奥日光、山とキャンプ(温泉ヶ岳、金精山から白根隠山と九輪草)
- GPS
- 11:46
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:53
天候 | 1日目 曇り一時晴れ、2日目 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
菖蒲が浜キャンプ村の駐車場(キャンプする人専用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 温泉ヶ岳近辺と五色山への上りで若干残雪がありましたが滑り止め無しで大丈夫でした。金精峠から金精山は、危険なトラバースや急な岩場もあり特に下り通行注意です。 2日目 菖蒲が浜から千手が浜までの湖岸遊歩道は、通常の登山道と変わりません。柵はありますが高まきするする箇所も多いので問題ないと思いますが通行注意です。 両日ともに歩いた距離は、12キロぐらい |
その他周辺情報 | (中禅寺湖) 菖蒲が浜キャンプ場 http://www.shoubugahama.co.jp/ |
写真
感想
6月12日、13日は、久々の奥日光で山歩きとキャンプをしてきました。
1日目は、群100未踏の温泉ヶ岳、金精山から白根隠山まで尾根縦走してきました。金精山登山口の駐車場に着いたのは6時ぐらいでしたが既にほぼ一杯で端っこに空きを見つけて何とか停めることができました。準備して早速スタート、金精峠まで急登を上がって20分ほどで上がれました。
まずは温泉ヶ岳を目指します。シャクナゲの花の咲く樹林帯で上がって行くと展望のよい場所もありました。山頂近くには残雪もありましたがツボ足で問題ありませんでした。温泉ヶ岳山頂からは西から東にかけて展望があって燧ケ岳、尾瀬の山々から苗場山あたりまで見ることが出来ました。
そして一旦金精峠まで戻り、ここから次の金精山を目指します。こちらはわりと急なコースで上りは感じませんでしたが下りではちょっと怖い箇所もありました。金精山山頂で一休みして先へ進みます。国境平までの間も時折り展望のよい箇所かあって男体山ファミリーがきれいに見えました。国境平からの上りでも少し雪がありましたがこちらもツボ足で大丈夫でした。
そうして笹原の稜線に出るとまた綺麗な男体山ファミリーと今度は間近に奥白根山が見えました。五色山から先は見晴らしのよい稜線道がずっと先まで続いています。ここでまだ時間も早いので稜線をもう少し先まで行こうか、奥白根山に登ってこようか悩み始めます。奥白根は山頂や下りは結構混み合うだろうから、と自分を納得させ稜線の行けるところまで(白根隠山あたりまで)行くことにしました。
ちょこっと歩くと奥白根山との分岐、そこから稜線を上がって地震観測所跡を越えていくと広々した気持ちのよい稜線が続いています。右に奥白根山、左に中禅寺湖から男体山ファミリーがよく見えてます。アップダウンを2度ほど繰り返し白根隠山山頂に到着しました。奥白根山をバックに山名板の写真を撮って、山頂近辺で一休みしました。吹いてくる風も心地よく少しだけのんびりできました。
戻りも遠くまで見渡せる広々稜線を気持ちよく歩いて行きます。前白根山まで戻ってコマクサを探しました。まだ蕾も小さめでもう少し時間がかかるかな。今年は早いと言われてますがさすがにまだ早すぎのようです。コマクサの株数も少ないような気がしましたが。五色山への途中の眺めのよい場所で焼きそばランチにしました。その後は、たったか歩いて金精山、金精峠を通って無事下山しました。
下山後、車で中禅寺湖畔へ移動、菖蒲ヶ浜キャンプ場の駐車場、ここも1台だけ空きがあって近くに停めることができました。受付を済ませ、ソロキャンにしては多めの荷物を積んだリヤカーを引き、空いている場所を見つけてテントを張りました。夕方ぐらいまさかの雨がパラパラしましたが、程なく止んであとは降ることはありませんでした。
