒百合ヒュッテ−5:50東天狗岳−7:30黒百合ヒュッテ−9:15ニュウ−11:00白駒荘−11:55麦草峠−13:05茶臼山−13:40縞枯山展望台−14:00縞枯山−14:40山頂駅
(歩行時間:10時間、歩行距離:17km、標高:東天狗岳(2640m)、ニュウ(2351.9m)、茶臼山(2384m)、縞枯山(2403m))

(21日)
4:55女神茶屋登山口−8:00蓼科山山頂−10:307合目登山口
(歩行時間:5時間、歩行距離:6km、標高:蓼科山(2530.3m))
天候 3日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
19日:渋の湯〜黒百合ヒュッテ
20日:黒百合ヒュッテ〜天狗岳〜ニュウ〜縞枯山〜(北八ヶ岳ロープウェイ)〜山麓駅
21日:女神茶屋〜蓼科山〜7合目登山口
コース状況/
危険箇所等
(1日目)
渋の湯から登山口に入る。
トラックデータを見るとほぼ均等に上昇しているが、中盤の尾根歩きは楽に感じる。最初は、支尾根に取り付き、パノラマコースの主尾根、半分すぎると谷沿いの道と歩く。谷沿いの道は、石がごろごろしており歩きにくい。

(2日目)
最低限の装備で、東天狗へ向かう。
稜線に沿って登り、徐々に視界が開けてくる。眼下に雲海が広がり、最高の景色が見られた。
東天狗岳の山頂は、360°の大パノラマ。
戻りは岩場の天狗の裏庭を通って、黒百合ヒュッテへ戻る。

再び中山峠からニュウへ向かう。
ニュウまでは稜線なので楽に歩ける。ニュウの手前に案内標識があったが、危うく見落としそうになった。
ニュウでは遠くに富士山の姿を見ることができ、皆さん歓声があがる。

白駒池まで急降下して麦草峠へ。ここは、なだらかな歩きやすい道。
麦草峠から茶臼山・縞枯山へ。
大石峠から巻き道を行くグループと分かれ、本グループは茶臼山へアタックする。
かなりの急登で、ここまで歩いてきた疲れもあり、一番の難所となる。
茶臼山の展望所をスルーして鞍部へ。
このあたりから北八ヶ岳の代表的な景観のひとつである縞枯れ現象が見られる。
縞枯山の展望台からの景色もまた最高。
今日歩いてきた道を眺めながら、よく歩いたなぁと感慨にふける。
縞枯山山頂〜八丁平へ下り、ロープウェイのある山頂駅へ。

(3日目)
今日は、女神茶屋の蓼科山登山口から。
熊笹の15分ほど歩くと急登となってくる。しかもかなり長い。というか樹林帯を過ぎるまで、延々と急登が続いていた感じだった。
樹林帯を抜けると視界が開け、巨岩だけの山頂が見えてくる。
足場を気を付けながら、山頂へ向かう。

山頂は思いのほか広い。中心部は少しへこんでいて祠があった。一人ならそこまで行くのだが、団体行動なので遠くから眺める。
蓼科山頂ヒュッテを脇を通って、将軍平へ向かう。
岩場の道を急降下する。ここはかなり危険。ゆっくり行くことを勧める。
蓼科山山荘を経て、七合目登山口へ下る。

