南アルプス2泊3日のテン泊縦走（易老岳〜光岳〜イザルヶ岳〜仁田岳〜茶臼岳〜上河内岳〜聖岳）

2013年08月14日(水) ~ 2013年08月16日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 34.5km
• 登り: 3,827m
• 下り: 3,806m

コースタイム

8／14

08：30山道のゲートが開く（17：00に閉じる）
09：23易老渡の駐車場
09：25易老渡の登山口

10：25〜6分休憩
11：31〜12分休憩
12：43〜12分休憩

13：29易老岳13：49
15：45光岳小屋16：55（テント泊受付、テント幕営）
17：02光岳17：07
17：11テカリ石17：15
17：25光岳小屋（テント泊）


8／15

06：09光岳小屋（朝食後にテントを撤収してスタート）
06：17イザルヶ岳への分岐（ザックをデポしてイザルヶ岳へ）
06：23イザルヶ岳06：24
06：29イザルヶ岳への分岐
08：00易老岳
09：20希望峰09：23（ザックをデポして仁田岳へ）
09：43仁田岳09：50
10：00希望峰
10：40茶臼岳10：54
12：25上河内岳肩12：34（ザックをデポして上河内岳へ）
12：38上河内岳12：42
12：47上河内岳肩12：55
14：22聖平小屋（テント泊受付）

15：30（1時間待ったが雨足が弱らないのでテント泊から素泊まりへ変更し夕食を済ませ酒を飲み寝る。）


8／16

04：10聖平小屋（朝食後に出発）
04：28薊畑の分岐04：37（ザックをデポして聖岳へ）

05：37〜7分休憩

06：02聖岳06：28
07：28薊畑の分岐07：42
09：47西沢渡の木の橋
10：26登山道入口（聖光小屋の近くの登山口）
10：49易老渡の駐車場

天候

8／14
晴れ→曇り→曇り時々晴れ→曇り・ガス

8／15
明け方はガス→晴れ→曇り時々晴れ→上河内岳を通過中ぐらいにガス→南岳を通過して10分後ぐらい〜16：00ぐらいまで雷を伴う時折雹交じりの土砂降りの大雨→曇り時々小雨

8／16
晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・中央自動車道の松川ICを降りて50分ぐらいで易老渡の駐車場に着きます。（途中ゲート有り。開門時間に注意。）

コース状況／危険箇所等

・易老渡の駐車場までの山道の途中にゲートが有り17：00〜08：30は閉まっていて一般車両は通れない。

・登山ポストは易老渡駐車場に有り。

・8／14の核心部分は易老岳登山口から易老岳までの標高差1500m弱の急登（無理せずゆっくりと小股で登るのが良いと思います。）と歩きづらいゴーロの谷筋の登り。（石の登りは滑りやすいので注意が必要だと思います。）

・8／15の核心部分は水分の確保（光岳小屋〜聖平小屋までの水場は茶臼小屋だけなので水分の確保はしっかり計画することが大切だと思います。←特に私が失敗したので・・・）

・8／16の核心部分は聖岳へのガレ場の登り。（落石させて下の人にぶつけないよう注意が必要だと思います。）

写真

8/14 9:25

易老渡の駐車場と登山ポスト

8/14 9:27

易老渡の登山口

8/14 10:20

易老岳の長い急登（いつまで続くの？）

8/14 13:10

易老岳の急登（木の根がすごい！）

8/14 13:50

分岐（やっと急登が終わったー）

8/14 13:32

易老岳の山頂の様子（眺望は無いです）

8/14 13:33

易老岳の標識（サビサビでいまいちですねー）

8/14 14:48

ゴーロの谷筋（岩がゴロゴロ）

8/14 14:55

ゴーロの谷筋（まだまだゴロゴロ）

8/14 15:22

ゴーロの谷筋（どこまで？ゴロゴロ？？）

8/14 15:27

静高平

8/14 15:27

水場（枯れていたので、光岳小屋で水を分けていただきました）

8/14 15:28

水場（水が出てませんねー）

8/15 6:36

このハイマツを超えるとゴーロの谷筋が終わり木道歩きになります（撮影は2日目の朝・・・メッサいい天気ですねー）

8/14 15:35

イザルヶ岳への分岐（明日登ります）

8/14 15:35

木道

8/14 15:41

木道

8/14 17:05

光岳の山頂の様子（眺望は無いです）

8/14 17:06

光岳の標識（易老岳と比べると立派ですねー）

8/14 17:05

光岳（2591m）

8/14 17:06

光岳の展望台（標識から10mぐらいのとこにあります。ガスってて何も見えません(笑)）

8/14 17:11

テカリ石（輝けーーーって、ガスっているから無理！）

8/14 15:44

光岳小屋　http://homepage3.nifty.com/alps2591/

8/14 17:36

光岳小屋のテント場1（満杯でした）

8/14 17:38

光岳小屋のテント場2（一番手前が我が家♪）

8/14 18:04

夕食1（ベーコンとえのき茸と水菜の柚子胡椒炒めとお酒♪）
いつも辛口批評してくる●●川さん、こんな夕食はどうでしょうかねー(笑)

