ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3356304
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

平山

2021年07月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
11.6km
登り
896m
下り
881m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
0:41
合計
7:41
距離 11.6km 登り 896m 下り 895m
6:22
183
9:25
9:40
54
10:34
15
10:49
11:14
17
11:31
11:32
151
駐車場 0555-0622
高度計読み1300m 0728-37
高度計読み1500m 0819-30
1737標高点 0905
平山 0925
1811 1034
比麻良山 1050-1114
1737標高点 1205-15
高度計読み1325m 1303-
駐車場 1403-22
天候 晴れのち曇り。気温高い。無風
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場(上から2つ目)に駐車。合計3台。
林道は雨裂がそれなりにあるが、普通乗用車で問題なし。
コース状況/
危険箇所等
コース整備はとても良い。
枝沢行雲ノ滝の下は徒渉だが、水の増えた帰りでもギリ靴を濡らさないで渡れた。
雪渓は出口目印を見落とさないように。気温高くてアイゼンは不使用。
稜線上は指導標なし。山名標も平山のみ
登山口から稜線が見える
登山口から稜線が見える
コース整備はとても良い
コース整備はとても良い
枝沢行雲ノ滝の下徒渉。水の増えた帰りでもギリ靴を濡らさないで渡れた。
枝沢行雲ノ滝の下徒渉。水の増えた帰りでもギリ靴を濡らさないで渡れた。
行雲ノ滝
冷涼ノ滝
ゴゼンタチバナ。稜線にも分布
ゴゼンタチバナ。稜線にも分布
ハイオトギリ
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
だいぶ登ってまた稜線が見える
だいぶ登ってまた稜線が見える
エゾノリュウキンカ
エゾノリュウキンカ
支湧別岳から武利岳への稜線
支湧別岳から武利岳への稜線
最初の雪渓は左股の右側へ。「みんなの足跡」では右股も歩かれてるみたい。
1
最初の雪渓は左股の右側へ。「みんなの足跡」では右股も歩かれてるみたい。
一番高いのが武利岳?
一番高いのが武利岳?
北大雪方面
ウコンウツギ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ミツバオウレン
タカネナナカマド
タカネナナカマド
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
チングルマとエゾツガザクラ
チングルマとエゾツガザクラ
ミヤマリンドウ
コケモモ 
イワブクロ
稜線に出て表大雪
稜線に出て表大雪
比麻奈山奥にニセイカウシュッペ
比麻奈山奥にニセイカウシュッペ
比麻良山へ続く稜線
比麻良山へ続く稜線
ウスユキトウヒレン(少ない)
ウスユキトウヒレン(少ない)
平山へ向かう
タカネシオガマは見事
1
タカネシオガマは見事
コマクサも見事
イワヒゲ
ニセイカウシュッペとアンギラス。この時点ではアンギラス行こうと思っていた
1
ニセイカウシュッペとアンギラス。この時点ではアンギラス行こうと思っていた
エゾツツジ
東大雪方面。奥の長いのがウペペサンケかな
東大雪方面。奥の長いのがウペペサンケかな
出発が予定より早かったのに、平山到着は予定通りw
1
出発が予定より早かったのに、平山到着は予定通りw
ニセイカウシュッペの向こうから雲塔がもくもく
ニセイカウシュッペの向こうから雲塔がもくもく
滝上方面はすでに積雲の下
滝上方面はすでに積雲の下
武利岳方面も稜線がガスに
武利岳方面も稜線がガスに
タカネシオガマは見事
タカネシオガマは見事
メアカンキンバイも多かった。やっぱり色飛びする
メアカンキンバイも多かった。やっぱり色飛びする
コマクサ
コマクサ
白花コマクサ
エゾツツジ
チシマゲンゲは少なかった
チシマゲンゲは少なかった
比麻奈山にて、尾根を境にガス。アンギラスは断念
1
比麻奈山にて、尾根を境にガス。アンギラスは断念
比麻奈山を越えるとハクサンチドリ
比麻奈山を越えるとハクサンチドリ
比麻良山は三角点のみ
1
比麻良山は三角点のみ
比麻良山からニセイ。ガスは退きました
1
比麻良山からニセイ。ガスは退きました
比麻良山、左側文三岳
比麻良山、左側文三岳
リンネソウ(少ない)
1
リンネソウ(少ない)
コマクサとニセイ。カッコつけた写真撮ってみたかったw
コマクサとニセイ。カッコつけた写真撮ってみたかったw
アンギラスとニセイ
アンギラスとニセイ
コケモモ
どうも、ニセイの向こう側がきな臭いと思った。
浮島湿原とか天塩岳あたりかな
どうも、ニセイの向こう側がきな臭いと思った。
浮島湿原とか天塩岳あたりかな

