男鹿岳(深山園地より往復)
- GPS
- 08:40
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 曇り、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(満車の時は1.3km戻った所に駐車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
中塩原板室那須線は廃道です 土砂崩れ、崩落、笹薮が多め、そしてツキノワグマにエンカウント |
その他周辺情報 | 一番近くのお風呂は幸の湯 お湯は良いのですが、脱衣場ドロのメッカ 有料コインロッカーしかないので、ご注意を |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
山登りに際して、百・二百・三百ってのは気にしてます
せっかく登るんだったら、何かしらの目標は有った方がよかろうと。。。
三百にリストアップされなかった山にも、良い山はたくさんありますが
どうせだったら三百はクリアしとくか って気持です
その中でも、なかなか触手が動かないという山ってのもあります
男鹿岳がまさにそんな山、展望が良いって訳でも無さそうだし
リストにあるから仕方ない、いつかは行くか。と思って結局行ってない山
登山道が無いので、メインは残雪期
南会津町栗生沢から、日光市横川から男鹿川沿いの往復
グリーンシーズンは、猛烈な笹薮覚悟で栗生沢から往復するか
黒磯田島線の逆サイド、深山ダムの奥から林道を長駆するか
(警察車両が年一で巡視するって噂だから、林道は生きてそう)
はたまた沢絡みで、木ノ俣側を岩魚釣りでもしながら〜 と思っていたら
ヤマレコに深山園地から廃道(中塩原板室那須線)経由の記録も
これなら単なる林道歩きよりは面白味あるかも?
藪漕ぎも最後だけ、林道〜女鹿岳〜男鹿岳の標高差100m程度で済みそう
廃道歩きが片道3時間はダルそうだけど、栗生沢からよりはマシかな
先週末は風邪っぴきで静養してたので、身体慣らしにいっちょ行ってみましょうか
藪漕ぎ難易度で時間は変わるけど
(沢登りで標高差50m/h経験済)
片道4h=往復8hの腹積もりで、7時〜15時を想定です
*********************
朝早く目が覚めたので、6時の繰上startとなりました
深山園地のゲート前、6台分のP
満車の際は手前の路肩駐車です
トイレとか水場は一切ないので
コンビニ等でキッチリ準備して来ないとね
出だしから谷側は切り立ってて
ようもこんな所に林道通したなって感じです
クマ注意の看板、そりゃこれだけ奥地ならクマも居るわなぁ
園地の奥に次のゲート
『この先は危険なため立ち入らないでください』のカンバン付
ゲートの先は踏み跡明瞭
ところどころ両脇から笹が覆い被さってくる
その先に本部跡のカンバン
そこにも、もうひとつのゲート
時折でてくる名所の看板を眺めつつ1時間歩いたら小休止
土砂崩れだったり、路肩の崩壊だったり、
MTBも考えたけど歩きで正解かな
視界は左手の谷向こうの大佐飛山が見える程度で
歩けども変化少なし
そして道中には水場無し
笹の沢?水が沁みだしてる所はあったけど汲めそうに無し
暑い盛りにココを歩くのは厳しそう。
今日は曇のち晴だから、往路はまだ余裕アリ
2時間以上歩いて漸く女鹿岳に至るラインに到着
植生回復経過観察小屋が出てきました
中は綺麗に片付いてますね
水とガスが常備されてます
ここから峠まで思ったより時間掛かりましたね〜
写真で見た登り口の目印に到着
右の股関節に疼痛。。。
アヤメ平の時と同じ、歩きが長くなると痛みだすなぁ
これからの藪漕ぎに備えて小休止、腰を下ろすと目の端に動く影
灰色っぽい丸い背中の動物が斜面を登って行きました、アナグマか?
暫くするとさらに動く影、あぁ子猿だ。 さっきの影は親猿って事ね
水分チャージしたら藪漕ぎstart!
踏み跡を追って笹薮掴みながら登ってきます
稜線に出ると女鹿岳が見えてますね
ブッシュと笹薮の中に、踏み跡&テープが続きます
想像してたよりは随分とマシ
傾斜が増した分だけ運動強度は上がるけどね
ひと登りで女鹿岳
期待してた標識類は特になし。 GPSで確認してお終い
少し手前から左手に男鹿岳が見えていたので
モチベはマシマシですよ
男鹿岳への踏み跡は倒木で見失いがち。。。
先のテープ目がけての力技多し
東側が急&樹林薄めで中々な山容
これまで見えてなかった分だけ補正強め
右手には那須岳(茶臼〜朝日岳)が見えてます
ん〜む、火山っぽいわぁ
林道歩きは眺望無かったから、遠望効くのは嬉しいね
暫く進むと、写真で見慣れた山頂標識
男鹿岳に到着です
樹林の中で眺望も何もなし。。。
とっとと帰りましょうかね
女鹿岳を降って、まもなく林道への下降点かな
って所で前方に赤い影
ん?こんな所で人に会うとは思ってなかった。。。
雨具&ゴーグルの完全防備
ダニ〜ちゃん対策ならソコまでしないとダメか
でも暑すぎて私はノーサンキューかな
笹薮の中の踏み跡をロスト、強引に林道まで降っちゃいました
(岩場に出なくて良かった)
あとはひたすらに林道を歩いて帰るのみ
股関節が痛くて一時間ごとに休憩です
自ずと休憩地点は往路と同じ所、腰を下ろしてると道の先でガサガサ音
む?この時間帯でもう人は来ないだろう。 熊鈴鳴らすと音が止みました
しばらく休憩してると、目の端に黒い影。。。 子熊が谷へと走ってった
げげ!親熊が近くにいるのかと身構えたけど、何も起こらず
親を追って って感じかな、ほっと一息。
そりゃこれだけ奥地なら、熊の親子も居るわな、と歩き始めます
ちょっと先、道のド真ん中に黒い塊。。。 んげ!今度は成獣 しかもデカい!!
こっちを確認してから、山へとダッシュ! 大型犬以上のサイズ感。。。子牛並み?
あんなのがコッチに向かてきてたら、the End! スデゴロで勝てる気がしませんわ
笹の沢? 水が沁みだしてる所で水を飲んでたのかも
恐る恐る、足早に通過して振り返らずに進みます くわばらくわばら
14:30にようやく帰着。 林道歩きが長かったなぁ〜、ヘロヘロですよ
片道3時間の廃道歩きを閣議して臨んだものの、やっぱり長い。。。
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