朳差岳-鉾立峰-北股岳-飯豊山-疣岩山-巻岩山 2013夏山 夜行
- GPS
- 30:20
- 距離
- 57.4km
- 登り
- 3,630m
- 下り
- 3,259m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 8:22
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 9:13
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:20
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:14
07:30 越後下関 07:51
10:00 大石ダム
10:22 立烏帽子分岐
10:41 東俣彫刻公園
11:53 林道終点
14:47 カモス峰
15:19 権内ノ峰
16:09 千本峰
16:15? ビバーク地(雷雨のため)
7月28日
03:50 ビバーク地
04:51 前朳差岳
05:30 長者平
05:46 朳差岳
鉾立峰06:08〜06:42の間
07:35 大石山
頼母木小屋
09:04 頼母木山
09:41 地神北峰
10:16 地神山
10:50 扇ノ地紙
11:03 胎内山
11:20 門内小屋
11:25 門内岳
12:42 北股岳
13:05 梅花皮小屋
7月29日
04:52 梅花皮小屋
05:27 梅花皮岳
05:51 烏帽子岳
06:05 クサイグラ分岐
07:08 御手洗ノ池
07:44 天狗ノ庭
08:40 御西小屋 08:45
08:58 御西岳
09:30 玄山道分岐
09:45 駒形山
10:14 飯豊山
11:00 本山小屋
11:05?御前坂
11:15 御秘所
11:25 姥権現
11:35?草履塚
12:15 切合小屋
7月30日
04:15 切合小屋
04:28 種蒔山
04:49 七森
05:40 三国小屋
06:32 疣岩山(標識なし)
06:46 疣岩分岐
??:?? 巻岩山(標識なし)
07:37上ノ越
08:35 弥平四郎登山口
09:33 弥平四郎鏡山登山口分岐
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
20:24 かわせみ会館前バス停-町田バスターミナル 20:45 190円 21:03 町田 21:37 小田急小田原線 急行新宿行 360円 23:00 新宿 23:10 ムーンライトえちご 新潟行 510円 + 6490円 07月27日(土) 4:36 新津 06:16 JR羽越本線 酒田行 07:12 坂町 07:18 JR米坂線 米沢行 07:30 越後下関 ※この次の年もムーンライトえちごの時刻表を待っていたのだが、発表されず、結局この年に乗ったのが最後になってしまったようだ。 復路 07月30日(火) 弥平四郎集落より徳沢駅まで、地元の方に車で乗せていただく(助かりました) 車の横に介護サービス云々と書いてあったような気がしたので、公用車?社用車? かもしれません、どなたか名前も訊く間もなく行ってしまったのですが、 本当にありがとうございます。 ※西会津町営デマンドバス(0241-45-2215)が利用できるとのこと 10:28 徳沢駅 12:35 JR磐越西線 会津若松行 13:35 会津若松 14:14 JR磐越西線 郡山行 15:17 郡山 15:37 JR東北本線 16:30 大宮 16:42 JR 17:14 新宿 17:27 小田急小田原線 17:59 町田 18:07 神奈川中央交通バス 18:18 南中学校前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースでは問題になるような、場所はありません。 多少残雪がありますが、アイゼンが必要なところはありません 弥平四郎集落から徳沢駅までは、西会津町のデマンドバスが利用できるはずです。 乗る前に、電話予約が必要のようです。 西会津町町民バス http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2012/03/post-277.html デマンドバス時刻表 http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8%EF%BC%92.pdf |
写真
感想
2013年7月26日
前夜の上越線が運転見合わせとか、になっていたので、ムーンライトえちごは運行するのか、不安なまま新宿へ向かうと、電光掲示板?に表示されているので、運行する模様、一安心。
