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Yamareco

記録ID: 3364924
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

早池峰山 〜 北上山地最高峰はご機嫌斜め

2021年07月21日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
10.0km
登り
887m
下り
873m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
1:50
合計
6:52
距離 10.0km 登り 887m 下り 892m
6:56
36
7:32
7:38
26
8:04
8:20
58
9:18
25
9:43
9:50
7
9:57
4
10:08
10:59
4
11:06
11:13
6
11:19
11:24
12
11:36
44
12:20
12:33
25
12:58
27
13:25
13:30
18
13:48
ゴール地点
天候 曇り時々薄日のち警報発令レベルの大雨。
【気温】河原坊駐車場:23℃  早池峰山頂:19℃
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◎河原坊ルートは通行止め。
南面の登山道は小田越ルート一択。

◎小田越には、駐車場所がない。河原坊に駐車して
小田越まで車道を歩く。
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/918/2021kisei.pdf

◎河原坊、小田越登山口にトイレあり。
山頂避難小屋のトイレは、携帯トイレ専用。

◎8/1までの休日は、河原坊へは、車の進入ができない。
岳駐車場を利用して、往復14kmの車道歩きが加算。

◎登山届は名簿式。下山届も要記入。
コース状況/
危険箇所等
県道25号線の登りが尽きると小田越で、早池峰山と薬師岳の
の登山口となります。

《 〜一合目》
オオシラビソの樹林帯に延びる木道歩きから登りが始まり一合目
(御門口)に出ると突然森林限界越えの景色に変わり、
岩壁がそそり立ち、岩が累累と重なる斜面が広がります。

《 〜五合目》
表面が磨かれた蛇紋岩に注意しながら、岩ゴロの急斜面を登り続けます。
ルートは区切られたロープが案内してくれます。

《 〜山頂》
僅かに緩んだ五合目(御金蔵)のハイマツ帯を過ぎ、再び傾斜を増した
岩場に変わり二連の梯子が現れるとやがて稜線に出て、剣ヶ峰分岐を
左折すると小振りな高層湿原(御田植場)を過ぎ、岩場の上に避難小屋が
建つ山頂が捉えられます。

早池峰山の花の特徴

1.日本アルプス(と北海道)にはあるが、
東北地方ではここだけと言う花が咲くこと。

タカネウスユキソウ、ミヤマアケボノソウ、ミヤマアズマギク、ホソバツメクサ、チシマアマナ、イワベンケイ、※ミヤマオダマキなど

2.北海道にあって、本州ではここだけ
(或いはほぼ南限)という花が咲くこと。

トチナイソウ、※チシマツガザクラ、※エゾノツガザクラ、※チシマフウロ、※サマニヨモギ、※ナガバキタアザミ、エゾアカマツなど

3.蛇紋岩に特異的な花が咲くこと
カトウハコベ、ミヤマヤマブキショウマ、※ナンブイヌナズナなど

◎4.日本中(世界中)で早池峰にしか無いと言う花が
咲くこと。
ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、ナンブトウウチソウ、※ヒメコザクラなど

とのことです。
林道歩きからスタートです。
薬師岳のどっしりした姿が
印象的です。
(k)
2021年07月21日 07:25撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
7
7/21 7:25
林道歩きからスタートです。
薬師岳のどっしりした姿が
印象的です。
(k)
小田越に到着。さあ〜、いよいよ登山開始だ。
(o)
2021年07月21日 07:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8
7/21 7:32
小田越に到着。さあ〜、いよいよ登山開始だ。
(o)
「キンロバイ」

蛇紋岩の山に多い
レア度の高い花。
(k)
2021年07月21日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
11
7/21 8:20
「キンロバイ」

蛇紋岩の山に多い
レア度の高い花。
(k)
「ウスユキソウ」

早池峰山には、
普通のウスユキソウも
あるのです。
(k)
2021年07月21日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
16
7/21 8:21
「ウスユキソウ」

早池峰山には、
普通のウスユキソウも
あるのです。
(k)
蛇紋岩の荒々しい岩と
ハイマツ、シラビソなどの
低木が織りなす
森林限界を超えたような
眺めです。
(k)

東北のお山は標高と景色が一致せず戸惑ってしまいます。
(o)
2021年07月21日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
16
7/21 8:23
蛇紋岩の荒々しい岩と
ハイマツ、シラビソなどの
低木が織りなす
森林限界を超えたような
眺めです。
(k)

