白馬岳 (大雪渓から白馬大池〜栂池へ すばらしい稜線歩き!)


- GPS
- 25:45
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,015m
- 下り
- 1,442m
コースタイム
猿倉 9:15 ⇒ 10:15 白馬尻 10:30 ⇒ 12:15 岩室跡の下 ⇒ 14:15 白馬岳頂上宿舎
14:50 ⇒ 15:20 白馬岳頂上 15:30 ⇒ 16:00 頂上宿舎
(猿倉から頂上宿舎まで5:00、行動時間 6時間45分)
8月17日(土)
白馬岳頂上宿舎 5:10 ⇒ 5:35 白馬山荘 5:45 ⇒ 6:00 白馬岳頂上 6:10 ⇒
6:40 三国境 ⇒ 7:20 小蓮華山 7:35 ⇒ 8:10 船越の頭 8:25 ⇒ 9:00 白馬大池
9:10 ⇒ 11:00 栂池 ⇒ 11:20ロープウエイ山頂駅
(行動時間 6時間10分)
天候 | 8月16日 晴れ後曇り 8月17日 晴れ後時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・東京を朝4:50に出発(関越道経由)⇒9時前に八方第2駐車場着 ・八方第2駐車場に車を停め、タクシーで猿倉へ(3000円) 【復路】 ・栂池からもタクシーで駐車場へ(2700円) ・ロープウエイは10分間隔で発車していました。下のゴンドラと通しで1720円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは、猿倉にありました。 【白馬大雪渓】 ・白馬雪渓は、一部の区間、クレパスがあるため右岸を歩くところがありました。 ・白馬尻までは暑く、熱中症になるかと思いましたが、大雪渓に入ると、ガスがかかり 風があったので寒く、長袖シャツにウインドジャケットで丁度よい感じでした。 ・軽アイゼンは、やはり あったほうが歩きやすいでしょう。 ・乗鞍岳からの下りは、大きな岩がゴロゴロした道で、整備はされていますが、濡 れている場合は滑るので、注意が必要でしょう。 【温泉】 ・八方第2駐車場に隣接の「第一郷の湯」に入りました。 小さいですが、露天風呂もあります。 料金は500円ですが、タクシーの運転手さんに割引券をもらって400円でした。 |
写真
感想
通算、4度目の白馬岳登山。 今回は、学生時代の同期M君と二人です。
M君の北アルプス登山は、昨年、蝶ヶ岳と槍ヶ岳、今年は西穂高岳に登っており、
次に登るべき山は 順番からするとやはり白馬岳でしょうということで…
コースは、大雪渓から頂上に登り白馬大池から栂池に降りるという定番のルート
にしました。
結果、天候にも恵まれ、景色は最高、北アルプスを満喫することができました。
白馬岳は、やっぱり いい山ですね。
【記録のようなもの】
9時40分の八方から猿倉行のバスに乗るべく、東京を5時前に車で出発します。
さすがに道は空いていて、9時前に八方第2駐車場に着いてしまいました。
バスの発車時刻まで、時間があることと午後から雷雨の可能性もあるので、タク
シーで猿倉に向かいます。3000円でした。(バスだと一人900円です)
駐車場にタクシーがいない場合は、バス停のあるインフォメーションセンターで
呼ぶといいでしょう。
猿倉までは約15分ほどで到着。ずいぶんと時間を節約できました。
準備をして出発です。しかし、暑い。休まずに白馬尻小屋まで行ったのですが、
1時間で行くのは辛かった。
ここで、雪渓歩き用(寒さと日焼け対策)に長袖のジップシャツに着替えます。
しばらく登山道を歩いてから大雪渓に入ります。「やはり涼しいなあ」と最初は言
っていたのですが、途中でガスってきて風も出てくると寒くなり、ウインドジャケ
ットを着用しました。
ところどころに岩が落ちていますが、横に「これは落石です」との看板が掲示さ
れていました。雪渓の上部に行くと左手の杓子岳のほうから、常に落石の音が聞こ
えました。
雪渓を終えると、また、寒くは無くなり、急登に汗をかきます。しかし、まだ
高山植物が残っており、ずいぶんと慰められます。
猿倉から約5時間で、本日の宿、頂上宿舎に到着しました。受付をして少し休息
してから白馬岳の頂上に行ってきました。登りは30分ちょっとでしょうか?
宿舎に戻って、生ビールで乾杯です。夕食は17時すぎからでしたが、バイキング制
のためか、番号順にまずは27番までが呼び出されました。(我々は28・29番)
10分ほどして55番までが呼び出されて終わり。ということは60人くらいしか泊まら
ないのかなー? 我々の部屋は左右2段になっており、最大48人宿泊可能のようで
すが、当日は我々を含めて4名だけでした。
翌日は、4時半に起きて、カップラーメン自炊の朝食後、5時10分に出発です。
途中、白馬山荘でトイレに寄ったので、白馬岳山頂に着いたのは6時になってしま
いました。少し曇っていますが、西側は晴れていて、回復の予感がします。
振り返ると剣岳がみごとです。立山が隣に見えます。また、遠くには槍の穂先も
見ることができました。
さあ、ここからは白馬大池を目指します。これから歩く稜線がとてもきれいに見
えます。
気が付くと 天気もすっかり晴れに変わり、すばらしい眺望の中を気持ちよく歩
くことができます。 本当に白馬岳はいい山だなー
小蓮華山、船越の頭、白馬大池で大休止です。 その都度、立ち去りがたい気持
ちになります。 白馬大池では水面に山が逆さに映り、素晴らしい景色です。
乗鞍岳の山頂付近では、晴れているにも関わらず雷鳥さんにも出会えました。
ゴロゴロした急な登山道を軽快に下って、やがて観光客だらけの栂池に到着しました。
暑いなぁ
栂池ヒュッテのベンチでソフトクリームを食べていると、自然園をトレッキング
してきたらしい年配の夫婦に話しかけられました。
「山小屋ってどんなところ? お風呂はあるの?」
「お風呂はありません」
「トイレはあるの?」
「ありますよ」
「水はあるの?」
「(頂上宿舎には)ありますよ」
「紫外線が強いのよね?」
「そうですね、女性はほとんど長袖シャツですね」
「私にも登れるかしら? でも、やっぱり登山する人はやせているわね」
「日頃、特別鍛えているの?」
「たまにスポーツクラブで5キロほど走っていますが…」
「やっぱり私には無理かしらねぇ…」
「………」
ロープウエイ駅に向かう奥さんの後ろ姿は、少し太り気味でした。
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