阿寒富士 雌阿寒岳 (キャンプ場コースより)
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- GPS
- 05:22
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,123m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
羅臼にミヤマウズラがあるのは知っていたが、雌阿寒にもあるというレコが上がってきて、更にコイチヨウランまであるようだ。これは見に行かなければと、前日半休だったので行くつもりだったが、午後から怪しい雲行きで、後雷雨。行かなくて良かった。
2.5連休、本当は星空写真を撮りに白雲小屋でもと思っていたが、数日前窓の外を見ると月がまんまる。ショックを受けていたが、良かった天気予報が悪くなり、快適なテン泊など夢になった。朝一、阿寒富士だけで、即斜里岳へなどと欲深い計画でいたが、朝起きるとライブカメラで晴れているのは雌阿寒だけ。結局のんびり雌阿寒に。
ミヤマウズラとコイチヨウランがあるのはキャンプ場コースらしいので、キャンプ場から。キャンパーは居るが、車他無し?静かな登山道を登り始める。
昨夜久しぶりに冷えたので、虫が少ない。虫除け線香の煙で燻されながら、必要無かったか?と思いつつ登っていく。樹林帯に入ると思う、雌阿寒の南側の森、本当に美しい森だ。屋久島のもののけの森には勝らないし劣るが、然別やユニの風穴の森に匹敵するコケむした森。下草も少なく、やや疎林気味で歩いていて気持ちが良い。超お花見モードで意外と呆気なくコイチヨウラン、そしてミヤマウズラを発見。ジンヨウイチヤクソウやカラフトイチヤクソウの結実も沢山あって、咲いていたら地味に圧巻だったと想像できる。ハイマツ帯を抜けると、もういいかな?と思いつつも結局阿寒富士、雌阿寒と登って、山頂で飛び交うアマツバメを見ながら珈琲たいむ。
阿寒富士の向こうに黒い雲が現れたので、真剣下山モードで下るが、それ以上雲も発達せず、やっぱり美しい森の魅力には勝てず、帰りもお花見モードで。そのおかげで、ミヤマウズラ、コイチヨウランに加え、キソチドリまで見つけられたので満足して下山。登山口で一緒になった、羊蹄、黒岳、羅臼等を連戦してきた御夫婦を野中温泉まで載せて行って、いつもの本館で入浴。毎度ですが、オンネトーブルーのお湯、良いお湯でした。
近場なのですぐに帰れてひと眠りして天気予報を見ると、阿寒湖畔八月で最高の降水量の雨とのこと。早く帰ってきて良かった。
雌阿寒岳のミヤマウズラは,ヒメの方でしょうか?花も小ぶりですので。
でも良く植物を見てらっしゃいますね。自分は,シャクジョウソウを全く見ることができませんでした。大変残念です。
地味でちっちゃいランなどの花は、なかなかレコに写って来ないので、今回は本当にありがとうございました。
雌阿寒は何度も登っているのですが、お花畑や派手な花が少なく、夏になかなか登りませんでしたが、最近になってやっと地味ランに興味が湧いてきて、今回此処の森の凄さに気が付きました。
もうすぐ花の季節も終わりですが、これからも綺麗な花から地味な花までよろしくお願いします。
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