【南ア】広河内岳-大籠岳-笹山 〜反時計回り周回〜

2021年07月19日(月) ~ 2021年07月21日(水)

• GPS: 23:26
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,708m
• 下り: 2,712m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:01

距離 8.4km 登り 1,116m 下り 221m

5:02 奈良田バス停
5:12 5:13 奈良田駐車場
5:30 5:31 奈良田第一発電所
5:35 大門沢ゲート
6:10 6:14 森山橋
6:27 6:28 早川水系発電所取水口
10:03 大門沢小屋

2日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:41
• 合計: 10:13

距離 7.9km 登り 1,402m 下り 440m

5:36 大門沢小屋
10:30 10:38 大門沢下降点
11:19 11:33 広河内岳
13:23 13:42 大籠岳
15:12 白河内岳
15:49 宿泊地

3日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:02

距離 9.2km 登り 204m 下り 2,064m

6:38 宿泊地
7:41 7:42 笹山北峰
7:50 7:51 笹山 南峰
9:13 9:28 2256
11:17 11:21 水場入口
11:57 12:06 水場入口
12:45 1344
14:32 奈良田湖バス停
14:40 奈良田バス停
14:40 ゴール地点

概ね想定範囲内の所要タイムでした。景色を楽しみ、何よりも怪我が無いことを目指して歩いた結果に満足しています♪
　内心は「タイムじゃぁない。いかにして楽しむかダ」なんて自分に言い聞かせておりました(∀｀*ゞ)エヘヘ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田バス停横駐車場はほぼ満車。路肩も使用される程の混み具合でした。

コース状況／危険箇所等

【奈良田バス停〜大門沢小屋】
梅雨明け後2,3日の好天続きで、渡渉も登山靴で楽々。丸木橋等も立歩きが可能でした。
【大門沢小屋〜笹山】
ヤマレコ地図の”みんなの足跡”が役立ちました。大籠岳超えてから広いから2,3度軽く間違えましたが、概ねケルンとペンキマークを辿って行けば大丈夫でした。ただ、自分が思う進行方向と異なる方向に誘導するマーク＆ケルンが有りますが、この場合は思い切って自分を否定してそれらのとおり進む必要が有ると思いました。
【笹山〜奈良田バス停】
さすが山百四天王と言われるダイレクト尾根！ひたすら長くて辛い下り坂。しかし、歩道から10分ほど外れる標高1600mにある水場は真にオアシスでした。
昨年同時期、雨のこの下りで足首を捻挫して1年間を棒に振ったので、凄く慎重に本当に1歩1歩大事に足を運びました。

その他周辺情報

水曜日の奈良田温泉は、その殆どがお休みなので、帰り途中の西山温泉「湯島の湯」で日帰り温泉としても入れるとの電話確認。無色透明の温泉で源泉かけ流し550円で、洗い場では目の前を流れる温泉を桶ですくい手元の蛇口をひねって真水でぬるくして使う今までに見たことが無い古風ない方式。従ってシャワーは無い。実にユニークだ。湯舟は外にこじゃれた桧風呂に、普通に大きい風呂の２つ。帰宅して顔を洗ったときナントすべすべになっているではないか！魅力的な温泉だった♪

写真

7/19 5:03

平日なのに前日からこんなに混んでました。バスには時間があったので第一発電所まで歩くことにしました。

7/19 5:56

大門沢登山道入口。数人の登山道整備の方々が軽っトラ出に乗って勇ましく出かけるところでした。大門沢小屋から上の登山道の倒木を切ったり梯子の掛け替えだそうです。有難う♪

7/19 7:06

3個目位の渡渉地点。少ない水量で登山靴のままで楽勝♪先程の作業者さんたちも休憩中。

7/19 9:32

ちゃんとした丸太橋

7/19 9:39

綺麗に咲いてる

7/19 9:42

ここも渡渉。水量が多く見えますが、難なく渡れました。

7/19 9:55

可憐な花たちが待っていました♪

7/19 9:56

会った人曰く「思ったより斜めってた!」…

7/19 9:56

キ・レ・イ

7/19 10:07

大門沢小屋着きました

7/19 10:30

空いてるから個室は無用とご主人。
コロナ対策で縮小して12名の大部屋に6名の宿泊者

7/19 15:13

色々書いてあります。おでんは、汁の色は薄いがシッカリ味がのって絶品です。

7/19 16:58

小屋の夕食。味噌汁とご飯、もちろんおかわり♪

7/20 4:59

5:00朝食です。昼弁も作って貰えました(実はテン泊の夕食にしました)。

7/20 4:53

小屋の富士山

7/20 6:37

1時間後の

7/20 6:53

標高2,000M標識を過ぎて15分、ここで"水遊び"。頭から爪先まで全身清めました♪
16年前にもこうしたっけ！

7/20 7:20

この辺りは花のオンパレード♪
見に来てください。皆さま

7/20 7:20

7/20 7:20

7/20 7:21

7/20 7:21

7/20 7:23

7/20 7:23

7/20 7:27

高嶺撫子

7/20 7:27

7/20 9:47

キンバイ ツインズ　自然の作品が続きます

7/20 9:50

7/20 9:51

コバイケイソウはまだ蕾

7/20 9:50

7/20 10:25

7/20 7:42

登山道を遮るいくつかの倒木の整備。
昨日会った屈強な若者たちの成果のひとつ、有難う♪

7/20 8:09

これらも成果。新品です！
ここでココヘリの発信機が無くなっていることが…小屋では有ったのに!