東北のお山は標高と景色が一致せず戸惑ってしまいます。
(o)
低木のスキマには
お花畑があります。
(k)
2021年07月21日 08:24撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
4
7/21 8:24
低木のスキマには
お花畑があります。
(k)
「ナガバキタアザミ」

北海道以外では
こちら早池峰山だけに咲く
エリア限定種です。
(k)
2021年07月21日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
7/21 8:29
「ナガバキタアザミ」

北海道以外では
こちら早池峰山だけに咲く
エリア限定種です。
(k)
風化した蛇紋岩と
針葉樹の森が織りなす
柔和な景色もあります。
蛇紋岩マジックです。
(k)
2021年07月21日 08:30撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
10
7/21 8:30
風化した蛇紋岩と
針葉樹の森が織りなす
柔和な景色もあります。
蛇紋岩マジックです。
(k)
「タカネナデシコ」

(o)
2021年07月21日 08:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
15
7/21 8:32
「タカネナデシコ」

(o)
「ナンブトウチソウ」
早池峰山固有種

早池峰山は固有種の
宝庫です。
(k)
2021年07月21日 08:43撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
15
7/21 8:43
「ナンブトウチソウ」
早池峰山固有種

早池峰山は固有種の
宝庫です。
(k)
荒々しい登りが続く。(四合目あたりだろうか?)
(o)
2021年07月21日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
7/21 9:02
荒々しい登りが続く。(四合目あたりだろうか?)
(o)
「ナンブトラノオ」

もちろんこちらも
早池峰山固有種。
(k)
2021年07月21日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
13
7/21 9:06
「ナンブトラノオ」

もちろんこちらも
早池峰山固有種。
(k)
そしてお目当ての
「ハヤチネウスユキソウ」
もちろん早池峰山固有種。
星のカタチ、産毛のモコモコなど
愛らしい花です。

(k)
2021年07月21日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
25
7/21 9:06
そしてお目当ての
「ハヤチネウスユキソウ」
もちろん早池峰山固有種。
星のカタチ、産毛のモコモコなど
愛らしい花です。

(k)
ハヤチネウスユキソウ
NO4の、ウスユキソウの
写真と比較して
いただきますと
違いがお分かり
いただけるかと。

(k)
2021年07月21日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
27
7/21 9:07
ハヤチネウスユキソウ
NO4の、ウスユキソウの
写真と比較して
いただきますと
違いがお分かり
いただけるかと。

(k)
あれが山頂か???
と何度思ったことやら。
険しい上りが続きます。
(k)
2021年07月21日 09:07撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
7
7/21 9:07
あれが山頂か???
と何度思ったことやら。
険しい上りが続きます。
(k)
チシマフウロ
(o)
2021年07月21日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
12
7/21 9:13
チシマフウロ
(o)
薄い青色が可憐な
チシマフウロの群落
本州では、ここでしか見れない
お花畑です。
(k)
2021年07月21日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/21 9:23
薄い青色が可憐な
チシマフウロの群落
本州では、ここでしか見れない
お花畑です。
(k)
霞む五合目・御金蔵の岩塔。
(o)
2021年07月21日 09:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
7
7/21 9:15
霞む五合目・御金蔵の岩塔。
(o)
「タカネサギソウ」
岩手県稀少種。
小さなラン科の花。
(k)
2021年07月21日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
14
7/21 9:22
「タカネサギソウ」
岩手県稀少種。
小さなラン科の花。
(k)
奇岩がたくさんあります。
異世界な感じが独特です。

(k)
2021年07月21日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/21 9:23
奇岩がたくさんあります。
異世界な感じが独特です。

(k)
いよいよハイライト箇所です。
青空が戻り
天気の回復に期待します。

(k)
2021年07月21日 09:24撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
5
7/21 9:24
いよいよハイライト箇所です。
青空が戻り
天気の回復に期待します。

(k)
オダマキ
(o)
2021年07月21日 09:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
15
7/21 9:28
オダマキ
(o)
来た道を振り返ります。
開放的な眺めです。
(k)

一瞬見られた貴重な青空でしたね。
(o)
2021年07月21日 09:35撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
18
7/21 9:35
来た道を振り返ります。
開放的な眺めです。
(k)

