槍ヶ岳〜北穂高
- GPS
- 80:00
- 距離
- 52.0km
- 登り
- 3,409m
- 下り
- 3,404m
コースタイム
8/4 5:21槍沢ロッジ‐6:10大曲‐7:00天狗原分岐‐8:13坊主岩屋-8:34殺生ヒュッテ‐9:05槍ヶ岳山荘
8/5 槍ヶ岳山荘滞在(山頂往復)
8/6 6:09槍ヶ岳山荘‐6:30大喰6:37‐7:08中岳‐8:02南岳8:41‐11:55北穂小屋12:31‐14:14涸沢小屋14:26‐16:00横尾16:07‐18:00上高地
天候 | 8/3 快晴 8/4 雨 8/5 雨 8/6 雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年も仕事がらみのボランティアのため槍ヶ岳に行くことにした.
3年連続3回目である.
山行予定
8/3 上高地入り.涸沢偵察後,槍沢ロッジ宿泊
8/4 槍沢から槍ヶ岳山荘
8/5 槍ヶ岳山荘滞在,友人(K君)と合流
8/6 下山(槍穂縦走)
8/3(土) 深夜にマイカーで自宅を出発.途中八ヶ岳SAで休憩し,あらかじめ購入したオニギリを食べた.6時前に上高地に到着.トイレを済ませ早速歩き始めた.
6:03上高地発〜6:29明神通過〜7:00徳沢通過〜7:39横尾着.横尾でトイレ休憩.
横尾からは横尾大橋を渡り,涸沢方面へ.涸沢に行くのは学生の時以来,実に30年ぶりである.途中,屏風岩や北穂の眺めを楽しみながら進んだ.
8:30本谷橋通過.この日は天気が良く,沢沿いで休憩している人が多かった.
本谷橋から涸沢までは緩い登りが続き,視界が開けたところで雪渓を通過.
9:46涸沢に到着.写真を撮りながら小休止.
さて,ここで思案.まだ時間も早く,ここで槍沢に戻るのももったいない.せっかくなので,もう少し登ってみることにした.涸沢から北穂に向かう一般ルートを登り始めた.北穂南陵の取り付き手前くらいまで登り,徐々に迫る穂高連峰の稜線や眼下に広がる涸沢テント場の景観を楽しんだ.
十分に景観を楽しんでから,Uターンして涸沢から横尾経由で槍沢ロッジに向かった.
8/4(日)
5:21槍沢ロッジ発.山荘で朝食は取らず,早立ちすることにした.この日は女性2名と同伴.
5:45ババ平通過〜6:10大曲通過〜7:00天狗原分岐通過〜8:13坊主岩屋通過〜8:34殺生ヒュッテ通過
9:05槍ヶ岳山荘到着.朝からずっとガスが出ており,槍沢を上っている間一度も槍を見ることはできなかった.見えてもつらいし,見えなくてもつらい槍沢の登りである.
8/5(月)
槍ヶ岳山荘に滞在.昼ごろ友人のK君が上高地から上ってきて合流.K君はテント場でツエルト泊.この日は一日雨だったが,K君は槍は初めてなので夕方一緒に山頂を往復した.もちろん山頂からは何も見えず.
8/6(火)
連日天候不良であったが,この日は出発前のほんのわずかな時間だが,雨が上がり,ガスも消えてくれた.K君をはじめ他の登山者たちも初めて見る槍の穂先に歓声をあげていた.
6:09槍ヶ岳山荘発.出発するころにはまた雨が降り始めた.相変わらず視界は不良で,数メートル先しか見えない状況であった.
6:30大喰岳通過(7分休憩)〜7:08中岳通過
雨が結構強く降っており,すれ違う登山者はそれほど多くなかったが,そのうちの何人かはキレット超えを諦めて途中で引き返してた人たちであった.
8:02南岳小屋到着.雨は止まず,我々も諦めかけていたが,小屋でしばらく休憩していたら,なんと奇跡の天候回復!ガスも消えてキレットの全貌が見えてきた!
8:41南岳出発.何とか天気も持つだろうと判断して,キレットに向った.
南岳の下りから始まり,長谷川ピーク,馬の背,飛騨泣きなどを堪能.最後は北穂の岩壁を攀じ登って無事キレットを超えた.
11:55北穂高小屋到着.私は30年ぶりのキレット越え,K君は初めて.お互いに健闘を称えた.小屋で昼食を取ったり,お土産を買ったりしながら30分ほど休憩.余裕があれば,奥穂から吊尾根,岳沢に足を延ばしたかったが,本日中に帰宅しなければならず,時間切れ.北穂から涸沢に下りることにした.
12:31北穂高小屋発〜1415涸沢(15分ほど休憩)〜16:00横尾〜18:00上高地着.
上高地でお土産購入.沢渡で温泉に浸かって汗を流した.松本インター手前のラーメン屋さんで空腹を満たして帰宅した.
繰り返しになるが,30年ぶりにキレットを超えた.これが3回目である.高度感はあるものの,危険なところには鎖やハシゴがあり不安はなかった.さらに今回は飛騨泣きにもステップが取り付けてあり,容易に通過することができた.
できれば穂高連峰を縦走したかったが,今回は日程の調整がつかずに実現できなかった.しかし悪天候のなか,敗退濃厚であったキレット超えができただけでも充実した山行となった.穂高縦走は次の楽しみに取っておくこととしよう.
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