8/14 18:26

夕食2（お酒のつまみが無くなったので出来合いのおでんを温める）

8/15 5:11

朝食（フリーズドライのかに雑炊と玉子スープ・・・手抜きですねー）

8/15 6:12

朝の木道（ガスってます。今日も天気はいまいち？）

8/15 6:23

イザルヶ岳の山頂の様子（幻想的ですねー）

8/15 6:23

イザルヶ岳の標識

8/15 6:35

イザルヶ岳への分岐（ここからガスが晴れて天気が回復。デポしておいた荷物を回収し、聖平小屋をめざす。青空って気持ちイイー）

8/15 9:21

分岐（希望峰・・・カッコいい名前。ここに荷物をデポして仁田岳へ）

8/15 9:56

仁田岳への登り道（ハイマツ漕ぎが厄介です）

8/15 9:40

仁田岳への登り道から見る仁田岳（良くみると棒みたいな標識が見えますよ）

8/15 9:37

仁田岳への登りの途中に振返って見る聖岳と兎岳（明日登るよー）　

8/15 9:43

仁田岳の標識

8/15 9:43

仁田岳から見る茶臼岳（手前）と上河内岳（奥）

8/15 9:43

仁田岳から見る聖岳（右）と兎岳（左）

8/15 9:49

仁田岳から見る易老岳

8/15 9:49

仁田岳から見るイザルヶ岳（手前）と光岳（奥）

8/15 10:12

木道

8/15 10:23

仁田池

8/15 10:37

茶臼岳への登り（岩々登りー♪）

8/15 10:42

茶臼岳の標識（茶臼岳で光岳小屋から持ってきた水分1.0リットルを全て飲干す。このあと茶臼小屋で補給するつもりが・・・）

8/15 10:42

茶臼岳（2604m）

8/15 11:05

振り返って茶臼岳を見る（綺麗な三角！）

8/15 11:09

分岐（ここで畑薙大吊橋方面に下ると茶臼小屋がありますが、私は見落としてスルーしてしまい水分補給ができませんでした・・・気づいたときには聖平小屋と茶臼小屋の中間地点だったので水はあきらめ聖平小屋をめざしました）

8/15 11:25

お花畑（不思議な感覚・・・昔、夢で2・3回ぐらい見たことがある景色。妙になつかしい・・・何かの縁があるのかな？）

8/15 11:59

上河内岳（右）と上河内岳肩（左）

8/15 12:18

上河内岳肩への登り（岩々ー♪）

8/15 12:25

上河内岳肩の分岐（ここで荷物をデポして上河内岳へ）

この分岐で、前日、テント場で一緒だった方で、今日、同じ工程（光岳小屋〜聖平小屋）で山行されている埼玉県から来られた方に追いつき、諸事情を説明すると私に水を1.0リットル分けてくれました。ありがとうございました。（感謝です）

