北アルプス縦走満喫!蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳→燕岳
- GPS
- 75:31
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,570m
- 下り
- 2,618m
コースタイム
6:15上高地−8:30徳澤−12:42長堀山−<昼食1H>−14:20蝶が岳ヒュッテ
■8/9(2日目)
5:30蝶が岳−6:30蝶槍−10:45常念岳−12:30常念小屋−<昼食15m>−15:00東天井岳−16:00大天荘
■8/10(三日目)
6:30大天井岳−7:15大天荘−11:00燕山荘−<昼食1H> −13:30燕岳−14:30燕山荘
■8/11(四日目)
燕山荘6:00-中房温泉9:30
★タクシー
約3000円/人
約1H
★特急あずさ
14:49松本駅発 ⇒ 17:26新宿着
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
四日間とも天気良好だったので、参考までに。 ○徳澤→長塀山→蝶ヶ岳ヒュッテ 傾斜は急なところもありましたが危険な箇所は特になし。頂上付近まで行かないと展望が見えないので、気持ち的に辛いかな ○蝶ヶ岳→蝶槍 アップダウンも少なくて歩きやすい。 ○蝶槍→常念岳 山と高原地図には、常念岳手前のピークから常念岳までの時間が1Hと書いてあったが実際は約2H かかった。ここは1Hでは難しそう。大きな岩を歩いて行く箇所も幾つかあり ○常念岳→常念小屋 急な勾配の下り、浮き石もあるので注意して歩く必要あり。メンバーも一人転倒。 ○常念小屋→東大天井岳→大天荘 特に危険なルートなし、展望も素晴らしい。個人的には一番、楽しかった。 ○大天荘→燕山荘 一カ所だけ、ハシゴ・鎖のルート有り。注意して歩行すれば問題なし。 ○燕山荘→中房温泉 急登なので、下りは特に問題なし。むしろ、時間帯によっては登ってくる人が多いので、午前中はは下りは渋滞待ちになりやすい。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図 まゆみが4人分準備
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料・水
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
充電器・バッテリー
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
クマよけ鈴 無くてもよい
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
リップクリーム
本、オーディオ
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共同装備 |
テント 1 V6
テントマット 1 V6
ポール 1 V6
ランタン・マントル 1
コンロ 3
ガスカートリッジ 3
コッヘル(鍋) 2
ご飯クッカー 1
テーブル 1
ファーストエイドキット 1
フライパン 1 自宅用
包丁、まないた 1
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感想
念願の初・北アルプス!
この数日前にランの大会で半年ぶりに走り左膝を痛め、普通に歩くのもままならず
今回の山行はいったいどうなることやら・・・と思っていましたが、
無理をせずゆっくりペースで登って行ったので痛みも出ませんでした。
心配していた天候も今までになく晴天続きでこんなにいいこと続きで、
あとで何か悪いことが起きるんでは…と心配するほどでした。
最初ののぼりは全く展望もなく、ひたすら修行のように黙々と登り、
その分上に登って最初にアルプスの全貌が見れたときは超感動!!
そこからはずっと最終日まで槍に見守られながら過ごしました。
下山後4日ぶりに入った温泉ではなかなかシャンプーも泡立たず、
においもとれない感じでしたが、体の芯から疲れが癒えました。
いやぁ、今回も素晴らしい行程を組んでいただき、顧問に感謝です!!!
次は剱岳に行きたいな(^-^)/
【今回の食事について】
4日分となると重たくなってしまうので、なるべく最初のうちに生ものや
重たいものを消費できるように組み、後半は麩やインスタント、しかも後半は
小屋が充実していたので白飯だけ炊いてあとは小屋のごはんに頼る
(でも食堂で食べると高いので、昼間にこっそり買った豚汁をタッパーに保存)
というプランに。
それでも米9合を中心としてどっしり重く、今後これ以上の日数になると
体力的にも難しく、重さも相当なのでアルファ米もやむを得ない感じでした。
あと、食料ごみも日数が経つと臭ってくるので、いかにごみを増やさないか
というのも今後の課題ですね!
今年の夏のメインイベント、3泊4日テント泊で、蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳→燕岳を縦走してきました!!天候は初日からずっと晴れていて、今回はレインウェアをほとんど使いませんでした。
長塀尾根の登りはつらかったけど、登りきって展望が開けたところに、穂高連峰の素晴らしい展望が待っていて、疲れが吹き飛びました。翌日も、ずーっと穂高・槍の絶景を見ながらの縦走は本当に贅沢でした。
途中、常念岳の登りで大幅に時間ロスをしてしまい、大天井まで行けるかどうか厳しい時間になってしまいましたが、何とか荷物を配分して大天井まで到着。二日目の夜は、大天荘のテント場で宿泊でしたが、稜線上で風を遮るものもなかったので、とてつもなく風が強くて、テントの下まで風が入り込んできて大変でした。夜中に、隊長とペグ打ち直して、テンション張り直しをして、何とか事なきを得ました。いやぁ、自然は本当に恐ろしいです。
三日目はからは、燕山荘まで移動して宿泊。11時に着いて、テントを張ろうとしたら、空いている場所も少ししか残っていませんでした。。。午後に来た人は、無理矢理色んなところにテントを張っていましたけど、ここは人気の割にテント場も限られているので、本当に早めに来ないと危ないです。
四日間通じて、天気もサイコーで、料理もまゆみシェフが美味しい料理を作ってくれて大満足の夏合宿でした。
そして、来年は槍ヶ岳の隣から見え隠れしていた裏銀座・雲ノ平に行こうと一同決意をしたのでした。
チーム最年長であり、初めての3000m級の登山で果たして安全に行けるのかとの不安があった。日常の体力作りで行っているランニングでの転倒での膝痛にも不安があった。数日前から日頃控えている炭水化物も摂取した。
選択したコースと天候のおかげで「普通に」歩けば身の危険を感じることなく完歩できるところだった。ただ、もし足を滑らせれば笑ってはいられない稜線は多かった。
やはり、日常の体力作り、メンバー相互の体力、体調の把握、荷物量の相互調整、雨天、荒天を想定した装備、集中力の維持、危険回避ルートの設定等は必要だと感じた。
いずれにしても、この世の物とは思えない非日常的な景色を眺めながら、心地よい風を感じながらの縦走は極上の喜びだった。
しんどかったのは、初日、徳沢から蝶ヶ岳手前までの眺望のない約1000mの登り道、2日目の蝶ヶ岳から大天荘までの長丁場、特に常念小屋での昼食休みが30分弱しか取れなかったことは辛かった。地図の標準時間はテント泊の荷物なら2割増しぐらいで計算しとくべきかと感じた。
今回の素晴らしい縦走、天気、コース選択に感謝したい。
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