ガスの槍ヶ岳
- GPS
- 33:26
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 2,990m
- 下り
- 2,997m
コースタイム
上高地5:30−6:49徳沢園7:00−7:41横尾−8:45ロッジ槍沢−9:35大曲−10:18水俣乗越−11:28間ノ沢出会−11:50北鎌沢出会−14:14北鎌のコル−15:00天狗の腰掛
【4日】
天狗の腰掛5:20−5:50独標基部−6:33独標稜線−(途中箇所不明)9:01槍ヶ岳基部−9:28槍ヶ岳山頂−10:27槍ヶ岳山荘−11:47大曲−12:15ロッジ槍沢12:35−13:38横尾13:45−14:20徳沢園−15:20上高地
天候 | 3日:曇り時々晴れ 4日:曇り・ガス・雨・曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水俣乗越〜間ノ沢出会:雪渓が多く残っており、右側の草付を進み雪渓下部を左へトラバースし後、雪渓の左側を注意して降ります。雪渓通過後出会いまでしばらくゴロー状を進みます。 間ノ沢出会〜北鎌沢出会:約20分降ると北鎌のコルが見えたところに北鎌沢がありました。ケルンは小さいので見逃しやすいためコルをよく見ておいて下さい。 北鎌沢右俣〜北鎌のコル:上部に分岐があり右方向に×印の石があります。ここは左に進みます。コルが見え最終は草付を中央突破します。 北鎌のコル〜天狗の腰掛:踏み後があります。 天狗のコル〜独標基部:踏み後があります。 独標基部〜独標稜線:千丈沢側にトラバースしますが、取付に残置ロープがあります。少し進むとオーバーハングした低い岩があり頭上に注意して進みます。しばらく進むと岩の割目に残置ロープがあるところを登ります。登った所はスラブ状の斜面になっておりそこを稜線まで登ります。 ここから先はガスが濃くなり、自分でもどのピークいるのか判っていません。トラバースすると行き詰まり、稜線に登り返しても正しい稜線とは限りません。なので独標から先は稜線通しが結果良しだったのではと思いました。 |
写真
感想
今年メインの山行としていた北鎌尾根ルート。
7月後半から天気が良ければいつでも行ける準備を整えた。(ただし週末のみ)
天気予報では3日は曇り後晴れ、4日は晴れ時々曇り。これは逃せないと2日夜仕事から帰宅して23時出発。
平湯のあかんだな駐車場に3時40分到着するが、開門が4時であったため仮眠する時間は無かった。5時の始発バスに乗るため列に並んだので又もや仮眠出来ず。
順調に5時30分上高地をスタート出来た。
水俣乗越到着時点で12時を予定していたが、思ったより早く進んでいたため、頭の中で思わぬプランが浮かんでくる。このまま明るいうちに槍ヶ岳山頂まで行き、あとはヘッデンを点け一気に上高地まで降る20時間山行だ。
だけど今回は北鎌尾根をこの目に焼き付けるために計画したものなので、明日の天気も良さそうだし計画通り天狗の腰掛泊に決めた。
そうなればもう急ぐことは無く、天狗の腰掛までのルートは確実に頭に入ることが出来た。
しかし15時にツエルトを張ったが暑くて中に入れない。一睡もしていなかったので翌日に備え休んでおきたかったが思わぬ誤算だった。
朝4時20分目覚ましで起き、外を見ると曇っている。しかもガスの動きが早い。
急いで仕度をして、ガスが出るまでに出来るだけ進もうと飛び出す。
独標稜線に出たところでガスに包まれた。ここから先は稜線通しで進むことにしたが、進むにつれどんどん視界が悪くなり進む先のピークが全く見えなくなった。
時折トラバースルートに気持ちを誘われ進んでみるが、結局行き詰まり稜線に登り返す。しかし、登り返した稜線は元の稜線かは判らないので不安が増す。視界があれば一目瞭然なのに悔しい。
全く先が見えないので20分ほどの停滞を2回した。時折見せるピークを見逃さないよう進むが途中で雨が降り出した。最悪と思いきや風も少し出てきたのでガスが流され、ピークの見える頻度が少し増してきた。
そうこうしていると大きなピークが現れた。これが槍の基部なのか判らないが登るしかない。途中でチムニーが現れ槍ヶ岳であることに確信を得た。後は不安が吹き飛び祠を目指すのみだった。
初めての北鎌尾根、単独、ガス、雨。よくも悪条件が揃ったもんだ。
明日もう一度同じルートを通れと言われても無理だ。全くどこを通ったか判らない。次回の参考になるものは極めて少ないが良い経験をした。
その中で得たことは、北鎌尾根に関して独標以降は稜線通しが結果的に早いし安全。黒い岩は滑る。3点支持の奥深さ。天気予報は確実ではない。
また天気の良い日に北鎌尾根に行ってみたいものだ。
(20時間山行しておけばよかったと今になって後悔している)
お疲れさまでした。
ガスってても槍は槍ですね
そんな条件の中を北鎌ルートでよくぞ行かれたと思います。
私ならビビッて泣いてるかも
TRI-HIさん、こんにちは!