7月27日
新津で降りて酒田行に乗り換え。待合室で少々時間待ち。坂町で米坂線に乗って、越後下関へ。降りたのは私だけ。ワンマン電車なので、切符を運転士に渡します。ちゃんとここまで買っています(笑)しかも駅員のいる駅です。トイレを借りて、スタンプを押します。駅の方にスタンプを出してもらうと、絵葉書をくれて、これに押すといいよと言ってくれました。駅前にタクシーが待っていましたが、見ぬふりをして歩きだします。駅前を右に曲がると、国指定文化財、渡邊邸があります。まだ、朝早いので、中は見れません。昔見たはずなのでOKです。その渡邊邸の手前にも、ものすごい大きな茅葺屋根の家があります。
大石ダムまで来た。トイレがあったのでそこで休む。ここから林道を延々と歩く。途中下って来た人がいたので、道の様子を聞いてみると、悪いところはないとの事で安心しました。ここ数日、福島などは大雨で、川入集落は道路が寸断とかのニュースもあったばかりなので、ずっと不安でした。 長い林道を終えて、いよいよ山道
2つの橋を渡って登り始めてしばらくすると、雷雨になる。途中の尾根で待機してみるも30分、一向に収まらず、寒いので恐る恐る登り始める。林の中では落ちることは無いと思う根拠のない自信で進むが、林の低い岩場の稜線を歩くのは、冷や冷やものだった。そんな裸の稜線が何度も現れるたびに、早足に進み心臓バクバクになるのだった。どうにかカモス峰の標識を見て、もう少し先へ行こうと、千本峰を目指す。地図によると、雨量観測所?があるので、山頂は広いのではと?と思ったのだが、実際に着いてみると、山頂はヤセ尾根の一部に過ぎず、とても休めないし、雨量観測所も登山道を離れたところにあるようで、見えないので、少し先へ進んだところの鞍部状の登山道上に天泊する。全身ずぶ濡れ、飲み水も少なくなっていたので、みそ汁とお茶だけ作ってパンを食べて寝た。
7月28日
翌朝、起きてみると雨は止んで、前朳差岳のシルエットが浮かんでいる、薄明り中を登って行くと徐々に緩くなる登山道は稜線に出ると朳差岳までの山並みが見えた
前朳差岳の頂上に着いたのだ。隣の稜線を見ると、雲がかかっているところもあるが、午前中くらいは天気が持ちそうに思える。南に一番高いところが朳差岳だろうか、山頂に小さく人の動くのが見えた。ここから緩やかな稜線を気持ちよく歩く。途中、長者平には小さな池、石碑などがあった。
朳差岳の頂上に立つと、朳差小屋は真下にすぐそこにある。中を覗くと、4人ほど登山者がいたが、特に話さず先へ進む。目の前の峰は鉾立峰で、昔と同じジグザグに道がついている。振り返ると、朳差岳の小屋から水場への道が見える。鉾立峰には古い標識の残骸だろうか、木片が落ちているだけだった。ここを下る道もやはりジグザグ、昔の感想文に書いているとおりであることを確認する。感慨深い。大石山の手前で、4人ほどのグループとすれ違う。空身?と思ったら大石山の分岐にザックが置いてあった。そういえば、この後一人の登山者とすれ違ったが、この日はその後誰とも会わなかった。
頼母木小屋では、小屋の人と少し話す。他に人気が無い。去年泊まった、門内小屋まで来たが、ここも誰も見かけないので先へ進む。少しガスがかかってきた。長い北股岳を登り、下ったところが梅花皮小屋だが、ガスで小屋の直前まで来るまで見えなかった。管理人棟のドアを叩いてみるも反応がなく、カギがかかっていたので、とりあえず近くにテントを張る。夕方4時半、天気図を書き終えた頃になって主人?が帰って来たらしく、受付をしてくださいとのこと。いや、その前に足音がしたのだが、登山者か管理人か?わからなかったので、そのままじっとしていたのだった。水汲みも兼ね、受付の為、管理棟?へ行ってみると、他に客もいないから、小屋使ってもいいよと言っていただきました。が移動するのも面倒だしそのままテントで一夜を過ごしました。
7月29日
夜もずっと風と雨が続いていたようでしたので、今日は停滞か油断していると、朝方には再び、明るくなっているではないか!しまった!と慌てて朝食を採り、テントを畳んで出発。小屋の前を通ると、小屋の人が出てきて、また天気が悪くなるらしいので、気をつけてと言ってくれました。
確かに朝は、朝日も出るくらいの天気だったのですが、御手洗池の頃にはすっかり曇り空になってきた。高校生山岳部だろうか、15人くらいの団体とすれ違う。X十年前は私もあんな感じで、歩いていたのだろうか?となんだか嬉しい気持ちになる。
顧問の先生?に今日は晴れて良かったですね〜と声をかけたのもつかの間、早くも本山方面、大日岳に雲がかかってしまった。