一瞬見られた貴重な青空でしたね。
(o)
イブキジャコウソウ
(o)

東北で、伊吹山の名を
冠する花に出会えるとは
驚きます。
(k)
2021年07月21日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
14
7/21 9:37
イブキジャコウソウ
(o)

東北で、伊吹山の名を
冠する花に出会えるとは
驚きます。
(k)
「ミヤマアズマギク」

紫色の花びらと
黄色い中央部の
コントラストが
鮮やかです。
(k)
2021年07月21日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/21 9:38
「ミヤマアズマギク」

紫色の花びらと
黄色い中央部の
コントラストが
鮮やかです。
(k)
ついつい何度も撮影してしまう
ハヤチネウスユキソウ。
最盛期の配色は
セツブンソウの
イメージだそうです。
(k)
2021年07月21日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
14
7/21 9:42
ついつい何度も撮影してしまう
ハヤチネウスユキソウ。
最盛期の配色は
セツブンソウの
イメージだそうです。
(k)
これが噂のハシゴですね。
一気に標高を稼げます。
(k)

なるほど、これが「天狗の滑り岩」ですか。
(o)
2021年07月21日 09:49撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
15
7/21 9:49
これが噂のハシゴですね。
一気に標高を稼げます。
(k)

なるほど、これが「天狗の滑り岩」ですか。
(o)
鈴鹿の国見尾根で見かける「ゆるぎ岩」みたいだ。
(o)

東北では、岩だらけのお山は
珍しいそうですね。
(k)
2021年07月21日 09:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10
7/21 9:54
鈴鹿の国見尾根で見かける「ゆるぎ岩」みたいだ。
(o)

東北では、岩だらけのお山は
珍しいそうですね。
(k)
山頂に、木道と湿原があるとは
いい具合に予想外でした。
(k)
2021年07月21日 10:00撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
7
7/21 10:00
山頂に、木道と湿原があるとは
いい具合に予想外でした。
(k)
早池峰神社が祀られる山頂に到着。
(三角点名:早池峯)
(o)
2021年07月21日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
15
7/21 10:08
早池峰神社が祀られる山頂に到着。
(三角点名:早池峯)
(o)
早いけど食事にしましょう。
結果としてこれで正解でしたね。
(o)
2021年07月21日 10:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10
7/21 10:15
早いけど食事にしましょう。
結果としてこれで正解でしたね。
(o)
山頂直下の下りで雨がポツリポツリ・・・。
(o)
2021年07月21日 10:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8
7/21 10:53
山頂直下の下りで雨がポツリポツリ・・・。
(o)
見たことがない花が
目の前にあるので
慌てて撮影。

「タカネアオヤギソウ」

(k)
2021年07月21日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12
7/21 10:54
見たことがない花が
目の前にあるので
慌てて撮影。

「タカネアオヤギソウ」

(k)
「ホソバイワベンケイ」
(k)
2021年07月21日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
14
7/21 10:55
「ホソバイワベンケイ」
(k)
バイケイソウが咲く高層湿原帯。
(o)
2021年07月21日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8
7/21 10:55
バイケイソウが咲く高層湿原帯。
(o)
雨の御田植場に咲くハクサンチドリ
(o)
2021年07月21日 11:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
14
7/21 11:01
雨の御田植場に咲くハクサンチドリ
(o)
雨水が流れる登山道を下る。
(o)
2021年07月21日 11:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
7/21 11:26
雨水が流れる登山道を下る。
(o)
ホシガラス
(o)
2021年07月21日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
8
7/21 11:39
ホシガラス
(o)
一合目から望む雨上がりの薬師岳。
(o)
2021年07月21日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
16
7/21 12:27
一合目から望む雨上がりの薬師岳。
(o)
下ったら晴れの法則が
当てはまってしまいました。
ガスもすっかり抜けて
展望良好です。
(k)

全身びしょ濡れだけど、ホッとできるひと時でしたね。
(o)
2021年07月21日 12:28撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
9
7/21 12:28
下ったら晴れの法則が
当てはまってしまいました。
ガスもすっかり抜けて
展望良好です。
(k)

