ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3289990
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

鏡池〜戸隠山〜五地蔵山

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:32
距離
13.1km
登り
1,225m
下り
1,291m

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
0:55
合計
7:32
8:09
24
8:33
8:36
7
8:43
15
8:58
9:03
17
9:20
9:32
36
10:08
31
10:53
10:57
6
11:03
11:12
37
11:49
41
12:30
12:35
0
12:35
53
13:28
13:45
85
15:10
11
15:28
4
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:長野駅〜鏡池入口バス停 \1450
帰り:戸隠キャンプ場〜長野駅バス停 \1550
コース状況/
危険箇所等
・鏡池入口〜鏡池
 車も通る舗装路。一旦登って下る。

・鏡池〜随神門
 やや木が生い茂っているが木道や石段などで整備されているほぼ並行な道。途中天命稲荷の鳥居を通る。

・随神門〜戸隠神社奥社
 杉並木の立派な参道。最後は階段を100m弱登る。

・戸隠神社奥社〜戸隠山
 序盤から容赦ない急登。
 途中から北アルプスが見えてくる。
 百間長屋付近から鎖場が連続する。二箇所寄り道の鎖場があったが危なそうなので寄らなかった。
 核心部は胸突岩や蟻の塔渡りの部分だがそれ以外の日当たりの悪い鎖場の方が危険な感じがした。
 核心部は天候条件に左右されそう。
 蟻の塔渡りはエスケープルートがあるが難易度はそんなに変わらない気がする。
 八方睨から高妻山が見えるようになる。

・戸隠山〜九頭龍山〜一不動避難小屋
 右側(キャンプ場側)が切れ落ちた稜線と樹林帯が交互にある。
 アップダウンが続き体力が削られる。
 動物のフンが至る所にあり、あまり気持ちの良い登山道ではなかった。

・一不動避難小屋〜五地蔵山
 疲弊した脚に登り返しがキツい。
 10分おきくらいに数字とともに祠がありペース配分の目安になる。
 山頂標識は二つあり後の方が見晴らしが良い。

・五地蔵山〜戸隠キャンプ場
 六弥勒で高妻山や北アルプスが若干見える。
 弥勒新道は初めは見晴らしの良い急坂で妙高山や火打山方面が見える。
 鎖場から樹林帯に入りブナの群生を経て、しばらくすると牧場に出る。
 全般的に泥が多く滑りやすい。
鏡池からの戸隠山。
ちょっと風があって反射してない
2021年06月20日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:34
鏡池からの戸隠山。
ちょっと風があって反射してない
西岳の方
2021年06月20日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:34
西岳の方
これから上る戸隠山
2021年06月20日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:34
これから上る戸隠山
随神門へはこのような遊歩道を歩く
2021年06月20日 08:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:38
随神門へはこのような遊歩道を歩く
天命稲荷の鳥居
2021年06月20日 08:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:42
天命稲荷の鳥居
二手に分かれる
2021年06月20日 08:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:43
二手に分かれる
随神門
2021年06月20日 08:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:57
随神門
ここからは邪悪な者を通さない神聖な道であります。
2021年06月20日 08:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:57
ここからは邪悪な者を通さない神聖な道であります。
静かな参道です。
2021年06月20日 08:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 8:58
静かな参道です。
振り返る
2021年06月20日 09:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 9:06
振り返る
奥社に着きました
2021年06月20日 09:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 9:21
奥社に着きました
登山道を登り百間長屋
2021年06月20日 10:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:09
登山道を登り百間長屋
水平歩道のような趣があります
2021年06月20日 10:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:10
水平歩道のような趣があります
鎖場は楽しい
2021年06月20日 10:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:16
鎖場は楽しい
×印が付いた鎖。
これはパスしました
2021年06月20日 10:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:18
×印が付いた鎖。
これはパスしました
西岳
2021年06月20日 10:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 10:28
西岳
北アルプス
2021年06月20日 10:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:28
北アルプス
胸突岩
2021年06月20日 10:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:35
胸突岩
核心部の蟻の塔渡り
2021年06月20日 10:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:39
核心部の蟻の塔渡り
鎖は慎重に
2021年06月20日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 10:40
鎖は慎重に
風が穏やかで通過の難易度はそれほどでもなかった
2021年06月20日 10:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 10:42
風が穏やかで通過の難易度はそれほどでもなかった
右はエスケープルートの鎖
2021年06月20日 10:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:42
右はエスケープルートの鎖
振り返るといい眺め
2021年06月20日 10:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 10:46
振り返るといい眺め
エスケープルート(左)と正規ルート(右)がよく見える
2021年06月20日 10:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
6/20 10:50
エスケープルート(左)と正規ルート(右)がよく見える
高妻山が見えました
2021年06月20日 10:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:53
高妻山が見えました
奥は妙高山かな
2021年06月20日 10:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:53
奥は妙高山かな
西岳
2021年06月20日 10:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 10:53
西岳
山頂標識と高妻山
2021年06月20日 11:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 11:03
山頂標識と高妻山
ここから見る高妻山は鋭くてかっこいい
2021年06月20日 11:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 11:03
ここから見る高妻山は鋭くてかっこいい
鏡池は稜線からずっと見えています
2021年06月20日 11:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 11:20
鏡池は稜線からずっと見えています
横から見る蟻の塔渡り
2021年06月20日 11:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 11:20
横から見る蟻の塔渡り
ハクサンチドリがたくさん咲いていました
2021年06月20日 11:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 11:26
ハクサンチドリがたくさん咲いていました
一不動付近のシロバナグンナイフウロ
2021年06月20日 12:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 12:37
一不動付近のシロバナグンナイフウロ
上から見る戸隠牧場とキャンプ場
2021年06月20日 12:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 12:45
上から見る戸隠牧場とキャンプ場
ムラサキヤシオもきれいでした
2021年06月20日 12:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 12:56
ムラサキヤシオもきれいでした
雲に隠れているけど鹿島槍ヶ岳かな
2021年06月20日 13:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:21
雲に隠れているけど鹿島槍ヶ岳かな
五地蔵山に到着
2021年06月20日 13:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:28
五地蔵山に到着
天空の世界です
2021年06月20日 13:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:39
天空の世界です
進んだところにも標識があります
2021年06月20日 13:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:42
進んだところにも標識があります
こちらのほうが見晴らしがよい。妙高山
2021年06月20日 13:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:42
こちらのほうが見晴らしがよい。妙高山
黒姫山
2021年06月20日 13:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:42
黒姫山
高妻山はこちらから見ると丸い。
2021年06月20日 13:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:46
高妻山はこちらから見ると丸い。
北アルプス
2021年06月20日 13:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:47
北アルプス
焼山(左)と火打山(右)
2021年06月20日 13:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 13:52
焼山(左)と火打山(右)
さて下山します
2021年06月20日 13:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 13:54
さて下山します
ブナ仙人
2021年06月20日 14:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 14:53
ブナ仙人
牧場に出た
2021年06月20日 15:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 15:10
牧場に出た
戸隠山
2021年06月20日 15:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 15:13
戸隠山
天然の足洗い場
2021年06月20日 15:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 15:15
天然の足洗い場
ずっとムシャムシャしてた
2021年06月20日 15:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/20 15:18
ずっとムシャムシャしてた
リラックスしてますね
2021年06月20日 15:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
6/20 15:20
リラックスしてますね
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル ヘルメット
共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル ヘルメット

