ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3273417
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳 ランカン尾根から周回 山頂付近で幕営

2021年06月12日(土) ~ 2021年06月13日(日)
 - 拍手
GPS
16:58
距離
20.5km
登り
2,899m
下り
2,910m

コースタイム

1日目
山行
10:06
休憩
0:24
合計
10:30
5:28
273
スタート地点
10:01
10:24
93
15:58
2日目
山行
5:42
休憩
0:37
合計
6:19
5:49
54
6:43
6:44
58
7:42
7:55
34
8:29
8:29
35
9:04
9:04
30
9:34
9:56
36
10:32
10:32
58
11:30
11:31
37
12:08
ゴール地点
天候 1日目 高曇り
2日目 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場満車のためやむなく硯の里キャンプ場に駐めてしまいました。。
もちろん無断ではいけません。
詳細感想に記載
コース状況/
危険箇所等
★コースタイム0.6というのは2日目下山時のタイムかと。普段テント泊では1.0前後。登りのランカン尾根では殆ど亀のような歩みでしたので通常より遅めのはずです。

・登りのランカン尾根
大半が藪漕ぎ、倒木多数のだいぶハードな尾根です。リボンはそれなりにありますが広尾根で藪があるところは見通し悪く目印として辿るのは難しいため、状況見極め要ルーファイです。
眺望は山頂付近までありません。。

・下山での広河原の渡渉
この日は思ったほど流れが穏やか、、というか激流ではなかったので靴脱いで渡りました。

他は片側切れ落ちてたりする箇所があるので注意。

携帯は終始圏外。山頂でも繋がりませんでした。
山頂付近に水場は無いので、4L担ぎ3.5L消費しました。
硯の里キャンプ場駐車場、すぐ左手にランカン尾根入口です。
行ってきます
2021年06月12日 05:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
6/12 5:28
硯の里キャンプ場駐車場、すぐ左手にランカン尾根入口です。
行ってきます
序盤は見通しよくピンクテープが目につきます
2021年06月12日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/12 6:25
序盤は見通しよくピンクテープが目につきます
徐々に倒木が増えてきて、
2021年06月12日 06:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
6/12 6:28
徐々に倒木が増えてきて、
迂回するのも厄介な倒木ゾーンへ
2021年06月12日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 6:53
迂回するのも厄介な倒木ゾーンへ
踏み跡を辿っても行き止まりになること多し。
ここまで密集してたら無理なので、少し戻れば大抵マシなルートが見つけられます。
2021年06月12日 07:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/12 7:18
踏み跡を辿っても行き止まりになること多し。
ここまで密集してたら無理なので、少し戻れば大抵マシなルートが見つけられます。
方向さえ合っていれば僅かな隙間でもどんどん進む。
2021年06月12日 07:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 7:30
方向さえ合っていれば僅かな隙間でもどんどん進む。
スタートから約4時間半
やっとヒソダイラ。
距離にすると1時間で1キロも進んでないことにがっかり、、、
2021年06月12日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8
6/12 10:01
スタートから約4時間半
やっとヒソダイラ。
距離にすると1時間で1キロも進んでないことにがっかり、、、
こんなボーナスゾーンはほんの僅か
2021年06月12日 10:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5
6/12 10:28
こんなボーナスゾーンはほんの僅か
白いイワカガミ^ ^
標高2000過ぎた辺りから沢山咲いてました。
2021年06月12日 10:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:43
白いイワカガミ^ ^
標高2000過ぎた辺りから沢山咲いてました。
1948ピークの手前、レコで見た大岩。
岩の手前は切れ落ちたギャップになっているので、左手にある踏み跡を辿り下がっていき、丸太を越えてから画像の岩左手に普通に登っていける踏み跡があります。
2021年06月12日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:54
1948ピークの手前、レコで見た大岩。
岩の手前は切れ落ちたギャップになっているので、左手にある踏み跡を辿り下がっていき、丸太を越えてから画像の岩左手に普通に登っていける踏み跡があります。
下向いて歩るく楽しみ
2021年06月12日 11:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:17
下向いて歩るく楽しみ
金山?
すぐ東側の大金山のことかな?
2021年06月12日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
6/12 11:57
金山?
すぐ東側の大金山のことかな?
展望なく延々と樹林帯。
四足歩行の急登中は画像撮る気も起きずほっと一息ついて思い出したようにカメラを向ける。
2021年06月12日 12:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/12 12:51
展望なく延々と樹林帯。
四足歩行の急登中は画像撮る気も起きずほっと一息ついて思い出したようにカメラを向ける。
ゼブラ柄の鳥の羽がいっぱい落ちてる
2021年06月12日 14:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8
6/12 14:05
ゼブラ柄の鳥の羽がいっぱい落ちてる
三つ葉のお花

