快晴の北穂東稜+奥穂と前穂
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,798m
- 下り
- 2,789m
コースタイム
7:58上高地ー8:39明神ー9:20徳沢ー10;07横尾12:40涸沢
11日
5:02涸沢ー6:06東稜取り付きー7:05ゴジラの背ー8:07北穂高ー10:02涸沢
(テント撤収&ここでHIさんと別れるHIさんは下山)
11:05涸沢ー13:10穂高岳山荘
12日
4:55穂高岳山荘ー5:30奥穂高ー7:24前穂高ー9:48岳沢ー11:26上高地
天候 | 常に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜涸沢 ご存知、上高地〜横尾は平坦な道が続きます。 本谷橋を過ぎたあたりからがダンダンきつくなります。個人的には雪が無い方が 歩き易い気がします。 涸沢手前に多少雪渓ありますが、アイゼンは不要。 北穂東稜 始めは南稜ルートと同じでクサリ場手前くらいから北穂沢をトラバース。 雪渓があり、上部をまいて通過。 取り付きは割りと急ですが、岩は安定しています。 踏み跡は明瞭で岩も安定、楽しい岩稜歩き。 核心部のゴジラの背も良い感じにスタンスがあり慎重に行けば大丈夫。 今回は懸垂下降しましたが、手前にクライムダウンできるところがあります。 ザイテングラート 取り付くまでがダラダラの登りで辛く感じました。 マークは常にあり迷う箇所なし。 ザイテンに取り付いてからは岩場の登り降り、途中クサリ場もあり、少し渋滞。 穂高岳山荘〜上高地 明瞭なルート岩も安定してとても歩き易い。 吊り尾根は途中危険と思える所もありましたが、慎重に行けば大丈夫。 前穂の上りはマーク通りに進めば岩も安定して歩き易い。 重太郎新道、一気に高度が下がるので、クサリ、ハシゴも沢山有り、下りは膝にきます。 岳沢からは歩き易い登山道であっという間でした。 |
写真
感想
8月3日から夏期休暇をとり、3日から4日は北鎌尾根、5日から9日は東京、そして10日から11日は北穂東稜へと、大阪から平湯を2往復、大阪から東京を1往復、合計約3000kmを運転して山行より疲れました。
今回はnoru君からお誘い頂き、初めての北穂高岳東稜線歩きです。いつもGWになると歩いてみたいと思っていたルートだっただけに参加出来て良かったです。
休暇中は時間単位のスケジュールでしたが、この2日間はのんびりリラックス出来ました。
東稜線は全く下調べせずnoru君にお任せ状態でした。そのおかげで難なくゴジラを攻略!!
前週の北鎌尾根がガスと雨の根性山行だっただけに、今回は天気も応援してくれ大満足の山行でした。
noru君と別れて一人になると、いつもの悪い癖が出てきました。前週は槍ヶ岳山荘から上高地まで4時間15分かかったので、今回は涸沢から上高地間を3時間を目標に歩きました。横尾を過ぎるとさすがに飽きてきたため、ズッコして途中から梓川右岸を歩きまた。この道は誰も歩いてなく、小刻みなアップダウンもないため非常に歩きやすかったです。でも上高地まで3時間30分かかってしまいました。登山ばかりしていたせいでトレーニング不足が顕著に現れました。一人だと景色や花も見ずに時計ばかりを見ている自分がつくずくバカだなと思います。
息子と同じ年のnoru君、こんなおじさんと遊んでくれて有り難う。次は前穂北稜に行こう!
待ちに待ったお盆休み、ワクワクしながらパッキング。
行き先は北穂高の東稜。
バリエーションルートの入門として名高いルートです。
今回はHIさんとご一緒させていただき、北穂を目指します。
初日は上高地から涸沢までなので時間、コース的には楽なのですが、荷物の重さに堪えました。
出発から四時間半ほどで涸沢に到着しテントを設営しおでんとビールで超まったりしました。
テラスで横になりしばし睡眠(笑)なんて最高の空間なんでしょう。
テン場もそこそこ埋まり暗くなる前に夕食を食べ明日に備え就寝です。
夜中寝付けず外を見るとそこには満天の星空が・・・そういえばペルセウス座流星群が見えるとかでしたが、眠かったので粘る事無くまた床につきました。
朝です、いよいよ東稜登攀のはじまりです。途中までは南稜コースと同じで北穂沢をトラバースするところからバリエーションルートの始まりです。
見た目はザレてて登りにくそうだなと思っていましたが、実際取り付くとそうでもなく岩も安定して快適とまではいかないですが、楽しめて登れました。
稜線に出るとそこわk絶景で槍も見渡せて最高の稜線歩きです。
核心のゴジラの背も岩が安定していたので恐怖することなく通過できました。
下降ポイントでがクライムダウンせずにせっかくザイルもあるし懸垂下降をしました。
後は頂上目指して登るだけです、そして程なくして登頂、凄い達成感です。
余韻も程ほどに涸沢に向けて下山します。
涸沢からはHIさんは上高地に僕は奥穂に向けてここでお別れです。
ありがとうございました。
テント撤収して重たいザックでのザイテンの登りはかなりしんどかったですがヒーヒー言いながらなんとか穂高岳山荘に到着。
早速受け付けをしてテント設営します。この日は沢山の人でかなり接近しての設営となりました。
いよいよ最終日
三時過ぎに起床してヘッデンを点けて撤収し五時前に出発。
渋滞に巻き込まれる事もなくスムーズに奥穂高岳に登頂。
しばし景色を堪能し、初めて歩く吊り尾根です、思っていたよりもキツク、もっとサクッといけるもんだと思っていました。
なかなかのデンジャラスゾーンもありドキドキしながら紀美子平に到着です。
ザックをデポして岩を乗り越えやっとこさ前穂登頂です。
北尾根を上から観察してもう一度景色を見渡して下山にとりかかります。
かすかに岳沢小屋が遥か下方に見えます。どんだけ急な下りなんでしょう(笑)
はっきり言うとこの下りは一番疲れました・・・・
ここは登りに使いたいなぁ〜
激下りに嫌気がさした頃岳沢小屋に到着です。ここから上高地はもうすぐです。
小休憩して一気に下山しました。
途中名残惜しく何度も振り返り「また来よう」と何度も心に誓いました。
観光客が沢山いる河童橋付近で1人打ち上げ。
2泊3日でしたがバリルートもありソロもありと充実した山行となりました!!
