赤岳：夏沢鉱泉から往復

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,525m
• 下り: 1,512m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:42

距離 15.3km 登り 1,525m 下り 1,519m

6:02 夏沢鉱泉
6:50 6:53 オーレン小屋
7:17 7:21 夏沢峠
7:24 山びこ荘
8:27 8:42 硫黄岳
8:57 9:06 硫黄岳山荘
9:32 台座ノ頭
9:44 9:52 横岳
9:56 9:57 横岳（無名峰）
10:02 10:04 三叉峰
10:09 10:10 石尊峰
10:12 10:15 鉾岳
10:18 10:20 日ノ岳
10:26 10:28 二十三夜峰
10:34 10:35 地蔵の頭
10:38 赤岳天望荘
10:57 赤岳頂上山荘
11:06 赤岳
11:08 11:09 赤岳頂上山荘
11:21 11:22 赤岳天望荘
11:29 11:30 二十三夜峰
11:39 11:40 日ノ岳
11:44 11:47 鉾岳
11:48 11:50 石尊峰
11:55 三叉峰
11:59 12:01 横岳（無名峰）
12:05 12:08 横岳
12:17 台座ノ頭
12:27 12:32 硫黄岳山荘
12:51 硫黄岳
13:01 赤岩の頭
13:17 13:18 赤岩の頭と峰の松目分岐
13:24 13:25 オーレン小屋
13:44 夏沢鉱泉

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

電車

夏沢鉱泉に前泊。茅野駅と桜平ゲートの間は送迎してもらえる。桜平ゲートと夏沢鉱泉の間は徒歩。

写真

7/16 16:31

前泊した夏沢鉱泉。

7/16 17:13

入口近くのクルマユリ。

7/17 5:58

翌朝、小屋の前から槍穂高！

7/17 6:47

オーレン小屋が見えるころには木漏れ日が射すようになった。

7/17 7:18

夏沢峠。今は2軒とも休業中。

7/17 7:19

はるか上州方面に雲海。

7/17 7:43

キバナシャクナゲ

7/17 8:15

爆裂火口

7/17 8:18

ミヤマダイコンソウ

7/17 8:24

硫黄岳到着。

7/17 8:28

横岳、赤岳、阿弥陀岳！

7/17 8:29

中央アルプス（左）から御嶽山まで。

槍穂

7/17 8:29

水晶岳から鹿島槍。

7/17 8:30

そして白馬三山まで！

7/17 8:53

コマクサ登場〜

7/17 8:57

硫黄岳山荘

7/17 9:24

オヤマノエンドウにスポットライトが。

シロバナコマクサ！ 会えて良かった〜。

7/17 9:37

前を歩いていたお2人の「おーっ！」という声で見上げると・・・！

7/17 9:37

横岳と一緒に。ここで妻は折り返し。自分は赤岳まで。

7/17 9:44

ミヤマシオガマ

7/17 9:51

横岳

7/17 9:52

赤岳が近づいてきた。

7/17 9:57

コマクサ

7/17 9:59

ヤツガタケキスミレ

7/17 10:06

人生初のウルップソウ！ もう咲いてないかと思ってたので嬉しい誤算。

7/17 10:11

タカネミミナグサかな？　花が開いていないので自信なし。

7/17 10:18

何といってもこの赤岳が好き。

7/17 10:19

超小さなリンドウ発見。花の直径5ミリぐらい。調べたら八ヶ岳にしかない絶滅危惧種IA類でヒナリンドウというらしい。特徴はうろこ状の茎と副片の歯牙。

7/17 10:24

チシマギキョウ

7/17 10:25

ハクサンチドリ

7/17 10:28

ミヤマオダマキ。下向いてるので這いつくばって撮影。

7/17 10:34

お地蔵様の赤が青空に映える。

7/17 11:00

赤岳到着！

7/17 11:39

イワベンケイ

7/17 11:40

イブキジャコウソウ

7/17 11:41

イワベンケイ-その2

7/17 11:44

ミヤマダイコンソウ

7/17 11:45

ハクサンイチゲ

7/17 11:51

斜面にウルップソウが20輪以上！ 残念ながら近づけない・・・

7/17 11:53

これだけモリモリのオヤマノエンドウは初めてかも。

7/17 12:08

開きかけのハクサンイチゲ。最初なんの花だかわからなかった。

7/17 12:09

ヨツバシオガマ

7/17 12:29

硫黄岳山荘南の高山植物探勝路を初めて1周してみた。こちらの花は端境期かな？

7/17 13:04

下りは行きと違うルートにしてみた。浮石の多い急坂。夏沢峠経由の方が快適かな。

7/17 13:16

途中から針葉樹林帯に。

7/17 13:34

苔むした急流が美しい。夏沢鉱泉手前の橋の上から。

7/17 14:10

風呂を頂いて、夏沢鉱泉さよなら！（橋の上に見えます）

7/17 14:17

ゲートまでブラブラ下る途中の苔の景色。

ここからは妻の写真。まずはイワウメ。

クチバシシオガマ。ホントにくちばし。

タカネグンナイフウロ

コマクサ

もひとつ

イワツメクサ。八ヶ岳では珍しいらしい。

撮影機器：

iPhone SE (1st generation) Apple

感想

Echigoya

妻の知人お奨めという夏沢鉱泉に初めて泊まってみた。

噂に聞いていた通りふとんがフカフカで、料理は品数が多い上に味付けも素晴らしい。沢沿いで気持ち良いし、風呂があるというのも嬉しい。

登山当日は台座の頭付近まで2人で登り、そのあと妻は花の写真を撮りながら下山、自分はペースを上げて赤岳までピストン。

期待していたシロバナコマクサに会えて良かった。硫黄岳山荘の方に伺ったところ、あの一帯に2株だけあって、うちらが撮影しなかった方の株は登山道から少し離れているらしいーーそちらは見つけられなかった。

もう終わっているだろうと思っていたウルップソウにも三叉峰の南で会えてビックリ。復路では斜面に20輪以上咲き乱れているのも通りがかりの方に教えて頂いた。

まったく知らずに出会えた貴重種はヒナリンドウ。登山道の足元にめちゃくちゃ小さなリンドウが2輪咲いていて、「コケリンドウっていうんだったかな」ぐらいの軽い気持ちで撮影したところ、夏沢鉱泉で買った「八ヶ岳・霧ヶ峰 直物手帳」という本を帰りのあずさでパラパラみていたら、ヒナリンドウという絶滅危惧種IAで、日本では八ヶ岳にしか分布しないらしい。

*****
南八ヶ岳――あれだけ交通アクセスが良くて、あれだけ高山の稜線歩きを楽しめるのはやはり素晴らしいなあ。土日の宿泊予約が取りづらいのもうなづける。