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Yamareco

記録ID: 331056
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜北穂高

2013年08月03日(土) ~ 2013年08月06日(火)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
52.0km
登り
3,409m
下り
3,404m

コースタイム

8/3 6:03上高地‐7:39横尾7:46‐9:46涸沢9:52‐北穂途中まで‐11:40涸沢小屋12:00‐13:42横尾13:49‐14:57槍沢ロッジ
8/4 5:21槍沢ロッジ‐6:10大曲‐7:00天狗原分岐‐8:13坊主岩屋-8:34殺生ヒュッテ‐9:05槍ヶ岳山荘
8/5 槍ヶ岳山荘滞在(山頂往復)
8/6 6:09槍ヶ岳山荘‐6:30大喰6:37‐7:08中岳‐8:02南岳8:41‐11:55北穂小屋12:31‐14:14涸沢小屋14:26‐16:00横尾16:07‐18:00上高地
天候 8/3 快晴
8/4 雨
8/5 雨
8/6 雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上高地バスターミナル.今年もやってきました.
上高地バスターミナル.今年もやってきました.
早朝の上高地.梓川と河童橋.岳沢の上部はガスで見えない.
早朝の上高地.梓川と河童橋.岳沢の上部はガスで見えない.
横尾.上高地から1時間半程で到着.
横尾.上高地から1時間半程で到着.
横尾大橋.今回は涸沢偵察のため,この橋を渡った.実に30年ぶりである.
横尾大橋.今回は涸沢偵察のため,この橋を渡った.実に30年ぶりである.
横尾大橋手前の広場.槍沢へは右奥を進む.
横尾大橋手前の広場.槍沢へは右奥を進む.
横尾岩小屋跡(横尾から1.2Km).
横尾岩小屋跡(横尾から1.2Km).
屏風岩.横尾岩小屋跡を過ぎると,屏風岩の側面が見えてくる.
屏風岩.横尾岩小屋跡を過ぎると,屏風岩の側面が見えてくる.
屏風岩正面.迫力あるな〜!
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屏風岩正面.迫力あるな〜!
しばらく行くと北穂も見えてきた.
しばらく行くと北穂も見えてきた.
北穂小屋も見えます.
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北穂小屋も見えます.
本谷橋の標識.横尾から45分ほどで到着.
本谷橋の標識.横尾から45分ほどで到着.
これが本谷橋.
本谷橋からも北穂がよく見えた.
本谷橋からも北穂がよく見えた.
本谷橋付近.写真には写っていないが,この沢沿いで休息している人が多数いた.
本谷橋付近.写真には写っていないが,この沢沿いで休息している人が多数いた.
涸沢のテント場に到着.快晴!
涸沢のテント場に到着.快晴!
涸沢小屋と稜線の正面に涸沢岳,左に奥穂岳.
涸沢小屋と稜線の正面に涸沢岳,左に奥穂岳.
涸沢ヒュッテと稜線正面に奥穂岳.
涸沢ヒュッテと稜線正面に奥穂岳.
涸沢ヒュッテと稜線右に奥穂岳,正面は吊尾根,左は前穂岳.
涸沢ヒュッテと稜線右に奥穂岳,正面は吊尾根,左は前穂岳.
涸沢小屋付近から見た涸沢カール.
涸沢小屋付近から見た涸沢カール.
涸沢小屋付近から見た吊尾根.
涸沢小屋付近から見た吊尾根.
北穂に向かう途中から見た前穂北尾根.
北穂に向かう途中から見た前穂北尾根.
涸沢小屋.
涸沢小屋のテラスにある標識.
涸沢小屋のテラスにある標識.
2日目,槍ヶ岳山荘に到着.天候が悪く,穂先が見えたのはほんの一瞬だった.
2日目,槍ヶ岳山荘に到着.天候が悪く,穂先が見えたのはほんの一瞬だった.
東鎌尾根と常念岳.
東鎌尾根と常念岳.
東鎌尾根から見た槍の穂先.
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東鎌尾根から見た槍の穂先.
槍の穂先と北鎌尾根.
槍の穂先と北鎌尾根.
4日目,下山日.朝方一瞬天候がよくなった.槍ヶ岳山荘から見た穂高方面(大喰岳とその左奥に前穂).
4日目,下山日.朝方一瞬天候がよくなった.槍ヶ岳山荘から見た穂高方面(大喰岳とその左奥に前穂).
大キレット.南岳からの下降途中から見たキレットの稜線と穂高.
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大キレット.南岳からの下降途中から見たキレットの稜線と穂高.
キレット途中から見た笠ケ岳.
キレット途中から見た笠ケ岳.
右俣谷と新保高温泉方面.
右俣谷と新保高温泉方面.
南岳からの下降途中の岩場.
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南岳からの下降途中の岩場.
下降途中のクサリ場.
下降途中のクサリ場.
ハシゴ.
最下点付近から見た大キレットの稜線.中央に長谷川ピーク.
最下点付近から見た大キレットの稜線.中央に長谷川ピーク.
長谷川ピークの下り.高度感はあるが,取っ手があるので問題なく通過できる.
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長谷川ピークの下り.高度感はあるが,取っ手があるので問題なく通過できる.
A沢のコル手前から見た北穂への登り.
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A沢のコル手前から見た北穂への登り.
A沢のコル.ここで小休止.
A沢のコル.ここで小休止.
A沢のコルを過ぎ,飛騨泣きの手前から振り返った長谷川ピーク(左)と南岳.
A沢のコルを過ぎ,飛騨泣きの手前から振り返った長谷川ピーク(左)と南岳.
飛騨泣き.多少の高度感はあるものの,ステップが取り付けてあるので,通過は楽である.
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飛騨泣き.多少の高度感はあるものの,ステップが取り付けてあるので,通過は楽である.
最後の北穂への登り.
最後の北穂への登り.
北穂高小屋に到着.
北穂高小屋に到着.
おなかが空いたので,カレーライスでエネルギー投入.
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おなかが空いたので,カレーライスでエネルギー投入.
北穂から涸沢への下り.何か所か梯子や鎖場があり.
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北穂から涸沢への下り.何か所か梯子や鎖場があり.
比較的長い梯子.
比較的長い梯子.
初日に来たところまで戻ってきた.
初日に来たところまで戻ってきた.
涸沢ヒュッテ.
沢渡で温泉に浸かったのち,松本インターの手前にあるラーメン屋さん(ラーメン大学?)で肉入り味噌ラーメンを食べました.美味しかった!
沢渡で温泉に浸かったのち,松本インターの手前にあるラーメン屋さん(ラーメン大学?)で肉入り味噌ラーメンを食べました.美味しかった!