感想

長野に前泊し、始発のバスで鏡池へ。
鏡池入口のバス停で降りたのは自分一人で、奥社とかキャンプ場から登るのがポピュラーなようです。
鏡池までは舗装路ですがまあまあ距離があって勾配もあるのでバス停から歩くより、車などで近くまで行くものなのかも。
鏡池は西岳と戸隠山が左右に構える美しい景色が見えます。
ただ今日のようにそよかぜ程度でもリフレクションが見られないのは非常に残念でした。

随神門からは見事な杉並木で歩くだけで心が癒されるような気がしました。
人が少なく静かな雰囲気がまた良いですね。
朝早めに訪れるのがお勧めです。

奥社から左に伸びる登山道。
危険箇所の注意喚起に身が引き締まります。

気温が高い中いきなり急登で、最初から大量に汗をかくことになりました。
傾斜は合戦尾根以上な気がします。
虫はやはりこの季節多かったですが、ブヨがまとわりついてくる感じではなかったのが救いでした。
何箇所か刺されてしまったけど。。

昨日の雨で登山道は湿っていて泥も多く岩などは滑りやすかったです。
百間長屋のあたりはずっと上から水が滴ってましたね。
鎖場は岩の感じが妙義山に似ていました。トラバースがあったり少しオーバーハングした箇所もあったものの手がかり足がかりは割としっかりしているのでそれ程危険な感じはしなかったです。
胸突岩や蟻の塔渡りなんかも高度感さえ気にしなければ難易度的には妙義山より楽な気がしました。
ただ吹きっさらしなので雨風がひどい時は怖いと思います。

景色は北アルプスがガスってあまり拝めず残念でしたが
そのかわり迫力のある西岳や高妻山が望めたのが良かったです。

八方睨から戸隠山山頂まではすぐです。
狭いところですので八方睨の方がスペースとしても景色としても優れていました。

そこから一不動避難小屋までが自分としてはキツくて、
序盤に大量の汗をかいたこともあってアップダウンに足がついていかず、動物のフンが沢山あって、枝をつかもうとしてフンを触ってしまった時には思わず変な声が出ました。
テンション的にもダダ下がりでしたね。

本当は余裕があれば高妻山も登ってしまおうなんて考えていましたが、バスの時間もあるし体力的にもとてもそんな余裕はなく、降りる一択。
ただ一不動の避難小屋から下るのではなく、五地蔵山までは行ってみることにしました。
案の定登りがキツいキツい。
でもそれまで少なかった高山植物が迎えてくれてました。
シラネアオイはもうしおれてましたね。

また下降点の六弥勒は高妻山や北アルプスが見えて、さらに下ったところで妙高山や残雪の火打山、焼山が初めて見えてこれには感動しました。
ここまで来た甲斐があったというものです。
意外と稜線も樹林帯が多くて開けてもガスであまり良く見えない感じだったので思わぬご褒美に心から喜びました。

下りは泥んこ祭り。
荒れていて熊が出そうなんて話を聞き、警戒心はMAX。
小さな物音やちょっとした獣臭にもビビり散らかしていましたが、先行者もいらっしゃったし、終わってみれば何事もなく本当に良かったです。
最近熊の被害とか聞きますからね。

途中からブナの迫力あるうねりが印象に残りました。ブナ仙人なんて木もあるみたいですが、それ以前にも沢山あって、ブナ仙人の所に着いたら「オメェより強そうなブナが上にはゴロゴロいっぞ」と忠告するつもりでしたが、さすがは仙人と名乗るだけのことはあって太さといいうねりといい一味違っていました。

牧場まで出ると川の水場があって、水分補給や靴の掃除が出来て有り難かった。
歩いてきた稜線も見ることができるので、弥勒新道から降りてきて良かったです。

中々来るのが大変な場所ですが、また来る時は高妻山か西岳の方にも行ってみたいですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:508人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら