仙丈ケ岳(あたかも仙丈のみに登りに行ったような敗退レコ)
- GPS
- 23:35
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 936m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
北沢峠7:20
-9:04五合目(大滝の頭)
-9:37六合目9:53
-11:03小仙丈ケ岳11:32
-12:30仙丈小屋分岐12:49
-13:20仙丈ケ岳13:40
-14:06仙丈小屋
8/1
仙丈小屋5:42
-6:13馬の背ヒュッテ
-6:28藪沢小屋
-6:48大滝の頭6:51
-7:57北沢峠
※歩き始めはGPSの受信状況が悪く3合目あたりからスタートになっています。
天候 | 7/31 晴れ 8/1 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安〜広河原は乗合タクシー:1100円(協力金100円含む) 広河原〜北沢峠はバス:750円(荷物代込み) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して危険箇所は特に無いと思う。 強いて挙げればトラバースルートの2箇所の雪渓横断箇所のうち大滝の頭側の雪渓。 横断箇所の下部でシュルンドが崩壊していて、滑り落ちれば恐らく大怪我する。 ただし、ステップ状になっているので慎重に歩けば問題ないと思う。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
3日間の休みを取ることができたので久しぶりの山歩きに行って来ました。
今回の山行はさりげなく仙丈ケ岳ピストン的な記録になっていますが、実は2日目以降は仙塩尾根を歩こうと20kg近い荷物を背負って登ったのは秘密です。。。
20kg近い荷物を背負って登るなんて学生時代以来ですがなかなか疲れます。
体力強化か、今後は荷物を選別して軽くしなければなりませんね。3泊以上で縦走する皆さんは何kgぐらいにしているのでしょう?
それから昨年北岳に登ったときも今回もそうでしたが、3000m近くの高度になるとどうも体が重く息苦しくなるので自分は高山に向かないのかな?
2800m辺りの鳳凰などではそれほど感じないんですけどね。
さて、前置きが長くなりましたが本題の記録です。
久しぶりの平日山行ですが、芦安に着くと皆さん結構いらっしゃいますね。
乗合タクシーはすぐに乗れましたが広河原はごった返しており、広河原〜北沢峠のバスは3台仕立てでした。
わりと乾いた風の吹く北沢峠から登り始めますが、3合目で一休みして森林限界の6合目に着くと結構ヘロヘロになりました。
森林限界から先は左には北岳、振り返ると甲斐駒や早川尾根〜鳳凰三山が良く見えて飽きる事がありません。
小仙丈ケ岳まで登ると美しい小仙丈カール地形の向こうに南部の山も見えてきました。今日は仙丈小屋までの行程なので、雷鳥くんいないかな?などとキョロキョロしながらゆっくり稜線散歩を楽しみながら歩きました。
仙丈ケ岳でしばらく景色を楽しんだ後、今宵のお宿仙丈小屋へ下りました。
仙丈小屋は仙丈ケ岳の北側に広がる藪沢カール内にあって、甲斐駒が真正面に見えるロケーションに建っています。
小屋に着いて汗が引いてから受付を済ませましたが、小屋のスタッフの方々はとても丁寧で気持ちの良い対応でした。
ちなみに、何を隠そう自分は食事が付き、電気が点く営業小屋に泊まるのは今回が生まれて初めてです。
料金は2食付で8,000円でして、水場は小屋から100mほどなのでとても便利でした。おそらく藪沢の源流なのだと思いますが、とても冷たくて美味しい水です。
17時の夕食までの時間は小屋前のベンチで日向ぼっこしたり周辺を散策しながらマッタリと過ごしました。
食事はごく普通ですが温かいご飯と味噌汁がうれしいですね。
食事中に見たテレビの天気予報が思わしくない予報でしたので、明日の行程が心配になってきました。
今日は一人一枚の布団は確保できていたのでとても快適でしたが、夜半過ぎから風の音と時折小屋の屋根を打つ雨音が気になります。
4時過ぎに起きて外を見るとガスガス&時々強い雨という感じで気持ちが萎えてきます。5時からの朝食の時に見た天気予報では明日も思わしくない様子で雷の予報も。
尾根上で雷に会ったらどうしようとかこの風雨でテン場まで行き着けなかったらどうしようとか色々考えてたら完全に萎えてしまいました。
昨日の予報では週末まで良い筈だっただけに。。。
わたくし敗退いたします。
今回の反省事項
荷物が重く嵩張りザックがパンパンなので持っていく物を減らす。
荷物が多くてハイドレーションバッグを詰めるのも大変。
一日目はさわやかな感じのよいお天気だっただけに残念でしたね
最近、東京でも梅雨時に戻ったようですっきり晴れないし・・
swynさんのお写真で青い空を久しぶりに見たような気がしますよ!
