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Yamareco

記録ID: 333011
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)標高差2200m

2013年08月12日(月) ~ 2013年08月13日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:08
距離
16.6km
登り
2,420m
下り
2,424m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(一日目)
5:07登山口→5:14竹宇駒ケ岳神社→7:12笹の平分岐→9:52-10:10刀利天狗→10:56五合目→12:29七丈第一小屋(暑さと寝不足?のためか調子があがらず。今日はここで終了。)
(二日目)
6:45七丈小屋→7:44八合目→9:08-9:50甲斐駒ケ岳→10:32八合目→11:00七丈小屋→12:17五合目→12:52刀利天狗→14:15笹の平分岐→16:00竹宇駒ケ岳神社→登山口
(暑いとにかく暑い。最後は足が進まなくなりました。タイムはあまり参考にならないと思います。)
天候 12日晴れ
13日晴れ〜曇り〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白渓谷駐車場(無料)AM2:00頃到着
平日のためか、かなりの余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
・尾白渓谷駐車場(無料)
AM2:00頃到着しましたが、カーナビでは駒ケ岳神社が2か所でてきました。ヤマレコにたびたび登場する竹宇駒ケ岳神社の駐車場は尾白川渓谷の無料駐車場のことです。この駐車場から歩いて15分程で竹宇駒ケ岳神社があります。登山口は神社奥の左側にあるつり橋を渡ります。

・竹宇駒ケ岳神社→笹の平分岐
最初から急坂が始まります。蒸厚く早くも息が切れます。ここで、横手駒ケ岳神社からの登山道と合流します。

・笹の平分岐→刀利天狗
八丁登り。森の中、いやというほど登りが続きます。刃渡り、梯子が続きます。
刃渡りにも鎖が張ってあるので、注意して進めば問題ありませんが、下山時、疲れた時には注意が必要でしょう。

