ヤオロマップ岳まで 1839峰敗退

2021年07月14日(水) ~ 2021年07月15日(木)

• GPS: 19:35
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,869m
• 下り: 1,888m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:01

距離 7.5km 登り 1,263m 下り 45m

5:04 札内川ヒュッテ
5:08 5:11 コイカクシュサツナイ岳登山口
6:43 7:19 コイカクシュサツナイ川上二股
11:42 夏尾根頭
12:05 コイカクシュサツナイ岳

2日目

• 山行: 9:55
• 休憩: 2:21
• 合計: 12:16

距離 13.3km 登り 627m 下り 1,856m

3:54 コイカクシュサツナイ岳
5:19 5:25 ヤオロの窓
6:48 7:27 ヤオロマップ岳
8:45 8:46 ヤオロの窓
9:56 10:56 コイカクシュサツナイ岳
11:15 11:22 夏尾根頭
13:42 14:07 コイカクシュサツナイ川上二股
16:01 コイカクシュサツナイ岳登山口
16:06 16:09 札内川ヒュッテ
16:10 ゴール地点

天候

14日曇り後晴れ　15日晴れ　（晴れ過ぎで気温高し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札内川ヒュッテの向かいの駐車場を利用。
桂トンネルのゲートは開いているので、コイカクシュサツナイ岳登山口まで乗り付けもできます

コース状況／危険箇所等

●コイカクシュサツナイ川の水量は少ないです。深い所でもひざ下。
●上二股から尾根取付きまでの笹藪は、昨年の終盤に笹狩りが入ったようです。
　おかげで非常に歩きやすくなりました。
●夏尾根のロープ場と夏尾根の頭の上がる部分は、荷物が重いと恐怖心が増します。
　行きも帰りも慎重に通過しました。
●コイカクシュサツナイ岳からヤオロマップ岳までの間は始終ハイマツ漕ぎになります。
　踏み跡自体は比較的はっきり残っているので、慎重に行動すればルートミスはなさそうです。
　なんか変だな？と思ったらすぐに戻るのが重要です。
●ヤオロの水場はありました。

その他周辺情報

下山後は更別村の福祉の里温泉を利用しました。
大人420円です。

写真

1839峰に挑むもヤオロマップ岳で敗退。
それでも、力を出し切った感のあるいい山行でした。

7/14 5:07

車上荒らしとか怖いので、人の目の多いヒュッテ前の駐車場を利用。

7/14 5:25

コイカクシュサツナイ川は水量少なし。

7/14 5:48

函の突破もジャブジャは中を突っ切ります。

7/14 6:16

エゾイワツメクサ

7/14 6:33

7/14 6:42

上二股到着

7/14 7:05

登山靴に履き替え、沢靴はデポ。
登山靴を出して空いたザックのスペースには、浄水した水を詰め込みます。
その量7リットル！

7/14 9:36

1305mテン場
いや暑いな！

7/14 10:18

夏尾根の頭が見えた！
それにしても水が重いな
まったくペースが上がらない…

7/14 10:34

クマー

7/14 11:43

夏尾根頭到着
1826m峰の向こうにカムイエクウチカウシ山

7/14 11:44

7/14 11:44

1839峰

7/14 11:48

コイカクシュサツナイ岳へ

7/14 11:58

途中のレリーフ

7/14 12:08

コイカクシュサツナイ岳到着
とにかく疲れた…
汗で全身濡れ鼠

7/14 12:53

ヤオロマップ岳テン泊の予定でしたが…
もう無理です。

7/14 17:40

ラジオで日ハム戦を聴きながら、うだうだする。
暑いのでテントの影に避難。

7/14 17:40

雲が上がってきて見事な雲海に

7/14 18:56

夕焼けの1839

7/14 18:56

夕日にそまるコイカク

7/14 19:01

日が沈む

7/14 19:02

7/14 19:01

夕暮れと雲海

7/14 19:32

おやすみなさい

7/15 3:54

おはようございます

7/15 3:18

一日が始まる

7/15 3:54

さて、1839峰は無理と決まったわけですが…
せめてヤオロマップ岳の山頂は踏んでおこう！

7/15 4:01

御来光
今日も暑くなりそうだ

7/15 4:12

今日はハイマツ漕ぎの日

7/15 4:15

イワギキョウ

7/15 4:37

1752m峰を目指す

7/15 4:42

コイカクからヤオロまでの距離、標高差。
数字だけ見れば大した事はないのだけれど、ここは日高だから…

7/15 4:55

チシマゲンゲ

7/15 4:59

どこにいても1839峰から見られている

7/15 5:17

ヤオロの窓
こんな所にテン場なんてあるの？って疑ってましたが、ちゃんとありました。

7/15 5:18

5時でもう暑い
風がまったくないのもきついなあ。

7/15 5:35

エゾツツジ

7/15 5:36

7/15 5:45

1752峰をヤオロマップ岳と誤認
まさかあの奥じゃないよね？
(あの奥です)