こんな奥地に入ったことが無いワタクシなどは、
この角度からの南アルプスは山の並びが珍しくて
じ〜っと見入ってしまいました
甲斐駒はどちらから見てもとってもカッコイイですね!
でも、晴れているとこんなに気持ち良い稜線も
ひとたび雷雨ともなればオソロシイ場所に変わるんだろうなぁ・・
仙塩尾根縦走、すぐにリベンジできるといいですね
お疲れ様でした〜
コメントありがとうございます。
そうなんです、まさか2日目にあの天気になってしまうとは。。。
我ながら図々しくも3日間は晴れた空の下で歩くつもりでおりました。
今年は第1回目の梅雨明けが早かっただけにここの所スッキリしませんね。さしずめ週末あたりは第2回目の梅雨明けといったところでしょうかね。
南アルプス林道のバス車内の案内で「甲斐駒は山の団十郎と呼ばれ・・・」などと説明されていました。カッコイイはずですね。
夏山シーズンが過ぎて空いてきたらまたチャレンジしたいと思います。
それまでにもう少しトレーニングしなければ。
swynさん、おじゃまします。
31日は素晴らしい天気だったようで、
美しき南アの風景を堪能させていただきました。
仙丈ケ岳は個人的に南アで一番美しい山だと思っています。
ところで…、swynさんの感覚だと本レコは敗退レコなんでしょうかw
仙塩尾根を歩かれる予定があることは窺っていましたが、天気ばかりは…。
私は天気が悪くなれば歩いても楽しくないんで予定を変更しまくりますから、
敗退レコのオンパレードになってしまいますw
これほどの素晴らしい夏の南アの絶景を私はとても羨ましく思います。
また絶景レコを楽しみにしています!
コメントありがとうございます。
初日の31日はカラッと晴れた絶好の夏山日和でした。
仙丈ケ岳は"女王"と呼ばれるだけあってカール地形がとても美しいですよね。
本来の目的が仙塩尾根を歩く事でしたので、いちおう敗退ということにしました。
31日は時間があり余っていたので、仙丈ケ岳からちょっとぐらいは仙塩尾根を歩いておけばよかったかなと。
自分もgaiaさんと同じく、天気の良い時に歩いてこそ楽しいと思っていますので小屋にもう一泊することも頭をよぎりましたが、有人の営業小屋で停滞というのは居心地も悪いので止めました。
営業小屋じゃなかったらたぶん停滞していたと思います。
夏休みに行こうと思っていた朝日連峰は先日の大雨で行ける状態ではないので、今はお盆の時期に何処に行こうか思案中です。
仙塩尾根は秋頃になったらもう一度チャレンジできればなぁと思っています。
swynさん、こんにちは(^^)
久しぶりの山行、しかも学生時代以来の20キロですかあ
ということは、背中にはステラリッジが入っていたということですかね
今回は残念でしたが、今後swynさんのテント泊レコの方も楽しみにしております(^^)
しかしこの仙塩尾根とても楽しそうな稜線ですよね、
この前塩見岳に登った時に一度歩いてみたいなあと思いました
塩見岳から見た仙丈ケ岳はかなり遠くに見えましたから、なんだかんだロングルートですよねえ
リベンジも期待してます
コメントありがとうございます。
久しぶりの大荷物でした。
テントも担いで登りましたが、仙丈ケ岳付近は幕営禁止なので初日は初めての小屋泊まりとなり、結局張らずに下るという寂しい結果でした。
仙塩尾根は昨年秋に早川尾根を歩いた時に見てから歩きたいと思っていまして、3泊で塩見岳まで行って帰って来ようなどと態度Lサイズの計画を立てていたんですが、2日目の天候で萎えました。
次回は荷物を減らしてチャレンジしたいと思います。
それでは失礼します。
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