感想

今年も仕事がらみのボランティアのため槍ヶ岳に行くことにした.
3年連続3回目である.
山行予定
 8/3 上高地入り.涸沢偵察後,槍沢ロッジ宿泊
 8/4 槍沢から槍ヶ岳山荘
 8/5 槍ヶ岳山荘滞在,友人(K君)と合流
 8/6 下山(槍穂縦走)
 

8/3(土) 深夜にマイカーで自宅を出発.途中八ヶ岳SAで休憩し,あらかじめ購入したオニギリを食べた.6時前に上高地に到着.トイレを済ませ早速歩き始めた.
 6:03上高地発〜6:29明神通過〜7:00徳沢通過〜7:39横尾着.横尾でトイレ休憩.
 横尾からは横尾大橋を渡り,涸沢方面へ.涸沢に行くのは学生の時以来,実に30年ぶりである.途中,屏風岩や北穂の眺めを楽しみながら進んだ.
 8:30本谷橋通過.この日は天気が良く,沢沿いで休憩している人が多かった.
 本谷橋から涸沢までは緩い登りが続き,視界が開けたところで雪渓を通過.
 9:46涸沢に到着.写真を撮りながら小休止.
 さて,ここで思案.まだ時間も早く,ここで槍沢に戻るのももったいない.せっかくなので,もう少し登ってみることにした.涸沢から北穂に向かう一般ルートを登り始めた.北穂南陵の取り付き手前くらいまで登り,徐々に迫る穂高連峰の稜線や眼下に広がる涸沢テント場の景観を楽しんだ.
 十分に景観を楽しんでから,Uターンして涸沢から横尾経由で槍沢ロッジに向かった.

8/4(日)
 5:21槍沢ロッジ発.山荘で朝食は取らず,早立ちすることにした.この日は女性2名と同伴.
 5:45ババ平通過〜6:10大曲通過〜7:00天狗原分岐通過〜8:13坊主岩屋通過〜8:34殺生ヒュッテ通過
 9:05槍ヶ岳山荘到着.朝からずっとガスが出ており,槍沢を上っている間一度も槍を見ることはできなかった.見えてもつらいし,見えなくてもつらい槍沢の登りである.

8/5(月)
 槍ヶ岳山荘に滞在.昼ごろ友人のK君が上高地から上ってきて合流.K君はテント場でツエルト泊.この日は一日雨だったが,K君は槍は初めてなので夕方一緒に山頂を往復した.もちろん山頂からは何も見えず.

8/6(火)
 連日天候不良であったが,この日は出発前のほんのわずかな時間だが,雨が上がり,ガスも消えてくれた.K君をはじめ他の登山者たちも初めて見る槍の穂先に歓声をあげていた.
 6:09槍ヶ岳山荘発.出発するころにはまた雨が降り始めた.相変わらず視界は不良で,数メートル先しか見えない状況であった.
 6:30大喰岳通過(7分休憩)〜7:08中岳通過
雨が結構強く降っており,すれ違う登山者はそれほど多くなかったが,そのうちの何人かはキレット超えを諦めて途中で引き返してた人たちであった.
 8:02南岳小屋到着.雨は止まず,我々も諦めかけていたが,小屋でしばらく休憩していたら,なんと奇跡の天候回復!ガスも消えてキレットの全貌が見えてきた!
 8:41南岳出発.何とか天気も持つだろうと判断して,キレットに向った.
 南岳の下りから始まり,長谷川ピーク,馬の背,飛騨泣きなどを堪能.最後は北穂の岩壁を攀じ登って無事キレットを超えた.
 11:55北穂高小屋到着.私は30年ぶりのキレット越え,K君は初めて.お互いに健闘を称えた.小屋で昼食を取ったり,お土産を買ったりしながら30分ほど休憩.余裕があれば,奥穂から吊尾根,岳沢に足を延ばしたかったが,本日中に帰宅しなければならず,時間切れ.北穂から涸沢に下りることにした.
 12:31北穂高小屋発〜1415涸沢(15分ほど休憩)〜16:00横尾〜18:00上高地着.
上高地でお土産購入.沢渡で温泉に浸かって汗を流した.松本インター手前のラーメン屋さんで空腹を満たして帰宅した.

 繰り返しになるが,30年ぶりにキレットを超えた.これが3回目である.高度感はあるものの,危険なところには鎖やハシゴがあり不安はなかった.さらに今回は飛騨泣きにもステップが取り付けてあり,容易に通過することができた.
 できれば穂高連峰を縦走したかったが,今回は日程の調整がつかずに実現できなかった.しかし悪天候のなか,敗退濃厚であったキレット超えができただけでも充実した山行となった.穂高縦走は次の楽しみに取っておくこととしよう.
 

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