8/15 12:34

案内板（ここは、上河内岳肩です。）

8/15 12:42

上河内岳の山頂の様子（ガスで眺望なし・・・山の天気は変わるのが早い）

8/15 12:41

上河内岳の標識

8/15 12:41

上河内岳（2803m）

8/15 13:20

南岳（ここから約10分後の15：30ぐらいから土砂降りの雨と雷ゴロゴロ）

8/15 17:05

聖平小屋（雨の中ようやく着いた）　http://plaza.dws.ne.jp/~harakenhijiri224/

8/15 14:44

聖平小屋（テントの受付を済ませて雨足が弱くなるのを待ちましたが、時折、雹までふってくる始末・・・残念でしたがテント泊を諦め小屋素泊まりに変更しました）

8/15 17:05

聖平小屋のテント場（ここでカレー作って食べたかった）

8/15 16:09

夕食（棒ラーメンにネギと乾燥ワカメを入れる←手抜き料理）

8/16 3:13

朝食（フリーズドライのしらす雑炊と玉子スープ←またまた手抜き料理）

8/16 4:13

分岐を聖岳へ

8/16 4:29

薊畑の分岐（ここに荷物をデポして聖岳へ）

8/16 4:45

聖岳アタック中の夜明け前に見えた富士山

8/16 5:38

聖岳アタック中に見た朝日と富士山（絵になりますねー）

8/16 6:05

聖岳の標識

8/16 6:04

聖岳（3013m）

8/16 6:26

聖岳の三角点

8/16 6:19

聖岳から見る小聖岳

8/16 6:19

聖岳から見る上河内岳と茶臼岳

8/16 6:21

聖岳から見る仁田岳と易老岳とイザルヶ岳と光岳

8/16 6:24

聖岳から見る兎岳

8/16 6:25

聖岳から見る中盛丸山と大沢岳

8/16 6:23

聖岳から見る赤石岳

8/16 6:23

聖岳から見る奥聖岳

8/16 6:48

聖下山時に撮影した聖岳への登り道（ガレ場の登りは慎重に！）

8/16 6:50

下山時に撮影した聖岳への登り道（岩場の登りも慎重に！）

8/16 7:03

小聖岳から見る聖岳（カッコ良いですねー）

8/16 7:04

小聖岳（字が読みづらい）

8/16 7:14

下山時に撮影した聖岳への登り道（唯一のロープ場）

8/16 7:24

下山時に撮影した聖岳への登り道（お花畑・・・綺麗ですねー）

8/16 7:28

下山時に撮影した聖岳への登り道（ようやく下山完了。みんな荷物をデポってる・・・重いもんね）

8/16 9:47

西沢渡（木の橋の上から撮影。この後は登山道入口まで平坦な林道歩きが続きます）

8/16 10:27

登山道入口（付近に聖光小屋、便ヶ島広場、駐車場があります）

8/16 16:14

Myザック（自宅前で撮影。出発時が20kgで下山時が16kg・・・重かった。）

感想

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今回は、お盆休みということで混雑が予想されそうな山を避け、南アルプスに行ってきました。

テン泊で2泊は初めての体験です。
どうなることやら・・・？


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・移動についてですが、山道にゲートが有ることは事前調査で分かっていたので、ゲートが開く時間をめがけて家を出発しました。途中、高速道路のサービスエリアで仮眠を取りながら時間調整をして、ゲートに辿り着いたのは08：20だったのでゲート開き待ち時間はほとんどありませんでした。


�∈２鵑了街圓粒某�

・今回の山行の核心は重いザックを担いでの縦走です。
・ザックの重さは、山道具1式とテン泊道具1式、2泊3日分の食糧と予備食と非常食、約2．5リットルの水分で20kgありました。（フル装備で体重計にのったら体重＋20kgで90kgでした・・・オモッ）
・食糧が減るごとに荷物が軽くなっていたはずなのに、それを実感できたのは3日目でした・・・帰宅してザックを量ったら16kg（−4kg）でした。
・20kgを担いで歩くのはキツくなかったです。
・20kgを担いで登るのは息があがりペースダウンしました。しかし、ゆっくり登ったので疲れは残りませんでした。
・前に比べたら余分な物を減らしてバックパックできたと思います。（まだ減らせそうですが・・・）


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◎初日

・易老渡の駐車場から易老岳までの急登はキツかった。
・ゴーロの谷筋の登りは残りの体力を全てもっていかれる感じがした。
・テントの中に転がったとき、そのまま動きたくなくなった。

◎2日目

・朝露でテントが濡れていて後のメンテのことを考えるとへこんだ
・イザルヶ岳の山頂ではガスで幻想的な風景が見れた。
・茶臼小屋をスルーしてしまい水分補給計画が崩れて困った。
・お花畑の風景を見て妙な感じになった。不思議だった。
・上河内岳肩でテント場で知り合った人から水を分けてもらえて助かった。感謝です。
・予想外の大雨にへこんだが雨対策がバッチリできていて動揺することなく山行できた。
・テント泊から小屋泊（素泊まり）への変更の判断は良かったと思います。
・初めて山小屋泊を体験できて良かったと思います。よく寝れませんでしたが(笑)

◎3日目

・小聖岳から見た聖岳は迫力があってカッコ良く、しばし見とれた。
・聖岳アタック中に見えた富士山にも見とれた。やっぱり日本一の山ですね。
・聖岳のガレ場の登りは前後に人がいなかったので気を遣わずにすんだが、下山時は登ってくる人が多数いたので落石には気を遣った。
・西沢渡の木の橋から聖光小屋近くの登山道入口までの林道の長さにうんざりした。長すぎ！

◎全体としては、多少のミスや変更があったものの、安全登山で無事帰還できたし満足のいく山行でした。


次のテン泊は9月の3連休を利用して剱沢でのんびりベース型テント泊がいいかな(笑)