当初予定していた「すずらんの湯」はボイラーの故障で入湯できず、急遽、近くで大型バスの入れる「縄文の湯」へ。
平成12年末にオープンしたばかりで、安くてきれいな温泉だった。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
登山口にある渋の湯。写真の建物は旧館で使用されていない。
2013年07月19日 13:57撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/19 13:57
登山口にある渋の湯。写真の建物は旧館で使用されていない。
橋を渡り、樹林帯に入る。
2013年07月19日 13:58撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/19 13:58
橋を渡り、樹林帯に入る。
パノラマコース分岐
2013年07月19日 14:57撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/19 14:57
パノラマコース分岐
このあたりを過ぎると谷沿いの道を進み、ごろごろした石が多くなり、足場の悪い。
2013年07月19日 15:26撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/19 15:26
このあたりを過ぎると谷沿いの道を進み、ごろごろした石が多くなり、足場の悪い。
黒百合ヒュッテに到着。
2013年07月19日 16:31撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/19 16:31
黒百合ヒュッテに到着。
目の前に東天狗岳、右が西天狗岳
2013年07月20日 04:54撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 4:54
目の前に東天狗岳、右が西天狗岳
雲海の先に朝日が昇ってくる。
2013年07月20日 04:54撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
3
7/20 4:54
雲海の先に朝日が昇ってくる。
東天狗岳山頂から北アルプスを望む。
2013年07月20日 05:29撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 5:29
東天狗岳山頂から北アルプスを望む。
もう少しで東天狗岳山頂
2013年07月20日 05:30撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 5:30
もう少しで東天狗岳山頂
東天狗岳の山頂から南八ヶ岳を望む。
2013年07月20日 05:52撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
2
7/20 5:52
東天狗岳の山頂から南八ヶ岳を望む。
東天狗岳の山頂から北側の眺め。
2013年07月20日 05:53撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 5:53
東天狗岳の山頂から北側の眺め。
東天狗岳の山頂は狭く、30人超がいるとまともな写真が撮れず、少し下って山頂を振り返る。
2013年07月20日 06:11撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 6:11
東天狗岳の山頂は狭く、30人超がいるとまともな写真が撮れず、少し下って山頂を振り返る。
黒百合ヒュッテへ向かって下る。
2013年07月20日 06:24撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 6:24
黒百合ヒュッテへ向かって下る。
岩場の登山道を下っていく。
2013年07月20日 06:54撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 6:54
岩場の登山道を下っていく。
振り返ると東天狗岳が見えた。
2013年07月20日 07:05撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 7:05
振り返ると東天狗岳が見えた。
眼下に黒百合ヒュッテが見えた。
2013年07月20日 07:25撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 7:25
眼下に黒百合ヒュッテが見えた。
中山とニュウの分岐。
2013年07月20日 08:12撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 8:12
中山とニュウの分岐。
ニュウへ向かう標識
2013年07月20日 09:23撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 9:23
ニュウへ向かう標識
ニュウ山頂。狭くて、いっぺんに30人はいる場所がない。
2013年07月20日 09:14撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 9:14
ニュウ山頂。狭くて、いっぺんに30人はいる場所がない。
ニュウ山頂から歩いてきたばかりの天狗岳を見る。
2013年07月20日 08:57撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
2
7/20 8:57
ニュウ山頂から歩いてきたばかりの天狗岳を見る。
ニュウから北側の景色。眼下に白樺湖も見える。
2013年07月20日 09:12撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 9:12
ニュウから北側の景色。眼下に白樺湖も見える。
遠くに富士山?
2013年07月20日 09:16撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
1
7/20 9:16
遠くに富士山?
白駒荘まで下ってお昼を取る。
2013年07月20日 11:05撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 11:05
白駒荘まで下ってお昼を取る。
麦草峠へ向かう木道。
2013年07月20日 11:25撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 11:25
麦草峠へ向かう木道。
麦草ヒュッテの向こうに茶臼山と縞枯山。
2013年07月20日 11:46撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 11:46
麦草ヒュッテの向こうに茶臼山と縞枯山。
大石峠
2013年07月20日 12:12撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 12:12
大石峠
中古場(2232m)。目の前に茶臼山と縞枯山。
2013年07月20日 12:32撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 12:32
中古場(2232m)。目の前に茶臼山と縞枯山。
茶臼山山頂。
時間の関係で残念ながら展望場所まで行けなかった。
2013年07月20日 13:06撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:06
茶臼山山頂。
時間の関係で残念ながら展望場所まで行けなかった。
まさに縞枯れた道。
2013年07月20日 13:17撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:17
まさに縞枯れた道。
縞枯山展望台への分岐。
2013年07月20日 13:35撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:35
縞枯山展望台への分岐。
縞枯山展望台。
2013年07月20日 13:40撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:40
縞枯山展望台。
縞枯山展望台からの眺望
2013年07月20日 13:41撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:41
縞枯山展望台からの眺望
縞枯山山頂。登山道を右に折れ、ロープウェイ乗り場へ向かう。
2013年07月20日 13:59撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 13:59
縞枯山山頂。登山道を右に折れ、ロープウェイ乗り場へ向かう。
山から下り、視界が開ける。ここから木道を歩き路ロープウェイ乗り場へ。
2013年07月20日 14:26撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 14:26
山から下り、視界が開ける。ここから木道を歩き路ロープウェイ乗り場へ。
途中にあった縞枯山荘
2013年07月20日 14:30撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
1
7/20 14:30
途中にあった縞枯山荘
山頂駅が見えてくる。
2013年07月20日 14:41撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 14:41
山頂駅が見えてくる。
少し時間があったので、遊歩道を歩く。
2013年07月20日 14:52撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
1
7/20 14:52
少し時間があったので、遊歩道を歩く。
山頂駅から南西方向の眺め。
2013年07月20日 15:02撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 15:02
山頂駅から南西方向の眺め。
山頂駅から東(下ってきた)方面の眺め。
2013年07月20日 15:04撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/20 15:04
山頂駅から東(下ってきた)方面の眺め。
3日目。女神茶屋の蓼科山登山口。
2013年07月21日 04:56撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 4:56
3日目。女神茶屋の蓼科山登山口。
最初の30分くらいはゆるい上りだが、そこからは、急登が続く。
2013年07月21日 06:01撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 6:01
最初の30分くらいはゆるい上りだが、そこからは、急登が続く。
途中、休憩しながら、後ろをふりかえると蓼科高原の景色が見えた。
2013年07月21日 07:31撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
1
7/21 7:31
途中、休憩しながら、後ろをふりかえると蓼科高原の景色が見えた。
森林地帯をぬけ、頂上までガレ場をいく。夏の雲が風にながれていく。
2013年07月21日 07:41撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 7:41
森林地帯をぬけ、頂上までガレ場をいく。夏の雲が風にながれていく。
先に見えているのが、蓼科山山頂。
2013年07月21日 08:00撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 8:00
先に見えているのが、蓼科山山頂。
蓼科山山頂の景色。意外に広い。
2013年07月21日 08:03撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
1
7/21 8:03
蓼科山山頂の景色。意外に広い。
蓼科山山頂。
2013年07月21日 08:24撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 8:24
蓼科山山頂。
山頂からの景色。
2013年07月21日 08:26撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 8:26
山頂からの景色。
下山開始。蓼科山荘が見える。
2013年07月21日 08:39撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 8:39
下山開始。蓼科山荘が見える。
かなり急降下。
2013年07月21日 08:52撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 8:52
かなり急降下。
蓼科山荘に到着。
2013年07月21日 09:05撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 9:05
蓼科山荘に到着。
七合目登山口
2013年07月21日 10:31撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 10:31
七合目登山口
帰りに立ち寄った「縄文の湯」
2013年07月21日 12:06撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
7/21 12:06
帰りに立ち寄った「縄文の湯」

