小辺路、またも完歩ならず!本宮大社は遠かった
- GPS
- 14:08
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,777m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:48
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:奈良交通バス・川津 → JR五条駅 → JR橋本駅・南海高野線・橋本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標は各所にあり迷うところはありません。アップダウンがきついことで有名ですが、アスファルト道を歩く距離が地味に長いです。 西中から昴の郷まで8km近く歩くらしい(結局歩いてないけど)。 |
その他周辺情報 | 三浦登山口の農家民宿岡田さん、臨時休業中でした。 農家民宿政所さんは開いていましたが予約が一杯で泊まれず。 |
写真
装備
MYアイテム |
hiro-san
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
感想
1日目:高野山から伯母子岳へ
2日目:伯母子峠から三田谷へ
緊急事態宣言、蔓延等防止措置等で大阪府外に出るのは今年1月の東京出張以来のこと。
できれば石鎚山系から赤石山系を縦走したかったが、1年以上のテレワークで体力不足が心配なため、急遽以前歩ききれなかった小辺路を歩くことにした。
今回の課題?は2点
1.熱中症対策:十分な水分補給、給食と適度な歩行速度・過度に心肺に負荷をかけずに歩く
2.行程終了後の汗対策:着替えとビオレ超大判タオルの使い勝手検証
7月21日:1日目
千手院橋バス停で降りデイリーヤマザキで爆弾むすびを購入し、金剛三昧院手前から小辺路に入る。ろくろ峠まで地味に急登を歩く。すぐに息が上がる。心拍数140までを目処としているので、超ゆっくり歩く。
計画はらくルートでコースタイムは1倍で作成、ほぼ予定通り。
薄峠からやっと古道らしい道を歩く。
一旦下ってまた高野龍神スカイラインまで急坂を登り返し更に登って大滝集落に到着。一時的に心拍数が150近くになりったため、ザックを下ろし給水・給食、ゆっくり休む。熊よけ鈴、笛を準備する。
集落を抜け古道を暫く歩く。次に高野龍神スカイラインに合流するまで気持ちの良い道だ。
高野龍神スカイラインへの合流地点は記憶と違って上から合流したが、風が通って気持ちがいい。しかし、日陰が殆どないアスファルト道なのでなるべく日陰を拾いながらゆっくり歩く。地味に上りでやや心拍数が上がる。
水が峰入口でまた休憩、給水・給食。スカイライン横を登っていくが急登のためすぐに心拍数が上がり度々小休止。こんなにも登ったかな?と思ったところでやっと水が峰集落跡に到着。
暫く歩いて林道に合流し10分あまりで東屋に到着。爆弾むすびとインスタント味噌汁、インスタントコーヒーで予定外の大休止、30分近く休んだ。
再び歩きはじめこんなにも長かったのかなと思うくらいアスファルトを歩いて少しだけ古道を歩いてやっと、大股への下りに入る。
一気に下って大股登山口に到着。今日はコーラをゲットすることができた。登山届を出して、一口飲んで登りにかかるつもりだったが、あまりに暑くて木陰に座って気がついたらコーラを飲み干していた。
暫くつづら折りの急登。すぐに心拍数が145くらいに上がり、ちょっと歩いては休んでを繰り返し、やっと萱小屋についた。15時だ。小屋裏には水場と冷えたビールがあった。
テン泊の誘惑が大きくなったが、まだ15時?いやもう15時?しかし、明日の行動用の水と夕食用の水を確保して桧峠に向け歩き始める。大分歩いたけど道標が見当たらない、夏虫山への分岐まで来た(ここが桧峠だったのを見落としていた)。右前方に見えるのが伯母子岳か、その向こうの鞍部・伯母子峠までもう少し頑張ろう。
伯母子岳山頂への分岐には「迂回路」の表示。小さなアップダウンを繰り返しやっと伯母子峠に到着。到着時刻はほぼ計画通り。だけど、疲れた。
小屋は印象に残っていた少し陰気な感じではなくそこそこきれいに見えた。前も同じくらいの時間についたけど雨空だったせいか薄暗くてジメッとした感じだった。
暫く周りの様子を確認し山並みを眺め小屋に入る。
ザックの中身をそこらにばらまいて、今回導入したビオレ超大判タオルで体を拭く。ちょっと小さいので背中が拭きづらいがさっぱりした。また、行動着もすべて干して着替える。マット、シュラフを広げとりあえず横になる、疲れたー。
1時間ほど横になるが、明日は5時発の予定なのでα米に湯を入れ焼き肉の準備をする。凍らせて一緒に包んでいたビールはちょうど飲み頃だが、ぐっと我慢。
再度横になり1時間ほど経過。食欲は何となくあるけど食べたい気分にならない。一口肉をかじるが食べれない。ご飯を少し口に入れゆっくり咀嚼。約2時間かけて肉とウインナーは食べたが野菜はパス。ご飯も数口だけ食べ、しかし、ビールは飲み干す。水分補給のためコーンスープを飲んで夕食終了。
いつもは着替えを枕代わりにするが今日は着替えが少なく小さいので変わりにテントを枕にするがしっくりしない。インシュレーションを入れた袋に替えるが、イマイチ。結局いつもと同じように2~3時間寝ただけであとはシュラフの中でゴロゴロしながら時間を過ごす。
7月22日:2日目
3時過ぎから起きようかどうしようか迷いながら結局4時前に起きる。とりあえず湯を沸かしコーヒーを飲もうとしたが、喉?食道が開かず一口流し込んだがそれ以上は受け付けない。
食事は諦め荷物をまとめるがなかなか体が思うように動かない。結局計画書のとおり6時に出発。
伯母子岳山頂への登りはそこそこの登りだけど、空は快晴で既に6時を回っているので日差しが強くしんどい。山頂の手前で左に迂回路の表示。前回は夕方ガスの中で真っ白けで何も見えなかったけど今日は360度の眺望。山並みがすごくきれい!
しかし、コバエ?がやたらブンブン。フォックスファイヤーの防虫キャップのせいか羽音がする割にはそんなに鬱陶しくない。
小屋を出るときは体調を見て今日の行程を決めようと思っていたが、三浦登山口で民宿を探し体力が回復したら3日目に三浦登山口から三浦峠以降を歩く、民宿が見つからなかったら・・・、付近でテン泊か。
上西家跡付近で上りの方1名とすれ違う。今回の行程で初めての登山者。
三田谷に下ってバス停で時間を確認したところ12時半過ぎのバスがあったが、土日祝は運休、今日は山の日?で祝日か。
トイレで顔を洗い木陰に座る。ここから1kmほどアスファルトだし、それ以上に暑さに?疲れて動く気力がない。
皆さんのレコで見ていた農家民宿岡田さんを訪ねたがこの状況なので営業はしていないとのこと。他のところを教えていただき岡田さんところから近い農家民宿政所さんを訪ねる。営業はしていたが今日は予約で一杯で空きがないとのこと。残る1件にも電話していただいたがつながらないとのこと。また、バス(奈良交通)も電話していただいたが今年のみの祝日で今日は運休とのことで、目の前が旧?五百瀬小学校?跡のようだったのでそこにテントを張って体力回復を目指そうかと思案していると、ご主人が国道(R168)のバス停まで送るとおっしゃっていただき、日本一長い路線バスの川津まで送っていただいた。
本当に政所のご主人ありがとうございました。
今回も小辺路完歩はならなかったが、本当に皆さんのおかげで山遊びができていることに感謝の気持でいっぱいだ。
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