装備

個人装備
長袖シャツ フリース グローブ(+予備) スパッツ(使用せず) 防寒着兼雨具 日よけ帽子 行動食 非常食 飲料 地形図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) 簡易アイゼン(使用せず)
備考 だいぶ上まで水がとれるので、エキノコックスを気にしない人なら、
携行水は少なくても良い。

感想

 数日続いた大気不安定な状態も改善ということで出かける。赤線つなぎの
悪い癖で、登山届は文三岳北の最低コルまで往復としておいた。
 予定より早く登山口着。登山口から稜線が見える。歩き始めて滝を2つ過ぎると
一直線の登りだ。気温はまだ低いが東に開けた沢沿いなので日射は強く、湿度も
高い。例によって大汗をかきながら登る。水の汲める枝沢が多いから、水はもっと
少なくても良かったかな。
 この天気であれば、最低コルへ行くよりアンギラスへ行ったほうが楽しいだろう。
雪渓を2ヶ所過ぎ、標高1650mあたりで高山帯になる。それまでのミヤマキンポウゲやウコンウツギから、チングルマ、エゾツガザクラと若干のキバナノコマノツメを
経て、さらにはイワブクロやコケモモに変わる。
 9時過ぎ、稜線着。標識は壊れている。表大雪、ニセイカウシュッペ、
比麻良山などが見渡せる。振り返れば見えた武利岳方面は雲に覆われてきた。
 この稜線上が花の名山、平山の本懐で、イワブクロやエゾツツジ、
メアカンキンバイも多いが、タカネシオガマとコマクサは見事としか言いようが
なかった。タカネシオガマは最盛期には少し早めかもしれないが、遅いよりは良い。
 出発が予定より早かったのに、平山到着は予定通りw。家にはアンギラスへ行くと
メールする。
 ところが、平山から北上する1時間ほどの間に、なんだか雲行きが怪しくなって
きた。表大雪方面は断雲が点在する程度だが、ここ北大雪から北方にかけての
雲の湧き方が激しい。中上層の風が弱すぎる感じだ。何よりも、雲の下に入った時が
暗いんだよね...。
 前日見た情報では、トラフの末端が切離して中日本へ向かうとともに、北海道では
500hpaの寒気は抜け、不安定は一応解消するが、引き続き下層暖気の流入は
あるし、300hpaだと寒気がまだ残ってるんだったっけ。中層の蓋を突き破った
途端に急発達したらいやだな。
 逡巡しながら1841標高点(比麻奈山)まで来たが、やっぱりアンギラスはやめ、
文三岳までも行かず、比麻良山で引返すことにする。

  比麻奈山にも比麻良山にも山名標はない。少しして気づいたが、かつて、道新
 ガイド(旧版)でけなされたため、撤去したのだと思う。(なお、最新版では
 埋め合わせみたいに、記述に気を使っているように読めるのがまた微笑まれる)
  私個人的には、センスがない山名とは思うが許容範囲で、むしろ文三岳とか、
 エイコノ沢だのセツコノ沢だの、人名由来の地名のほうが気になる。
  でもまあ、地名などはかわいいほうだ。もっと酷い例もある。天人峡の某所には
 役人の個人名を記した石碑がある(少なくとも20年位前には)。間接的(おそらく)に
 しろ、税金でこんなものを作らせる人間は、自分が税金泥棒であることを
 知らしめているということすらわからないのだろう。平和賞を目指して広島を
 訪問した五輪貴族のトップと同じだ。

 帰路も一時間稜線を歩いてから、激下りだ。花に包まれた展望抜群の平坦な
稜線歩きと、一直線の登降の対比は、なんかいさぎよさすら感じる。
 とっくの昔に登っていなければならない山だったし、何度か来るだろう山だ。

 なお、天気の結末としては、帰途、北大雪トンネルの上川側でわずかに降雨が
あり、雨雲レーダーによれば、夕方近くなってから山上でそれなりの降雨があった
模様。北海道では、なかなか中部山岳のような大規模雷雨にはならないんだったな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:290人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら