南アルプス/北岳
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- GPS
- 29:53
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,701m
- 下り
- 1,708m
コースタイム
2日目 05:50 北岳肩の小屋 ⇒ 06:21 北岳山頂 06:54 ⇒ 07:21 北岳肩の小屋 07:41 ⇒ 08:02 小太郎尾根分岐 ⇒ 09:15 白根御池小屋 09:45 ⇒ 11:47 白根御池小屋分岐 ⇒ 12:16 広河原
天候 | 1日目 曇り時々小雨 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
広河原まで乗り合いタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースの中では特に危険箇所はないです 登山ポストは広河原インフォメーションセンターに 下山後は「金山沢温泉」に寄って帰りました |
写真
感想
3年越しで行こうと計画していた北岳にやっと行ってきました
yachanも私も仕事終わりで夜中に出発
思いのほか早く芦安に到着
第1駐車場には入れましたが、ほぼ満車状態
始発バスまで暫し仮眠
4時前に目が覚めたら既に乗り合いタクシーのスタッフが客寄せでした
バスよりも早く出発できるということで乗り合いタクシーに乗りこんだ
広河原についたら小雨が降ってきた
合羽を着るかどうするか…
この日の天気はあまり良くないよ方だったので着込んで出発
ところが歩き始めると途端に暑くなって汗だくに
白根御池小屋分岐でカッパを脱いで最終発
沢沿いを歩くコースは風が爽やか
でもコースは厳しく汗はタラタラ
二俣手前からは雪渓が出てきて涼しくなってくる
二俣では大勢が休んでいた
でも休憩をとっていると雪渓を超えてくる風は冷たく体がすぐに冷えてくる
防寒のためシェルを着こむ
本来は左俣コースから八本歯のコルを越えて北岳山荘に進む予定だったが、天候も悪く落石の可能性もあるかと右俣コースへ
こっちも十分に厳しい登り
暫く登ると雷のような音が…
左俣コースの方で落石の転がる音だった
誰も巻き込まれてなければいいがと思いつつ先へ進むが何時まで経っても稜線にたどり着かない
昭文社の参考時間よりも大幅に遅れている
かなりバテながらやっとの事で小太郎分岐へ
ここまで小雨が降ったり止んだり
シェルを着ると雨が止み、脱ぐとパラツク嫌な天気
稜線上もガスが多く展望はない
体力もかなり落ちているので今日は肩の小屋に泊まることにした
夕食までの時間はのんびり過ごし、夕食後は日没を待ちながら外で過ごしました
小屋主が「今日はブロッケン現象が見られそうだよ」ってことで待機
すると日差しが出た所でブロッケン現象が見れた
なんとラッキーな
でも慌てて写真が撮れなかった
ところがこの日はラッキーが何回もきた
この日は10回くらいは見れただろうか
ちゃんと取れてないとイヤだから連写モードでアホほど写真を撮った
写真では解りにくいが後光がさしたようだった
無理して北岳山荘まで進んでいたらバテてこの現象に出会えることはなかったかもしれない
日没を待っていたが雲が厚くなり、寒いので宿に引き返す
前の日はろくに寝てないので早めに就寝
4時過ぎにyachanに起こされ、ご来光を待つ
寒い!
鳳凰三山の方角が白んできている
暫く待つと薬師岳のテッペンから太陽が昇りはじめた
日が出始めると上がってくるのは早い
あっという間に周りが明るくなってくる
北岳も赤く染まり出す
甲斐駒や仙丈も姿をはっきり見せてくる
朝食後荷物をデポして北岳へ
荷物がないとやはり登りは楽だ
とは言え三点確保しないといけないような場所もあるので気は抜けない
既に山頂には人がいっぱいだった
みんな今日の展望に大満足な様子で写真やらトークやら賑やか
勿論私達も写真撮りまくり
本来計画していた白峰三山の3000m超の稜線を眺めつつ、時間の余裕を持って何時かは歩いてみようと思った
天気は最高で、間近の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山、中央アルプス等など結構遠くの山々まで確認できた
つくづく来てよかったと思った(辛かったけど)
後ろ髪を引かれつつ下山
肩の小屋にデポした荷物をピックアップして北岳ともお別れ
登りもきつかったが下りはそれにも増してキツイ
歩いても歩いても高度は下がらず、膝はガクガクしてくるし、好天だけに暑さにもバテてくる
やっとの思いで白根御池小屋まで着いた時にはとにかくビールが飲みたかった
自販機で買い込んでお疲れ〜と山に乾杯
しっかり休んで下山開始
白根御池小屋から先は何故か下ったり登ったり
歩いてる割りには高度が下がらない
アップダウンの次はひたすら下り
途中休んだベンチではカメラを置き忘れ
暫く下って気がついてまた登り返したときはどうなることかと思った
幸い後に降ってきた方が広河原の事務所に届けようと持ってきてくれて大助かりだった
白根御池小屋分岐まで下った後は膝がガクガクであと少しがとても辛かった
広河原山荘が見えてきてホッとした
広河原インフォメーションセンターまでたどり着くとすかさず乗り合いタクシーのスタッフが寄ってきて順番待ち
お陰で早く駐車場まで戻ることが出来た
下山後は近くの金山沢温泉に立ち寄り汗と疲れを流して帰りました
山ではSBの電波はなくツイートできず残念でした
フォローいただいた方々ありがとうございました
また行きたいような、もう行きたくないような、そんな山でした
追伸
きつい山でしたが、登山道脇に可憐な花々が気持ちを癒してくれました
種類はかなり多く、花の名前は全くわかりませんがとにかく一杯写真撮りました
名前わかる方は教えていただけるとありがたいです
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