7/15 5:45

やっぱりこれがヤオロマップ岳
東に延びる稜線が美しい

7/15 6:12

西側の斜面はお花畑

7/15 6:12

イワブクロとミヤマダイコンソウ

7/15 6:21

ヤオロの源頭

7/15 6:25

ヤオロの北峰

7/15 6:29

7/15 6:32

ミヤマダイコンソウ

7/15 6:29

やっとヤオロマップ岳の山頂を捉える

7/15 6:50

ヤオロマップ岳山頂
看板ないのは寂しいな

7/15 6:48

ヤオロのテン場

7/15 6:51

ここから見る1839峰は三角形

7/15 6:51

1839手前の1781m峰

7/15 6:50

さて次回のために、「ヤオロの水場捜索隊」を派遣することにしました。

7/15 7:05

あった！
東斜面を下ること10分くらいでした。

7/15 7:11

見上げるとこんな感じ

7/15 7:23

そうそう、ハイマツの花粉がすごいです。
全身黄色くなりました。

7/15 6:51

さあ戻らなきゃ。
こうしてみるとコイカク遠いな

7/15 8:34

西斜面
コイカク、ヤオロ、1839の水を集めてナナシ沢になります。

7/15 9:07

人が来る
1839狙いの日帰りの方でした。
その後ヤオロの窓で引き返したそうです。

7/15 9:59

コイカク帰着
テントたたんで帰ろう

7/15 11:08

イブキトラノオ

7/15 11:14

イワギキョウ

7/15 11:15

これはタカネタンポポなのかな？

7/15 11:16

ミヤマリンドウ

7/15 11:17

ウサギギク

7/15 11:18

堪能したこの景色ともお別れ

7/15 11:18

さよなら1839峰
次こそは！

7/15 11:29

それにしても夏尾根の頭は怖い…

7/15 11:31

ハクサンイチゲ

7/15 11:33

エゾツツジ

7/15 13:46

上二股帰着
途中、1839狙いの2人パーティと4人パーティとスライド。
暑いからお気をつけて！

7/15 14:23

照り返しのきつい河原を下り、

7/15 16:01

登山口到着！

トンネルを越えて駐車場着
ただいまー

おつかれさま

本当におつかれさま！

今回の藪漕ぎ3点セット
下からサッカーのレガース、沢登り用の膝パット、100均のビーチサンダル
ビーチサンダルはタイツの間に挟んで腿ガードとして使用。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

bun33

1839峰を狙いましたがヤオロマップ岳で敗退です。
敗退しましたがいい山行でした。
自分の体力とか、実際の現地の様子とかが肌で感じられたのはいい経験になりました。
昨年、下見を兼ねて、日帰りでコイカクシュサツナイ岳に登りました。
その時の感触では行ける！と思いましたが、やはり日帰りとテン泊ではまったく違いますね。
7リットルも担いだ水の重いこと！
いざと言う時の「お助け天然水500pet」と浄水器に入れた分を合わせると8リットル。
ぼくの体力では重すぎでした…
一日目はコイカクで力尽きてしまいました。
次の日はなんとか体力も回復したので、せめてもとヤオロマップに向かいました。
この時点で1839は無理と分かっていましたが、この行動と経験は次に繋がるはずです。
ヤオロまでのハイマツ漕ぎも、なかなかしんどいものがありました。
ヤオロから先はさらに酷いと言うけれど、今のぼくにとってはこれでも十分ひどい。
3時間弱かけてヤオロマップ岳到着。
せっかくここまで来たのだから、ついでにヤオロの水場も探しておこう、と思い東面を降下。
人の踏み跡か鹿道か分かりませんが、比較的明瞭な道が見えます。
10分くらい降った辺りで、かすかに水音が！
チョロチョロチョロチョロと言った感じですが、確かに水が出ていました。
根気はいりますが、これなら頑張れば水を得ることはできる感じでした。
この水場が使えるなら、また色々と計画を組むことができそうです。
水場の発見が今回のハイライトかもしれません。

コメント

tannay

大変お疲れ様でした
僕が行った(夏尾根途中まで)翌日に登っているのですね、上二股で水8L　
積んでの夏尾根登攀、よくぞ達成できましたね、お見事です。しかも水場の確認まで、この水場があれば8L背負わなくても良かったかもですね、スゴイパワーです。次回に希望が見えました。ありがとうございます。

bun33

Re:
前日に登られたんですね。
お疲れ様でした。
ぼくも結局1839には届かずです。
それでも行ったからこそ、次に繋がるものも得られたと思います。
水場を見つけた時は本当に嬉しかったですよ笑
これで新しい計画が練り直せます。
お互いにまた頑張って挑戦しましょう！
ありがとうございました。

tannay

Re:返信ありがとうございます。
次に夏尾根登る時は　貴重な水を減らして、ヤオロの水をあてにして、希望を持って登ることにします(笑)　
ありがとうこざいました。