全身びしょ濡れだけど、ホッとできるひと時でしたね。
(o)
県道沿いには
滝がいくつもあります。
こちらは、清廉の滝。
小さいですが
水量豊富です。
まぁ、大雨直後ですし。
(k)
2021年07月21日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
7/21 14:21
県道沿いには
滝がいくつもあります。
こちらは、清廉の滝。
小さいですが
水量豊富です。
まぁ、大雨直後ですし。
(k)
夕食は地元メニューにて。
豆腐は盛岡の
隠れ名物。
(k)
2021年07月21日 19:32撮影 by  COOLPIX L32, NIKON
21
7/21 19:32
夕食は地元メニューにて。
豆腐は盛岡の
隠れ名物。
(k)

装備

MYアイテム
komaki
重量:-kg

感想

【東北遠征3座目:早池峰山】
日本のエーデルワイス:ハヤチネウスユキソウをはじめ固有種が
多く見られる日本を代表する花の名山。予てから憧れのお山は
どんな姿で、どんな花を見せてくれるのか楽しみだ。


陽射しを避け木陰を選びながら進む小田越までの舗道歩きは
以外に短かくは感じたが地味に疲れた。
早くもしっかりと休んでから木道が整備された登山道へ樹林をくぐる。
谷地形に付けられた道が徐々に狭まり、足場を選びながら樹林帯を
抜けると突然森林限界に飛出し、岩壁が聳え岩が累々とした景色が
広がって、やさしいイメージとは全く異なる厳つい眺めだった。

一合目(御門口)から早くも高山帯の雰囲気をたっぷり味わいながら
不安定な岩ゴロを踏んで黙々と高度を稼いで行く。
目線を下げればウスユキソウやオダマキなどのお花畑、
目線を上げれば荒々しい岩塊。残念なのはガスで周辺の展望が
得られない事だ。

五合目辺りで一旦緩み穏やかな表情を見せるが、気付けば再び傾斜を
増し足元には蛇紋岩が増えてきたようだ。
良く踏まれた岩の表面は磨きあげられたようで、いかにも滑りそうだ。
立ち込めたガスが無ければ苦しさを紛らわす方法もあるだろうが、
今はこの傾斜を恨みながら登るしかなさそうだ。

更に斜度を増した岩場を二連の梯子で乗り越え、緩やかな稜線上に
現れた御田植場の高層湿原を木道で横切ると岩場の上が頂上となり
剱と早池峰神社が祀られていたが、早い段階から視界を閉ざされた
ままのせいか感激の薄い登頂だった。

予定していた剣ヶ峰の往復も中止し、早めの昼食を終えて御田植場を下る
頃にポツリポツリときた雨が剣ヶ峰分岐辺りで早くも本降りとなり、
全身雷雨に叩かれながら、沢のように雨水の流れる岩の道を逃げるように
駆け下る最悪のコンデションになってしまった。

【遠望を閉ざされた中を登り、雷を伴う激しい雨を一合目まで
下るという最悪の状態で早池峰山行は終わってしまったが、
お目当ての花は概ね登りで見られたのがせめてもの救いだった。】


岩手の山旅、三日目は、花の名峰、早池峰山です。
ここにしか咲かない花、「早池峰ウスユキソウ」との
ご対面が、今回の遠征の、最大のミッションです。

お目当ての、早池峰ウスユキソウは、
最盛期の、白と黄色と青の
セツブンソウ配色では
ありませんでしたが
山頂部では、そこかしこに咲き残っていました。
星のような花びらのカタチと、びっしりした
産毛に包まれた佇まいは、とても愛らしい花だと
感じました。
その他の花々も、下山後名前を調べますと
早池峰山にしか咲かない花にも、
偶然たくさん出会えていて
嬉しく思いました。

一度も稜線の先の、剣ヶ峰の姿を
拝むことすら叶わない、あいにくの天気でしたが
標高1500m付近から広がる
ハイマツ帯と蛇紋岩の、庭園のような眺めは
とても個性的な眺めで、満足のゆくものでした。

それにしましても、自分にとりまして
蛇紋岩の山の天気は、連敗続きです。
谷川岳・至仏山、そして今回の早池峰山、
全て雨、雨、雨・・・
負の連鎖を断ち切りたいところです。
お山は素晴らしかっただけに
とても残念でした。

旅は翌日の、秋田駒ヶ岳へと続きます。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
河原坊→小田越周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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