ミヤマオダマキ様に会いに蔵王不忘山
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- GPS
- 172038:07
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:32
帰りは国道286号のゴルフ場の先が一部片側通行でのろのろ大渋滞。2時間かかる。
天候 | 基本曇り,晴れ間もあり 風もあったりなかったり 雨以外なんでもあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年偶然お会いできたミヤマオダマキ様。数十年間ただ あこがれだったお方に還暦も近くなってからお会いできたもので、年甲斐もなく、いそいそとお会いに出かける。土曜日に降り込めた雨さえあがれば多少のガスや強風など障害にならない。ただし正しくスキー場から直参すべきか、コマクサ女王様のお具合も謁見しつつとなれば刈田から遠路のアプローチか。新潟の相方夫妻が女王様謁見の下見も兼ねて、山形側に少し寄ったリフト乗り場駐車から車道を戻って,車で一杯の刈田岳から入る。車が多いということは人も多い。花の時期でアプローチも容易となればいつものことながら高齢者が多い。最近は後期高齢者をみるとスゴイと思う。花については蔵王町のガイドさんによれば雹でコバイケイソウとチングルマが被害で,痛々しい。それでもミヤマハンショウズル,マイズルソウ,ミツバオウレン,イワカガミなど林間の花はにぎやか。わずかなアップダウンをサクサクと進み,南屏風からは尾根沿いの岩場の花のコースに入る。吊り尾根にはイチゲとコザクラソウが残っており,果たして,ミヤマオダマキさまとも邂逅。登山道沿いでゆっくりできなかったが,美しいお姿を目に焼きつける。復路の吊り尾根ではチシマザギソウという初めてみるシロバナトウウチソウに似た花を撮っている方から教えてもらい,通りがかりのご夫婦含め,鑑賞会状態。帰りも緩いアップダウンをサクサク戻り,車道からの刈田岳への登りが妙に堪える。ここからはこの時間では登山という風情ではない,人だらけの馬の背から名号峰への下りを偵察。雹のせいなのか,単に早いので1週間前の葉っぱだけの状況からほとんど変わらない。それでも2輪だけ開いている。オノエランが影も形もみえない。熊野からの下りで辛うじてアオノツガサクラ。リフト沿いに下ってお田神湿原でそよぐワタスゲを堪能。あまり登った感はないコースながらも歩きづめ,ミヤマオダマキ様にもお会いでき,里はやや蒸し暑く,ビールとソラマメがまた旨い。
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