土曜日のあの天気から一転、まさかのガス&雨とは!
写真しか見ていない私なのに、状況考えると怖いです。
その勘と判断力はすごいですね!
そして事前の予習も…
チムニーの形が…とか、って言うのもちゃんと前もって調べてるからわかることですよね。
怪我なく下山できてよかったですね、ホントに。
そしてこのレコupの早さ、凄すぎる!
やっぱり超人ですー♪
ryuji1700さん、こんにちは。
ただただ無茶なだけであつた様な気がしています。
次回行く時が訪れても、初めて行く時のように下調べを行ってから行くことにします。
早く再会いしたいですね。
dolceさん、こんにちは。
7月の白馬も暴風雨だったし、今回の槍も天気予報に反して雨。雨男復活しました。
dolceさんの白馬山行は天気が良いといいですね。
こんにちは!
景色は残念でしたが、北鎌尾根踏破、おめでとうございます!!
初の北鎌でガス&雨はかんろ心細かったと思います。
ご無事で何よりです。
今年
は無理そうですが来年、よろしくお願い致します(笑)
jijiさんに続いてTRI-HIさんも北鎌尾根ですか
ソロで雨の北鎌、考えただけで恐ろしげです
THさん無事帰還何よりでした。
天気良ければよかったんですけど、それでもいい経験になったみたいですね。ぼくなら早々に撤退してるでしょう。
お疲れ様でした。
飲み会で話聞けなくて残念です・・
お天気が悪いとさらにハードさが増しますね(>_<")
ご無事でなによりです!
dolceさんが言うように、事前の予習は大切ですね。
まだ見ぬ槍ヶ岳ですが、まだまだ経験も積まないと!と思いました。
noru君、おはようございます。
来年また一から出直しです。コース全くわからんし…
週末のゴジラ宜しくです。
Jokerさん、おはようございます。
今から思うと危険なことをしました。
もう、こりごりです。
どうしたら晴男になれるんでしょうか?
kenさん、おはようございます。
出来ればこんな経験はもうゴメンです。
kenさんの晴運を少し回して下さい。
u-saさん、おはようございます。
事前に情報を仕入れ、自分の技量に合わせてシミュレーションしておくのは大切ですね。
トライアスロンのレース前には、トラブルが起きた時に対応出来るようイメージトレーニングまでやるのに、まだ登山ではその域まで達してないようです。
おはようございます!
よくもこの状況で登頂されましたね!
さすがというかなんというか…
これに雷がそろえば最強ですね(笑)
なにはともあれ、北鎌制覇ですね。
でもTRIさんにはぜひどっぴょう付近からの槍を見てほしいなぁ!
20時間歩行…
信じられない(笑)
tamaちゃん、おはようさん。
あそこで雷に遭ったらどうしたらいいの?
岩影でツェルトにくるまって仕事のことでも考えとくか…
頂上には行ったけど、景色がないと天保山もかわらない気がして、『北鎌制覇』という達成感が今一ありません。
また挑戦します。
穂先直下のテラスから上は、ガスってたら判らないもんね
で、ちゃんと祠の後ろから出れました?
jijiさん、こんにちは。
直前情報有り難うございました。
上部のチムニーを確認するまで槍だと判りませんでした。
チムニーを登って行ったら祠の裏側に出ました。
頂上に出たときより、チムニーを見て槍だと確信したときの嬉しさというか、安心感が大きかったです。
今、東京で孫とウルトラマンを観ています。
TRI-HIさん お疲れ様でした
ご苦労された事が解ります
私も最近は北鎌の写真を見る事が多いのでチムニーの形は解ります(笑)
既に東京に移動されてウルトラマンですか
私は本日、名古屋出張で〜す!
こちらも無事に北鎌をクリアして、関西へ帰省したいと思います
オフ会でダベくりましょう
BMさん、毎度です。
昨夜、車を飛ばし江戸にやって来ました。
孫とウルトラマンを観ていて寝てしまいました。
金曜日に車で大阪に戻り、直ぐに北穂高岳東稜線に出発します。
オフ会、楽しみにしてます。
おじいちゃんなんやからあんまり無理せんといてくださいよ〜。
はらはらするわ・・・。
今日のオフ会はTHさんの話題で盛り上がっときますね。
DRAGONONEさん、こんにちは。
今日のオフ会に参加出来なくて残念です。
皆の山行話しを聞きたかったのに…
しかし八ヶ岳の天気は最高でしたね。私の場合は雨の日が多いので景色が見えていると得した気持になります。
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