乗鞍岳・剣ヶ峰(避暑)



- GPS
- 05:24
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 473m
- 下り
- 454m
コースタイム
お花畑周回コース9:30〜10:00-畳平で軽食
10:35畳平出発-11:05富士見岳11:10-11:35肩の小屋11:40-12:40剣ヶ峰12:50-13:25肩の小屋13:50-14:50畳平
天候 | 晴れ時々霧 気温10℃〜18℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
肩の小屋までは観光コース(バラス撒きの車道歩き)で危険はありません。 肩の小屋から剣ヶ峰はザレ場・ガレ場があり、滑りやすいところもありますが、慎重に進めば問題ありません。 頂上直下は登り(頂上小屋経由)と下りが別コースになっています。(渋滞緩和のため?) コースは全体を通じてロープで規制されています。ショートカットできそうなところが各所に見受けられますが、観光客が真似しそうなので自重しました。 お花畑周回コースから不消ヶ池方面は通行止めとなっています。(理由は不明) |
写真
感想
名古屋の予想最高気温は37℃、今回も酷暑を避けてのお手軽3000M峰です。
ほうのき平(岐阜県側:2200円)からの方がバス代だけの比較では長野県側(2400円)からよりお値打ちなのですが、高速代、燃料代を含めて総合判断すると長野県側に軍配が上がります。
先週に引き続き、R19の道の駅・木曽福島で車中泊し、薮原から県道26号へ入り、上高地乗鞍スーパー林道(無料)で乗鞍高原を目指しましたが、上高地乗鞍スーパー林道は途中の白樺峠までしか行けないことがわかり、奈川渡ダム経由となりました。(トランスジャパンアルプスの逆コースです)
乗鞍高原観光センターへは6時台に着き、十分7時発のバスに間に合いましたが、今回は時間に追われる心配がないため、次の便にすることにし、ゆっくり準備しました。
一つには、木曽駒のしらび平行きバスや、北沢峠行きの仙流荘発のバスのように乗客が集まれば順次臨時便で対応してくれる筈との思いもあったのですが、松電(アルピコ)はしっかり定時運行でした。
畳平到着が9時過ぎ、気温は10℃。標高は白山最高峰の御前峰と同じ2702Mです。ここで高度順化のため停滞し、トイレ(ターミナルの2Fは有料(100円)、外の公衆トイレは無料です)、神社参拝を済ませ、まずはお花畑の周回コースへ向かいました。7割の方がツーリストスタイルです。
この時期はクロユリは終わっており、トウヤクリンドウはまだの状況で、ヨツバシオガマ、コバイケイソウなどが目立ちました。
2年前に来たときにはお花畑から不消ヶ池方面へ抜ける道を通って、肩の小屋方面へのショートカットコースがあったのに、今回は「通行止め」となっていました。植生保護には関係ない道で、どう見ても通れそうだったのですが、ツーリストの方々や子供たちが真似するといけないので、やむなくターミナルへ引き返しました。
朝食が午前4時と早かったこともあり、お花畑周回中にカレーのよい匂いがしてきたこともあって、早めの昼食にしようとしましたが2Fレストランは開店しておらず、1Fの軽食コーナーで「そば(700円)」にしました。食材は車で運べるにもかかわらず「山小屋料金」です。(肩の小屋の500mlペットボトルが200円は良心的です)
仕切りなおして剣ヶ峰へ向けて出発し、今回は富士見岳を経由しましたが全体の3割くらいがこのコースのようでした。それなりの格好で来られている方の殆どが選ばれているということでしょうか?
いずれにしても人の多さには変わりません。肩の小屋の外のテーブルも満杯で座れる場所がない状況なので、少し離れた岩に腰掛けて休憩しました。
剣ヶ峰へは標高差で約250Mの登りですが、私のペースがコースタイムとなるくらいのゆっくり目の設定です。(60分)
初めて登った時は、ツーリストの格好で重いカメラの三脚を杖にヒイヒイ云いながら登りましたが、懐かしい思い出です。思い返すとこの趣味に進む契機となったのがこの乗鞍岳だったと思います。
剣ヶ峰頂上も人口密度が高く、長居無用と判断し奥宮にお参りしすぐに下山しました。剣ヶ峰への登りと下りは最終部分が別コースになっていますが、同じコースを下りる方が複数いらっしゃいました。「基本、登り下りは別コースですよ。」と申し上げましたが、頂上部に明確な表示がないことも原因の一つと思いました。
肩の小屋まで下りてコーヒーブレイクしましたが、湯を沸かすのに持参したナルゲンの1Lの水に初めて手を付けました。最近の山行では特筆すべき事項です。
用意した水分量は、私がナルゲン1L+予備水500ml、嫁はんがテルモス(800ml)+ポカリ500ml、予備水500mlで、肩の小屋、頂上小屋でも調達は可能と思い、いつになく少ない量でしたが、それにしても水分の消費が少なかったです。
気温が10〜18℃、累積標高も500M台であったことが理由と思いますが、まるで晩秋から冬に掛けての山行の消費量です。いつも汗が絞れるヘアバンドもタオルも今回は無事でした。
下山後は乗鞍高原で「乳白色の温泉」を予定していましたが、余りの人の多さに「芋の子洗い」を想像し、乗鞍高原の日帰り温泉はパスし、偶然発見した「ウッディ・もっく(400円)」(松本市奈川・渋沢温泉)で日帰り入浴しました。
貴重品ロッカーが100円返還方式ではないので、夫婦で1つのロッカー(100円)を使用しましたので実質、450円の入浴料となりましたが、長野県南部〜岐阜県によくあるアルカリ泉で、ヌメヌメ感も上々でした。
その後、R19に出て藪原の焼肉・権兵衛でラーメンを食べて帰りました。ウッドもっくでもそうでしたが、ここでも私たちが呼び水になったようで、私たちを追うようにお客さんが大挙して来店され、本日の私たち夫婦は将に「(商売繁盛の)福の神」の様相でした。
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