※コミヤマカタバミ
2021年06月12日 14:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/12 14:45
三つ葉のお花

※コミヤマカタバミ
やっと、、小笊が見えた
ここまで9時間半、、、
2021年06月12日 14:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:59
やっと、、小笊が見えた
ここまで9時間半、、、
北岳だぁ〜😂
この日初めての遠望
2021年06月12日 15:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:04
北岳だぁ〜😂
この日初めての遠望
ここにもサルオガセ
一つ覚えると目につくんだな😅
2021年06月12日 15:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/12 15:08
ここにもサルオガセ
一つ覚えると目につくんだな😅
山頂近くはピンクのイワカガミちゃん
2021年06月12日 15:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/12 15:09
山頂近くはピンクのイワカガミちゃん
小笊到着
予想してたけどほんとに10時間かかるとは、、、
恐るべしランカン尾根。。。
2021年06月12日 15:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:32
小笊到着
予想してたけどほんとに10時間かかるとは、、、
恐るべしランカン尾根。。。
小笊は木々に覆われてスペースなし、展望もほとんどなし
2021年06月12日 15:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/12 15:32
小笊は木々に覆われてスペースなし、展望もほとんどなし
山頂までラストスパート
泣きそうになる登りだけど僅か15分程のガマンでした。
2021年06月12日 15:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:38
山頂までラストスパート
泣きそうになる登りだけど僅か15分程のガマンでした。
笊ヶ岳2629m!
気分は3000m超えだけどね、、、

近代的な静岡県の標柱
2021年06月12日 15:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:54
笊ヶ岳2629m!
気分は3000m超えだけどね、、、

近代的な静岡県の標柱
渋い山梨百名山の標柱
2021年06月12日 15:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:55
渋い山梨百名山の標柱
これだ、、、
笊ヶ岳の象徴
小笊の後ろに富士山
😂😂😂
2021年06月12日 15:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:55
これだ、、、
笊ヶ岳の象徴
小笊の後ろに富士山
😂😂😂
山頂から、鳳凰山
2021年06月12日 15:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:55
山頂から、鳳凰山
見えにくいけど北岳の手前は前々回登った笹山のはず
2021年06月12日 15:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12
6/12 15:56
見えにくいけど北岳の手前は前々回登った笹山のはず
左に仙丈ヶ岳〜白峰三山
2021年06月12日 15:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:56
左に仙丈ヶ岳〜白峰三山
塩見岳〜蝙蝠岳
次の候補その1
2021年06月12日 15:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:57
塩見岳〜蝙蝠岳
次の候補その1
荒川岳
次の候補その2
2021年06月12日 15:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:57
荒川岳
次の候補その2
赤石岳
2021年06月12日 15:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/12 15:58
赤石岳
聖岳、前聖
2021年06月12日 15:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:58
聖岳、前聖
上河内岳
2021年06月12日 15:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7
6/12 15:59
上河内岳
上河内〜聖岳〜
2021年06月12日 15:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:59
上河内〜聖岳〜
〜赤石岳〜荒川岳

歩いた山は感慨深い。
(荒川岳はまだだけど)
2021年06月12日 16:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 16:00
〜赤石岳〜荒川岳

歩いた山は感慨深い。
(荒川岳はまだだけど)
テント張ってから18時半、再び山頂。

曇ってるのに、、
富士山ずっと顔を出してくれてるし、、🙏
2021年06月12日 18:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 18:24
テント張ってから18時半、再び山頂。

