第4回夏合宿・常念岳〜蝶ケ岳
- GPS
- 18:54
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,825m
- 下り
- 2,860m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 8:58
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 8:17
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:45
10日=0430一ノ沢登山口・各自朝食0530〜1000常念小屋・各自昼食〜横通岳・ピストン〜常念小屋宿泊
11日=0630常念小屋出発〜1300蝶が岳ヒュッテ・各自昼食〜蝶が岳ヒュッテ宿泊
12日=0630蝶が岳ヒュッテ出発〜1000三股林道到着〜タクシー〜ホリデー湯・入浴と各自昼食1330〜毎日アルペン号で東京へ〜1800ごろ新宿着
天候 | 大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢登山口〜常念乗越=沢沿いの道を進む。登山道と沢が一体になった道や丸木橋などを越える。常に沢がそばにあるせいか、ひんやりと涼しい。水場も多く安心感がある。ただし、雨で増水した時はおそらく通行できないだろう。胸突八丁から急傾斜が続く。崖沿いの高巻きもあるので要注意。一ノ沢登山口にはトイレがある。 常念乗越〜常念岳〜蝶槍〜蝶が岳ヒュッテ=常念岳は下から見上げてもガレ場続きの急こう配とわかるが、登ってみると、やはり厳しいものがある。浮石に注意しながら転げ落ちないように慎重に登ろう。山頂からは蝶が岳ヒュッテまでのこれから歩くコースが遠望できる。頂上から400メートルを一気に下るが、岩場の急降下なので慎重にも慎重を。いったん樹林帯に入るが、ここもアップダウンが続く。ニッコウキスゲのお花畑を過ぎると、蝶槍目前の鞍部に出る。ここから蝶槍へ一気に上り詰める。ここも樹林帯、ガレ場と続く急こう配。ガレ場では足元に注意。山頂直前に三点確保で登る短めの岩場が出てくる。大して難しくないのだが、疲れているので気を付けたい。蝶槍からはなだらかな、気持ちのいい道が続く。 蝶が岳ヒュッテ〜三股登山口=いきなりの急こう配+悪路が一時間も続く。登山道が崩壊しているところもあり、とても疲れる。危険でもあり注意したい。しばらく下ると唯一の平たん地・まめうち平に出る。最後の水場・力水を過ぎると、登山口はもう少し。登山口にはトイレがある。タクシーはここから800メートル下の駐車場に来ます。出発前に蝶が岳ヒュッテで要予約です。なお、予約は前日には受け付けてもらえません。下山日の天候によって、登山者の下山時間が変わるからだそうです。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
ザックカバー
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
---|---|
共同装備 |
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
|
感想
好天に恵まれたことがすべてだった。槍穂を眺めながらの天空散歩は予想以上に難行だったが、至福のひと時でもあった。
夜行バスも山小屋も睡眠導入剤のおかげで猛烈ないびきに悩まされずに快適な夜をすごすことができた。
いい合宿山行に参加でき、感謝しています。
あんな不安定な常念から蝶への下りを誰もトラブルなく通過した上、ピーカンが続いて北アルプス全山出ずっぱりの歓待を受けたのだから、満足のほか、何もありません▲以前、槍や穂の方から常念蝶方を漫然と眺め、ずいぶん真っ平らで楽に歩けそうな尾根だねぇという印象でいたのですが、とんでもない認識違いだったです▲今回は超余裕の車中1泊小屋2泊。昼を小屋で食べる日程では、午後の時間を持て余すのではないかという事前の心配は杞憂で、雷の心配もなく仲間とお酒を飲みながら語らえば、夕飯まであっという間でした。(夕食後バタンキューで、日が替わらないうちに目が覚めて、その後朝まで布団の中でやることなかったですけど)
槍穂から見る常念山脈は、歩きやすそうに見えました。が、実際に歩いてみると、とんでもない。アップダウンの連続とガレ場の急降下、直登と歩き応えは十分でした。特に常念岳山頂からの急降下は、「ここをどうやって降りるの」と思ってしまいました。
大小の岩がゴロゴロし、小石や砂でざれた急斜面を慎重におりました。転んではいけない場所の連続です。ここを無事に通過しても、樹林帯の直登や蝶槍の急傾斜地を登ります。行きつく間もありませんでした。
しかし、ずっとずっと槍穂高連峰が見えていました。きつくても目をやれば、大パノラマが飛び込んできました。心が和んだのは言うまでもありません。
三日間にわたり、奇跡的に晴天に恵まれました。こんなことは滅多にないだろうし、本当にありがたいことです。
夏合宿も今年で四回目。最初の年、西穂高岳は雨で敗退。次の年も西穂高岳に再挑戦。昨年は木曽御岳山。昨年と今年は快晴でしたが、来年はどうなることか。楽しみですね。
最後になりますが、蝶が岳ヒュッテの皆さんの温かなおもてなしには心から感謝します。個室も大変素晴らしいものがありました。窓の向こうに槍穂が臨める部屋なんてめったに泊まれるものではありません。ありがとうございました。
餃子屋です。
昨年の夏合宿は療養中で参加できず、2年ぶりの参加でした。
適度に負荷もありちょうど良い行程でした。
特筆すべきは3日間とも晴れたこと。槍穂をずーっと見ながら歩けた貴重な経験でした。
バイオトイレの進化にも関心しました。特に蝶ケ岳ヒュッテの“水洗式”は初めて見ました。
あこがれの北アルプス縦走でした。ヤマレコにガーミンのLOGを入れてルートを完成。地図の下の「+グラフを拡大」を見ると、合計歩き距離が25.4辧⇔濱僂療个蠅2,478mで下りが2,546m。皆さん頑張って歩いたものです。一度も雨に遭うことも無く、絶景は毎日続きました。日の出、日没、星空もしっかり満喫しました。常念、蝶ともに山小屋に缶ビールの自動販売機が設置されていたのには驚きでした。省電力タイプのベンダーなんでしょう。
常念岳頂上から
http://www.youtube.com/watch?v=V6qVfI3HvY8&feature=youtu.be
蝶ヶ岳頂上から
http://www.youtube.com/watch?v=u7GMjNAOERs&feature=youtu.be
【YOU】
【カミヤッチの感想】
山小屋泊は初めてだったので一抹の不安を抱えていましたが、決して多くないものの今までの山行経験のおかげで予想していたよりも順調に進めました。
登山口から見えた横通岳は随分高く感じられ、決して足場の良い箇所ばかりではありませんでしたが何とか常念乗越に辿り着き、そこからの眺めは最高でした。二日目はアップダウンが多かったものの、多くの高山植物を見る事ができ、一日目以上に目を楽しませてくれました。最終日に腰痛から足元がややおぼつかなかった事が反省点か。
天気にも恵まれ、北アルプスを満喫出来ました。
たぶんイワツメクサです
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