さてお次はどこのお山にいきましょうか?
お天気もよくって景色もよくってサイコ〜〜〜ですね いや〜涸沢にいきたいっ!
先日、9月の連休山行に「ウン10年ぶりに涸沢にいきたいナー」とリクエストしたら上高地-涸沢-奥穂-前穂-岳沢が候補にあがってました このレコ参考になるかも!
お二人は今頃モジキ谷ですね。今日はjijiさんにつられて飲みすぎないように
お二人様
すばらしいですね、北穂東稜なんてクライマーの世界ですもん
いつかそういう山にも足を延ばしてみたいものです
ロープワーク覚えなくちゃだめだな
THさんnoruさんお疲れ様でした。
お盆中はいいお天気が続いてみんないい山旅ができたようですね。ヤマレコ見てると行きたいところだらけで飽きません。
東稜は一度は行ってみたいですね。小屋泊で計画しよ
HIさん、noruくん 先日はどうもです
なかなかUPされないなぁ・・って、<最新の友達の記録>から(もっと見る)を開けたら出てきました
このシーズンは投稿が多くて、旧い日にちだと隠れてしまいますね
またコラボしてアドレナリンが上る場所へ行きましょう
お天気に恵まれた山行でした。
今年は晴れ率高めです(笑)
涸沢、本当に良い所でそた、今回で積雪期と無雪期どちらも経験しましたが、当たり前ですがどちらも素敵です!!
拙いレコですが参考になれば嬉しいです。
今しがたモジキ谷より帰宅しました、今回はそんなにお酒は飲まず、ほどなくして爆睡でした(笑)
北鎌を踏破されたお方が何を仰ってるんですか!(笑)
入門コースなだけあってルートも短いですし、岩も安定しているので、sakura0725さんなら絶対大丈夫ですよ。
北穂東稜から焼岳を目指すのもいいかもしれませんね(笑)
お盆のお天気は最高でしたね!!
いつも思い描いていた北アルプスでこんな天気だなんて、と思っていたら少し嬉泣きしました(笑)
東稜からの景色もまた最高でしたよ!槍〜奥穂まで見えますしね!!
小屋泊なら北穂〜奥穂もしくは北穂〜槍まで行きたいですね!!
毎度です!
レコは先日の飲み会の翌日にあげました。
たしかにこの時期は直ぐ後ろにいってしまいますね・・・
先日、久しぶりにお会いして飲みだけでなくまた一緒に登りたいな〜と強く思いました。
来年3月はまだ遠いので、年内で何処か行けたらいいですね!!
tomotyさん、こんにちは。
モジキ谷から帰ってきました。水量が少なくて残念でしたが、面白かったですよ。
涸沢に行くなら9月下旬の紅葉が最高ですね。でも混雑がハンパでないのが考えものです。noru君の行ったルートはお勧めです。
sakura0725さん、こんいちは。
BMさんから、sakuraさんの事前準備の良さをお聞きしました。すばらしいです!
なかなかご一緒出来ていませんが、近い内に是非・・
kentaikiさん、こんにちは。
東稜の難易度は高くありません。ロープもいらないし距離も短いので、ジャンや大キレットを行く力があれば問題ないと思います。
稜線に出た瞬間に現れる景色は最高です。是非行ってください。
BMさん、毎度です。
オフ会お疲れさまでした。山の話が聞けて楽しかったです。
またコラボ宜しくお願いしますね・・
お二人のまねっこをしちゃいました。笑
同じルートだったのでどんな感想と写真かな〜と思って
遊びにきましたが、
やっぱり2人だとわいわいしてますね
やっぱりnoruさんは前穂まわりで降りちゃったんですね。
私も相当迷ったんですが、奥穂からザイテングラートを降りた時点で、ここをテント泊装備で登り返すなんて無理!(私は下山と前穂を一緒にしようと思ってました)
と沈殿を決定しました(笑)。
はやく前穂もいってみなきゃな〜。
予定が合えば、ご一緒出来ましたね!
ソロもいいですが、やはり誰かと一緒だと楽しさも倍ですね!
本当は西穂まで行きたかったんですが、装備の重さに断念してしまいました・・・・
まだまだだなぁ〜
テン泊装備+登攀具である程度歩けるようにならなくてはダメですね(笑)
前穂北尾根、よろしくお願い致します!
tamaちゃん、おはようさん。
穂高周辺には春に行ってみたいルートが沢山出来てしました。
何年かかることやら…
tamaちゃんの歩いた奥又白もいいね。
よくザイルとテントを背負ってソロで昇れたね、持久力はあってもパワーのない私には無理です。
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