曇ってるのに、、
富士山ずっと顔を出してくれてるし、、🙏
上も下も雲だけどガスってないから見通しはいい
2021年06月12日 18:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 18:33
上も下も雲だけどガスってないから見通しはいい
雲海もいい感じ
2021年06月12日 18:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 18:35
雲海もいい感じ
この日微風で穏やかな山頂の時間をゆっくり満喫できました。
2021年06月12日 18:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10
6/12 18:35
この日微風で穏やかな山頂の時間をゆっくり満喫できました。
さて戻ります。
あれ、山頂のテントスペースってここだったのか、、、
気づかずこの先1分ほど下に張っちゃった。
ここのが平で良かったな。。
山頂すぐ手前の分岐、一張り分。
2021年06月12日 18:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/12 18:36
さて戻ります。
あれ、山頂のテントスペースってここだったのか、、、
気づかずこの先1分ほど下に張っちゃった。
ここのが平で良かったな。。
山頂すぐ手前の分岐、一張り分。
2代目テント本日デビュー
エスパース マキシムナノ
今後の雪山も見据えて。
高さもあって1人なら広々。
この時期雨降らなければフライは必要なし。本体のみでも結露無く快適。
ちょっと地面斜めで寝返りの度に足元に下がるのが難でしたが、、、
2021年06月12日 18:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 18:38
2代目テント本日デビュー
エスパース マキシムナノ
今後の雪山も見据えて。
高さもあって1人なら広々。
この時期雨降らなければフライは必要なし。本体のみでも結露無く快適。
ちょっと地面斜めで寝返りの度に足元に下がるのが難でしたが、、、
2日目、3時起床。
夜は何故かあまり眠れず。
再び山頂へ
2021年06月13日 04:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:11
2日目、3時起床。
夜は何故かあまり眠れず。
再び山頂へ
雲り空にほんのり染まる
2021年06月13日 04:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:26
雲り空にほんのり染まる
絵になるなぁ
2021年06月13日 04:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:28
絵になるなぁ
上河内岳、ほんのり染まります
2021年06月13日 04:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:30
上河内岳、ほんのり染まります
聖岳は少し雲
2021年06月13日 04:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:30
聖岳は少し雲
赤石岳も山頂だけ雲の中
2021年06月13日 04:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7
6/13 4:30
赤石岳も山頂だけ雲の中
この日はこれが精一杯染まった時。
愛おしい上河内〜赤石岳
2021年06月13日 04:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:31
この日はこれが精一杯染まった時。
愛おしい上河内〜赤石岳
ご来光
2021年06月13日 04:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:31
ご来光
2021年06月13日 04:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:31
この後お日様は雲の中へ
2021年06月13日 04:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:32
この後お日様は雲の中へ
有難う
またひとつ超えられたよ
2021年06月13日 04:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 4:33
有難う
またひとつ超えられたよ
下山
布引山頂すぐ手前の幕営適地
広め二張りいける
2021年06月13日 06:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
6/13 6:41
下山
布引山頂すぐ手前の幕営適地
広め二張りいける
10m程先にもあり
2021年06月13日 06:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
6/13 6:42
10m程先にもあり
一旦下がって登って布引山山頂。
今回でついに輪っかの布が少し破れてしまったストックも一緒に。
あと外付けしたマットカバーもぱっくり破れた。
マットは収納できるエアータイプにするべきだった。
ここのところ装備の傷みが早い。
山行の度に補修箇所が増える。
2021年06月13日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/13 6:43
一旦下がって登って布引山山頂。
今回でついに輪っかの布が少し破れてしまったストックも一緒に。
あと外付けしたマットカバーもぱっくり破れた。
マットは収納できるエアータイプにするべきだった。
ここのところ装備の傷みが早い。
山行の度に補修箇所が増える。
途中崩落他からの眺望
今日はこの後雨予報☂
2021年06月13日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7
6/13 6:47
途中崩落他からの眺望
今日はこの後雨予報☂
2021年06月13日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5
6/13 6:48
広々、下山は変化があっていい
2021年06月13日 06:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/13 6:49
広々、下山は変化があっていい
2021今年の山
1/3だけ自撮り
目がこわい?
2021年06月13日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/13 7:45
2021今年の山
1/3だけ自撮り
目がこわい?
昭和の残置物があちこちに
これこの後100年先もあったら凄いな。。
2021年06月13日 08:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5
6/13 8:43
昭和の残置物があちこちに
これこの後100年先もあったら凄いな。。
ある意味1番の核心部と思ってた広河原の渡渉。
丸太を跨ぐべきか、靴脱いで渡るべきか悩んだ挙句、、、
2021年06月13日 09:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 9:31
ある意味1番の核心部と思ってた広河原の渡渉。
丸太を跨ぐべきか、靴脱いで渡るべきか悩んだ挙句、、、
見たら意外と流れ穏やか。
結局靴脱いで渡りました😅
水深は膝上程度。
超冷たいけど疲労した脚がクールダウンされて軽くなって良かった😆
2021年06月13日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7
6/13 9:45
見たら意外と流れ穏やか。
結局靴脱いで渡りました😅
水深は膝上程度。
超冷たいけど疲労した脚がクールダウンされて軽くなって良かった😆
渡渉の後はしばらく沢沿いのトレイル。片側崖なので気をつけて。
これも笊名物(?)左上からの天然シャワー
さっきから小雨降り出してレイン着てたのであんま新鮮味ないけど。。
2021年06月13日 10:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
6/13 10:03
渡渉の後はしばらく沢沿いのトレイル。片側崖なので気をつけて。
これも笊名物(?)左上からの天然シャワー
さっきから小雨降り出してレイン着てたのであんま新鮮味ないけど。。
また笊名物の壊れかけた橋
右の手すりに掴まりながら。
結構高さあってこわかったよ。。
2021年06月13日 10:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
6/13 10:07
また笊名物の壊れかけた橋
右の手すりに掴まりながら。
結構高さあってこわかったよ。。
崩落地トラバース
ロープも足場もあるので見た目より怖くはなかった。
2021年06月13日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/13 10:17
崩落地トラバース
ロープも足場もあるので見た目より怖くはなかった。
また天然シャワー
黒部の下の廊下風?
(まだ行ったことないけど)
2021年06月13日 10:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
6/13 10:24
また天然シャワー
黒部の下の廊下風?
(まだ行ったことないけど)
短い梯子を降りて向こう側へトラバース
泥濘なので足元注意
2021年06月13日 10:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
6/13 10:26
短い梯子を降りて向こう側へトラバース
泥濘なので足元注意
結構揺れて高さもある吊り橋。
なかなかスリリング
2021年06月13日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9
6/13 10:32
結構揺れて高さもある吊り橋。
なかなかスリリング
どこかのテーマパークのような人工的に見えてしまう特徴あるトンネル。
この後林道歩いて無事ゴール。
2021年06月13日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10
6/13 11:16
どこかのテーマパークのような人工的に見えてしまう特徴あるトンネル。
この後林道歩いて無事ゴール。