しかし今日も、出会ったのは切合小屋まで彼らだけだった。途中、御西小屋に入って見るが、管理人意外に誰もいない様子。すでに大日岳も雲の中で、行く気も起らず、ガスの中、飯豊山本山方面に行くしかない。去年よりニッコウキスゲは少な目で、代わりにコバイケイソウはかなり多く目立っている。この後は雨になり切合まで写真は本山頂上のみ、通過時間を記憶しながら歩く。御秘所は晴れていれば、どうってことも無い、鎖場だが、岩が濡れると少々滑って危ないです。草履塚を越えて切合小屋に着くと、結構たくさんの人がいたので、驚く。そのうち、大勢のグループ?が雨の中さらに上を目指して出発して行った。私はここでテント泊の受付をする。テント場が西側と東側に2か所あると、聴いたので両方とも確認してみた。西側が広くで良いのだが、東側は狭いけれど、西風の影響がほぼないように感じたものの、少しは風があった方がいいかなと思い、西側にテントを張った。それでもテント場の一番奥の草むらのそばで、風をあまり受けないようにした。地面に水の流れた跡があったが大丈夫だろうと安易に考えていたが、これがあとで大変だった
夕飯を作っている頃、大雨になる。テントの横を覗いてみると、まだ大丈夫。少し間を空けてもう一度覗いてみると、どうだろう!流れが出来ている。持ってきていた小さなスコップ?で流れの底を掘ってテントにぶつからない様にしてみる。雨は一向に止む気配もない、不安な夜を過ごす。
7月30日
ほぼ三日間、びしょ濡れの服を乾かないまま。少しは天気が良くなれば、登り帰す気にもなるのだが、めげました。今日は下ることにします。歩き始めると、虫がうるさい!七森を過ぎたところで、虫よけをスプレーして、防虫ネットを付けてみた。効果が出たのか?虫自体がいなくなったのかわからないが、いなくなった。三国岳まで景色は見えていたが、三国岳で小屋の方と少し話す。疣岩山へ向かい緩い斜面を登るように見えたかと思うと直前で、一度下り、一変急登になる。小雨も降ってきた。小雨の中を下って行く。疣岩分岐から巻岩山方面へ進むと、目に見えて踏み跡が薄くなった。なんとなく登ってすぐ下ったところが巻岩山だったのだろう
その後はブナの林、ダケカンバの大木の中を下る、晴れていたら気持ちの良い林だろうと思う。上ノ越の分岐手前で尻もちをつきそうになったので、ちょっと疲れているのだろう。分岐を下ることにする。少し下ると、2人連れの登山者が登って来た。朳差岳まで行くのだという。水場を聞かれたのだが確認しなかったので、頼母木小屋ではたっぷり出ているとだけ言ったのだが、良く考えてみると、雪渓が残っているので水場が枯れていることはまずないのだ、失礼しました。ここからさらにどんどん下る、徐々に沢の音が近づいて来る。最後に小さな沢を渡ると、林道終点の駐車場、登山口に着いた。ここから弥平四郎集落までさらにもう1時間歩く。バス停はどこだろうとキョロキョロしながら、歩いていると、廃校?過ぎて集落は終わってしまった。さらに歩いていると、軽自動車の人が声をかけて来た。『山から降りてきた来たの?、道は大丈夫だった?』などなど、私は登山道は大丈夫でしたと話す。バス停はどこか聞くと、デマンドバス予約したか?訊かれたのだが、予約はしていないと話すと、それでは、帰りに出会ったら、乗せてあげると言われた。ありがたいことです!それから数分歩いていると、先ほどの方が戻って来て、車に乗せてもらった。途中いくつかの集落を過ぎるが、何処も大きな家が数軒密集した農家のようです。徳沢駅に着くと汽車が止まっていて、待ち合わせているのですぐに来るから、すぐにホームへ行きなさいと、駅員の方に促される。あわててホームに行ったものの、止まっている汽車の運転士?は外に出て、私に話しかけて来た。『山へ行ってきたのか?、山都から山へ行く人が多いらしいが?』私は山都から入る川入集落の道路が寸断されて、山都からは入れないと話をした。地元の人?も知らないらしかった。ここで止まっていた汽車は新津行で、会津若松行きの汽車は雨の為、遅れていた。次に来た会津若松行きは、徳沢には停車せず、行ってしまった(笑)、さらに次の汽車が来るまで、ここ徳沢で2時間近く待つあいだに、誰もいないホームで濡れ物を乾かし、少し軽くなってから汽車に乗った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ロングやってるなー すばらしい!
ところで今度山の手山岳会やりましょう!
予定の半分で帰ってきたんですけどね
マラソンは断りましたよ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する