鏡池〜戸隠山〜五地蔵山
- GPS
- 07:32
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:32
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:戸隠キャンプ場〜長野駅バス停 \1550 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鏡池入口〜鏡池 車も通る舗装路。一旦登って下る。 ・鏡池〜随神門 やや木が生い茂っているが木道や石段などで整備されているほぼ並行な道。途中天命稲荷の鳥居を通る。 ・随神門〜戸隠神社奥社 杉並木の立派な参道。最後は階段を100m弱登る。 ・戸隠神社奥社〜戸隠山 序盤から容赦ない急登。 途中から北アルプスが見えてくる。 百間長屋付近から鎖場が連続する。二箇所寄り道の鎖場があったが危なそうなので寄らなかった。 核心部は胸突岩や蟻の塔渡りの部分だがそれ以外の日当たりの悪い鎖場の方が危険な感じがした。 核心部は天候条件に左右されそう。 蟻の塔渡りはエスケープルートがあるが難易度はそんなに変わらない気がする。 八方睨から高妻山が見えるようになる。 ・戸隠山〜九頭龍山〜一不動避難小屋 右側(キャンプ場側)が切れ落ちた稜線と樹林帯が交互にある。 アップダウンが続き体力が削られる。 動物のフンが至る所にあり、あまり気持ちの良い登山道ではなかった。 ・一不動避難小屋〜五地蔵山 疲弊した脚に登り返しがキツい。 10分おきくらいに数字とともに祠がありペース配分の目安になる。 山頂標識は二つあり後の方が見晴らしが良い。 ・五地蔵山〜戸隠キャンプ場 六弥勒で高妻山や北アルプスが若干見える。 弥勒新道は初めは見晴らしの良い急坂で妙高山や火打山方面が見える。 鎖場から樹林帯に入りブナの群生を経て、しばらくすると牧場に出る。 全般的に泥が多く滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
ヘルメット
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
ヘルメット
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感想
長野に前泊し、始発のバスで鏡池へ。
鏡池入口のバス停で降りたのは自分一人で、奥社とかキャンプ場から登るのがポピュラーなようです。
鏡池までは舗装路ですがまあまあ距離があって勾配もあるのでバス停から歩くより、車などで近くまで行くものなのかも。
鏡池は西岳と戸隠山が左右に構える美しい景色が見えます。
ただ今日のようにそよかぜ程度でもリフレクションが見られないのは非常に残念でした。
随神門からは見事な杉並木で歩くだけで心が癒されるような気がしました。
人が少なく静かな雰囲気がまた良いですね。
朝早めに訪れるのがお勧めです。
奥社から左に伸びる登山道。
危険箇所の注意喚起に身が引き締まります。
気温が高い中いきなり急登で、最初から大量に汗をかくことになりました。
傾斜は合戦尾根以上な気がします。
虫はやはりこの季節多かったですが、ブヨがまとわりついてくる感じではなかったのが救いでした。
何箇所か刺されてしまったけど。。
昨日の雨で登山道は湿っていて泥も多く岩などは滑りやすかったです。
百間長屋のあたりはずっと上から水が滴ってましたね。
鎖場は岩の感じが妙義山に似ていました。トラバースがあったり少しオーバーハングした箇所もあったものの手がかり足がかりは割としっかりしているのでそれ程危険な感じはしなかったです。
胸突岩や蟻の塔渡りなんかも高度感さえ気にしなければ難易度的には妙義山より楽な気がしました。
ただ吹きっさらしなので雨風がひどい時は怖いと思います。
景色は北アルプスがガスってあまり拝めず残念でしたが
そのかわり迫力のある西岳や高妻山が望めたのが良かったです。
八方睨から戸隠山山頂まではすぐです。
狭いところですので八方睨の方がスペースとしても景色としても優れていました。
そこから一不動避難小屋までが自分としてはキツくて、
序盤に大量の汗をかいたこともあってアップダウンに足がついていかず、動物のフンが沢山あって、枝をつかもうとしてフンを触ってしまった時には思わず変な声が出ました。
テンション的にもダダ下がりでしたね。
本当は余裕があれば高妻山も登ってしまおうなんて考えていましたが、バスの時間もあるし体力的にもとてもそんな余裕はなく、降りる一択。
ただ一不動の避難小屋から下るのではなく、五地蔵山までは行ってみることにしました。
案の定登りがキツいキツい。
でもそれまで少なかった高山植物が迎えてくれてました。
シラネアオイはもうしおれてましたね。
また下降点の六弥勒は高妻山や北アルプスが見えて、さらに下ったところで妙高山や残雪の火打山、焼山が初めて見えてこれには感動しました。
ここまで来た甲斐があったというものです。
意外と稜線も樹林帯が多くて開けてもガスであまり良く見えない感じだったので思わぬご褒美に心から喜びました。
下りは泥んこ祭り。
荒れていて熊が出そうなんて話を聞き、警戒心はMAX。
小さな物音やちょっとした獣臭にもビビり散らかしていましたが、先行者もいらっしゃったし、終わってみれば何事もなく本当に良かったです。
最近熊の被害とか聞きますからね。
途中からブナの迫力あるうねりが印象に残りました。ブナ仙人なんて木もあるみたいですが、それ以前にも沢山あって、ブナ仙人の所に着いたら「オメェより強そうなブナが上にはゴロゴロいっぞ」と忠告するつもりでしたが、さすがは仙人と名乗るだけのことはあって太さといいうねりといい一味違っていました。
牧場まで出ると川の水場があって、水分補給や靴の掃除が出来て有り難かった。
歩いてきた稜線も見ることができるので、弥勒新道から降りてきて良かったです。
中々来るのが大変な場所ですが、また来る時は高妻山か西岳の方にも行ってみたいですね。
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