感想

山梨百名山四天王のラスト、笊ヶ岳。
今回余裕を持ちたくてテント泊で。
2日あればランカン尾根も行けるだろうってことで挑みましたが、テント装備で延々続く藪漕ぎには参りました。

当日はゆっくり目の4時半に老平登山口駐車場着。
10台も駐められない駐車場は既に満車。入りきらない車が隣とすぐ向かいのバス停にまで駐まっちゃってます。どうするかな、、、
準備しながら考えてたら近所の方が他の登山者さんと話してました。あまり宜しくない雰囲気。やっぱり迷惑ですよね。。その登山者さんによると前もって近くの硯の里キャンプ場とヴィラ雨畑に駐車場が満車だったら駐めさせてもらう事は出来ますかと問い合わせたそうです。
私は問合せてないんですけど、、。仕方なく車で5分ほど、坂道を上がった所にあるランカン尾根入口のキャンプ場に行ってみました。

そんな朝早く人のいる気配はなく、他に方法も見つからず、メモ書きで登山者であること、翌日まで駐車をお願いすることを書いてフロントガラスに置いておきました。

下山後、案の定無断駐車お断りの張り紙が、、、
管理棟に行くと若手の管理人さんから意外にもやんわりと次回は問合せしてからお願いしますと優しく注意されました。
満車だった場合の対策が調査不足でした。
登山者にとっては一回のことでも地元の方にとっては日常的に迷惑になるはずです。
ちなみに好天の週末は午前3時台には満車になるそうです。
この駐車場に限らず今後は気をつけねば。。


いきなり駐車場問題でつまずきましたが、気を取り直していざランカン尾根へ。
ここは登山道のないバリエーション。
トレイル不明瞭、藪漕ぎ、倒木多数なのは承知してましたが、それにしても時間がかかる。手強い区間がとても長かった。。

特に1828三角点のあるヒソダイラ手前が特に酷い。スタートからここまでの僅か3キロちょいを4時間半もかかってしまった。
ここ、思いっきり藪の中にリボンがあったりするので、間に受けず上手くルート取りしないと余計な体力を消耗します。
バリ慣れしてないとかなり戸惑うはず。下山で使うならそれなりの経験を積まないと危険だと思いました。
おまけに山頂近くまで眺望は無く、よく言えば常により良いルートを考えながら進むので単調な樹林帯よりは飽きないけれど、悪く言えば不安な区間が長くて精神的にどっぷり疲れました。