7/20 10:31

大門沢下降点。目指す広河内岳が目前に聳えてる！

7/20 11:14

広河内岳。農鳥岳方面をバックに

7/20 11:16

向いの仙塩尾根尾根の斜面にへばりつくように建った”熊の平小屋”を発見（真ん中少し左、見えましょうか？）

7/20 11:16

鉄兜塩見岳がずーっと見守ってくれてます

7/20 11:16

塩見岳から左に目を追うと蝙蝠岳。これが見たかった♪自分が到達したことがある山を眺めるのは本当に嬉しい
悪沢岳や赤石岳をバックに、贅沢も極まれり！

7/20 11:33

これから先の大籠岳に続く見事な稜線歩き。
岩に”ササヤマ”のペンキ文字

7/20 13:16

右から北岳、農鳥岳そして広河内岳を振り返る

7/20 13:17

石楠花がまだ咲いてる

7/20 13:29

そうこうしてるうちに大籠岳

7/20 14:18

軌跡にもありますが、ここら辺りでプチ道迷い
自分の方向感を信じてはいけません！比較的多めに有るペンキマークとケルンを確実に辿って行けば何ら問題は有りません。

7/20 14:19

おや！？テント跡かな

7/20 14:38

ペンキマークが無い所には必ずケルンのお助けが♪

7/20 14:50

白河内岳にて。

7/20 14:51

見えにくいですが、白河内岳の山頂標識です。念のため一応…　(^^:

7/20 15:12

こんな風にダダ広いです。破線ルートの所以の一つの要素でしょうか？！
テン泊装備の方と楽しい会話が出来ました。南ア深南部をこよなく愛するソロ女性。登山道が無い所を歩くのが刺激的だそうです。楽しむソロ女性は今回の山旅で5名ほど

7/20 15:30

ココにもテント跡が。テント可の山域が今人気ですネ
この先、結構有ります。

7/20 18:21

テント場所としました。先住者一人有り

7/21 4:45

今日も良い天気です♪悪沢方面

7/21 6:53

もふもふ

7/21 7:00

あぁ　この道で合ってる♪

7/21 7:31

笹山北峰。こちらは百高山。
昨年はガスで真っ白ケッケ。今回は恥ずかしいほどすべてが丸見え！！！

7/21 7:50

数分後の笹山南峰こちらは”山百”

7/21 7:50

転付峠方面にもいつか行ってみたいナ

7/21 8:34

銀ちゃんメッケ

7/21 8:45

良い雰囲気でしょう

7/21 8:46

きのこの親子。傘に守られてる

7/21 9:15

おなじみ(？！)の標高2,256m標識です

7/21 9:30

遠くにピラミダルな淡い北岳が見えてます

7/21 11:20

さぁ〜　オアシスに向かうヨ♪

7/21 11:31

水場です。程良い水量があります。甘く感ずるほど美味しい南アルプスの美味しい水をどぉぞ♪

7/21 14:15

いきなりですが単管の終点(起点)まで来てしまいました。

7/21 14:18

登山口。長ぁーい長いダイレクト尾根の終わりです。

7/21 14:22

こんなにも可愛いご褒美を頂きました♪

7/21 14:23

昨年、笹山を下山した時には前日通れた筈のこの堰堤が見事に流されて消失してましたが、今回はシッカリ残って渡れました。

7/21 14:29

この長い吊橋を渡れば奈良田バス停近くで愛車が待っています。

7/21 15:19

ココまで見て頂き、ありがとうございます♪

［オマケ］飲める温泉。目の前の巾広な木製の”樋”を流れる多めの源泉100％の温泉を手桶で汲んで洗面器で蛇口からの水で薄めて使う方式。この洗い場にはシャワーが有りません。とても稀有な存在の古風な方式の「源泉100％掛け流しの露天風呂」でした。
奈良田から近くの帰り道、”西山温泉　湯島の湯”でした。
この温泉、お薦めです！

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

山靴

昨年のリベンジのつもり。昨年は奈良田から時計回り、悪天候で下山予定の大門沢小屋から下の渡渉や橋渡りが困難との見方で笹山ピストンとなってしまった。その後1年を棒に振ったダイレクト尾根での足首捻挫のオマケもついた。そして、反時計回りは時計回りよりもコースタイムが短い。なので、今回は満を持して大門沢登山道入口から反時計回りの戦略的周回にした。この渡渉を最初にクリアしておけば百高山3座は手中にしたようなものだ(*´∀｀)　

天気良し、体調も良し♪ただ、テン泊装備がお・も・い、重い!!!高齢＆小柄の身にとってはとてもつ・ら・い、辛かった…
非力で老体の脆弱オトコには16�堋�のザックは文字通り重荷ダ。
軽くする努力は最低限した。あの最強ザックGregory(BALUTORO75)には留守番して貰い、最近買い求めた軽めのNORDKAMM(ANTARES50L+10L)を連れて来た。テントは7年前から放置してたフライクリークUL2も総重量1.3�圓肇灰譴盞擇瓠�
　しかし重い！コースタイムの2倍近くのトロノロ歩き…

それよりも何よりも上天気が最高の景色をプレゼントしてくれた♪