大熊山〜巨大立山杉&チングルマは綿毛〜

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,057m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:07

距離 8.7km 登り 1,066m 下り 1,062m

6:52 林道ゲート
9:34 9:42 池塘のある草原
9:48 10:26 大熊山
12:59 林道ゲート

天候

10時過ぎまでは🌞→下山中は⛅

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・林道の工事用ゲートの広場に駐車。6台くらいは停められるか。もうちょっと下の小又川沿いにもスペースあり。

コース状況／危険箇所等

・1264mピークまでは急登の連続。
・それ以降は比較的緩くなるが、急登は健在。
・急登なうえに木の根が多く滑りやすい（特に足元が見えないヤブの箇所は注意）。
・ヤブ度合は高頭山と同じくらいかな。

その他周辺情報

・みのわ温泉（登山後の日帰り入浴に行ったのは昨年11月以来だった）。
ナトリウム—硫酸塩泉。加水あり、加温なし、循環濾過。
サウナあり、露天なし。
https://bunspo-namerikawa.jp/minowa

写真

7/17 6:45

林道ゲートの駐車。工事関係者のオッチャンが「登山口は4番だよ〜。間違えて直進する人多いんだよね」と教えてくれた

7/17 7:00

で、4番。右下に緑の文字で同化しつつある案内表示がある。右に延びる平坦な道を進む

7/17 7:02

2〜3分の歩行で登山道の表示のある場所に

7/17 7:05

ここからひたすら急登。一番手で入山したので、蜘蛛の巣だらけだった😣

7/17 7:12

でも途中に感動するほど巨大な立山杉が！

7/17 7:14

次々現れる

7/17 7:15

道はヤブっぽい・・・。高頭山と同じくらいかな？

7/17 7:17

杉on杉。更に杉

7/17 7:34

7/17 7:39

これがこの登山道の中で最大の立山杉らしい

7/17 7:40

見上げてみる

7/17 7:54

別の杉には、途中から違う木が生えていた

7/17 8:37

エゾハルゼミが「アヂィ〜、アヂィ〜」と大合唱していた

7/17 8:51

ゴゼンタチバナ。ここまで、殆ど花を見かけていない

7/17 9:03

木の枝がたくさんあるから大丈夫だろうと思ったら、結構ズブズブ沈んで行った

7/17 9:34

モウセンゴケ

7/17 9:34

アカモノ

7/17 9:36

やっと視界が開けた！　楽園〜😂

7/17 9:38

トキソウ？

7/17 10:31

7/17 9:41

ホソバノキソチドリ？（コバノトンボソウ？）

7/17 9:40

チングルマはみんな綿毛

7/17 9:46

そして山頂到着！

7/17 9:47

この景色！

7/17 9:55

7/17 9:48

ブナクラ峠の奥には旭岳〜白馬三山が。巨大な白馬山荘もハッキリと見える

7/17 9:49

奥大日〜大日岳

7/17 9:51

昼メシ。久し振りの普通のカレーメシ

7/17 9:53

下界も見えたが、結構雲が湧いてきた

7/17 9:57

毛勝三山と大猫山

7/17 10:15

湧くのが早い！

7/17 10:17

白山は辛うじて見えるくらいだった

7/17 10:24

まさに夏山の登山日和だな〜。名残惜しいが下山

7/17 10:33

オタマジャクシかと思ったら・・・

7/17 10:33

サンショウウオの幼生だった

7/17 11:05

スジクワガタ（メス）

7/17 11:17

下山中はガスの中だった。この湿気が巨大な立山杉を育てているのだろう。屋久杉みたいに

7/17 11:21

アカハツ？　よく分からなかったので採らず

7/17 11:32

ツルアリドオシ

7/17 11:38

ノリウツギ

7/17 11:40

象の鼻みたい

7/17 12:07

早月川が見えた。登山中は殆ど沢の音を聞きながらの行程だ。でも、朝はウシアブが多いのがツライ（気温の高い時間帯にはあまり出てこない）

7/17 12:59

これから登る人と入れ替わるように下山完了

7/17 13:36

下山後、みのわ温泉で汗を流した

撮影機器：

SO-01G Sony

ILCE-6300 SONY

装備

備考

持参水分：水1ℓ、スポーツドリンク500ml×2
消費水分：水0.5ℓ、スポーツドリンク500ml×1

感想

でぶねこ山

先月に高頭山に登ってから1か月以上経ってしまった。
梅雨の間はタイミングが合わずどこにも行けなかったので体もなまり放題。いきなりハードな山は控えて、そこそこな未踏の山へ。

SCWやWindyの天気予報を総合すると、午前中はガスが上がらず展望が利きそうなのと、太陽が上がり切ってしまうと暑くてたまらないだろうなという事で6時台に駐車スペースに到着。
着いた時は工事関係者以外は誰もいなかったが、登山開始時に他の登山者の車が一台来た。山頂まではこの方としか会わなかったが、下山中（お昼前後）に6名とすれ違った。

チングルマが咲く山だという事でタイミングを合わせたかったが、さすがにもう全て綿毛となっていた（6月中旬〜下旬が見頃である様子）。
ガイドブック（『富山県の山』）には1462m地点の開けた草原にチングルマが咲くとあったが、その草原はもっと山頂直下の標高の高い所にある池塘のある草原の事かと思った。

今日は一番手で入山だったので、暫くは蜘蛛の巣を払いながらの山歩きだった。沢沿いの山であるせいか、登り中（朝の時間帯）はウシアブにしょっちゅう付きまとわれ難儀した（ハッカスプレーでその都度撃退）。ザトウムシもやたらと多かった（こっちは特に害はないが）。

今回はスッキリ晴れて、すっかり夏の山となった毛勝三山から剱〜大日岳までの素晴らしい展望を堪能できたが、次回は残雪期に剱を眺めに来たいと思う。