それだけに初めて眺望が開けて北岳が見えた時はもうねえ、毎回だけど泣けてきちゃうんですよ。。。


で、10時間かけてようやく小笊。
木々に覆われてテントスペースもなし。
そして目の前には笊ヶ岳山頂。
もうテントに潜り込みたい一心で最後の力を振り絞る。
久々に15kg近くのザックを担ぎながら樹林帯を延々と10時間半はキツかった。

小笊後ろの富士山、顔を出して待っていてくれました。
曇りながらも山頂からは上河内岳〜仙丈ヶ岳までの南アルプスの連なる稜線を一通り眺めてほっと一息。

さて、テントを張らねば。
ん?山頂にテント張れると思ったのに岩があってスペースがない。
周りを見たけどない。何で?
とりあえず戻ってみる。すると後で気づいたけれど山頂から数十メートル手前の小笊との分岐にスペースが、、その時は見落として布引山方面へ100m程下がった所に一張り分あったのですが、ちょっと地面が傾いてる。
まあいいか。さっさと設営。狭いのでフライは使わず。
今年から冬もテント泊するつもりでオプションも考慮して買ったエスパースのテント。1〜2人用でこれまでより10センチ高いので余裕がある。

着替え、片付けをして再び山頂へ。風も弱く寒くはない。
向かい側に昨年歩いた上河内〜赤石岳を見つけた。今回自分には珍しく山座同定が比較的容易に出来た。当たり前か、つい3週間前にも笹山行ったんだし。。

たっぷり30分近くぼーとする。ゆっくり時間を気にせず山頂を楽しめるのもテント泊ならでは。
日が長いので19時近くにテントに戻り、アルファ米と味噌汁で簡単に済ませて就寝。

今回から夏山は寝袋ではなくシュラフカバーとエマージェンシートのみとすることに。
冬用のウールインナーにフリース、レインの上下を着れば寒くはない。でも何故か疲れてるのに寝付けなかった。。。


2日目、3時起床。
ゆっくり身支度を整えて軽く食べたらやっぱりまた山頂へ。モルゲンをすこーし期待したけど雲の隙間から僅かな日差しのみ。それでも上河内、聖、赤石岳辺りは少し染まりました。十分満足です。贅沢な時間を貰えました。

6:00下山
歩きはじめてすぐ筋肉痛と前日の疲労が抜けてないのを感じる。夜のストレッチが足りなかったらしい。まぁ今日は下山するだけだし。

下山の一般道では大河原までは樹林帯歩きだけど、途中展望が開けたりもしたのでランカン尾根では無かった変化があって楽しい。
途中何箇所か倒木はあるけれど、他は断然歩きやすい。
と、音楽聴きながら歩いてたら突然前方から単独男性が。時間は確か9時頃。日帰りだそうで、午後雨予報であることなど少し会話してすれ違いました。
昨日から誰にも会ってなくて初めて山中で会った登山者でした。無事に山頂踏めたでしょうか。。


それでも歩き始めて3時間程経って早くも疲労を感じ始める頃、笊ヶ岳の本当の核心部である沢の音が近づいてきた。
何が核心かって、レコ見ると大河原の渡渉は流れが速くて素足で渡るのも躊躇してしまうとか、ならば丸太を跨いでズリズリ渡るとかってまさに私の苦手な分野。
しかもその丸太は傾斜がついていて、下山では登りになってるし。。一度試しに跨いでみました。したらザックに押し潰される感じで向こう側まで行くにはコツを掴まないと難しそう。。やめ。
幸い流れも大したことない箇所があったので素直に靴を脱いで渡りました。冷たくて思わず声に出してしまったけど、そのあと脚の疲労が少し取れててびっくり。冷やすとこんなに違うのか。。これからは面倒がらず靴を脱いで渡ろう。


その後は壊れた橋やらザレ場のトラバースやら片側切れ落ちているトレイルを歩き途中3箇所?程の天然シャワーを浴びて舗装されていない林道をてくてく。11:30頃登山口駐車場着。さっきすれ違った男性と思われる車が一台のみ。
更に30分かけてカーブした車道の坂道を上っていき、硯の里キャンプ場着。無事終了。

時間も早かったので高速代は節約。5時間半かけて下道を使い、珍しく18:30には帰宅出来ました。

前記のとおり駐車場の件でご迷惑かけてしまいましたが、テント泊にすることによって2日目はゆったり楽しめました。


山頂から見た荒川岳、塩見、蝙蝠岳。
来年の南アの山行は決定。
今季の南アルプスは残り白峰三山。
出来るかどうかはお天気次第。
今年の梅雨明けはどうなんだろう。。。
また天気予報と睨めっこする夏山の到来です。

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