日も長くなりまだまだ明るいなかでしたが夕ご飯準備、ご飯を炊いて、お肉を焼いて美味しくいただきました。そのあとは前回叶わなかった焚き火タイム、炎を眺めてまったりしました。就寝は9時過ぎ、夜中じゅううるさいグループが近くにいてよく眠れなかったのが残念でした。でも朝は4時には明るくなり目が覚めたのでキャンプ場内を散歩して、ちょっと千手が浜のクリンソウを見に行ってみようとリュックを背負って出発しました。
早朝のだれもいない竜頭の滝を見物してから湖岸遊歩道を歩いて行きました。菖蒲が浜キャンプ場から湖岸ルートで5キロぐらいで思ったより距離がありましたが、1時間程で仙人庵の一面にきれいに咲くクリンソウを見ることができました。朝の中禅寺湖畔から男体山を眺めながらおやつを食べて復路につきました。熊窪の分岐、高山経由ならシロヤシオも見られるかなと欲が出てちょっと時間がかかりますがそちらから戻ることにしました。
もう1週間早ければ見頃のたくさんのシロヤシオが見られたかもですが、それでもまだ残っていたシロヤシオが見られてよかったです。高山も初めて行きましたが展望は無いけど静かでよい感じの山頂でした。最後は竜頭の滝上に出て遊歩道で下って1周できました。9時前にキャンプ場に戻り、昨日の残りで朝ごはんを作っていただき、その後撤収作業をしてちょうど11時前にキャンプ場を後にしました。朝一で山歩きもしたのでもういいかなと、道路の空いているうちにそのまま帰途につきました。
3週間ぶり、今回は奥日光でまた山とキャンプとなりましたが天候はまずますで暑くもなく寒くもなく過ごすことが出来ました。山の上でも日が照ると暑かったですが、時折り涼しい風も吹き眺めのよい稜線歩きも満喫できました。今回群100も2つ増えてお気に入りの白根隠山の稜線歩き、1日フルで歩ければ錫が岳も往復で来たかもですが、今回は(も)キャンプメインで山歩きはほどほどにしました。でも2日目朝から散歩のつもりが普通の山歩きとなってしまいました。^^; でも早朝は静かでよいですね。
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iwanobさん、こんばんわ。奥日光のガッツリ山、お疲れさまでした。日光白根山の栃木県側はバリエーションあり、アップダウンありで玄人の雰囲気。なかなか行こうと思わないと行けない2座ですが、お泊まりで出掛けて行った甲斐がありましたね。群馬の山にしては珍しい森林限界超えのエリア、アルプスっぽい景色が非日常的で、普段歩く山とは違う感じがいいですね。
そしてキャンプ、こちらも自分のスペースがしっかりと確保されていて、安心して一晩が過ごせそうです。山歩きでのテント泊では不可能な焚き火も、ずっと見てると気持ちが静まりそう。結局、翌朝はしっかりと歩かれたようですが(爆)シロヤシオにクリンソウのご褒美もいいなぁ。遠出の計画しても実現可能性がまだまだ低そうな今年の夏も、工夫次第でいろいろ楽しめそうですね。
yamaonseさん、おはようございます。
奥日光、自分的にはキャンプメインのつもりだったのですが、せっかく行ったんだからとガッツリ山行になってしまいます。(^^; 今回の群100 2座ですが、峠のトンネル手前まで車で上がれるので標高差は400mほどちょっと険しい場所もありますがロープウェイで群馬側から上るのとそれほど変わらないかなと思います。個人的な感想です。(笑) 白根隠山までの尾根ルートはバリルートですが、分かりやすくて広々したアルプスを想わせる楽しいコースです。
キャンプは、今人気で割りと混んではいましたが、ある程度空間はとれるので安心です。今回は天気ももって焚火を楽しむことができました。なぜだかゆらゆら揺らぐ炎を眺めていると落ち着くんですよね。そう、寝不足でも朝からガッツリ山歩きしてきました。(^^; クリンソウも見頃でよかったし、シロヤシオは見られてよかったです。
このあともしばらくは、こんな感じの山行もいいかなと思います。旅館とかに泊まってゆっくり温泉山行も早く行きたいなあ。
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