・刀利天狗→五合目
急登はなくなります。この登山コースでは唯一落ち着ける箇所です。

・五合目→七丈小屋
せっかく稼いだ高度が一度下がります。(もったいない!)
梯子、鎖が連続して高度をさらに上げていきます。梯子、鎖とも三点支持が基本です。

・七丈小屋→八合目
鎖、梯子が続きます。木々の間をぬけるような登山道となります。
ここまでくると、頂上が見えてきます。

・八合目→甲斐駒ケ岳
登山道はざらけた岩道となり、3本剣が見えてきます。まずは、甲斐駒ケ岳神社の奥社がある東峰、次に、北沢峠からの登山道と合流し、ようやく頂上に着く。
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白渓谷駐車場からスタート。
2013年08月12日 05:08撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 5:08
尾白渓谷駐車場からスタート。
15分ほどで、竹宇駒ケ岳神社に到着。
無事帰ってこれるよう祈願。
2013年08月12日 05:14撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 5:14
15分ほどで、竹宇駒ケ岳神社に到着。
無事帰ってこれるよう祈願。
つり橋の横の案内板。名水です。下山時に時間があれば某ウィスキー工場の見学したかったのですが・・・。
2013年08月12日 05:16撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 5:16
つり橋の横の案内板。名水です。下山時に時間があれば某ウィスキー工場の見学したかったのですが・・・。
尾白川。定員5名のつり橋。
2013年08月12日 05:17撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 5:17
尾白川。定員5名のつり橋。
甲斐駒ケ岳方面へ
2013年08月12日 05:20撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 5:20
甲斐駒ケ岳方面へ
長い急坂が続きます。
2013年08月12日 06:54撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 6:54
長い急坂が続きます。
横手・白須分岐。ここから7時間もあるのか?
2013年08月12日 07:12撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 7:12
横手・白須分岐。ここから7時間もあるのか?
信仰の山を伝える石造物がたくさんあります。
2013年08月12日 07:20撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 7:20
信仰の山を伝える石造物がたくさんあります。
こういった石碑が好きで、ついつい写真に収めたくなります。
2013年08月12日 07:45撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 7:45
こういった石碑が好きで、ついつい写真に収めたくなります。
ベニテングダケの開いた状態。
2013年08月12日 08:32撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 8:32
ベニテングダケの開いた状態。
いいですね。
2013年08月12日 09:04撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 9:04
いいですね。
ベニテングダケ
2013年08月12日 09:17撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 9:17
ベニテングダケ
刃渡り。
2013年08月12日 09:20撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 9:20
刃渡り。
刃渡りの岩場あたりで、展望がよく鳳凰三山が見えます。
2013年08月12日 09:22撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 9:22
刃渡りの岩場あたりで、展望がよく鳳凰三山が見えます。
刃渡りの岩場をふりかえる。
2013年08月12日 09:22撮影 by  CX2 , RICOH
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8/12 9:22
刃渡りの岩場をふりかえる。
梯子が続きます。
2013年08月12日 09:46撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 9:46
梯子が続きます。
高度は稼げますね。慎重に。
2013年08月12日 09:50撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 9:50
高度は稼げますね。慎重に。
刀利天狗
2013年08月12日 09:52撮影 by  CX2 , RICOH
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刀利天狗
展望が開けてきました。
2013年08月12日 10:55撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 10:55
展望が開けてきました。
五合目。昔は小屋があったそうです。
2013年08月12日 10:56撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 10:56
五合目。昔は小屋があったそうです。
屏風岩
2013年08月12日 11:31撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 11:31
屏風岩
剣がいくつもあります。重いです。ここまで持ってきたのでしょうか?
2013年08月12日 11:33撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 11:33
剣がいくつもあります。重いです。ここまで持ってきたのでしょうか?
長い梯子。
2013年08月12日 11:33撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 11:33
長い梯子。
わからない。
2013年08月12日 11:45撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 11:45
わからない。
怖そうな橋ですが、それほどでもありません。
2013年08月12日 12:01撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 12:01
怖そうな橋ですが、それほどでもありません。
その先には梯子。
2013年08月12日 12:01撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 12:01
その先には梯子。
バランスを崩さないように慎重に。
2013年08月12日 12:02撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 12:02
バランスを崩さないように慎重に。
七丈小屋に到着。
2013年08月12日 12:29撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 12:29
七丈小屋に到着。
こちらは第二小屋。
2013年08月12日 13:21撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 13:21
こちらは第二小屋。
本日、お世話になる七丈小屋(第一)。
2013年08月12日 14:47撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 14:47
本日、お世話になる七丈小屋(第一)。
日が沈みます。月が見えます。
2013年08月12日 18:15撮影 by  CX2 , RICOH
8/12 18:15
日が沈みます。月が見えます。
夜明け。
2013年08月13日 05:23撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 5:23
夜明け。
ホタルブクロ?
2013年08月13日 06:46撮影 by  CX2 , RICOH
8/13 6:46
ホタルブクロ?
天気はいいのですが、雲が多いです。
2013年08月13日 07:23撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 7:23
天気はいいのですが、雲が多いです。
鳳凰三山と富士山。
2013年08月13日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 7:44
鳳凰三山と富士山。
八合目のご来光場。
2013年08月13日 07:52撮影 by  CX2 , RICOH
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八合目のご来光場。
山頂が見えます。
2013年08月13日 07:53撮影 by  CX2 , RICOH
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山頂が見えます。
三本剣。ようやくここまで来ました。
2013年08月13日 07:57撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 7:57
三本剣。ようやくここまで来ました。
ヤマレコでよくみる鎖場。
2013年08月13日 08:02撮影 by  CX2 , RICOH
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ヤマレコでよくみる鎖場。
三本剣の岩山を振り返り。
2013年08月13日 08:29撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 8:29
三本剣の岩山を振り返り。
巨大な岩場が多い。
2013年08月13日 08:36撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 8:36
巨大な岩場が多い。
山頂まであとわずか。でも長い。
2013年08月13日 08:44撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 8:44
山頂まであとわずか。でも長い。
駒ケ岳神社奥社
2013年08月13日 09:03撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:03
駒ケ岳神社奥社
北沢峠からの合流点。
2013年08月13日 09:05撮影 by  CX2 , RICOH
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北沢峠からの合流点。
着いた。
2013年08月13日 09:08撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:08
着いた。
頂上は広い。
2013年08月13日 09:12撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:12
頂上は広い。
頑張りました。
2013年08月13日 09:24撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:24
頑張りました。
鋸岳への案内板。
2013年08月13日 09:24撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:24
鋸岳への案内板。
鋸岳への尾根道。
2013年08月13日 09:24撮影 by  CX2 , RICOH
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鋸岳への尾根道。
危険です。注意しましょう。
2013年08月13日 09:25撮影 by  CX2 , RICOH
8/13 9:25
危険です。注意しましょう。
北岳
2013年08月13日 09:25撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:25
北岳
三角点をゲット。
2013年08月13日 09:29撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:29
三角点をゲット。
なんとか、天気は持ちました。
2013年08月13日 09:47撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:47
なんとか、天気は持ちました。
雲の中を降りるのか?
2013年08月13日 09:50撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 9:50
雲の中を降りるのか?
下山開始。
2013年08月13日 09:56撮影 by  CX2 , RICOH
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下山開始。
下山も大変。
2013年08月13日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 11:21
下山も大変。
ギンリョウソウです。実際に見ることができ感激です。
2013年08月13日 12:43撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 12:43
ギンリョウソウです。実際に見ることができ感激です。
タマゴダケ?
2013年08月13日 13:05撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 13:05
タマゴダケ?
刃渡りまでくると天気は回復。来るときは気がつかなかったのですが、白州の町が見渡せます。
2013年08月13日 13:13撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 13:13
刃渡りまでくると天気は回復。来るときは気がつかなかったのですが、白州の町が見渡せます。
あと、1時間30分。足が辛い。少しづつ進みます。
2013年08月13日 14:15撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 14:15
あと、1時間30分。足が辛い。少しづつ進みます。
サルの集団と出会う。突然なのでボケてます。
2013年08月13日 15:39撮影 by  CX2 , RICOH
8/13 15:39
サルの集団と出会う。突然なのでボケてます。
ようやく戻ってきました。
もう動けません。
お疲れさま。某ウィスキー工場の見学は次回に。
2013年08月13日 16:11撮影 by  CX2 , RICOH
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8/13 16:11
ようやく戻ってきました。
もう動けません。
お疲れさま。某ウィスキー工場の見学は次回に。
撮影機器:

感想

標高差2200m甲斐駒ケ岳黒戸尾根コースにチャレンジしました。
計画段階では、”日帰り”も考えましたが、到底無理と判断し、七丈小屋一泊としました。頂上まで行ってから戻るか、最初から七丈小屋で終了するかは、当日のコンディション次第としました。連日、猛暑が続く中、登山も熱中症には要注意です。さすがは、黒戸尾根、出だしから急坂が続きます。いやというほどの、登りがづき、刃渡り、梯子、鎖が続きます。
一日目は寝不足と暑さのためか、一向に調子があがらず、七丈小屋で終了です。

七丈小屋での夕食はとてもおいしく感謝です。
夜はペルセウス流星群が見られると、ご主人様からお聞きし、AM3:00頃、外にでると、満点の星空とまでいきませんが(少し靄がかかっている)、いくつかの流れ星を見ることができました。

翌日は頂上をアタック、急登りをくり返し、念願の甲斐駒ケ岳の頂上に立つことができました。

曇が多いですが、頂上付近は晴れており、近くの鋸岳、仙丈岳、そして、次の目標である、北岳をはっきり見ることができました。

さて、問題はこの後の下山です。
登りでこれだけ大変だったので、苦労するとは思っていましたが、長いとにかく長くそして暑い。七丈小屋で水を補給(2.5リットル)しましたが、最後の横手・白須分岐からは、水をかぶりながらの歩き、足が進まず苦労しました。(足が前にでない。もう歩きたくない。)
駐車場で少しやすみ、帰りは尾白の湯(ベルガ)に寄り、疲れを癒しました。
日帰りをするなら、トレーニングが必要であることがわかりました。
とにかく、疲れましたが、達成感、実りある二日間でした。

・出会った動物さん達
下山時の横手・白須分岐を超えたあたりで、猿の集団が目の前を通り過ぎてゆきました。(取り囲まれなくてよかった。)

※平日ですが、帰りの中央道の渋滞17kmには参りました。構造的な欠陥だと思いますが、どうにかならないものでしょうか?

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