百花繚乱の栂海新道、日本海へ
- GPS
- 20:42
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 2,510m
- 下り
- 3,944m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 12:40
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れのち曇り、晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
人気の登山口なので3時には満車になり、手前の臨時駐車スペースは5台ほど、 バスが通るので待避所の駐車はNG、他のスペースは工事資材が置かれている 平岩駅前にも駐車場あり、バスで蓮華温泉まで行ける http://rengeonsen.main.jp/custom8.html 親不知登山口 親不知駅までタクシー1900円 予約すればホテルのお風呂と送迎で1500円(15時まで) お風呂だけだとしても飛び込みだと準備できていない可能性あり https://oyasirazu.net/images/mountain2021062.pdf 親不知駅-糸魚川駅 JR 340円 蓮華温泉へのバス 糸魚川駅南口の階段下りて右手すぐにバス停あり 荷物込みで2100円、時期によってダイヤが変わり、土日運行のみの期間もあるので注意 http://www.marukei-g.com/files/libs/2273/201904161739257078.pdf |
写真
感想
栂海
7月の花の時期に行きたいと思っていた栂海新道、
晴天の土日が来たのでチャレンジ、
テントを背負ってゆっくりまったり行きたいので、月曜にゴール地点の栂海観光ホテルを予約した
スタートは蓮華温泉で五輪尾根、朝日岳を経由した
夏はサワガニ山から北がとにかく暑い、
朝日岳周りは7月がお花のピーク、
栂海新道踏破は秋にして、お花を楽しむのとは別にしたほうがいい
底が硬い登山靴だったが滑りやすい、柔らかいMID以上のハイキングシューズのほうがいいかも
1日目、朝4時スタート、いきなり下りの木の階段でスリップして左脚のスネ下に擦り傷を作ってしまった
皮が剥がれて結構深い傷、痛みはないので続行するが血が出るのでペースは上げれなかった
朝でひんやりして雰囲気のいい湿原を通過
橋のかかった川まで下りたら五輪尾根を登る
登りはじめはじめっとしているが
森林限界を抜けると、花と水の楽園が待っていた
水場で水をがぶ飲みし、花の写真を撮りまくる
沢道とトラバース道を進むとデッキのあるベンチに到着、正面には白馬岳、右手には朝日岳と贅沢な景色
ベンチで寝転んで風を感じながら休憩
稜線までの道は残雪が続いてくるが雪が柔らかいのでキックステップで余裕
万が一滑落しても雪がすぐなくなるので大事にはならないでしょう
分岐点まで辿り着いたらザックデポして朝日岳へ
山頂下に雪があったけどここもキックステップ
山頂から白馬岳とこれから歩く栂海新道を眺めることができた
さあ日本海をめざすぞー
まずは分岐点に戻ってカップラーメン、途中のコンビニで購入した自分を褒めてあげたい
湿地帯と池を通過して進む
くだり基調なので大量的には楽だが足元は滑りやすく気を使う
アヤメ平付近は残雪があり結構急なところもあるがここも雪がすぐ切れるので問題ない
雪解け水をがぶ飲みする
梅雨明け直後でとても暑い、水分塩分補給。体を冷やしすぎない、熱くしすぎない工夫をしないとバテる
ここからしばらく水場がなくなり、犬ヶ岳手前までの水は確保しておく必要あり
サワガニ山に近づくと両端が切れ落ちた痩せ尾根、尾根上をひたすら歩く、
ここも足元は滑りやすく気を使う
下りで足を乗せた石で滑ってガレ石の溜まり場に転んだ
尖った石もあったので傷だらけ、
右手右足、左手左足、全部キズ
でも転び落ちたのが崖じゃなくて良かった
手のひらを切ってしまった、暑くても手袋は必要ですね
長袖を着てればなと思ったが着てても傷はできてたかな
暑さとのトレードオフもあるし
絆創膏とテーピングして応急処置して進む
サワガニ山を通過すると去年崩落した箇所に着いた
ここもやせ尾根で、西側の木を刈ってトラバースできるようになっている
ロープもはってあるのでこれを掴んで進むが
足元は木の根だらけなのでこけないよう慎重に
その先もやせ尾根が続きガッツリ下ると水場の看板、
少し下って水を汲む、
ここから犬ヶ岳のすぐ先の栂海小屋までは水場がないので4.5L担いだ
初日かなりあせをかいたので補給したいのと、翌日の行動分
栂海小屋から先は白鳥山を越えたシキ割りの水場までは、ルートから外れないと水場がない、
どれも往復10分かかって、いざそこまで行くと疲れてるなか水を汲みに行きたくないと思ってしまう
シキ割りまでは4時間ちょっとかかったので1.5L持ってけば十分だった
水を汲んだら重い荷物に喘ぎながら犬ヶ岳へ登る
犬ヶ岳山頂からは朝日岳から歩いた道が見える
なかなか歩いたなー
あとは下って栂海山荘に到着、
この日は小屋泊2人、テント2人と静かな感じだった
2日目
今日はホテルとってあるのでゆっくり
日の出を眺めて5時スタート
いきなり足元が滑りやすい急な下り、
今回歩いたルートはスタートから坂田峠まで全部滑りやすい
梅雨明け直後でまだ湿度が高いからか?秋の方がましかも
小さなアップダウンとたまに急坂を繰り返して進む
ガツっと200m登ったら白鳥山到着!
ちょうど反対側から日帰りの方が登ってきた
もう暑い!山頂小屋に入って涼む
ここからは、シキ割りまで無心で下って
水がぶ飲みしてさらに下る
するとアスファルトの道がでてくるが
これは行かずに坂田峠道へ入る
この先からやっと滑る箇所が少ないゆるふわ系の登山道になるが標高が1000m未満なのでめちゃ暑い
汗が滝のように出てくる
そんなこんなで暑さに耐えながら栂池新道の登山口、親不知観光ホテルに到着してゴール
自販機でコーラ買って、海まで80m下って一人で祝杯
山道を歩き続けて海に出るのがいいですね
まったりコーラを飲んでいたかったがフナムシが多いのでさっさと戻って廃トンネルの入り口で涼む
ウェストン像を見たりしたらホテルにチェックインして風呂入ってビール飲んでバタンキュー
風呂は日本海の景色が最高、
ホテルの方によると今年は虫が少ないらしい、確かに登山中もうざい虫は少なかった
月曜に親不知駅まで車で送っていただき
電車で糸魚川駅、バスで蓮華温泉まで戻ってゴール
後回しになっていた栂海新道、花が多い7月にやっと歩くことができて嬉しい
距離の割に歩きづらい箇所が多く、暑さとの戦い、なかなか歯ごたえのある山行になりました
つらい面もありますが、景色と空気感は独特で最高ですね
1度は歩いた方がいいルートだと思います
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