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Yamareco

記録ID: 3343469
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

杣添尾根から赤岳

2021年07月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:30
距離
12.4km
登り
1,463m
下り
1,448m

コースタイム

日帰り
山行
9:03
休憩
2:46
合計
11:49
距離 12.4km 登り 1,470m 下り 1,472m
5:28
5
5:33
64
7:39
7:45
60
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4
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9:15
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8
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14
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3
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6
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10:41
3
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3
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5
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6
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6
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13:30
60
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42
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16:16
4
16:20
16:26
25
16:52
ゴール地点
天候 薄曇り〜晴れ。赤岳山頂には時々雲がかかった
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
朝の八ヶ岳は雲に隠れていた
2021年07月16日 05:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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朝の八ヶ岳は雲に隠れていた
今年から設置された案内板
2021年07月16日 05:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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今年から設置された案内板
途中まで林の中を歩く。「万歩計による中間点」は標高2315m付近
2021年07月16日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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途中まで林の中を歩く。「万歩計による中間点」は標高2315m付近
視界が開けて赤岳が見えた
2021年07月16日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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視界が開けて赤岳が見えた
弱まっていた気力が復活した。「これからそこに行くよ!」
2021年07月16日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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7/16 7:42
弱まっていた気力が復活した。「これからそこに行くよ!」
昨年に切り開かれた登山道。覆いの木屑が圧縮されたためか、根がとびだして歩きにくくなっていたのが残念だ
2021年07月16日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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7/16 7:50
昨年に切り開かれた登山道。覆いの木屑が圧縮されたためか、根がとびだして歩きにくくなっていたのが残念だ
この時だけ富士山が顔を出した
2021年07月16日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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この時だけ富士山が顔を出した
ハイマツの花
2021年07月16日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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ハイマツの花
2021年07月16日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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主稜線(三叉峰分岐)に到着。稜線歩きの始まり
2021年07月16日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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主稜線(三叉峰分岐)に到着。稜線歩きの始まり
2021年07月16日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2021年07月16日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2021年07月16日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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この岩に名前はあるのだろうか?龍の頭が上を向いているようにも見える
2021年07月16日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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この岩に名前はあるのだろうか?龍の頭が上を向いているようにも見える
2021年07月16日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2021年07月16日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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槍ヶ岳、穂高連峰
2021年07月16日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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槍ヶ岳、穂高連峰
2021年07月16日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2021年07月16日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2021年07月16日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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日ノ岳からみた赤岳。格好良い!
2021年07月16日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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日ノ岳からみた赤岳。格好良い!
二十三夜峰からみた赤岳。赤岳天望荘と同じくらいの高度
2021年07月16日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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二十三夜峰からみた赤岳。赤岳天望荘と同じくらいの高度
二十三夜峰の石標。この石を持ち上げた信仰の力に感心する
2021年07月16日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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二十三夜峰の石標。この石を持ち上げた信仰の力に感心する
お地蔵様へは後ろから近づくことになる
2021年07月16日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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お地蔵様へは後ろから近づくことになる
赤岳天望荘
2021年07月16日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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赤岳天望荘
いよいよ赤岳登攀
2021年07月16日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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いよいよ赤岳登攀
崩れやすい岩場
2021年07月16日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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崩れやすい岩場
くさりのある岩場
2021年07月16日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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くさりのある岩場
赤岳北峰の標識と、赤岳頂上山荘
2021年07月16日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 10:30
赤岳北峰の標識と、赤岳頂上山荘
霧にかすむ数十メートル先に赤岳山頂
2021年07月16日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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霧にかすむ数十メートル先に赤岳山頂
頂上山荘の脇をすすむと赤岳山頂
2021年07月16日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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頂上山荘の脇をすすむと赤岳山頂
赤岳山頂
2021年07月16日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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赤岳山頂
山頂の様子。この時は人は少なかったが、その後にぎやかになった
2021年07月16日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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山頂の様子。この時は人は少なかったが、その後にぎやかになった
山頂標識。山頂にいる間、霧だった
2021年07月16日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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山頂標識。山頂にいる間、霧だった
この標識は新しい
2021年07月16日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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この標識は新しい
山頂に二つある神社。右にあるのが赤岳神社
2021年07月16日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 10:35
山頂に二つある神社。右にあるのが赤岳神社
赤岳神社の正面は西方向を向いている
2021年07月16日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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赤岳神社の正面は西方向を向いている
神社の近くで
2021年07月16日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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神社の近くで
山頂で時間をつぶしたが、霧は晴れず下山することにした
2021年07月16日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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山頂で時間をつぶしたが、霧は晴れず下山することにした
蝶々。南八ヶ岳の稜線では蝶だけでなく、アブのような昆虫も多い。北八ヶ岳と比べても多い。おそらく花が咲いているのと小鳥が少ないためだろう
2021年07月16日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 12:18
蝶々。南八ヶ岳の稜線では蝶だけでなく、アブのような昆虫も多い。北八ヶ岳と比べても多い。おそらく花が咲いているのと小鳥が少ないためだろう
お地蔵様。無事に赤岳登頂できたことを感謝
2021年07月16日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 12:24
お地蔵様。無事に赤岳登頂できたことを感謝
諏訪湖がはっきりと見えた
2021年07月16日 12:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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諏訪湖がはっきりと見えた
二十三夜峰への上り
2021年07月16日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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二十三夜峰への上り
二十三夜峰を過ぎて、日ノ岳に向かう
2021年07月16日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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二十三夜峰を過ぎて、日ノ岳に向かう
2021年07月16日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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日ノ岳への上りで先行する登山者。くさりに頼らずに、ストックを使っている
2021年07月16日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 12:48
日ノ岳への上りで先行する登山者。くさりに頼らずに、ストックを使っている
日ノ岳への上り。私はくさりを使わせていただきました
2021年07月16日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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日ノ岳への上り。私はくさりを使わせていただきました
日ノ岳から振り返った赤岳。雲が晴れているのが悔しい。次回に期待しよう
2021年07月16日 12:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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日ノ岳から振り返った赤岳。雲が晴れているのが悔しい。次回に期待しよう
鉾岳方向
2021年07月16日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:01
鉾岳方向
鉾岳を西に巻く
2021年07月16日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:02
鉾岳を西に巻く
西斜面に飛び出した岩峰。大同心や小同心と同じ形
2021年07月16日 13:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:04
西斜面に飛び出した岩峰。大同心や小同心と同じ形
その岩峰の稜線の道
2021年07月16日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:06
その岩峰の稜線の道
帰路の杣添尾根
2021年07月16日 13:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:26
帰路の杣添尾根
三叉峰分岐。向こうは横岳、硫黄岳
2021年07月16日 13:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 13:29
三叉峰分岐。向こうは横岳、硫黄岳
杣添尾根のハイマツ登山道。根をよけたり踏んだりの歩きが難しい。
2021年07月16日 14:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7/16 14:09
杣添尾根のハイマツ登山道。根をよけたり踏んだりの歩きが難しい。
駐車場に帰着。時間はかかったが、まだ明るいのが救いだ。
2021年07月16日 16:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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7/16 16:51
駐車場に帰着。時間はかかったが、まだ明るいのが救いだ。

感想

八ヶ岳の主稜線は中央分水嶺になっている。

この稜線にどこから入って分水嶺ウォーキングをするかが課題だった。昨年には杣添尾根から横岳に登り、硫黄岳までの北半分の稜線を歩くことができた。今回は南半分の横岳から赤岳山頂への稜線歩きを試みた。

直前の3週間、天候が悪く一度も山へ行かずに体がなまっていたようで、高度が上がるにつれ(とくに2400メートル以上で)体力と意欲が減退してきた。

それでも、杣添尾根の見晴台に出たところで目標の赤岳の姿を見ることで気力は回復して、遅い足ではあるが横岳三叉峰を経て赤岳までの主稜線を楽しむことができた。

今回の横岳から赤岳の稜線は、横岳から硫黄岳の区間よりは難度は高かった。具体的には、何か所かある急斜面のくさり場がそれぞれ長く、足場も注意を要した。

赤岳山頂は、数十メートル離れた赤岳北峰と双耳峰をなしていることが現地に行ってみてわかった。赤岳北峰も赤岳とほとんど同じ高さだと思う。

赤岳山頂には2つの神社がある。赤岳神社(赤嶽神社)を確認して登頂の無事を感謝した。

当初の予想よりも時間がかかってしまった山行だったが、稜線からの赤岳登頂という目標は達成できた。中央分水嶺ウォーキングの八ヶ岳部分は、県界尾根の小天狗から赤岳山頂の区間を残すだけになった。

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