北岳、間ノ岳


- GPS
- 30:30
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
8/3 5:40テン場‥6:05中白峰‥7:00間ノ岳7:40‥8:50北岳山荘9:20‥10:10吊尾根分岐10:20‥10:45北岳山頂11:15‥11:50肩ノ小屋12:10‥12:35小太郎分岐12:45‥12:55右俣コース分岐‥(草スベリ)‥14:05白根御池小屋14:20‥15:20第二ベンチ15:30‥16:10広河原山荘‥16:30広河原‥(ジャンボタクシー)‥17:10芦安
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
*金山沢温泉 550円 |
ファイル |
非公開
3333.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
富士山は、まだ登ったことがないので、今回登った北岳(3192m)が、最も高い山ということになる。縦走登山やピークハントはあまりやらないので、久しぶりにワクワクして、歩き出す。二俣までは、それなりのペースで歩けたが、寝不足のためか頭が重く、大樺沢左俣の雪渓を登り始めて、ペースががっくりと落ちる。バットレスの岩壁を眺める余裕もなく、途中で装備を皆に分担してもらい、何とか八本歯のコルにたどり着く。他人の装備を持ったことはあったが、持ってもらったことは初めての経験であり、大いに恐縮する。
翌日は、今度は高山病の影響か軽い頭痛が終始続いていたが、初日に比べれば、多少楽だったこともあり、今回の山行で最も記憶に残ったのは、大樺沢左俣の登りとなった。
次は、マルチピッチの岩トレを十分やった後になるけれど、バットレス第4尾根から北岳山頂に立ちたいと夢想している。 (ZEN)
左俣の雪渓は踏み抜きやすく、落石も多いため危険との情報がありましたが、
行ったときは雪の量がすでにすくなく、雪渓右側の登山道も利用できる状態
で、問題なく登る事ができました。
右俣は単調なわりに急な登りなので、できるなら行きは雪渓、帰りは右俣を
利用するのが良いと思います。
車を芦安の駐車場におきましたが、時間がおそかったため、坂を下りきった
ところにあるかなり奥の駐車場に案内されました。芦安からは駐車場から歩
かないですむので、バスよりもタクシーが便利です。帰りもなるべく広河原
付近にいるタクシーを捕まえたほうが良いです。
日本で2番目の高さを誇る北岳。
高まった期待感は裏切られることもなく、
いいメンバーと好天に恵まれ、
絶景を満喫することが出来た!
八王子駅から6時25分頃に出発し、芦安駐車場に
9時前に到着したが、既に第1から第7駐車場までは満車!!
第8駐車場が少し空いていてぎりぎりセーフ。
(タクシー運転手さんの話によると今の時期がピークのようだ。)
駐車場で荷物を降ろしている時後ろからタクシー運転手さんに
声をかけられた。
「何人ですか?7人!うんー、このタクシーには乗り切れないね。」
と言って、その場を去って行った。
しかし、1分も経たないうちに乗り合いタクシーを
駐車場まで呼んできて皆をびっくりさせた。
おかげさまでバースを待つこともなく広河原に向けて早速出発。
運転手さんのものすごい運転技術のおかげでくねくね道を
スピードも落とさず次から次へと前の車を追い抜き、広河原に到着。
(技には感心したが、車酔いにはちょっと困ってしまった。)
一日目のコースは、
広河原~大樺沢~左俣コース(二股). ~八本歯のコル~北岳山荘
大樺沢に着いた時目の前に現れた
巨大な雪渓(左)と険しいバットレス(右)!!!
登る前からその迫力に圧倒される。
(しかし、雪渓は真夏に体験できない涼しさ(寒さ)だった!!)
北岳山荘到着後は早速テントを張り、途中の道で出会った猿親子と
美しく咲いていた様々な高山植物を思い出しながら、
早めにシュラフの中に。(強い風邪でテントが結構音を立てながら
揺れたので、何度も途中で目が覚めたが、結果的には快眠!?)
2日目のコースは、
北岳山荘~中白峰~間ノ岳~北岳山荘~吊尾根分岐~北岳~肩ノ小屋
~小太郎分岐~右俣コース分岐~白根御池小屋~広河原
4時15分頃に起きて外に出ると薄暗い中でも周りの景色が綺麗に見えた。
周りが明るくなるにつれ鮮明に見えてくる雲海とその中の山!!!
感動そのものだった。(特に富士山が綺麗だった。)
しかし、大変残念ながら日の出の瞬間はちょうどテントの中で朝食を
食べていたので見逃してしまった!!
朝食を済まし、軽い荷物で間ノ岳に行ってきてから荷物をまとめて
いよいよ北岳へ。(間ノ岳行きも帰りも結構ツアーの団体に会った。)
実際北岳の山頂を踏んでみると思ったほどの感激はしなかったが、
昨日ザックの重さを感じながら一歩一歩がんばって登ってきた
大樺雪渓と八本歯コルが遠くに見えてきて、一味違う感動が・・・。
後は下りだけ!!と安易に思ったがそれが大間違い!!!
山頂から肩ノ小屋までは大丈夫だったが、肩ノ小屋からは
何故か下っても下っても次の目的地(白根御池小屋)まで
たどり着かない。
やっと肩ノ小屋の池が見えてきて一安心したが、
今度は何故か距離が縮まない。
下りても下りても池は相変わらず遠い!!
これは幻???
ようやく肩ノ小屋に着いて、一息してから又下り!!!
皆お疲れ様!!!
左俣コースの雪渓が例年以上との情報を事前に得て、慎重に歩きました。
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