感想

三日間とも天候に恵まれたので、どの山からも山頂からの眺めは最高に良かった。
2日目の行程がロングコースで、茶臼山への急登がきつかったなぁ。なんとか完歩。

初めての山小屋で、「夜は寝苦しかった。」と思っていたら、「ゆっくり横になれた方だ。」と言われた。こんなもんなのだと。
夕食はハンバーグでおいしかった!
ただ、朝食のお弁当(早いので)と昼食のお弁当がほぼ同じ(魚がちがっていた)だったので、買った人はちょっと閉口していた。(私はコンビニおにぎり)

山のことを少々記録しておくと、
「東天狗岳」は、頂上近くが露出して赤い岩場をつくっているので「赤天狗岳」、「西天狗岳」は、頂上までハイマツに覆われて青いから、「青天狗岳」とも呼ばれている。

「にゅう」の山名は、山容が「女性の乳房=にゅう」、「刈穂で積み上げたにおの別名」、「にゅうと出ている」などからとある。

「縞枯山」は「縞枯現象」が山の由来。展望台のあるところが東峰で三角点がある。

「蓼科山」は、信濃の名山の一つとしてたたえられており、いくつかの山名が付けられている。「諏訪富士」

以上「新日本山岳誌」から抜粋した。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1348人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら